JPS6241431A - 液圧クラツチ装置の排圧装置 - Google Patents

液圧クラツチ装置の排圧装置

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JPS6241431A
JPS6241431A JP18126085A JP18126085A JPS6241431A JP S6241431 A JPS6241431 A JP S6241431A JP 18126085 A JP18126085 A JP 18126085A JP 18126085 A JP18126085 A JP 18126085A JP S6241431 A JPS6241431 A JP S6241431A
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JP
Japan
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clutch
hydraulic
pressure
hydraulic pressure
exhaust
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JP18126085A
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English (en)
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Naoto Sato
直人 佐藤
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Fuji Tool and Die Co Ltd
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Fuji Tool and Die Co Ltd
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、オートマチックトランスミッションに使用さ
れ、複数のクラッチ機構を備えだ液圧クラッチ装置に関
し、特にクラッチ回転の遠心液圧の発生でクラッチ機構
のクラッチピストン駆動用液圧室の油圧の上昇を防止す
ることができる液圧クラッチ装置の排圧装置に関する。
(従来技術) 従来、液圧クラッチ装置は第11図に示すようなものが
ある。同図において、1はエンジンの動力を伝えるクラ
ッチシャフトであって、テーパベアリング2を介してク
ラッチケーシング(図示せず)に回転自在に取り付けら
れている。3はクラッチシャフト1に固着し一体に回転
するピストンハウジングであって、減速比の違いに対応
して別個に設けられた変速ギア群(図示せず)とクラツ
チシャフト1との間を断接する2([!ilの液圧クラ
ッチ機構が、該ピストンハウジング3を中心にして同図
の左右にそれぞれ独立に配設している。
まず、左側の液圧クラッチ機構において、4は不図示の
変速ギア群と噛合する歯部4aを有する出力ギアであっ
て、ニードルベアリング5を介してクラッチシャフト1
に相対回転自在に装着されている。6は出力ギア4に一
体に嵌着したクラッチドラムであって、内周に内周スプ
ライン6aが形成され、この内周スプライン6aに複数
の外部クラッチ板7か配設されている。クラッチドラム
6の内側には、クラッチシャフト1にスプライン嵌合し
このクラッチシャフト1と一体に回転するクラッチハブ
8が設けられている。クラッチハブ8は周方向に延設さ
れたフランジ部8aと軸方向に延びるハブ部8bとが一
体に形成し、ハブ部8bの外周に外周スプライン8Cが
形成されている。
この外周スプライン8Cには複数の内部クラッチ板9が
外部クラッチ板7に対して交互に位置するように配設さ
れている。10はクラッチピストンであって、ピストン
ハウジング3に形成された一方の液圧室11に進退自在
に嵌め込まれ、クラッチハブ8との間に介在するリター
ンスプリング12のバネ力によって液圧室11側へ付勢
されている。
13はクラッチシャフト1に軸方向に形成された第1の
クラッチ油供給路で、このクラッチ油供給路13と液圧
室11との間を分岐路14と副液圧苗15で接続してい
る。そして、クラッチ油供給路13及び分岐路14を介
してクラッチ油を副液圧室15と液圧室11に供給する
と、油圧によりクラッチピストン10がスプリング12
のバネ力に抗してクラッチハブ8側へ移動し、クラッチ
ピストン10の押圧突部10aがクラッチ板7゜9をク
ラッチハブ8のフランジ部8aに強く圧接させる。この
とき、クラッチ板7,9間に接触摩擦か発生するため、
クラッチシャフト1の動力はクラッチハブ8.クラッチ
板7,9及びクラッチドラム6を介して出力ギア4に伝
達される。
一方、液圧室11及び副液圧室15にクラッチ油を供給
しない場合、クラッチピストン10はスプリング12の
バネ力によりピストンハウジング3測へ押し戻されてク
ラッチ板7,9から離れるので、出力ギア4とクラッチ
シャフト1との間の動力伝達が断たれる。
次に、ピストンハウジング3に対して右側に配設しだ液
圧クラッチ機構において、16は不図示の他の変速ギア
群と噛合する歯部16aを有する出力ギアで必って、ニ
ードルベアリング17を介してクラッチシャフト1に相
対回転自在に装着している。18は出カギ716に一体
に嵌着したクラッチドラムであって、内周に内周スプラ
イン18aが形成され、この内周スプライン18aに複
数の外部クラッチ板19が配設されている。
クラッチドラム18の内側には、クラッチシャフト1に
スプライン嵌合しこのクラッチシャフト1と一体に回転
するクラッチハブ20が設けられている。
クラッチハブ20は周方向に延設されたフランジ部20
aと軸方向に延びるハブ部20bとを一体に形成し、ハ
ブ部20bの外周に外周スプライン20Cを形成してい
る。この外周スプライン2Qcには複数の内部クラッチ
板21が外部クラッチ板19に対して交互に位置するよ
うに配設されている。22はピストンハウジング3に形
成された他方の液圧室23に進退自在に嵌め込まれたク
ラッチピストンであり、クラッチハブ20との間に介在
するリターンスプリング24のバネ力によって液圧室2
3側へ付勢されている。25は第1のクラッチ油供給路
13とは別個に平行にクラッチシャフト1に形成された
第2のクラッチ油供給路で、このクラッチ油供給路25
と液圧室23と   ′の間を分岐路26と副液圧室2
7で接続している。
そして、クラッチ油供給路25及び分岐路26を介して
フランジ部を副液圧室27と液圧室23に供給すると、
油圧により、クラッチピストン22がリターンスプリン
グ24のバネ力に抗してクラッチハブ20側へ移動し、
クラッチピストン22の押圧突部22aがクラッチ板1
9L21をクラッチハブ20のフランジ部20aに強く
圧接させる。このとき、クラッチ板19.21間に接触
摩擦が発生するため、クラッチシャフト1の動力はクラ
ッチハブ20.クラッチ板19.21及びクラッチドラ
ム18を介して出カギ716に伝達される。一方、液圧
室23及び副液圧室27にフランジ部を供給しないと、
クラッチピストン22はリターンスプリング24のバネ
力によりピストンハウジング3側へ押し戻されてクラッ
チ板19゜21から離れるので、出カギ716とクラッ
チシャフト1との間の動力伝達が断たれる。
このように、別個に設けられた一対の液圧クラッチ機構
をそれぞれ独立に断接制御することにより、異なった減
速比を設定した変速ギア群とクラッチシャフト1との間
の動力の断接を行なうことができるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、かかる構造の液圧クラッチ装置にあって
は、例えば、第11図に示すようにクラッチを切った状
態にあるとき、即ちクラッチ油供給路13.25に油圧
を供給しないとき、クラッチシャフト1の回転と共に一
体に回転するピストンハウジング3及びクラッチピスト
ン10.22に生じる遠心力で液圧室11,23に残留
しているフランジ部が加圧され、この圧力の作用によっ
てクラッチピストン10.22がそれぞれクラッチハブ
8,20側へ移動され、クラッチを切った状態に油圧制
御したにもかかわらずクラッチがつながってしまう問題
があった。
又、従来は、液圧室1’1.23内の残留フランジ部の
圧力を外部に排出するため、トリフトンポールの作用に
よる排圧弁をピストンハウジングに設けたものもめるが
、該トリフトンポールの動作が不安定なために効果的な
排圧を行えなかった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、
クラッチを切ったときに液圧室に残留するフランジ部が
クラッチシャフトの回転で発生する遠心圧力で不慮のク
ラッチ接続を生ずることのない液圧クラッチ装置を提供
することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、クラッチシャフト
の軸方向の両端部に液圧室を形成し該クラッチシャフト
に同軸配置されたピストンハウジングと、それぞれの液
圧室に進退自在に嵌め込まれた一対のクラッチピストン
と、該液圧室にフランジ部を供給しクラッチピストンを
油圧にて駆動する油圧系統とを備える液圧クラッチ装置
において、前記ピストンハウジングに外部に開口する排
圧ポートを形成し、前記一方の液圧室と該排圧ポートと
の間を連通する排圧孔と、他方の液圧室と該排圧ポート
との間を連通する他の排圧孔とを所定の相対的な位置関
係で形成し、該排圧ポート内に移動可能な弁手段を設け
、前記一方の液圧室に供給する油圧の作用を受けて該弁
手段を移動させて、該一方の液圧室側の排圧孔を閉鎖す
ると共に他方の排圧孔を開放するように動作させること
で油圧供給されない側の液圧室に残留した油の遠心圧力
を該排圧ポートより排出するようにした事を特徴とする
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面と共に説明する。
尚、本発明の主要部分である液圧クラッチ装置の排圧機
構について詳述し、第11図の液圧クラッチ装置と共通
する部分、例えばクラッチハブ8゜20、クラッチ板7
,9,19.21等の構成は第11図と同様であるため
詳細な説明を省略し、第11図と同等部分には同一符号
を付して説明する。
第1図において、クラッチシャフト1に固着し一体に回
転するピストンハウジング3に形成された液圧室11,
23にクラッチピストン10,22が進退自在に嵌め込
まれ、該クラッチピストン10.22は第11図と同様
に、クラッチハブ8゜20に一端を係止するリターンス
プリング12゜24にてピストンハウジング3側に弾性
付勢されている。
液圧室11に油圧を供給し、クラッチピストン10をリ
ターンスプリング12に抗してピストンハウジング3か
ら離れる方向(図の左側)に移動することで、押圧突部
10aが第11図のクラッチ板7,9をクラッチハブ8
に圧接する。
クラッチピストン22も同様に、液圧室23に油圧を供
給し、リターンスプリング24に抗してピストンハウジ
ング3から離れる方向(図の右側)に移動することで押
圧突部22aが第11図のクラッチ板19.21をクラ
ッチハブ20に圧接するようになっている。
ピストンハウジング3の側端には、第1の排圧機構Aが
形成されている。
排圧機構Aは、ピストンハウジング3の側端よリフラッ
チシャフト1側に向けて円筒状の中空部よりなる排圧ポ
ート2つを有し、液圧室11と排圧ポート29との間を
貫通する排圧孔30及び、液圧室23と排圧ポート29
との間を貫通する排圧孔31が形成され、該排圧孔30
,31は図示するように所定の位置ずれをもって形成さ
れている。
排圧ポート29の底端には副液圧室15に延びる油圧流
路32が穿設され、該底端にリング状の弁座33が配置
され、更に、筒状の摺動弁34が摺動可能に嵌挿されて
いる。
摺動弁34は、内部に略円筒状の中空部を有し、該中空
部から外側壁に向けて複数の調節孔35が穿設されてい
る。
第2図は摺動弁34の形状を示す縦断面図であり、開口
端から所定の距離りの位置に調節孔35が形成され、第
3図のA−A線断面図に示すように、60’ずつの等角
度で6箇所に穿設されている。
又、調節孔35の並、3(周方向に沿って段部36と、
底部の周方向にも段部37が形成され、第4図に示すよ
うに底面には溝38が形成されている。
第1図において、排圧ポート29の開口部には、中央に
穴を有する止めリング3つが固定され、該止めリング3
9に一端を係止し他端を摺動弁34の中空部内の底部に
当接するコイルスプリング40のバネ力で弁34を弁座
33側に付勢している。
第5図は、ピストンハウジング3を液圧室11側から示
す平面図でおり、第1図の排圧11Aの配置を説明する
。排圧機構Aは、クラッチシャフト1に固定された円筒
状のピストンハウジング3側端に、クラッチシャフト1
の中心に向けて互いに180°の位置配置で2個形成さ
れる。
そして、互いに90°ずれた位置には第2の排圧機構B
が2個形成されている。
第6図は、かかる第2の排圧機構Bの構成を示す要部断
面図であり、クラッチシャフト1に固着し一体に回転す
るピストンハウジング3の側端に、側端よりクラッチシ
ャフト1側に向けて円筒状の中空部よりなる排圧ポート
29aを有し、液圧室11と排圧ポート29aとの間を
貫通する排圧孔30a及び、液圧室23と排圧ポート2
9aとの間を貫通する排圧孔31aが形成され、該排圧
孔30a、3’laは所定の位置ずれをもって形成され
ている。
排圧ポート29aの底端には副液圧室27に延びる油圧
流路32aが穿設され、該底端にリング状の弁座33a
が配置され、更に、筒状のI田動弁34aが摺動可能に
嵌挿されている。
摺動弁34aは摺動弁34と同じ形状をしており、内部
に略円筒状の中空部を有し、該中空部から外側に向けて
複数の調節孔35aが穿設されている。
そして、排圧ポート29aの開口側に固定した止めリン
グ39aと(囲動弁34aの中空部との間に取り付けた
コイルスプリング40aにて摺動弁34aを弁座33a
側に付勢している。
かかる構成の排圧機構A、Bの構成の違いは、機構Aは
第1図のように排圧孔30が排圧孔31より外側に形成
され、油圧流路32が副液圧室15に接続しているのに
対し、機構Bは第6図のように排圧孔31aが排圧孔3
0aより外側に形成され、油圧流路32aが副液圧室2
7に接続している点である。
次に、排圧機構A、Bの作動を説明する。
まず、第1図、第6図に示すように、いずれの液圧室1
1,23にも油圧を供給しない場合には、第1図におい
て、排圧機構Aの摺動弁34がコイルスプリング40の
バネ力で弁座33側に移動し、液圧室11と排圧ポート
29は排圧孔30にて連通するため、排圧孔31は摺動
弁34の側端面にて閉鎖される。
一方、第6図の排圧機構Bにおいても、摺動弁34aが
コイルスプリング40aのバネ力で弁座33a側に移動
し、液圧室23と排圧ポート29aは排圧孔31aにて
連通し、排圧孔30aは摺動弁34aの側端面にて閉鎖
される。
この様に[囲動弁34,34aが移動した状態で液圧室
11,23内に残留クラッチ油の遠心圧力が発生した場
合、液圧室11の遠心圧力は第1図の排圧孔30を介し
て排圧ポート29より外に排出され、液圧室23の遠心
圧力は第6図の排圧孔31aを介して排圧ポート29a
より外に排出される。したがって、このような所謂ニュ
ートラル状態における残留クラッチ油の遠心圧力による
クラッチピストン10.22の作動が防止される。
次に、第7図、第8図の矢印に示すように、分岐路14
より液圧室11に油圧を供給し、液圧室23には供給し
ない場合には、クラッチピストン22は駆動されず静止
状態のままであるが、クラッチピストン10はスプリン
グ12のバネ力に抗してクラッチハブ8側に移動し、押
圧突部10aがクラッチ板7,9をクラッチハブ8に強
く圧接させる。
この時、排圧機構(第7図)では、供給した油圧の一部
が副液圧室15より油圧流路32ないし弁座33の中空
部を通って1習動弁34に作用し、摺動弁34をコイル
スプリング40に抗して止めリング39側に移動して圧
接する。
このため、調節孔35と排圧孔31が連通する。
尚、排圧孔30は摺動弁34の側端面にて閉鎖される。
  ′ 一方、第8図に示すように、排圧機構Bにおいては液圧
室23に油圧を供給しないので、摺動弁34aは油圧の
作用を受けず、コイルスプリング40aの付勢にて弁座
33a側に静止状態となっており、液圧室23は排圧孔
31aを介して排圧ポート29aに連通し、排圧孔30
aは摺動弁34aの側端面にて閉鎖される。
このように摺動弁34; 34aが所定の位置にあると
き、液圧室23に残留クラッチ油の遠心圧力が発生する
と、液圧室23の遠心圧力は第7図に示すように、排圧
機構Aの排圧孔31と調節孔35を介して排圧ポート2
9に排出されるか、あるいは第8図のように排圧機構B
の排圧孔31aを介して排出ポート29aに排出されて
遠心圧力によるクラッチピストン22の移動が防止され
る。
尚、油圧を封入すべき液圧室11側の排圧孔30.30
aは摺動弁34,34aにて閉鎖されるので油圧の洩れ
は生じない。
次に、第9図と第10図の矢印に示すように、液圧室2
3に油圧を供給し、液圧室11には供給しない場合、ク
ラッチピストン10は駆動されず静止状態のままでおる
が、クラッチピストン22はスプリング24のバネ力に
抗してクラッチハブ20側に移動し、押圧突部22aが
クラッチ板1つ、21をクラッチハブ20に強く圧接さ
せる。
又、液圧室23に供給した油圧は第10図の排圧機構B
において、副液圧室27より油圧流路32aないし弁座
33aの中空部を通って摺動弁34aに作用し、l習動
弁34aをコイルスプリング40aに抗して止めリング
39a側に移動させて圧接する。このため、排圧孔31
aは摺動弁34aの側端面にて閉鎖される。排圧孔30
aは調節孔35aと連通するので、液圧室11は排圧ボ
ート29aに連通する。
一方、第9図の排圧機構Aにおいては、摺動弁34は油
圧がかからないので、弁座33側に静止状態となってい
る。このため、液圧室11は貫通孔30を介して排圧ボ
ート29に連通し、貫通孔31は弁34の側面により閉
鎖される。
第9図と第10図のような状態では、液圧室11の残留
クラッチ油の遠心圧力は第9図の排圧機構Aの排圧孔3
0を介して排圧ボート29に排出されるか、あるいは、
第10図の排圧機構Bの排圧孔30aと調節孔35aを
介して排出される。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、ピストンハウジン
グに排圧ボートを形成し、一対の液圧室よりそれぞれ排
圧ボートに向けて排圧孔を穿設し該排圧孔を油圧の作用
にて作動する弁手段にて開閉することで、液圧室の遠心
圧力を該排圧孔を介して排圧ボートへ排出するようにし
たので、液圧室に残留するクラッチ油の遠心圧力で不慮
のクラッチ接続を生ずることのない信頼性の高い液圧ク
ラッチ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す排圧装置の要部断面図
、第2図は該排圧装置の一構成部品である摺動弁を示す
縦断面図、第3図は第2図のA−A線断面図、第4図は
第2図の底面図、第5図はピストンハウジングの平面図
、第6図は第1図の排圧装置と対をなす他の排圧装置の
構成を示す縦断面図、第7図、第8図、第9図、第10
図は第1図と第6図の排圧装置の作動を示す縦断面図、
第11図は従来の液圧クラッチ装置の構成を示す縦断面
図でおる。 3:ピストンハウジング 10.22:クラッチピストン 11.23:液圧室 29.29a:排圧ボート 30.30a、31.31a:排圧孔 32.32a:油圧流路 33.33a:弁座 34.34a:摺動弁 35.358:調節孔 39.39a:止めリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クラッチシャフトに固定したピストンハウジングの長手
    方向の両端に形成した一対の液圧室と、該液圧室に進退
    自在に嵌め込まれた一対のクラッチピストンと、該液圧
    室にクラッチ油を供給しそれぞれのクラッチピストンを
    油圧にて駆動する油圧系統とを備える液圧クラッチ装置
    において、前記ピストンハウジングに外部に開口して形
    成された排圧ポートと、前記一方の液圧室と該排圧ポー
    トとの間を連通する排圧孔と、他方の液圧室と該排圧ポ
    ートとの間を連通する他の排圧孔と、該排圧ポート内に
    移動自在に配置され、前記一方の液圧室に供給する油圧
    の作用を受けて該一方の液圧室側の排圧孔を閉鎖すると
    共に他方の排圧孔を開放する弁手段を備えたことを特徴
    とする液圧クラッチ機構の排圧装置
JP18126085A 1985-08-19 1985-08-19 液圧クラツチ装置の排圧装置 Pending JPS6241431A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5231041A (en) * 1988-06-28 1993-07-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Manufacturing method of an electrically programmable non-volatile memory device having the floating gate extending over the control gate

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5231041A (en) * 1988-06-28 1993-07-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Manufacturing method of an electrically programmable non-volatile memory device having the floating gate extending over the control gate

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