JPS6241821B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6241821B2
JPS6241821B2 JP852183A JP852183A JPS6241821B2 JP S6241821 B2 JPS6241821 B2 JP S6241821B2 JP 852183 A JP852183 A JP 852183A JP 852183 A JP852183 A JP 852183A JP S6241821 B2 JPS6241821 B2 JP S6241821B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating agent
added
mold coating
pyrophosphoric acid
cork powder
Prior art date
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Expired
Application number
JP852183A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59133935A (ja
Inventor
Kazuhisa Goto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd filed Critical Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
Priority to JP852183A priority Critical patent/JPS59133935A/ja
Publication of JPS59133935A publication Critical patent/JPS59133935A/ja
Publication of JPS6241821B2 publication Critical patent/JPS6241821B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C3/00Selection of compositions for coating the surfaces of moulds, cores, or patterns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mold Materials And Core Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、鉛蓄電池における極板用鉛格子等鉛
鋳造物を得るに際し、鋳造金型面に付着させる塗
型剤に関する。 従来、例えば極板用鉛格子を鋳造するに際して
は、鋳造金型の内面に、コルク粉を分散させたケ
イ酸ソーダ水溶液をスプレー等により、塗付して
いる。この塗型剤は、保温性に優れているが耐熱
性が劣るため金型面から脱落し易く寿命が短か
い。鉛格子を鋳造する場合、鋳造を4000〜5000シ
ヨツト行なうと寿命となり、塗型剤の寿命直前に
おいては、鋳造した船格子の重量は、塗型剤塗付
直後の8〜10%増加するという問題がある。 本発明は、鉛鋳造物を得るに際して、鋳造金型
面に付着させた塗型剤の寿命を延ばし鋳造物の重
量変化も小さく抑えることを目的とするものであ
る。 次に、本発明を説明する。 第1表に示すように種々の配合の塗型剤を調製
した。
【表】 従来、リン酸アルミニウムは接着効果を有する
と言われるので、従来の塗型剤(試料No.1)に
リン酸アルミニウムを添加したもの(試料
No.2)を用いて鉛格子の鋳造をしたところ、第
2表に示すようにその寿命は試料No.1を用いた
場合とほとんど変らなかつた。これは、リン酸ア
ルミニウムの硬化温度が高いためで、コルク粉が
炭化してしまうためである。そこで、リン酸アル
ミニウムが縮合したメタリン酸アルミニウムを添
加したもの(試料No.5)を与えたが、水に溶解
しにくいので効果がなかつた。 次に、リン酸アルミニウムより縮合し、メタリ
ン酸アルミニウムとは溶解度が異なるピロリン酸
アルミニウムに着目した。ピロリン酸アルミニウ
ムは、ほぼ中性のコルク粉分散液には溶解しない
ので、ピロリン酸を過剰に加えたピロリン酸アル
ミニウム・ピロリン酸水溶液をコルク粉分散液に
添加することにより溶解させた。ピロリン酸アル
ミニウムはこれ単独ではまだ硬化温度が高いの
で、ケイ酸ソーダを添加することによりピロリン
酸アルミニウムの硬化温度を下げている(試料
No.4)。またケイ酸ソーダ自体は接着効果も有し
ている。これによつて始めて、第2表に示すよう
に塗型剤の寿命を飛躍的に向上させることが可能
となつた。
【表】 ピロリン酸アルミニウム・ピロリン酸水溶液
は、 の反応を利用して、ピロリン酸を過剰に加えるこ
とにより作られる。ピロリン酸アルミニウム・ピ
ロリン酸水溶液におけるそれぞれの濃度と塗型剤
の寿命の関係を第3表に、ピロリン酸アルミニウ
ム・ピロリン酸水溶液の添加量と塗型剤の寿命の
関係を第1図に示す。 第3表から明らかなように、ピロリン酸アルミ
ニウムの濃度が0.5〜0.6mol/、ピロリン酸の
濃度が1.8〜3mol/のピロリン酸アルミニウ
ム・ピロリン酸水溶液を添加するのが良好であ
り、その添加量は第1図から明らかなように、コ
ルク粉分散液1に対して20〜40mlが良好であ
る。また、ケイ酸ソーダの添加量は第2図から明
らかなように、コルク粉分散液1に対して15〜
35mlが適当である。最も有効な配合量は、コルク
粉分散液1に対して、ピロリン酸アルミニウム
濃度0.57mol/、ピロリン酸濃度2.3mol/の
ピロリン酸アルミニウム・ピロリン酸水溶液を30
ml、ケイ酸ソーダを20ml添加する場合である。 尚、第3表、第1図および第2図は、後述する
試料No.8の配合の塗型剤におけるデータである
が、ピロリン酸アルミニウムおよびピロリン酸の
好ましい濃度範囲、その添加量の好ましい範囲、
ケイ酸ソーダの添加量の好ましい範囲は本発明の
他の場合にも同様に有効なものである。また、コ
ルク粉分散液は、コルク粉30〜50gを温水1に
加え十分攪拌して調製したものであり、40g添加
するのが最も有効である。
【表】 さらに、本発明はカルボキシメチルセルロース
ナトリウム(以下「CMC」という)、ベントナイ
トのいずれか、あるいは両方を添加することによ
つて、塗型剤の寿命を一層延ばすことができる。
CMC添加の塗型剤(試料No.6)においては、そ
の添加量は第3図から明らかなように、コルク粉
分散液1に対して1〜3gが好ましく、2gが
最も適している。また、ベントナイト添加の塗型
剤(試料No.7)においてはその添加量は第4図
から明らかなように、コルク粉分散液1に対し
て1〜10gが好ましく、5gが最も適している。 試料No.8は、CMCとベントナイトの両方を添
加した場合で塗型剤の寿命を延ばす上で最も有効
である。この塗型剤をスプレーにより金型面に塗
布し、鉛格子を鋳造したときの重量変化は第5図
に示すように少なく、従来の塗型剤(試料
No.1)8〜10%に対して4〜5%であり、塗型
剤の寿命も2倍程度に延びている。 上述のように本発明は、従来に比べて極めて寿
命の長い塗型剤であり、金型面への塗布回数を減
らせることにより鋳造の生産性が非常によくな
る。また、鋳造のシヨツト回数を経ることによる
鋳造物の重量変化も少なく、品質の均一な鋳造物
を得られる点その工業的価値は極めて大なるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明においてピロリン酸アルミニウ
ム・ピロリン酸水溶液の添加量と塗型剤の寿命の
関係を示す曲線図、第2図は同ケイ酸ソーダの添
加量と塗型剤の寿命の関係を示す曲線図、第3図
は同CMCの添加量と塗型剤の寿命の関係を示す
曲線図、第4図は同ベントナイトの添加量と塗型
剤の寿命の関係を示す曲線図、第5図は鋳造シヨ
ツト数と鋳造した鉛格子重量変化の関係を示す曲
線図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コルク粉を分散させた液にピロリン酸アルミ
    ニウム・ピロリン酸水溶液およびケイ酸ソーダを
    添加したことを特徴とする鉛鋳造金型用塗型剤。 2 ピロリン酸アルミニウム・ピロリン酸水溶液
    がピロリン酸濃度1.8〜3mol/、ピロリン酸ア
    ルミニウム濃度0.5〜0.6mol/である特許請求
    の範囲第1項記載の鉛鋳造金型用塗型剤。 3 コルク粉を分散させた液1に対してピロリ
    ン酸アルミニウム・ピロリン酸水溶液を20〜40
    ml、ケイ酸ソーダを15〜35ml添加した特許請求の
    範囲第2項記載の鉛鋳造金型用塗型剤。 4 コルク粉を分散させた液1に対してカルボ
    キシルメチルセルロースナトリウムを1〜3g添
    加した特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれ
    かに記載の鉛鋳造金型用塗型剤。 5 コルク粉を分散させた液1に対してベント
    ナイト1〜10gを添加した特許請求の範囲第1項
    乃至第3項のいずれかに記載の鉛鋳造金型用塗型
    剤。 6 カルボキシルメチルセルロースナトリウムお
    よびベントナイトを添加した特許請求の範囲第1
    項乃至第3項のいずれかに記載の鉛鋳造金型用塗
    型剤。
JP852183A 1983-01-21 1983-01-21 鉛鋳造金型用塗型剤 Granted JPS59133935A (ja)

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JPS59133935A JPS59133935A (ja) 1984-08-01
JPS6241821B2 true JPS6241821B2 (ja) 1987-09-04

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CN101837428B (zh) * 2010-05-14 2012-07-25 福建省闽华电源股份有限公司 一种浇铸铅酸蓄电池板栅用涂模剂
CN102527927B (zh) * 2012-02-27 2013-06-05 超威电源有限公司 一种板栅脱模剂
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CN103341588B (zh) * 2013-05-28 2015-12-09 浙江天能动力能源有限公司 铅酸蓄电池板栅铸造用脱模剂及其制备方法
CN104907486A (zh) * 2015-05-15 2015-09-16 漳州市华威电源科技有限公司 一种铅酸蓄电池板栅模具喷模剂及其制备方法

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JPS59133935A (ja) 1984-08-01

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