JPS6241421Y2 - - Google Patents

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JPS6241421Y2
JPS6241421Y2 JP1978040942U JP4094278U JPS6241421Y2 JP S6241421 Y2 JPS6241421 Y2 JP S6241421Y2 JP 1978040942 U JP1978040942 U JP 1978040942U JP 4094278 U JP4094278 U JP 4094278U JP S6241421 Y2 JPS6241421 Y2 JP S6241421Y2
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JP
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protrusion
guide
outer casing
side plates
case
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JP1978040942U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープカセツトの収納ケースに係り、
特に、二以上のこれら収納ケースが互いに他に対
し簡単且つ確実に一体保持される如くなして、そ
の取り扱いを容易化したものに関する。
従来から、テープカセツトの保護や取り扱いを
安全にするため、そのテープカセツトを収容する
収納ケースが広く使用されているが、更にその収
納ケースの取り扱いや収納を容易化するため、こ
れらの複数を収容する筐体が諸々提案され且つ実
用化されるに至つている。しかし、斯かる筐体は
形状が一定してその設置場所に制約があり、テー
プカセツトの使用時にいちいち蓋を開いて、上記
筐体からテープカセツトを収容した収納ケースを
取り出すといつた不便がある。このため現在で
は、収納ケースの2つの外側面にそれぞれ断面が
楔状のガイド突起およびこの突起に嵌合される楔
状の切欠溝を複数設け、これらの収納ケースが、
互いに他に対し上記突起および切欠溝にて結合さ
れる如くなし、これら収納ケースの取り扱いや保
存を容易化したものが提案されるに及んでいる。
しかし、斯かる従来の収納ケースの上記突起お
よび切欠溝は、収納ケースの前後端に及ぶ如く長
く且つ幅広く設けられているので、上記結合すべ
き2つの収納ケースの、上記ガイド突起端および
切欠溝端に於けるこれらの結合当初に、その各端
部の位置合せが極めて面倒となり、良く注視して
行わないとこれらの端部でカジリを生じて円滑な
結合操作が行えなくなり、場合に依つて上記突起
や切欠溝を損傷することがある。また、その突起
および切欠溝の幅が大きい場合には、上記位置合
せ時の収納ケースの高さ位置の調整量も必然的に
大きくなり、位置合せ作業がそれだけ面倒とな
る。更に、上記突起および切欠溝が収納ケースの
両側面にそれぞれ対称的に設けられたものでは、
隣接する収納ケースの方向が前後逆になつて誤つ
て装着される場合があり、この場合には、テープ
カセツトの取り出し操作が不便となるばかりか、
互いに他から抜け落ちる欠点がある。更にまた、
上記従来の突起および切欠溝に依れば、収納ケー
スの成型作業上、これらの抜き勾配を大きく取る
必要があり、割型の増加並びに成型作業が繁雑と
なる欠点がある。
本考案は斯かる従来の欠点に鑑みてなしたもの
であり、従つて、本考案の目的とするところは、
左右側板のそれぞれの同一高さ位置に各一の切欠
溝および突起を設け、且つ一方の側板の上記切欠
溝を他方の側板の突起に対応する如く設けて、隣
接して結合すべき収納ケースの嵌合を円滑且つ確
実に行える、新規なテープカセツトを提供するに
ある。
以下に、本考案の実施例を図面について具体的
に説明する。
第1図は本考案に係るテープカセツトの収納ケ
ースの斜視図であり、1は不透明の合成樹脂に依
つて一体成形された外筐であり、この外筐1内に
は透明の合成樹脂に依つて一体成形された内筐2
が回転自在に取り付けられている。外筐1は第2
図に見る如く一側面が開放せる箱体をなし、その
左右の側板3,4の外側面の上中下部には、小高
い肉厚部5,6,7および8,9,10が形成さ
れ、肉厚部5,7および肉厚部8,10の前後部
分の2つの平行線上、すなわち外筐1の水平位置
においてそれぞれ同一水平線上に対をなすよう
に、ガイド突起11,12切欠溝13,14およ
びガイド突起15,16、切欠溝17,18がそ
れぞれ設けられており、左右側板3,4の各ガイ
ド突起11,12が切欠溝17,18に、切欠溝
13,14がガイド突起15,16にそれぞれ対
応する如く配置されている。そして、外筐1の左
右側板3,4上にそれぞれ設けられる同一水平線
上に位置する水平方向のガイド突起11,12及
び15,16と切欠溝13,14及び17,18
のそれぞれの長さの和は、第1図、第3図及び第
4図から明らかなように外筐1の水平方向である
横幅の長さより小さく形成されている。ここで上
記ガイド突起11,12は第3図に示す如く前部
に向つて徐々に幅が狭ばまり、先端部は傾斜状1
1a,12aになつており、上下縁には楔状のガ
イド切欠11b,12bが設けられている。ま
た、切欠溝13,14は後部に向つて徐々に幅が
広がり、その後端部で大きく開放する拡開部13
a,14aを有し、その上下縁は楔状のガイド切
欠13b,14bが設けられている。同様にし
て、第4図に示す如く、ガイド突起15,16に
も傾斜状部15a,16aおよびガイド切欠15
b,16bが設けられ、切欠溝17,18には拡
開部17a,18aおよびガイド切欠17b,1
8bが設けられている。また、上記ガイド突起1
5,16の前部にも傾斜状部15c,16cが連
設され、他の収納ケースの切欠溝13,14に対
する案内の円滑化を図つている。この場合に於い
て、上記ガイド突起11,12はガイド突起1
5,16に比較して低く形成され、切欠溝13,
14は切欠溝17,18に比較して深く形成され
ている。一方、上記肉厚部6の後方には側板3の
後端に及ぶガイド溝19が設けられ、その途中に
傾斜したガイド面20aおよび係合部20bを有
する係止突起20が設けられている。これと対向
する側板4の後部には、ガイド面21aおよび上
記係合部20bと係止する係合部21bを有する
係止突起21が突設されている。この様に、係止
突起20,21を側板3,4の後方に位置せしめ
ることに依つて、収納ケースの結合時に於けるそ
の結合状態を確実に安定して保持せしめうる。
第5図は上記外筐1の平面図であり、その前後
には各一本の支持突条22が設けられ、この収納
ケースが上下部に重畳されるとき、水平支持が図
られる様になつている。この前部の支持突条22
の基部付近から前端部にかけて設けた二本の切溝
23に依つて、弾性的に上下する舌片24が設け
られ、この舌片24の上面に突子25が設けられ
るとともに、舌片24の前端部には上方に突出せ
る鈎状片26が連設されている。27,28およ
び29,30は上記側板3,4にそれぞれ対称的
に設けけられたほぼ円弧状の透孔で、これらは内
筐2の支軸をガイドする如くなり、特に透孔2
8,30は上部に向つて幾分拡開する如く形成さ
れている。31は第6図に示す如く上記側板3の
上部に突設した突条で、舌片24が不必要に下方
に降りるのを防止している。32,33,34,
35は上記側板3,4および背板36を補強する
リブであり、特にリブ32,33,35は成形時
に於ける成形圧にてコアが変位し、一方の側板3
に対して他方の側板4が変形するのを防止するの
に役立つている。37は内筐2のバネ板を支承す
る支承片であり、上記リブ35と下方のリブ38
にて補強が図られている。
一方、第7図は上記内筐2の斜視図であり、透
明部材にて前部のL字状板39および両側板4
0,41が一体的に形成され、L字状板39を構
成する前板39aの上端部には屈曲片42が連設
され、その先端には第8図および第9図に見る如
く下方に突出し且つ上記鈎状片26に係止される
鈎状片43が連設されている。また、上記L字状
板39を構成する底板39bにはバネ板44を係
止する係止部45が設けられ、前板39aと底板
39bとの接続部は角が丸く形成され、外筐1に
対し内筐2の回動が容易ならしめられている。上
記側板40は図に見る如く円弧状傾斜面40a
と、突起部40bと、垂直部40cと、切欠部4
0dを有し、その傾斜面40aと突起部40bと
突起部40bはテープカセツトの収容を円滑なら
しめるため傾斜縁となつており、型抜き時に於け
る側板の変形を防止するために、垂直部40cに
は細い突起縁が設けられている。46は上記側板
40に設けられた矩形の2つの透孔であり、コの
字状の弾性板で形成したリールハブの回転止め4
7の、両端部の屈曲片48がその内側に向つて上
記透孔46に挿通される如くなつている。更に、
上記側板40の傾斜部40aの基部は、上記屈曲
片42を支持する如く一体的に連続し、その屈曲
片42の補強を図る様になつている。上記側板4
1は変曲部41aと、短い垂直部41bと、切欠
部41cとを有し、変曲部41aはテープカセツ
トの収容を円滑ならしめるための傾斜縁となつて
おり、垂直部41bは細い突起縁となつている。
この突起縁は、上記垂直部40cと同じくサイド
コアの抜き操作に依つて、側板41が抜き方向に
変形するのを防止するために設けられている。更
に、これらの両側板40,41の外側面には、互
いに対向する位置に同寸同大の支軸49,50,
51,52が突設されている。49a,50a,
51a,52aはそれぞれ支軸49,50,5
1,52と一体の支軸座である。ここで重要なこ
とは、上記支軸50,52を他の支軸49,51
に対して充分低く形成するとともに、上記各支軸
49,50,51,52の後方周縁を面取りし、
この面取り部にて内筐2の外筐1に対する収容を
円滑化ならしめうる様になつている。
次に、上記内筐2を外筐1に収容する場合に
は、外筐1の開口部を僅か押し開き、内筐2の下
部を手で摘み、バネ板44の先端を上方向き加減
にして、第10図に示す如く、上記側板40,4
1の支軸50,52を上記開口部に介在する如く
案内する。斯かる状態に於いて、更に、上記内筐
2をほぼ垂直に立てる様に外筐1内に押し込み、
第11図に示す如くなす。この状態にあつては、
上記支軸50,52は外筐1の透孔28,30に
それぞれ臨むも、他の支軸49,51は上記両側
板3,4を両側方へ押し広げる様に作用している
ため、その支軸50,52は透孔28,30に係
合しない。また、僅か係合する場合があつても、
支軸50,52の周縁には面取り部があるので、
その係合解除は極めて容易である。続いて、上記
内筐2をほぼ水平方向に押し込む。これに依り、
第12図に示す如く上記支軸50,52は外筐1
の側板3,4に設けた上記透孔27,29の下部
へ、他の支軸49,51は同じく透孔28,30
の上部へ、それぞれ同時に嵌め込まれて支承され
る。このとき上記鈎状片43を鈎状片26に嵌め
合わせることに依り、収納ケースが形成される。
更に斯かる収納ケースの外筐1から内筐2を開い
て、内筐2内に収容したテープカセツト(図示し
ない)を取り出す場合には、上記突子25を押し
下げる。これに依り、鈎状部26は下方に押し下
げられて、上記鈎状部43との係合が解除される
とともに、上記外筐1と内筐2との結合時に蓄積
されたエネルギーを放出する如く、上記板バネ4
4が外筐1の上記支承片37を蹴り上げて、上記
支軸49,50,51,52を中心として内筐2
が回動する。このとき上記支軸50,52は透孔
27,29内を上方に移動し、支軸49,51は
透孔28,30を幾分横方向へ移動した後に、下
方に移動する。
この様に、本考案の構成および作用は上記の通
りであるが、ここで特に重要なことは、テープカ
セツトの複数の収納ケースを互いに他に対し、隣
接して一体結合せしめるものに於いて、左右側板
の互いに対応する複数の水平位置に、ガイド突起
11,12,15,16および切欠溝13,1
4,17,18を設け、且つこれらの前後の位置
が両側板に於いて互いに逆となる様にしている。
すなわち、上記収納ケースを隣接して結合せしめ
る際に、従来の様に、上記収納ケース端部に於け
る上記ガイド突起と切欠溝との結合に依るカジリ
を生じることのない様にするため、先ず、2つの
収納ケースの左右側面をそれぞれ深く接合し、互
いの水平方向の位置を規制してから、比較的形状
の小さい上記ガイド突起11,12,15,16
並びに切欠溝13,14,17,18を僅かに垂
直移動のみにて係合せしめる様にしている。これ
に依り収納ケースの上記結合が極めて容易且つ確
実に行える。
この様に、本考案に依れば、ガイド突起および
切欠溝のピツチおよび形状を小形化し、側板各面
に於ける配置を逆にすることに依り、上記ガイド
突起と切欠溝の嵌合時に於けるカジリなどが防止
でき、円滑な嵌合が約束されるとともに、これら
のガイド突起および切欠溝の成型工程が簡略化さ
れて、収納ケースを安価に得ることができる等の
諸効果がある。さらに、本考案は相対係合するガ
イド突起と切欠溝の長さの和が連結される各外筐
の水平方向の長さより小さいので、各収納ケース
を連結する際の移動量がわずかですみ、且つガイ
ド突起と切欠溝の係合操作も容易となり、各収納
ケースの着脱操作が極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はテー
プカセツトの収納ケースの外筐を示す斜視図、第
2図は同じく正面図、第3図は同じく左側面図、
第4図は同じく右側面図、第5図は同じく平面
図、第6図は同じく側面断面図、第7図は同じく
収納ケースの内筐の斜視図、第8図は同じく左側
面図、第9図は同じく正面図、第10図乃至第1
2図は外筐に対する内筐の収納順序を示す概略側
面図である。 1……外筐、3,4……左右側板、11,1
2,15,16……ガイド突起、13,14,1
7,18……切欠溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外筐に於ける左右側板の互いに対応する複数の
    水平位置で、それぞれ同一水平線上にガイド突起
    および切欠溝を設け、上記ガイド突起と切欠溝の
    水平方向の長さの和が上記外筐の水平方向の長さ
    より小ならしめ、且つこれらの前後の位置が両側
    板に於いて互いに逆に対応する如く形成され、一
    方の側板のガイド突起および切欠溝が他方の側板
    の切欠溝およびガイド突起にそれぞれ係合されて
    二以上の外筐を連結し得る如く構成したことを特
    徴とするテープカセツトの収納ケース。
JP1978040942U 1978-03-31 1978-03-31 Expired JPS6241421Y2 (ja)

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JP1978040942U JPS6241421Y2 (ja) 1978-03-31 1978-03-31

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JP1978040942U JPS6241421Y2 (ja) 1978-03-31 1978-03-31

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Publication Number Publication Date
JPS54145128U JPS54145128U (ja) 1979-10-08
JPS6241421Y2 true JPS6241421Y2 (ja) 1987-10-23

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ID=28910600

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS523414B2 (ja) * 1972-03-30 1977-01-27

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS523414U (ja) * 1975-06-24 1977-01-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS523414B2 (ja) * 1972-03-30 1977-01-27

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JPS54145128U (ja) 1979-10-08

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