JPS6241205Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6241205Y2
JPS6241205Y2 JP1981045825U JP4582581U JPS6241205Y2 JP S6241205 Y2 JPS6241205 Y2 JP S6241205Y2 JP 1981045825 U JP1981045825 U JP 1981045825U JP 4582581 U JP4582581 U JP 4582581U JP S6241205 Y2 JPS6241205 Y2 JP S6241205Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dial
correction scale
correction
inclinometer
front panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1981045825U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57159109U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1981045825U priority Critical patent/JPS6241205Y2/ja
Publication of JPS57159109U publication Critical patent/JPS57159109U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6241205Y2 publication Critical patent/JPS6241205Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は重力利用歯車伝達方式を利用した傾斜
計の零点調整機構に関するものである。
(従来の技術) 従来に於いては、傾斜計本体の組立時の零点の
狂い、車載状態での零点の狂い、更には貨物積載
状態での零点の狂い等により路面の水準を正確に
指示しないことがあるが、一般にその指示誤差量
を左右方向傾斜計と前後方向傾斜計とに同様にし
て運転者自身が補正出来るようにしたものは未だ
かつてなかつた。
(技術的課題) 而して、本考案は従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、傾斜計の組立時の零点の狂い、車載時
の零点の狂い、貨物積載時の零点の狂い等により
路面の水準を正確に指示しないことがあつても、
ユーザーがその他の調整介在部材を必要とせずに
独自に簡単且つスムースに補正を行うことが出
来、又左右方向及び前後方向の傾斜計の零点の補
正を同時に行い得るようにすることを技術的課題
とするものである。
(技術的手段) 本考案では上記の技術的課題を解決するために
透明な合成樹脂製の修正目盛ダイヤルを左右方向
傾斜ダイヤル側と前後方向傾斜ダイヤル側とに
夫々独立に前面パネルに偏角回動可能に装着せし
めて、予め前面パネルに布置した傾斜度を表示し
た数字等に対して共用的に補正を行い得るように
したものであり、具体的には図示の実施例に示す
如く下記の構成となる。
先ず、本考案に係る傾斜計の一般概念について
第1図に基き説明する。
重力利用歯車伝達方式の傾斜計1は主として、
左右方向の傾斜に対応するための左右方向駆動側
歯車2と左右方向従動側歯車3と、前後方向の傾
斜に対応するための前後方向駆動側歯車4及び前
後方向従動側歯車5とから構成してある。
6は左右方向従動側歯車3の回転軸7に装着し
た左右方向傾斜ダイヤルで水準線(図示せず)を
布置してある。8は前後方向従動側歯車5の回転
軸9に装着した前後方向傾斜ダイヤルで水準線
(図示せず)を布置してある。10は軸受け部
材、11は左右方向駆動側歯車2に取付けた駆動
重り、12は前後方向駆動側歯車4に取付けた駆
動重りである。
而して、車両が左右方向に傾斜すると左右方向
駆動側歯車2及び左右方向従動側歯車3を介して
左右方向傾斜ダイヤル6が偏角回動する。
又、車両が前後方向に傾斜すると前後方向駆動
側歯車4及び前後方向従動側歯車5を介して前後
方向傾斜ダイヤル8が偏角回動する。
13は透明な前面パネルである。
本考案は叙述の傾斜計1を対象としてなされた
もので以下の図示の実施例に基き、その内容につ
いて説明する。
第一の実施例(第2図乃至第3図)について。
14は左右方向傾斜ダイヤル6側に配設した透
明な合成樹脂製の修正目盛ダイヤルで、前面パネ
ル13の開口窓部15に偏角回動可能に装着して
ある。
16は板ばねで前記修正目盛ダイヤル14を矢
標A方向に圧接し脱落するのを防止すべく成して
ある。
17は板ばね16を前面パネル13に固着する
ためのかしめ部である。18は押え板で修正目盛
ダイヤル14の脱落を防止するために設けてあ
る。
19は修正目盛ダイヤル14の環状印刷面部で
不透明であり、該環状印刷面部19の一部に修正
摘子20を一体形成してある。21は指標で環状
印刷面部14の一部を抜き印刷して構成してあ
る。
22は修正目盛ダイヤル14の透明部で左右方
向傾斜ダイヤル6が透かして視認できるものであ
る。
23は傾斜度を表示した数字で前面パネル13
に抜き印刷してある。24は前後方向傾斜ダイヤ
ル8側に配設した透明な合成樹脂製の修正目盛ダ
イヤルで、前記した修正目盛ダイヤル14と同じ
構成で同じように前面パネル13に取付けてあ
る。
従つて、実質的に同じなので各部に同じ番号を
附してある。
(作 用) 次に叙上の構成より成る本考案の使用態様につ
いて説明する。
修正目盛ダイヤル14と一体の修正摘子20を
手指でもつて矢標B又はC方向に偏角回動する
と、該修正目盛ダイヤル14も同方向に同体に偏
角回動せしめられるので左右方向傾斜ダイヤル6
の水準線(図示せず)に対応して零点の調整を行
い得る。
又、修正目盛ダイヤル24についても同様の調
整を行えばよい。
然る際、傾斜計の車載時、又は貨物積載時の車
両の傾き等によつて、水準線と合致した修正目盛
ダイヤル14,24の指標21は前記予め前面パ
ネル13に抜き印刷した傾斜度を表示する処の数
字23の位置よりも、少々ずれて指示することと
なる。この時、運転者はこの指示誤差量を念頭に
おきながら、即ち水準指示の補正と固定目盛との
間のヤツプを念頭に入れこの認識に基いて傾斜度
を計ることが出来る。本考案の枢要点はこの様な
水準指示の補正が前後方向傾斜ダイヤル8及び左
右方向傾斜ダイヤル6とに夫々独立して同時に行
い得る点に在る。而して、指示誤差量如何によら
ず指標21の設定自由度が拡大出来る。又、前記
指標21の複数本の内の範囲内を傾きの限界設定
域として任意に修正目盛ダイヤル14,24をセ
ツトすることも出来る。更に又、本考案のその他
の使用態様として、貨物の車両への積載時に水準
線を予め設定した修正目盛ダイヤル14,24の
指標21に合致させながら荷物の配置の調整を行
なうことも出来る。
第二の実施例(第4図乃至第5図)について。
本実施例に於いて、第一の実施例と同じ部分に
は同じ番号を附してある。
本実施例の特徴は修正摘子24Aとして修正カ
ナ25を採用し修正目盛ダイヤル14の周縁に設
けた歯部26を介して、修正目盛ダイヤル14を
偏角回動すべく成した点にある。
27は修正軸、28はEリング、29は板ばね
でピン30の圧入により該板ばね29の基部を修
正目盛ダイヤル14の一部に取付け、先端部を前
面パネル13の一部に圧接せしめてある。
この板ばね29は正面からみて120゜の角度を
もつて修正目盛ダイヤル14の三個所に分散して
配設してある。
(作 用) 次に叙上の構成より成る本考案の使用態様につ
いて説明する。
修正摘子24Aを適宜、修正軸27方向に動か
して修正カナ25を修正目盛ダイヤル14の歯部
26と噛合せしめる。然る後、修正摘子24を矢
標B又はC方向に偏角回動すると、修正カナ2
5、歯部26を介して修正目盛ダイヤル14も適
宜方向に偏角回動せしめられるので左右方向傾斜
ダイヤル6の水準線(図示せず)に対応して零点
の調整を行い得る。又、修正目盛ダイヤル24に
ついても同様の調整を行えばよい。
第三の実施例(第6図乃至第7図)について。
本実施例に於、第一、第二の実施例と同じ部分
には同じ番号を附してある。
本実施例の特徴は、前面パネル13に対し修正
目盛ダイヤル14を偏角回動可能にカラー部31
を介して圧入した点にある。
32は板ばね、33は中央目隠部で不透明であ
る。34は修正目盛ダイヤル14の透明部22に
布置した基準線である。又、前記した前面パネル
13は透明であつて、左右方向傾斜ダイヤル6が
透かして視認できるものである。
(作 用) 次に叙上の構成より成る本考案の使用態様につ
いて説明する。
修正目盛ダイヤル14の外周縁部35を手指で
つかんで矢標B又はC方向に偏角回動し、基準線
34を左右方向傾斜ダイヤル6の水準線(図示せ
ず)に対応して合わせるべく零点調整を行えばよ
い。
又、修正目盛ダイヤル24についても同様の調
整を行えばよい。
第四の実施例(第8図乃至第9図)について。
本実施例に於いて、第一、第二、第三の各実施
例と同じ部分には同じ番号を附してある。
本実施例の特徴は、前面パネル13に対し修正
目盛ダイヤル14を偏角回動可能に板ばね36及
びノツチ機構37を利用して装着した点にある。
この板ばね36は適宜に分散して3個所に配設
してあり、修正目盛ダイヤル14の内側縁部の溝
38内に圧接収容してある。この溝38も適宜に
分散して3個所に設けてあることは言うまでもな
い。
前記したノツチ機構37も適宜に分散して3個
所に設けてある。
(作 用) 次に叙上の構成より成る本考案の使用態様につ
いて説明する。
修正目盛ダイヤル14の外周縁部35を手指で
つかんで矢標B又はC方向に偏角回動し、左右方
向傾斜ダイヤル6の水準線(図示せず)に対応し
て零点調整を行えばよい。
又、修正目盛ダイヤル24についても同様の調
整を行えばよい。
(効 果) 而して、本考案は第一乃至第四の各実施例に示
した如き構成及び作用を有するもので、下記の如
き特有の効果を有する。
(a) 前面パネル13に布置した傾斜度を表わす数
字等に対して、左右方向傾斜ダイヤルの修正目
盛ダイヤル及び前後方向傾斜ダイヤルの修正目
盛ダイヤルの調整を夫々独立して、同時に採る
ことが出来、傾斜計の組立時の零点の狂い、車
載時の零点の狂い等により路面の水準を指示し
ないことがあつてもユーザーが独自に簡単に左
右前後共に零点の補正を行うことが出来るとい
利点がある。
(b) 傾斜計の車載時に於いて、補正後の水準指標
と固定目盛との間のギヤツプが念頭に入り、予
めずれがあることの認識が出来る。
(c) 貨物積載時に於いて、偏角した水準線を修正
目盛ダイヤルの指標に合わせながら、荷物の配
置の調整が出来る。
(d) 傾きの限界設定指標として修正目盛ダイヤル
を任意にダイヤルセツト出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は傾斜計の平面から見た概略説明図、第
2図乃至第3図は本考案の第一の実施例で第2図
は傾斜計の正面図で要部の前面パネル部分を示
し、第3図は第2図のX−X線部分の断面図であ
る。第4図乃至第5図は本考案の第二の実施例で
第4図は傾斜計の正面図で要部の前面パネル部分
を示し、第5図は第4図のY−Y線部分の断面図
である。第6図乃至第7図は本考案の第三の実施
例で第6図は傾斜計の正面図で要部の前面パネル
部分を示し、第7図は第6図のZ−Z線部分の断
面図である。第8図乃至第9図は本考案の第四の
実施例で第8図は傾斜計の正面図で要部の前面パ
ネル部分を示し、第9図は第8図のW−W線部分
の断面図である。 1……傾斜計、13……前面パネル、14,2
4……修正目盛ダイヤル、23……数字、20,
24A……修正摘子、6……左右方向傾斜ダイヤ
ル、8……前後方向傾斜ダイヤル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重力利用歯車伝達方式の傾斜計に於いて、予め
    並設せしめてある処の夫々左右方向傾斜ダイヤル
    6と前後方向傾斜ダイヤル8との前方に透明な合
    成樹脂製等で形成した修正目盛ダイヤル14及び
    24を左右一対に配設せしめると共に、該修正目
    盛ダイヤル14,24の一部に指標21を布置す
    る一方、傾斜度を表示する数字23等を布置した
    前面パネル13に該数字23を挟むようにして
    夫々前記した修正目盛ダイヤル14,24を偏角
    回動可能に取付け、外部より前記修正目盛ダイヤ
    ル14,24を傾斜度を表示する数字23に対し
    て夫々独立に設定操作すべく成した車載用傾斜計
    の零点調整機構。
JP1981045825U 1981-03-31 1981-03-31 Expired JPS6241205Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981045825U JPS6241205Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981045825U JPS6241205Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57159109U JPS57159109U (ja) 1982-10-06
JPS6241205Y2 true JPS6241205Y2 (ja) 1987-10-22

Family

ID=29842700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1981045825U Expired JPS6241205Y2 (ja) 1981-03-31 1981-03-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6241205Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54149261U (ja) * 1978-04-10 1979-10-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57159109U (ja) 1982-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5425294A (en) Desk-top cutting machine with tiltable saw
US5903519A (en) Calendar watch
JPS6241205Y2 (ja)
US5610577A (en) Automobile front-wheel orientation and turning-angle indicator
US20080013331A1 (en) Vehicular rotatable lamp assembly having angle correction mechanism
JPS5942649Y2 (ja) 傾斜計
EP0087768B1 (en) Inclinometers
CN212381322U (zh) 摄像头模组翻转台
JPH0233133Y2 (ja)
KR100582472B1 (ko) 스티어링휠 조향각 표시장치
JPH08159759A (ja) 傾斜計
JPS61182503A (ja) 機械装置の回転部分に取付けられ、該回転部分の回転量を指示する装置
WO2019138622A1 (ja) 表示装置および表示装置の設置方法
JPH08178710A (ja) 文字盤を有する表示計器
JPH0745009Y2 (ja) 自動車用スピードメータ
JP3135027B2 (ja) 積算距離計
JPS5813752Y2 (ja) 数字表示式時計の目安時刻表示装置
JPH08147442A (ja) 積算距離計
JPH043224Y2 (ja)
JPS58113712A (ja) 走行距離計
JPH0434411Y2 (ja)
JPH0230733Y2 (ja)
JPS6219479Y2 (ja)
KR100290167B1 (ko) 캡 틸팅용 토션바의 기어산 일치 위치 표시용 지그
JPH076716U (ja) 傾斜計