JPS6241602Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241602Y2 JPS6241602Y2 JP216385U JP216385U JPS6241602Y2 JP S6241602 Y2 JPS6241602 Y2 JP S6241602Y2 JP 216385 U JP216385 U JP 216385U JP 216385 U JP216385 U JP 216385U JP S6241602 Y2 JPS6241602 Y2 JP S6241602Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slip
- sole
- fitting
- attached
- fittings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 7
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 5
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この考案は滑り止め靴底に関するものである。
（従来の技術）
従来、実公昭51−50090号、実公昭56−16082号
によつて、後端部に回転軸を有し、先端乃至側縁
に爪を突設した滑り止め金具を、板バネ等によつ
て開閉位置において偏倚性をもたせて基板２に反
転自在に取りつけた滑り止め具を、靴底の踏付部
または踵部に取りつけ、雪上、氷結路面における
歩行の際、滑り止め金具を開放位置に反転させ、
爪を接地面に突出させて滑り止めを図り、滑り止
めが不必要な際は、滑り止め金具を閉鎖位置に反
転させ爪を倒して通常の靴底と同様に使用できる
ようにした滑り止め靴底が提案されている。しか
しながら従来のものは滑り止め具が靴底の踏付部
または踵部のみに取りつけられていたため、滑り
止め金具を開放位置に位置させて使用（歩行）す
る際、滑り止め金具に前後方向からの衝撃が加わ
り、滑り止め金具がぐらついたり、閉鎖位置に反
転されたりして、滑り止め効果が反減される欠点
があつた。
によつて、後端部に回転軸を有し、先端乃至側縁
に爪を突設した滑り止め金具を、板バネ等によつ
て開閉位置において偏倚性をもたせて基板２に反
転自在に取りつけた滑り止め具を、靴底の踏付部
または踵部に取りつけ、雪上、氷結路面における
歩行の際、滑り止め金具を開放位置に反転させ、
爪を接地面に突出させて滑り止めを図り、滑り止
めが不必要な際は、滑り止め金具を閉鎖位置に反
転させ爪を倒して通常の靴底と同様に使用できる
ようにした滑り止め靴底が提案されている。しか
しながら従来のものは滑り止め具が靴底の踏付部
または踵部のみに取りつけられていたため、滑り
止め金具を開放位置に位置させて使用（歩行）す
る際、滑り止め金具に前後方向からの衝撃が加わ
り、滑り止め金具がぐらついたり、閉鎖位置に反
転されたりして、滑り止め効果が反減される欠点
があつた。
（考案の解決しようとする問題点）
この考案はこれらの欠点を除去し、滑り止め効
果と耐久性に優れた滑り止め靴底を提供しようと
するものである。
果と耐久性に優れた滑り止め靴底を提供しようと
するものである。
（問題点を解決するための手段、実施例）
以下、この考案を実施図面に従つて説明すれ
ば、この考案は後端部に回転軸１１，１１を有
し、先端乃至側縁に爪１２を突設した滑り止め金
具１を、開閉位置において、偏倚性をもたせて基
板２に反転自在に取りつけた滑り止め具Ａと
A′を、それぞれの滑り止め金具１と１との開閉
位置への反転方向を前互に逆にして、靴底５の踏
付部５１と踵部５２に取りつけたことを特徴とす
る滑り止め靴底を考案の要旨とするものである。
ば、この考案は後端部に回転軸１１，１１を有
し、先端乃至側縁に爪１２を突設した滑り止め金
具１を、開閉位置において、偏倚性をもたせて基
板２に反転自在に取りつけた滑り止め具Ａと
A′を、それぞれの滑り止め金具１と１との開閉
位置への反転方向を前互に逆にして、靴底５の踏
付部５１と踵部５２に取りつけたことを特徴とす
る滑り止め靴底を考案の要旨とするものである。
この考案において、靴底の踏付部５１に取りつ
けられる滑り止め具Ａの滑り止め金具１の開放位
置への反転が前方になされ、靴底の踵部５２に取
りつけられる滑り止め具A′の滑り止め金具１の
開放位置への反転が後方になされるようにしても
よいし、逆に滑り止め具Ａの滑り止め金具１の開
放位置への反転が後方になされ、滑り止め具
A′の滑り止め金具１の開放位置への反転が前方
になされるようにしてもよい。
けられる滑り止め具Ａの滑り止め金具１の開放位
置への反転が前方になされ、靴底の踵部５２に取
りつけられる滑り止め具A′の滑り止め金具１の
開放位置への反転が後方になされるようにしても
よいし、逆に滑り止め具Ａの滑り止め金具１の開
放位置への反転が後方になされ、滑り止め具
A′の滑り止め金具１の開放位置への反転が前方
になされるようにしてもよい。
この考案において、滑り止め具ＡとA′はそれ
ぞれ基板２を介して、靴底５の踏付部５１と踵部
５２にピン等の固定具２１によつて取りつけられ
るものであるが、靴底５が薄肉なものである場
合、滑り止め具Ａ，A′の取りつけ位置に対応し
て、靴底５の裏面に突出部５３，５３を一体に形
成し、該突出部５３，５３上に保持板３，３を位
置させ、基板２，２と保持板３，３とで突出部５
３，５３を狭んで、ピン等の固定具２１で基板
２，２を保持板３，３に固定して取りつければ、
滑り止め具Ａ，A′の靴底５に対する取りつけ強
度を著しく強固なものとすることができる。この
場合、突出部５３，５３に保持板３，３に対応し
て、凹部５３１，５３１を形成しておき、該凹部
５３１，５３１に保持板３，３を嵌合しておけば
保持板３，３をより一層安定的に突出部５３，５
３に位置させることができる。さらに靴底５の裏
面に形成された突出部５３，５３を介して滑り止
め具Ａ，A′を靴底５に取りつける場合、突出部
５３，５３の形状に対応して嵌合孔６１，６１を
有する弾性発泡体よりなる中間底（ミツドリー
ル）または踵上げ底（ウエツジソール）６，６
を、該嵌合孔６１，６１に靴底の突出部５３，５
３を嵌合させて、靴底５の裏面に積層しておけ
ば、靴底５と中間底または踵上げ底６，６との積
層強度を著しく増強できるとともに、歩行の際、
滑り止め具Ａ，A′に付加された衝撃が突出部５
３，５３を介して、中間底または踵上げ底６，６
の嵌合孔隣接部６１１，６１１で緩和吸収される
ので、履心地が著しく改善されるとともに、滑り
止め具Ａ，A′の耐久性を一層良好なものとする
ことができる。
ぞれ基板２を介して、靴底５の踏付部５１と踵部
５２にピン等の固定具２１によつて取りつけられ
るものであるが、靴底５が薄肉なものである場
合、滑り止め具Ａ，A′の取りつけ位置に対応し
て、靴底５の裏面に突出部５３，５３を一体に形
成し、該突出部５３，５３上に保持板３，３を位
置させ、基板２，２と保持板３，３とで突出部５
３，５３を狭んで、ピン等の固定具２１で基板
２，２を保持板３，３に固定して取りつければ、
滑り止め具Ａ，A′の靴底５に対する取りつけ強
度を著しく強固なものとすることができる。この
場合、突出部５３，５３に保持板３，３に対応し
て、凹部５３１，５３１を形成しておき、該凹部
５３１，５３１に保持板３，３を嵌合しておけば
保持板３，３をより一層安定的に突出部５３，５
３に位置させることができる。さらに靴底５の裏
面に形成された突出部５３，５３を介して滑り止
め具Ａ，A′を靴底５に取りつける場合、突出部
５３，５３の形状に対応して嵌合孔６１，６１を
有する弾性発泡体よりなる中間底（ミツドリー
ル）または踵上げ底（ウエツジソール）６，６
を、該嵌合孔６１，６１に靴底の突出部５３，５
３を嵌合させて、靴底５の裏面に積層しておけ
ば、靴底５と中間底または踵上げ底６，６との積
層強度を著しく増強できるとともに、歩行の際、
滑り止め具Ａ，A′に付加された衝撃が突出部５
３，５３を介して、中間底または踵上げ底６，６
の嵌合孔隣接部６１１，６１１で緩和吸収される
ので、履心地が著しく改善されるとともに、滑り
止め具Ａ，A′の耐久性を一層良好なものとする
ことができる。
（考案の効果）
この考案は以上のように構成されているので、
雪上、氷結路面における歩行の際、靴底の踏付部
５１に取りつけられた滑り止め具Ａの滑り止め金
具１と靴底の踵部５２に取りつけられた滑り止め
具A′の滑り止め金具１とをそれぞれ前後方に逆
に反転させて、それぞれ開放位置に位置させて、
爪１２，１２を接地面に突出させて使用すれば、
滑り止め具Ａ，A′の滑り止め金具１，１の閉鎖
位置への反転方向が前後に逆であるため、歩行中
に滑り止め具Ａ，A′のいずれかに、滑り止め金
具１または１に対して、それを反転閉鎖する方向
に前後に衝撃が加えられたとしても他方の滑り止
め具Ａ，A′の滑り止め金具１または１に対して
は逆にそれを開放位置に保持するように作用し、
滑り止め具Ａ，A′の滑り止め金具１，１は閉鎖
位置への反転ならびにぐらつきが相互に抑制され
るので滑り止め効果ならびに耐久性が著しく改善
される。
雪上、氷結路面における歩行の際、靴底の踏付部
５１に取りつけられた滑り止め具Ａの滑り止め金
具１と靴底の踵部５２に取りつけられた滑り止め
具A′の滑り止め金具１とをそれぞれ前後方に逆
に反転させて、それぞれ開放位置に位置させて、
爪１２，１２を接地面に突出させて使用すれば、
滑り止め具Ａ，A′の滑り止め金具１，１の閉鎖
位置への反転方向が前後に逆であるため、歩行中
に滑り止め具Ａ，A′のいずれかに、滑り止め金
具１または１に対して、それを反転閉鎖する方向
に前後に衝撃が加えられたとしても他方の滑り止
め具Ａ，A′の滑り止め金具１または１に対して
は逆にそれを開放位置に保持するように作用し、
滑り止め具Ａ，A′の滑り止め金具１，１は閉鎖
位置への反転ならびにぐらつきが相互に抑制され
るので滑り止め効果ならびに耐久性が著しく改善
される。
図面は実施例を示すものであつて、第１図はそ
の見取り図であり、第２図は第１図のｘ−ｘ線に
おける断面図である。 符号の説明、１……滑り止め金具、１１……回
転軸、１２……爪、２……基板、２１……固定
具、３……保持板、５……靴底、５１……踏付
部、５２……踵部、５３……突出部、５３１……
凹部、６……中間底または踵上げ底、６１……嵌
合孔、６１１……嵌合孔隣接部、Ａ，A′……滑
り止め具。
の見取り図であり、第２図は第１図のｘ−ｘ線に
おける断面図である。 符号の説明、１……滑り止め金具、１１……回
転軸、１２……爪、２……基板、２１……固定
具、３……保持板、５……靴底、５１……踏付
部、５２……踵部、５３……突出部、５３１……
凹部、６……中間底または踵上げ底、６１……嵌
合孔、６１１……嵌合孔隣接部、Ａ，A′……滑
り止め具。
Claims (1)
- 後端部に回転軸１１，１１を有し、先端乃至側
縁に爪１２を突設した滑り止め金具１を、開閉位
置において、偏倚性をもたせて基板２に反転自在
に取りつけた滑り止め具ＡとA′を、それぞれの
滑り止め金具１と１との開閉位置への反転方向を
前後に逆にして、靴底５の踏付部５１と踵部５２
に取りつけたことを特徴とする滑り止め靴底。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP216385U JPS6241602Y2 (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP216385U JPS6241602Y2 (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61118402U JPS61118402U (ja) | 1986-07-26 |
| JPS6241602Y2 true JPS6241602Y2 (ja) | 1987-10-24 |
Family
ID=30475583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP216385U Expired JPS6241602Y2 (ja) | 1985-01-10 | 1985-01-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6241602Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-01-10 JP JP216385U patent/JPS6241602Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61118402U (ja) | 1986-07-26 |
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