JPS6241758A - アルミナ耐火物 - Google Patents

アルミナ耐火物

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JPS6241758A
JPS6241758A JP60178036A JP17803685A JPS6241758A JP S6241758 A JPS6241758 A JP S6241758A JP 60178036 A JP60178036 A JP 60178036A JP 17803685 A JP17803685 A JP 17803685A JP S6241758 A JPS6241758 A JP S6241758A
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JP
Japan
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alumina
refractory
particles
weight
spalling resistance
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JP60178036A
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JPH0475186B2 (ja
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浩 白川
敏之 伊藤
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、耐スポーリング性の改善及び被焼成品との反
応性の抑制を図ったアルミナ耐火物に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、例えばフェライト等の電子部品を焼成するための
窯道具はほとんどアルミナを主要な成分とするアルミナ
耐火物により形成されていた。
しかしながら従来のアルミナ耐火物は、アルミナの熱膨
張率が大であるため、耐スポーリング性に劣るという欠
点があった。また、純アルミナ製の耐火物でも、焼成時
に被焼成品との接触面で化学反応を起こし、製品の磁気
的及び電気的特性に問題があった。更に、耐スポーリン
グ性を向上させるべく、アルミナ含有率を80〜95%
とし、残りに主として二酸化珪素を含有させたものも供
されてはいるが、これでは、被焼成品の耐火物に対する
接触部において粒成長が促され、製品の磁気的及び電気
的特性が低下するという問題が生じていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、被焼成品との反応性を抑えなから耐スポーリング性
を向上させることができるアルミナ耐火物を提供するに
ある。
[問題点を解決するための手段とその作用]本発明は、
99〜92徂迅%のアルミナ粒子及び1〜8重閤%の単
斜晶形ジルコニア粒子から成リ、それらの粒度分布は、
500μ以上が20〜40重量%、500μ未満から1
00μ以上が20〜40重量%、100μ未満が20〜
60重ω%であり、且つ前記単斜晶形ジルコニア粒子の
粒径が略44μ以下どなるようにしたところに特徴を有
するものである。
周知の通り、スポーリングは、例えば耐火物が加熱・冷
却されることによる熱膨張・熱収縮に起因して耐火物内
部に応力が発生し、これが組織の弾性限界を越えること
によって発生する。従って、熱膨張・熱収縮に起因する
耐火物内部の応力を緩和できれば、耐スポーリング性が
向上する筈である。本発明は、斯かる点に着目してなさ
れたものである。
ところで、単斜晶形ジルコニアは、常温から加熱される
と正号晶形に転移し、この後冷部されると、約900℃
を境に正方晶形から単斜晶形に転移することが知られて
いる。この間の熱膨張曲線は、図面に示す通りで、正方
晶形から単斜晶形への転移に伴い急激な体積膨張を呈す
る。
このため、アルミナ粒子から成る基質部内にジルコニア
粒子を散在させた組織では、冷却時におけるジルコニア
の正方晶形から単斜晶形への転移に伴う異常膨張により
ジルコニア粒子周囲の基質部が強制的に押し広げられる
ため、基質部の内部に極めて@18な無数のマイクロク
ランクが発生づ“る。これにより、耐火物の熱膨張・熱
収縮に起因して発生する耐火物内部の応力は上記マイク
ロクラックにより緩和されるようになり、もって組織全
体の破壊に至ることを未然に防止することができるので
ある。
また、本発明者らは、多くの実験・研究の結果、アルミ
ナ粒子及び単斜晶形ジルコニアの粒度分布が上述の範囲
内にあり、且つ単斜晶形ジルコニア粒子が1〜8重量%
の艶聞で、その粒径が略44μ以下である場合に最も優
れた効果を奏することを見出だした。単斜晶形ジルコニ
アの含有率の下限値は上述の作用効果を奏するための最
低の必要値である。一方、含有率が上限値を越えると、
耐スポーリング性がかえって低下する。これは、ジルコ
ニアの異常膨張に起因するマイクロクラックの発生量が
過刺になるためと考えられる。また、Qi斜晶形ジルコ
ニアの粒径が略44μを越えると、ジルコニア粒子の均
一な分散状態が得難くなり、1つ基質部に発生するマイ
クロクランクが過大となってむしろ亀裂が生じ易くなる
ため、耐スポーリング性の点から単斜晶形ジルコニアの
粒径は略44μ以下であることが必要である。更に、ア
ルミナ粒子及び単斜晶形ジルコニア粒子の粒度分布を一
ト述の通りとした理由は、主として耐火物の機械的強度
を確保するためである。
また、単斜晶形ジルコニアの添加は、上述のように耐火
物の耐スポーリング性を改善するのみならず、後述する
実施例から実証されるように、被焼成品と耐火物との接
触面の化学反応を抑制する。
これにより、フェライト等の電子部品を被焼成品とした
場合でも、被焼成品の磁気的及び電気的特性が低下する
ことを確実に防止することができるものである。
[実施例] 以下本発明をいくつかの実施例により例証する。
各実施例及び比較例にJ5ける試料は次のようにして調
製した。即ち、次表に示した組成及び粒度の各調合物に
一般的な有機バインダー0.6%、水4.5%を添加し
て混練し、これを油圧圧縮成形機により800 kg/
 cm’ テ加圧して270X270X1011111
の寸法に成形し、定法により乾燥後、1700℃で焼成
した。そして、このようにして得た試料について、見掛
は気孔率、かさ比重及び室温曲げ強度を測定すると共に
、耐スポーリング性テスト及び耐反応性テストを実施し
た。耐スポーリング性テストは、各試料に200X20
0X3mn+の大きさで重ff11.4k(+の耐火物
板を載置し、1000℃の1ヘンネル式電気炉内を30
分ぐ通過させた後の亀裂発生状況を観察することにより
行なった。耐反応性テストは、上記各試料の上にフェラ
イト素地を載置して1350℃にて焼成した後の磁気的
特性を測定することにより行なった。
前人から明らかなように、各実施例は耐スポーリング性
及び耐反応性において比較例に比べて良好な結果を示す
[発明の効果J 本発明は以上述べたように、単斜晶形ジルコニアの異常
膨張を利用してアルミナ耐火物の基質部に極めて微細な
無数のマイクロクラックを発生させることにより耐火物
の熱膨張・熱収縮に起因する耐火物内部の応力を緩和す
ることができるので、耐スポーリング性を大幅に改善す
ることができ、しかも、被焼成品との反応を抑えて製品
の特性低下を防止することができるという優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は単斜晶形ジルコニアの熱膨張曲線図である。 温度(・C)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、99〜92重量%のアルミナ粒子及び1〜8重量%
    の単斜晶形ジルコニア粒子から成り、それらの粒度分布
    は、500μ以上が20〜40重量%、500μ未満か
    ら100μ以上が20〜40重量%、100μ未満が2
    0〜60重量%であり、且つ前記単斜晶形ジルコニア粒
    子の粒径が略44μ以下であることを特徴とするアルミ
    ナ耐火物。
JP60178036A 1985-08-12 1985-08-12 アルミナ耐火物 Granted JPS6241758A (ja)

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JP60178036A JPS6241758A (ja) 1985-08-12 1985-08-12 アルミナ耐火物

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JP60178036A JPS6241758A (ja) 1985-08-12 1985-08-12 アルミナ耐火物

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JPS6241758A true JPS6241758A (ja) 1987-02-23
JPH0475186B2 JPH0475186B2 (ja) 1992-11-30

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ID=16041462

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01183462A (ja) * 1988-01-14 1989-07-21 Murata Mfg Co Ltd Mn−Zn系フェライトの焼成方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589875A (ja) * 1981-07-07 1983-01-20 東芝セラミツクス株式会社 フエライト成形体の焼成用部材

Patent Citations (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01183462A (ja) * 1988-01-14 1989-07-21 Murata Mfg Co Ltd Mn−Zn系フェライトの焼成方法
JPH0536381B2 (ja) * 1988-01-14 1993-05-28 Murata Manufacturing Co

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