JPS6241615Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6241615Y2 JPS6241615Y2 JP1982147023U JP14702382U JPS6241615Y2 JP S6241615 Y2 JPS6241615 Y2 JP S6241615Y2 JP 1982147023 U JP1982147023 U JP 1982147023U JP 14702382 U JP14702382 U JP 14702382U JP S6241615 Y2 JPS6241615 Y2 JP S6241615Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- recess
- protruding
- string
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はリツク、ランドセル、スキーカバン等
のかばんの紐を方向性自在に安定して取付けるこ
とが出来る紐用固定治具に係り、更に詳しくは紐
の端部に取付けられたリング金具に挿通し得る中
央部に凹穴を有する突出軸を基台の表面に突設
し、かつ該基台の一部に折返板を蝶着し、更に折
返板の所定位置に前記突出軸の凹穴に嵌入し得る
突起を突設して構成したことを特徴とした紐用固
定治具に関するものである。
のかばんの紐を方向性自在に安定して取付けるこ
とが出来る紐用固定治具に係り、更に詳しくは紐
の端部に取付けられたリング金具に挿通し得る中
央部に凹穴を有する突出軸を基台の表面に突設
し、かつ該基台の一部に折返板を蝶着し、更に折
返板の所定位置に前記突出軸の凹穴に嵌入し得る
突起を突設して構成したことを特徴とした紐用固
定治具に関するものである。
従来の背負紐或は取手紐等の紐はかばんの夫々
背面或は側面所定位置に押えベルトで縫付或は鋲
によつて固定していたが、背負紐の両端が夫々か
ばんに一定方向に向つて固定される為に例えば肩
巾の広い人や或は肩巾の小さい人に応じて紐の方
向を変えることが出来ず、従つて紐を人の背にぴ
つたりさせることが困難であり、又紐に横方向の
力が常にかゝつた場合にはその取付基部が損傷す
る等の欠点があつた。
背面或は側面所定位置に押えベルトで縫付或は鋲
によつて固定していたが、背負紐の両端が夫々か
ばんに一定方向に向つて固定される為に例えば肩
巾の広い人や或は肩巾の小さい人に応じて紐の方
向を変えることが出来ず、従つて紐を人の背にぴ
つたりさせることが困難であり、又紐に横方向の
力が常にかゝつた場合にはその取付基部が損傷す
る等の欠点があつた。
本考案に係る治具は従来の之等の欠点に鑑み開
発された全く新規な技術に関するものである。
発された全く新規な技術に関するものである。
図により本考案に係る治具の一実施例を具体的
に説明すると、第１図乃至第６図に於て、１は人
の肩巾にほゞ等しいハンガー状の基台であつて、
上端突出部に吊穴２を有しかつ内部に３個のビス
穴３を有している。次に基台１の下部左右所定位
置を裏側に突出させて表側に凹所４を又裏側に突
出板５を形成し、この突出板５は特に第２図、第
４図に示す如く、その上部と基台１の裏面との間
に後述の背負紐を挿入し得る〓間ａを形成し、又
突出板５の表面（凹所４側）には中央部に凹穴ｂ
を有する突出軸６を突設し、突出板５の下端には
ヒンジｃを介して前記凹所４に嵌入し得る折返板
７が折曲自在に蝶着されかつその所定位置には前
記突出軸６の凹穴ｂに嵌入し得る突起８が突設さ
れている。
に説明すると、第１図乃至第６図に於て、１は人
の肩巾にほゞ等しいハンガー状の基台であつて、
上端突出部に吊穴２を有しかつ内部に３個のビス
穴３を有している。次に基台１の下部左右所定位
置を裏側に突出させて表側に凹所４を又裏側に突
出板５を形成し、この突出板５は特に第２図、第
４図に示す如く、その上部と基台１の裏面との間
に後述の背負紐を挿入し得る〓間ａを形成し、又
突出板５の表面（凹所４側）には中央部に凹穴ｂ
を有する突出軸６を突設し、突出板５の下端には
ヒンジｃを介して前記凹所４に嵌入し得る折返板
７が折曲自在に蝶着されかつその所定位置には前
記突出軸６の凹穴ｂに嵌入し得る突起８が突設さ
れている。
上記実施例には基台１に凹所４と突出板５とを
夫々対応して設けたが、これ等は省略することが
可能であり、この場合は基台１の表面に突出軸６
を直接突設することが出来る。
夫々対応して設けたが、これ等は省略することが
可能であり、この場合は基台１の表面に突出軸６
を直接突設することが出来る。
上記実施例に於て、吊穴２の周りの上端突出部
は肉薄に構成され、切込線ｄによつて折曲るよう
に構成され、又前記突出板５に連続する基台１の
裏面は背負紐を挿入する為の肉薄溝ｅが形成され
ている。
は肉薄に構成され、切込線ｄによつて折曲るよう
に構成され、又前記突出板５に連続する基台１の
裏面は背負紐を挿入する為の肉薄溝ｅが形成され
ている。
９は帯状の背負紐であつて、その端部には前記
突出軸６を挿通し得るリング金具１０が取付けら
れている。
突出軸６を挿通し得るリング金具１０が取付けら
れている。
従つて紐９を基台１に取付固定する場合には紐
９の先端を肉薄溝ｅから〓間ａを通つて凹所４内
に挿入し、突出軸６を紐９の金具１０内に挿通
し、次に折返板７を凹所４に折返して嵌入すると
共に突起８を突出軸６の凹突ｂに嵌着することに
よつて紐９の先端を基台１にかつ左右方向に自在
に回動し得る如く軸着することが出来る。更に第
７図に於る基台１′は前記基台１を変形させたも
のであつて、基台１と同様にビス穴３が設けら
れ、かつ中央全体に凹所４が又外周部には突出縁
５′が設けられ、凹所４の中央部には突出軸６が
突設され、突出縁５′の下縁には凹所４の全体に
被覆し得る巾広の折返板７が蝶着され、折返板７
の所定位置には突起８が突設されて構成されてい
る。
９の先端を肉薄溝ｅから〓間ａを通つて凹所４内
に挿入し、突出軸６を紐９の金具１０内に挿通
し、次に折返板７を凹所４に折返して嵌入すると
共に突起８を突出軸６の凹突ｂに嵌着することに
よつて紐９の先端を基台１にかつ左右方向に自在
に回動し得る如く軸着することが出来る。更に第
７図に於る基台１′は前記基台１を変形させたも
のであつて、基台１と同様にビス穴３が設けら
れ、かつ中央全体に凹所４が又外周部には突出縁
５′が設けられ、凹所４の中央部には突出軸６が
突設され、突出縁５′の下縁には凹所４の全体に
被覆し得る巾広の折返板７が蝶着され、折返板７
の所定位置には突起８が突設されて構成されてい
る。
本考案に係る治具の使用に当つては第８図に示
す如く、かばん１１の背面の所定位置に前記基台
１或は基台１′を鋲等を介して取付固定した後、
背負紐９の両先端部を夫々基台１或は基台１′の
突出軸６に軸着し、これを折返板７とその突起８
によつて固定することによつて、背負紐９を簡単
かつ確実にかばん１１に取付けることが出来、更
にこの背負紐９は左右に自在に回動することが出
来るので、肩巾の異る人に対応してその方向を自
由に変えることが出来、従つて紐が背負う人の肩
にぴつたりして使い易く、しかも紐の取付部に無
理がかゝらいので損傷する恐れがない等の特徴を
有するものである。更に第９図に示す如く、本願
の治具はボストンバツク１２の側面に夫々取付け
ることによつてバツクの取手紐１３或は肩紐１４
の固定治具として使用することも可能である。
す如く、かばん１１の背面の所定位置に前記基台
１或は基台１′を鋲等を介して取付固定した後、
背負紐９の両先端部を夫々基台１或は基台１′の
突出軸６に軸着し、これを折返板７とその突起８
によつて固定することによつて、背負紐９を簡単
かつ確実にかばん１１に取付けることが出来、更
にこの背負紐９は左右に自在に回動することが出
来るので、肩巾の異る人に対応してその方向を自
由に変えることが出来、従つて紐が背負う人の肩
にぴつたりして使い易く、しかも紐の取付部に無
理がかゝらいので損傷する恐れがない等の特徴を
有するものである。更に第９図に示す如く、本願
の治具はボストンバツク１２の側面に夫々取付け
ることによつてバツクの取手紐１３或は肩紐１４
の固定治具として使用することも可能である。
第１図乃至第９図は本願治具の説明図である。
１，１′は基台、４は凹所、５は突出板、６は
突出軸、７は折返板、８は突起、９，１３，１４
は紐、１０は金具、１１はかばん、１２はバツク
である。
突出軸、７は折返板、８は突起、９，１３，１４
は紐、１０は金具、１１はかばん、１２はバツク
である。
Claims (1)
- 基台１の表側に所定の深さを持つた凹所４を形
成すると共にこの凹所４の底面を形成する突出板
５を該基台１の裏側に突出させ、かつ該凹所４の
一側壁面の前記突出板５と基台１との間に固定治
具に固着される紐９を回動自在に挿入し得る巾と
高さとを持つた〓間ａを形成し、該凹所４の底面
中央部に凹穴ｂを有しかつ前記紐９の末端を首振
自在に固定し得る突出軸６を突設し、前記凹所４
に被蓋し得る折返板７を該基台１の一部に蝶着
し、更に該折返板７に前記突出軸６の凹穴ｂに嵌
入し得る突起８を突設して構成したことを特徴と
した鞄等の紐用固定治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14702382U JPS5952922U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 鞄等の紐用固定治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14702382U JPS5952922U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 鞄等の紐用固定治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5952922U JPS5952922U (ja) | 1984-04-07 |
| JPS6241615Y2 true JPS6241615Y2 (ja) | 1987-10-24 |
Family
ID=30327072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14702382U Granted JPS5952922U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 鞄等の紐用固定治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5952922U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102655780A (zh) * | 2010-03-19 | 2012-09-05 | Ykk株式会社 | 绳索末端部件 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5221133Y2 (ja) * | 1972-10-11 | 1977-05-16 |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP14702382U patent/JPS5952922U/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102655780A (zh) * | 2010-03-19 | 2012-09-05 | Ykk株式会社 | 绳索末端部件 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5952922U (ja) | 1984-04-07 |
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