JPS6241826B2 - - Google Patents
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- JPS6241826B2 JPS6241826B2 JP56123791A JP12379181A JPS6241826B2 JP S6241826 B2 JPS6241826 B2 JP S6241826B2 JP 56123791 A JP56123791 A JP 56123791A JP 12379181 A JP12379181 A JP 12379181A JP S6241826 B2 JPS6241826 B2 JP S6241826B2
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- cover member
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- blow
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C15/00—Moulding machines characterised by the compacting mechanism; Accessories therefor
- B22C15/23—Compacting by gas pressure or vacuum
- B22C15/24—Compacting by gas pressure or vacuum involving blowing devices in which the mould material is supplied in the form of loose particles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、水溶性結合剤を添加した鋳物砂を使
用して成型した鋳型を、急速に乾燥硬化させる鋳
型の造型装置に関する。
用して成型した鋳型を、急速に乾燥硬化させる鋳
型の造型装置に関する。
従来、水溶性糊等の水溶性結合剤を添加した鋳
物砂(以下、水溶性糊含有鋳物砂という)を模型
箱に充填したあと、この模型箱を加熱炉等に入れ
て該模型箱内の鋳物砂の水分を蒸発させて該鋳物
砂を乾燥硬化させるようにしていたが、乾燥時間
がかかる等の理由で、あまり普及しなかつた。し
かしながら、近年、鋳物砂の廃棄の問題、合成樹
脂系粘結剤の価格の高騰、シエルモールド法、コ
ールドボツクス法等における悪臭ガス、有害ガス
の発生の問題等に伴い、水溶性糊を用いた造型方
法が見なおされるようになり、それらの研究、改
良が行われてきた。
物砂(以下、水溶性糊含有鋳物砂という)を模型
箱に充填したあと、この模型箱を加熱炉等に入れ
て該模型箱内の鋳物砂の水分を蒸発させて該鋳物
砂を乾燥硬化させるようにしていたが、乾燥時間
がかかる等の理由で、あまり普及しなかつた。し
かしながら、近年、鋳物砂の廃棄の問題、合成樹
脂系粘結剤の価格の高騰、シエルモールド法、コ
ールドボツクス法等における悪臭ガス、有害ガス
の発生の問題等に伴い、水溶性糊を用いた造型方
法が見なおされるようになり、それらの研究、改
良が行われてきた。
そして、最近、あらかじめ密閉容器内で80〜90
℃に加熱したホツパ内の水溶性糊含有鋳物砂を模
型箱に充填したあと、該模型箱内を減圧して該模
型箱内の鋳物砂の水分を蒸発させて、該鋳物砂を
乾燥硬化する造型方法や、常温の水溶性糊含有鋳
物砂を模型箱に充填したあと、該模型箱内に加熱
圧縮空気を供給して該模型箱内の鋳物砂中を通過
させて該鋳物砂の水分を蒸発させて該鋳物砂を乾
燥硬化させる造型方法も提案されているが、しか
し、前者においては硬化時間が速い反面、ホツパ
内に残つた鋳物砂は温度が低下したり、水分が飛
んだりしてブローイング性が悪くなるため、造型
毎に鋳物砂を計量して加熱しなければならず、作
業性等の観点から、問題視されまた後者において
は大きい模型形状とか複雑な模型形状の場合、乾
燥硬化に長時間要するとか、或いは加熱圧縮空気
が通過しない部分ができ、未硬化の個所ができる
などの観点から問題とされていた。
℃に加熱したホツパ内の水溶性糊含有鋳物砂を模
型箱に充填したあと、該模型箱内を減圧して該模
型箱内の鋳物砂の水分を蒸発させて、該鋳物砂を
乾燥硬化する造型方法や、常温の水溶性糊含有鋳
物砂を模型箱に充填したあと、該模型箱内に加熱
圧縮空気を供給して該模型箱内の鋳物砂中を通過
させて該鋳物砂の水分を蒸発させて該鋳物砂を乾
燥硬化させる造型方法も提案されているが、しか
し、前者においては硬化時間が速い反面、ホツパ
内に残つた鋳物砂は温度が低下したり、水分が飛
んだりしてブローイング性が悪くなるため、造型
毎に鋳物砂を計量して加熱しなければならず、作
業性等の観点から、問題視されまた後者において
は大きい模型形状とか複雑な模型形状の場合、乾
燥硬化に長時間要するとか、或いは加熱圧縮空気
が通過しない部分ができ、未硬化の個所ができる
などの観点から問題とされていた。
本発明はこれら従来の方法の欠点を解消し、水
溶性結合剤を添加した鋳物砂を使用して成型した
鋳型を、急速に能率的に乾燥硬化させる装置を提
供することにある。
溶性結合剤を添加した鋳物砂を使用して成型した
鋳型を、急速に能率的に乾燥硬化させる装置を提
供することにある。
以下に、本発明の達成を実施例に基づき説明す
る。
る。
1は上端部にヘツド部1aを突設したコラム
で、この下部位置の前面には、昇降シリンダ2が
固設されていて、そのピストンロツド2aの上端
には、昇降テーブル3が固着されている。該昇降
テーブル3上方のヘツド部1a下面には、内部に
スリツト筒(図示せず)を内周囲との間に若干の
間隙を保つて嵌挿するとともに上・下に貫通する
ブロー孔(図示せず)を複数個備えたブロープレ
ート4を下面に固着したブローヘツド5が垂設さ
れていて、該ブローヘツド5の上端部は、ヘツド
部1aを貫通してヘツド部1a上方に突出しサン
ドホツパ6に連通するようになつている。該サン
ドホツパ6はヘツド部1a上面に弾性部材7を介
して取付けられていて、バイブレータ8の振動が
コラム1に伝わらないようにしてある。9はブロ
ーヘツド5とサンドホツパ6との間に摺動自在に
設けられたスライドゲートで、該スライドゲート
9は後端部をヘツド部1a上面に取付けられたゲ
ートシリンダ10のピストンロツド10aに連結
されていて、ゲートシリンダ10の作動により、
ブローヘツド5とサンドホツパ7の連通路は開閉
自在にされている。11は下面に凹型状の模型部
を備えるとともに上面に該模型部に連通するブロ
ー孔(図示せず)を備えた耐熱性樹脂材から成る
上型で、該上型11はブロープレート4を介して
ブローヘツド5の下面に、該ブロー孔同志を一致
させて取付けられている。このように構成された
ブローステーシヨンの両側には、乾燥ステーシヨ
ンが対称的にそれぞれ配置してあつて、該乾燥ス
テーシヨンは次の構成から成つている。即ち、1
2は基礎上より立設された縦フレーム12aとこ
の縦フレーム12aの上端部を接続する横フレー
ム12bとから成る門型フレームで、該門型フレ
ーム12の前後方向における横フレーム12bの
上面には、ガイドレール13が形成してある。1
4は下面に下型15を包囲可能な開口部を有し、
かつ、壁面に内部中空部に連通する加熱圧縮空気
の供給孔14aを設けたカバー部材で、該カバー
部材14の上面には、左右に所定間隔を設けて取
付けられた一対の軸受16が前後方向に2組所定
間隔を設けて取付けられていて、該軸受16には
回転軸17が回転自在に支持されているとともに
該回転軸17の両端部には、前記ガイドレール1
3に係合可能な車輪18が固着してある。また、
カバー部材14の後端部には、門型フレーム12
から後方に突設された支持フレーム19上面に支
持ブラケツト20を介して回転可能に支持された
走行シリンダ21のピストンロツド21aが連結
されていて、走行シリンダ21の作動により、カ
バー部材14は車輪18をガイドレール13に係
合させながら前後方向に走行移動されるようにな
つている。該カバー部材14の下方には、持上げ
シリンダ22が架台23中央部に上向きに取付け
られていて、そのピストンロツド22aの上端に
は、持上げテーブル24が固着され、持上げシリ
ンダ22の作動により、昇降可能に設けられてい
る。25は鍔付ローラ26を左右に略等間隔に回
転自在に軸支し、かつ前後方向に昇降テーブル3
が通過可能な幅間隔を保つて設けられた搬送路
で、該搬送路25はブローステーシヨンと乾燥ス
テーシヨンとの間に架設されていて、該搬送端に
おける両外側には、支持台27にシリンダブラケ
ツト28を介して回動可能に支持された台車シリ
ンダ29がそれぞれ先端を内方に対向して設けて
あつて、そのピストンロツド29aの先端には、
上・下に貫通する開口部を備えた枠フレーム状の
搬送台車30がそれぞれ連結してあり、台車シリ
ンダ29の作動により、ブローステーシヨンと乾
燥ステーシヨンとの間を搬送路25上を走行移動
可能に設けられている。また、該搬送台車30の
上面には、第4図に示す如く、内部に中空室31
を有し、かつ、上面に該中空室31に通じる貫通
孔32を備えるとともに側面に該中空室31から
外部に連通する排気孔33を備えた定盤34が
上・下動自在に載置されており、さらに該定盤3
4の上面には、連通孔35を貫通穿設されたシー
ル部材36を介して下面に凹部37を備えるとと
もに上面に該凹部37に連通する複数個の通気孔
38を備えた耐熱性樹脂材から成る下型15が該
凹部37を貫通孔32及び連通孔35に位置させ
て上・下動自在に載置されている。
で、この下部位置の前面には、昇降シリンダ2が
固設されていて、そのピストンロツド2aの上端
には、昇降テーブル3が固着されている。該昇降
テーブル3上方のヘツド部1a下面には、内部に
スリツト筒(図示せず)を内周囲との間に若干の
間隙を保つて嵌挿するとともに上・下に貫通する
ブロー孔(図示せず)を複数個備えたブロープレ
ート4を下面に固着したブローヘツド5が垂設さ
れていて、該ブローヘツド5の上端部は、ヘツド
部1aを貫通してヘツド部1a上方に突出しサン
ドホツパ6に連通するようになつている。該サン
ドホツパ6はヘツド部1a上面に弾性部材7を介
して取付けられていて、バイブレータ8の振動が
コラム1に伝わらないようにしてある。9はブロ
ーヘツド5とサンドホツパ6との間に摺動自在に
設けられたスライドゲートで、該スライドゲート
9は後端部をヘツド部1a上面に取付けられたゲ
ートシリンダ10のピストンロツド10aに連結
されていて、ゲートシリンダ10の作動により、
ブローヘツド5とサンドホツパ7の連通路は開閉
自在にされている。11は下面に凹型状の模型部
を備えるとともに上面に該模型部に連通するブロ
ー孔(図示せず)を備えた耐熱性樹脂材から成る
上型で、該上型11はブロープレート4を介して
ブローヘツド5の下面に、該ブロー孔同志を一致
させて取付けられている。このように構成された
ブローステーシヨンの両側には、乾燥ステーシヨ
ンが対称的にそれぞれ配置してあつて、該乾燥ス
テーシヨンは次の構成から成つている。即ち、1
2は基礎上より立設された縦フレーム12aとこ
の縦フレーム12aの上端部を接続する横フレー
ム12bとから成る門型フレームで、該門型フレ
ーム12の前後方向における横フレーム12bの
上面には、ガイドレール13が形成してある。1
4は下面に下型15を包囲可能な開口部を有し、
かつ、壁面に内部中空部に連通する加熱圧縮空気
の供給孔14aを設けたカバー部材で、該カバー
部材14の上面には、左右に所定間隔を設けて取
付けられた一対の軸受16が前後方向に2組所定
間隔を設けて取付けられていて、該軸受16には
回転軸17が回転自在に支持されているとともに
該回転軸17の両端部には、前記ガイドレール1
3に係合可能な車輪18が固着してある。また、
カバー部材14の後端部には、門型フレーム12
から後方に突設された支持フレーム19上面に支
持ブラケツト20を介して回転可能に支持された
走行シリンダ21のピストンロツド21aが連結
されていて、走行シリンダ21の作動により、カ
バー部材14は車輪18をガイドレール13に係
合させながら前後方向に走行移動されるようにな
つている。該カバー部材14の下方には、持上げ
シリンダ22が架台23中央部に上向きに取付け
られていて、そのピストンロツド22aの上端に
は、持上げテーブル24が固着され、持上げシリ
ンダ22の作動により、昇降可能に設けられてい
る。25は鍔付ローラ26を左右に略等間隔に回
転自在に軸支し、かつ前後方向に昇降テーブル3
が通過可能な幅間隔を保つて設けられた搬送路
で、該搬送路25はブローステーシヨンと乾燥ス
テーシヨンとの間に架設されていて、該搬送端に
おける両外側には、支持台27にシリンダブラケ
ツト28を介して回動可能に支持された台車シリ
ンダ29がそれぞれ先端を内方に対向して設けて
あつて、そのピストンロツド29aの先端には、
上・下に貫通する開口部を備えた枠フレーム状の
搬送台車30がそれぞれ連結してあり、台車シリ
ンダ29の作動により、ブローステーシヨンと乾
燥ステーシヨンとの間を搬送路25上を走行移動
可能に設けられている。また、該搬送台車30の
上面には、第4図に示す如く、内部に中空室31
を有し、かつ、上面に該中空室31に通じる貫通
孔32を備えるとともに側面に該中空室31から
外部に連通する排気孔33を備えた定盤34が
上・下動自在に載置されており、さらに該定盤3
4の上面には、連通孔35を貫通穿設されたシー
ル部材36を介して下面に凹部37を備えるとと
もに上面に該凹部37に連通する複数個の通気孔
38を備えた耐熱性樹脂材から成る下型15が該
凹部37を貫通孔32及び連通孔35に位置させ
て上・下動自在に載置されている。
39は圧縮空気を所定温度に昇温可能な加熱装
置を内臓した3基の円筒体39aから成る熱風発
生装置で、一端に設置された該円筒体39aの供
給孔40には、図示されない圧縮空気源が連通接
続され、また他端の該円筒体39aの排出孔41
には、図示されない耐熱性の可撓管及び開閉弁を
介してカバー部材14の供給孔14aに連通接続
されていて、供給孔40から供給された圧縮空気
が各円筒体39aを通つて徐々に昇温され、排出
孔41、導管及び開閉弁(図示せず)を経てカバ
ー部材14内に供給されるようになつている。
置を内臓した3基の円筒体39aから成る熱風発
生装置で、一端に設置された該円筒体39aの供
給孔40には、図示されない圧縮空気源が連通接
続され、また他端の該円筒体39aの排出孔41
には、図示されない耐熱性の可撓管及び開閉弁を
介してカバー部材14の供給孔14aに連通接続
されていて、供給孔40から供給された圧縮空気
が各円筒体39aを通つて徐々に昇温され、排出
孔41、導管及び開閉弁(図示せず)を経てカバ
ー部材14内に供給されるようになつている。
42は下型15上面に残置された鋳型である。
尚43は昇降テーブル3の、また44は持上げテ
ーブル24のそれぞれ水平面内の回転を阻止する
ためのガイドピンである。
尚43は昇降テーブル3の、また44は持上げテ
ーブル24のそれぞれ水平面内の回転を阻止する
ためのガイドピンである。
次に、このような構成されたものの作動につい
て説明する。
て説明する。
定盤34及び下型15を載置した搬送台車30
を昇降テーブル3直上に進入させるとともに昇降
シリンダ2を作動して、昇降テーブル3を上昇
し、昇降テーブル3直上の定盤34及び下型15
を持上げて下型15を上型11に型合せし、つづ
いてゲートシリンダ10を作動して、スライドゲ
ート9を開きサンドホツパ6内の鋳物砂をブロー
ヘツド5内に投入する。次いで、ゲートシリンダ
10を逆作動して、スライドゲート9を閉じると
ともにブローヘツド5内に圧縮空気を供給してブ
ローヘツド5内の鋳物砂をブロープレート4及び
上型11のブロー孔(図示せず)を介して上型1
1と下型23から成るキヤビテイ部に吹込み充填
する。つづいて、昇降シリンダ2を逆作動して、
昇降テーブル3を下降し下型15を上型11から
離型するとともに定盤34及び鋳型42を保持し
た下型15を搬送台車30上面に残置せしめ、そ
の後引続いて昇降テーブル3を原位置まで下降さ
せる(第1図参照)。一方、この間に右方(第1
図に於て)の乾燥ステーシヨンにおいては、搬送
台車30上面に載置されて持上げテーブル24直
上に搬送された鋳型42の乾燥操作が行われる。
即ち、搬送台車30上面に載置された定盤34及
び鋳型42を保持した下型15が持上げテーブル
24直上に搬送されると、走行シリンダ21が作
動され、カバー部材14は持上げテーブル24の
垂直上方位置まで前進され、次いで昇降シリンダ
22の作動により、持上げテーブル24は上昇さ
れ、定盤34及び鋳型42を保持した下型15
は、定盤34の上面がシール部材36を介してカ
バー部材14の下端面に当接するまで上昇され、
鋳型42及び下型15はカバー部材14によつて
気密状に覆われる(第1図参照)。次いで、図示
されない開閉弁を開いて、熱風発生装置39から
加熱圧縮空気をカバー部材14内に所定時間供給
すると、下型15上面の鋳型42は水分を蒸発さ
れ乾燥硬化される。
を昇降テーブル3直上に進入させるとともに昇降
シリンダ2を作動して、昇降テーブル3を上昇
し、昇降テーブル3直上の定盤34及び下型15
を持上げて下型15を上型11に型合せし、つづ
いてゲートシリンダ10を作動して、スライドゲ
ート9を開きサンドホツパ6内の鋳物砂をブロー
ヘツド5内に投入する。次いで、ゲートシリンダ
10を逆作動して、スライドゲート9を閉じると
ともにブローヘツド5内に圧縮空気を供給してブ
ローヘツド5内の鋳物砂をブロープレート4及び
上型11のブロー孔(図示せず)を介して上型1
1と下型23から成るキヤビテイ部に吹込み充填
する。つづいて、昇降シリンダ2を逆作動して、
昇降テーブル3を下降し下型15を上型11から
離型するとともに定盤34及び鋳型42を保持し
た下型15を搬送台車30上面に残置せしめ、そ
の後引続いて昇降テーブル3を原位置まで下降さ
せる(第1図参照)。一方、この間に右方(第1
図に於て)の乾燥ステーシヨンにおいては、搬送
台車30上面に載置されて持上げテーブル24直
上に搬送された鋳型42の乾燥操作が行われる。
即ち、搬送台車30上面に載置された定盤34及
び鋳型42を保持した下型15が持上げテーブル
24直上に搬送されると、走行シリンダ21が作
動され、カバー部材14は持上げテーブル24の
垂直上方位置まで前進され、次いで昇降シリンダ
22の作動により、持上げテーブル24は上昇さ
れ、定盤34及び鋳型42を保持した下型15
は、定盤34の上面がシール部材36を介してカ
バー部材14の下端面に当接するまで上昇され、
鋳型42及び下型15はカバー部材14によつて
気密状に覆われる(第1図参照)。次いで、図示
されない開閉弁を開いて、熱風発生装置39から
加熱圧縮空気をカバー部材14内に所定時間供給
すると、下型15上面の鋳型42は水分を蒸発さ
れ乾燥硬化される。
そして、加熱圧縮空気は鋳型42中を通つて通
気孔38、凹部37、連通孔35、貫通孔32及
び中空室31を経て排気孔33から外部に排出さ
れる。鋳型42の乾燥硬化後、持上げシリンダ2
2を逆作動して、持上げテーブル24を下降し定
盤34及び鋳型42を保持した下型15を搬送台
車30上面に残置させるとともに引続いて持上げ
テーブル24を原位置まで下降させる。その後、
走行シリンダ21を逆作動して、カバー部材14
を後退させて下型15上面の鋳型42を取り出
す。
気孔38、凹部37、連通孔35、貫通孔32及
び中空室31を経て排気孔33から外部に排出さ
れる。鋳型42の乾燥硬化後、持上げシリンダ2
2を逆作動して、持上げテーブル24を下降し定
盤34及び鋳型42を保持した下型15を搬送台
車30上面に残置させるとともに引続いて持上げ
テーブル24を原位置まで下降させる。その後、
走行シリンダ21を逆作動して、カバー部材14
を後退させて下型15上面の鋳型42を取り出
す。
尚、この際、鋳型42の上半分は加熱圧縮空気
に直接触れるため水分が蒸発し易く、速く乾燥硬
化される。
に直接触れるため水分が蒸発し易く、速く乾燥硬
化される。
一方、前述のブローステーシヨン位置における
吹込み充填された鋳型42は搬送台車30上面に
載置された定盤34及び下型15とともに台車シ
リンダ29の逆作動により、左方の乾燥ステーシ
ヨン位置まで移動されて前記乾燥操作が行われ
る。そして、右方の乾燥ステーシヨン位置におけ
る定盤34及び下型15を載置した搬送台車30
は、台車シリンダ29の作動により、ブローステ
ーシヨン位置に移動され吹込み操作が行われる。
吹込み充填された鋳型42は搬送台車30上面に
載置された定盤34及び下型15とともに台車シ
リンダ29の逆作動により、左方の乾燥ステーシ
ヨン位置まで移動されて前記乾燥操作が行われ
る。そして、右方の乾燥ステーシヨン位置におけ
る定盤34及び下型15を載置した搬送台車30
は、台車シリンダ29の作動により、ブローステ
ーシヨン位置に移動され吹込み操作が行われる。
このようにブローステーシヨン位置において、
ブロー操作を行つている間に、他方の乾燥ステー
シヨン位置においては、乾燥操作を行う操作が繰
返し行われるものである。
ブロー操作を行つている間に、他方の乾燥ステー
シヨン位置においては、乾燥操作を行う操作が繰
返し行われるものである。
尚、前記実施例においては、持上げテーブル2
4の上面にボツクス型状の定盤34を介して下型
15を載せるようにしているが、上面から側面に
かけて外部に通じる連通孔を穿設した持上げテー
ブル24の上面に直接定盤34を載せるか、或い
は持上げテーブル24より下型15が大きい場合
には、持上げテーブル24と下型15の間に連通
孔を備えたプレートを介して載せるようにしても
よい。
4の上面にボツクス型状の定盤34を介して下型
15を載せるようにしているが、上面から側面に
かけて外部に通じる連通孔を穿設した持上げテー
ブル24の上面に直接定盤34を載せるか、或い
は持上げテーブル24より下型15が大きい場合
には、持上げテーブル24と下型15の間に連通
孔を備えたプレートを介して載せるようにしても
よい。
また、前記実施例においては、上型11をブロ
ーヘツド5の下面に固設した構成としたが、上型
11を支持部材上面に上・下動可能に残置するか
或いは上型11をシリンダで昇降動するようにし
ても良い。
ーヘツド5の下面に固設した構成としたが、上型
11を支持部材上面に上・下動可能に残置するか
或いは上型11をシリンダで昇降動するようにし
ても良い。
要するに、本発明は昇降可能な持上げテーブル
と下面に下型を包囲可能な開口部を有し、かつ、
壁面に内部中空室に連通する供給孔を備えたカバ
ー部材から成る構成の乾燥ステーシヨンをブロー
ステーシヨンの両側に配置するとともに、該ブロ
ーステーシヨンと乾燥ステーシヨンとの間に搬送
台車を交互に移動自在に設けた構成としたので、
乾燥時間が短くてすみ、また複雑な形状の鋳型で
も乾燥むらがなく、均一に乾燥でき、また乾燥ス
テーシヨンを2基配置したため造型速度が速くな
り生産性が向上するなどいろいろ優れた効果を有
し、この種の業界に寄与する効果は極めて著大で
ある。
と下面に下型を包囲可能な開口部を有し、かつ、
壁面に内部中空室に連通する供給孔を備えたカバ
ー部材から成る構成の乾燥ステーシヨンをブロー
ステーシヨンの両側に配置するとともに、該ブロ
ーステーシヨンと乾燥ステーシヨンとの間に搬送
台車を交互に移動自在に設けた構成としたので、
乾燥時間が短くてすみ、また複雑な形状の鋳型で
も乾燥むらがなく、均一に乾燥でき、また乾燥ス
テーシヨンを2基配置したため造型速度が速くな
り生産性が向上するなどいろいろ優れた効果を有
し、この種の業界に寄与する効果は極めて著大で
ある。
第1図は本発明の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図の
側面図、第4図は鋳型を保持した下型をカバー部
材で覆つた状態を示す拡大断面図である。 3:昇降テーブル、5:ブローヘツド、14:
カバー部材、14a:供給孔、24:持上げテー
ブル、25:搬送路、30:搬送台車。
図、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図の
側面図、第4図は鋳型を保持した下型をカバー部
材で覆つた状態を示す拡大断面図である。 3:昇降テーブル、5:ブローヘツド、14:
カバー部材、14a:供給孔、24:持上げテー
ブル、25:搬送路、30:搬送台車。
Claims (1)
- 1 昇降テーブルの上方にブローヘツドを固設し
たブローステーシヨンと、該ブローステーシヨン
の両側に配置されて昇降可能な持上げテーブルと
該持上げテーブルの対向上方に固設されて下面に
下型を包囲可能な開口部を有し、かつ、壁面に内
部中空室に連通する供給孔を備えたカバー部材と
から成る2基の乾燥ステーシヨンと、該乾燥ステ
ーシヨンとブローステーシヨンの間を交互に移動
自在に設けられた2台の搬送台車と、を具備して
成る鋳型造型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56123791A JPS5823532A (ja) | 1981-08-06 | 1981-08-06 | 鋳型造型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56123791A JPS5823532A (ja) | 1981-08-06 | 1981-08-06 | 鋳型造型装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5823532A JPS5823532A (ja) | 1983-02-12 |
JPS6241826B2 true JPS6241826B2 (ja) | 1987-09-04 |
Family
ID=14869387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56123791A Granted JPS5823532A (ja) | 1981-08-06 | 1981-08-06 | 鋳型造型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823532A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104985134A (zh) * | 2015-06-30 | 2015-10-21 | 刘晓桐 | 热风辅助固化射芯机 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0811290B2 (ja) * | 1986-10-15 | 1996-02-07 | アイシン精機株式会社 | 交互金型交換式竪型鋳造装置 |
-
1981
- 1981-08-06 JP JP56123791A patent/JPS5823532A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104985134A (zh) * | 2015-06-30 | 2015-10-21 | 刘晓桐 | 热风辅助固化射芯机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5823532A (ja) | 1983-02-12 |
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