JPS6241558Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6241558Y2
JPS6241558Y2 JP1980064649U JP6464980U JPS6241558Y2 JP S6241558 Y2 JPS6241558 Y2 JP S6241558Y2 JP 1980064649 U JP1980064649 U JP 1980064649U JP 6464980 U JP6464980 U JP 6464980U JP S6241558 Y2 JPS6241558 Y2 JP S6241558Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulley
rotor
frame
bearings
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980064649U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56166748U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980064649U priority Critical patent/JPS6241558Y2/ja
Publication of JPS56166748U publication Critical patent/JPS56166748U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6241558Y2 publication Critical patent/JPS6241558Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両用の交流発電機に関する。
従来技術による車両用の小形発電機は第1図に
示すように、2個の相対するフレーム1,1′の
内側にステータ5が設けられ、このフレーム1,
1′に支持されたプーリ側の第1ベアリング4と
反プーリ側の第2ベアリング4′とによつて支持
された軸8を有する。この軸8にはロータ3が装
架されると同時に、このロータ3を駆動するため
のプーリ7が軸8のフレーム1を貫通した突出部
に装架されている。
第1ベアリング4とプーリ7との間において、
羽根6aを有するフアン6が軸8に装架されてフ
レーム1,1′の内部を冷却している。
前述の発電機において、プーリ7と第1ベアリ
ング4との間隔をlとし、第1および第2ベアリ
ング4,4′間の間隔をmとし、プーリ7に張力
Pが加えられたとすると、第1ベアリング4に加
わる力R1と、第2ベアリング4′に加わる力R2
は夫々次の様になる。
R1=(l/m+1)P R2=l/mP 従つて、このベアリング4,4′に加わる力
R1,R2を軽減すれば各ベアリング4,4′の寿命
は大幅に向上するが、従来技術による発電機では
プーリ7と第1ベアリング4との間にフアン6が
存在するために、寸法lを小さくすることが困難
であり、そのためにベアリング4,4′の寿命を
向上することができないという欠点がある。
本考案は上記の問題点に鑑み、プーリとベアリ
ング間の寸法を小さくするためフアンをフレーム
内部に収納した構造を採用したものにおいて、フ
アン効率を向上させると共にフレームの共振強度
を高め、かつプーリとベアリング間寸法を一層小
さくすることにより、高いベルトテンシヨンおよ
び軸の高速回転に耐えられるところの車両用交流
発電機を提供することを目的とする。
次に、本考案の好適実施例を第2図を参照して
説明する。
図示された発電機は、ねじ2によつて結合され
た2個のフレーム1,1′を有し、その内側には
ステータ5が固定されている。フレーム1,1′
を貫通して軸8が設けられ、ステータ5に対応す
るロータ3が装架され、軸8の突出端部にはこの
軸8を駆動するプーリ7が装架されている。フレ
ーム1,1′には夫々プーリ側の第1ベアリング
4と反プーリ側の第2ベアリング4′とが支持さ
れ、前述の軸8を回転可能に支持している。
ロータ3の両側面には、テーパー状の羽根6
a,6′aを有するフアン6,6′が固定され、空
気吸入口1c等から空気を吸入してフレーム1,
1′内を冷却する。
フレーム1,1′の前記ベアリング4,4′を支
持する側面1a,1′aは夫々羽根6a,6′aの
側板となり且つ各ベアリング4,4′を覆うよう
に椀形をなしている。すなわちフレーム1,1′
は全体として断面が卵形に形成されており、羽根
6a,6′aの側板となる側面は第1第2ベアリ
ング4,4′から外周側へいたるに従つてロータ
中心側に倒れかかつた傾斜側面1a,1′aとし
て構成されている。そして、それ故、フレームの
断面中央部がふくらみ外周側が先細りとなつたた
まご形となつている。
更に、プーリ7はフレーム1の椀形の側面1a
を覆うように、つまりフレームのプーリ側中央先
端面1bがプーリ内にくい込む如く位置すること
が可能なようにくぼんでおり、それによつてこの
プーリ7はフレーム1に近接して配置されてい
る。即ち、プーリ7の端面7bが、プーリ7の軸
8への取付面7aよりもフアン側にあり、これら
の間の距離tが正となる。そして、プーリ7の取
付面7aとフレーム1の端面1bとの間の距離を
sとすると、距離tは距離sよりも大きくなつて
いる。これを式で表すとt>s>0となる。な
お、羽根6,6′aが外周側にいたる程、先細り
となつたテーパー形状であり、かつフレームの傾
斜側面1a,1′aが前記羽根6,6′aの傾斜に
極少とされた空隙を介して沿つているので、フア
ン6,6′は遠心フアンとしての機能を効率良く
行なうことができ、矢印の如く空気をフレームに
設けた空気吸入口1cから吸い込み、ステータを
冷却した後に、ステータ両側の空気吐出口から吐
出させることができる。
以上述べたように本考案においては次の効果を
奏する。
プーリにくぼみを設け、このくぼみ内に卵形に
形成されたフレームの中央を突入させたからプー
リとベアリング間の寸法を極めて小さくすること
ができ、ベルトテンシヨンが大となつてもベアリ
ングにかかるラジアル荷重を小さくでき、もつて
ベアリングの摩耗をさけて高速回転が可能となり
車両用交流発電機の体格を大幅に小型化できる。
遠周方向に従つて先細りとなつたフアンの羽根
をもち、かつこの羽根とフレームとの間の隙間が
小さくなるようにフレームにもテーパー状の傾斜
側面を有するから、風は渦をおこすことが少なく
なり、スムーズに吐出され遠心方向成分の風を吐
出するフアンとしての効率を高めることができる
ため、フアンを小型化でき堅固とすることができ
る。これによりフレームを小型化軽量化できる。
又、フレームを小型化、かつ断面を卵形としたこ
とによりフレームの強度が強くなり、かつフレー
ムの剛性が高まるため、高速回転してもフレーム
が共振することが少なくなりフレームの小型軽量
化が達成できるという効果がある。
尚、図示実施例においては、プーリ7はVプー
リとして示されているが、これに代つて表面にV
溝が複数設けられたところのいわゆるポリVプー
リや平ベルト用プーリ等を使用することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術による車両用交流発電機の断
面図、第2図は本考案の実施例を示す断面図であ
る。 3……ロータ、4,4′……ベアリング、5…
…ステータ、6……フアン、6a……羽根、7…
…プーリ、8……軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プーリとロータが装架された軸8、 前記プーリとロータとの間に設けられた第1ベ
    アリング4、 前記ロータの反プーリ側に設けられた第2ベア
    リング4′ 前記ロータの外周を包み込むように設けられた
    ステータ5、 前記ロータのプーリ側の端面および前記ロータ
    の反プーリ側の端面に取付けられた一対のフアン
    6,6′、 前記第1第2ベアリングに夫々結合され前記フ
    アンとロータとを包囲する断面卵形のフレーム
    1,1′とを備え、 前記フレームは前記プーリ側の中央先端部端面
    1bが前記プーリ内に突入されており、かつ該突
    入を許容するように前記プーリにはくぼみが形成
    されており、 かつ前記フレームは前記第1第2ベアリングか
    ら外周側へいたるに従つてロータ中心側に倒れか
    かつた傾斜側面1a,1′aを有し、 又、前記フレームの前記第1第2ベアリングに
    隣接した部分に空気吸入口1cを有すると共に前
    記ステータ5の両側の部分に空気吐出口を有し、 又、前記一対のフアンは外周側へいたるに従つ
    て先細りとなつたテーパー状の羽根を有すると共
    に該羽根と前記フレームの傾斜側面1a,1′a
    との隙間が極少とされていることを特徴とする車
    両用交流発電機。
JP1980064649U 1980-05-12 1980-05-12 Expired JPS6241558Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980064649U JPS6241558Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980064649U JPS6241558Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56166748U JPS56166748U (ja) 1981-12-10
JPS6241558Y2 true JPS6241558Y2 (ja) 1987-10-24

Family

ID=29658836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980064649U Expired JPS6241558Y2 (ja) 1980-05-12 1980-05-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6241558Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58112433A (ja) * 1981-12-24 1983-07-04 Hitachi Koki Co Ltd 電動機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5419908B2 (ja) * 1974-04-15 1979-07-18

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5419908U (ja) * 1977-07-12 1979-02-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5419908B2 (ja) * 1974-04-15 1979-07-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56166748U (ja) 1981-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6411000B1 (en) Motor with a cooling means
US4659950A (en) Charging generator for a vehicle
JP4293796B2 (ja) Vベルト式無段変速機の冷却構造
US6750578B2 (en) Rotating electrical machine
US6617717B2 (en) Alternator
JPH11506000A (ja) 回転式電気機械
JPS6241558Y2 (ja)
JP2003088045A (ja) 全閉外扇形電動機
JPH03159549A (ja) 車両用交流発電機
JPH09233767A (ja) 回転電機の冷却装置
US4270396A (en) Vibrator
EP0420371B1 (en) An electrical rotary machine and a centrifugal fan for use in an electrical rotary machine
JPS60204240A (ja) 車両用交流発電機
JP2000004561A (ja) 全閉外扇形電動機の冷却装置
JPH0522897A (ja) 車両用交流発電機
CN221322782U (zh) 一种散热风扇
JPS6281956A (ja) ブラシレス同期機
KR20010036665A (ko) 통풍로가 형성된 전동기의 프레임구조
RU2107377C1 (ru) Электрическая машина
JPH02299436A (ja) かご形誘導機の回転子
JPH0534211Y2 (ja)
JPH03277152A (ja) 強制通風形可変速回転電機
JPH0746045Y2 (ja) 回転電機の回転子
JPH04164199A (ja) 電動送風機
JPS6325357Y2 (ja)