JPS6241090B2 - - Google Patents
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- JPS6241090B2 JPS6241090B2 JP53119467A JP11946778A JPS6241090B2 JP S6241090 B2 JPS6241090 B2 JP S6241090B2 JP 53119467 A JP53119467 A JP 53119467A JP 11946778 A JP11946778 A JP 11946778A JP S6241090 B2 JPS6241090 B2 JP S6241090B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/20—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of indefinite length
- B29C44/30—Expanding the moulding material between endless belts or rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/36—Feeding the material to be shaped
- B29C44/46—Feeding the material to be shaped into an open space or onto moving surfaces, i.e. to make articles of indefinite length
- B29C44/461—Feeding the material to be shaped into an open space or onto moving surfaces, i.e. to make articles of indefinite length dispensing apparatus, e.g. dispensing foaming resin over the whole width of the moving surface
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液状の合成樹脂原料、例えば反応と同
時に粘性、体積が急速に変化するポリウレタンフ
オーム等原料を均一に、かつ飛散なく吐出する方
法とその装置に関する。
時に粘性、体積が急速に変化するポリウレタンフ
オーム等原料を均一に、かつ飛散なく吐出する方
法とその装置に関する。
従来、例えばポリウレタンフオームをモールド
的に充填した複合パネルあるいは発泡体を製造す
る場合、一般に吹付法(スプレー法)注入法が用
いられている。しかしながら、スプレー法で例え
ば第1図に示す如き金属板Aの凹部Bにフオーム
原料をスプレーすると、吹付領域(第1図にお
いてLで示す)の全域に亘つて高圧でスプレーす
ると所要領域外への飛散が大幅になり、作業環境
をひどく悪くするため安全衛生上の問題と原料の
無駄が多量になる不利があつた。なお低圧力で噴
射すると混合不足のため反応時間が長くなり、ラ
イン生産のスピードが大幅に低下するだけでな
く、混合不足による反応速度と発泡剤の気化のタ
イミングのズレ等による発泡組織の不均一による
物性の低下および低発泡体のみの形成となる欠点
があるため高圧でスプレーしている。スプレー
パターンがノズルと吐出面の最短距離(中央部)
に一番多く、そこから離れるに従つて減少する分
布、所謂山状の積層となり、均一スプレーが不可
能である。スプレー量が僅少な、所謂薄いフオ
ームを均一に形成できない。さらに従来のスプレ
ーガンは、ガン部と中空部を別個に構成したため
連結部に段差が生じ混合物のスムーズな流れを阻
害する不都合があつた。またガン装置を別個に装
着しなければならず、経済的に不利があつた。ま
た注入法には吐出が線状である。注入量は大
量である。飛散はない。フオームは厚肉であ
る。広幅(約20〜30cm)にフオーム原料を均一
に吐出分布するにはトラバースするか吐出口を複
数個配列することが必要である等の点を考慮する
ことがある。換言すれば薄物のフオーム(約10〜
20mm、50mm以下)を形成するには不向きであるこ
と、広幅には吐出口をトラバースするか複数個配
列するか、均一分布の組織になりにくいこと。ト
ラバースの際無駄なく領域内にフオーム原料を吐
出できないこと等があることである。
的に充填した複合パネルあるいは発泡体を製造す
る場合、一般に吹付法(スプレー法)注入法が用
いられている。しかしながら、スプレー法で例え
ば第1図に示す如き金属板Aの凹部Bにフオーム
原料をスプレーすると、吹付領域(第1図にお
いてLで示す)の全域に亘つて高圧でスプレーす
ると所要領域外への飛散が大幅になり、作業環境
をひどく悪くするため安全衛生上の問題と原料の
無駄が多量になる不利があつた。なお低圧力で噴
射すると混合不足のため反応時間が長くなり、ラ
イン生産のスピードが大幅に低下するだけでな
く、混合不足による反応速度と発泡剤の気化のタ
イミングのズレ等による発泡組織の不均一による
物性の低下および低発泡体のみの形成となる欠点
があるため高圧でスプレーしている。スプレー
パターンがノズルと吐出面の最短距離(中央部)
に一番多く、そこから離れるに従つて減少する分
布、所謂山状の積層となり、均一スプレーが不可
能である。スプレー量が僅少な、所謂薄いフオ
ームを均一に形成できない。さらに従来のスプレ
ーガンは、ガン部と中空部を別個に構成したため
連結部に段差が生じ混合物のスムーズな流れを阻
害する不都合があつた。またガン装置を別個に装
着しなければならず、経済的に不利があつた。ま
た注入法には吐出が線状である。注入量は大
量である。飛散はない。フオームは厚肉であ
る。広幅(約20〜30cm)にフオーム原料を均一
に吐出分布するにはトラバースするか吐出口を複
数個配列することが必要である等の点を考慮する
ことがある。換言すれば薄物のフオーム(約10〜
20mm、50mm以下)を形成するには不向きであるこ
と、広幅には吐出口をトラバースするか複数個配
列するか、均一分布の組織になりにくいこと。ト
ラバースの際無駄なく領域内にフオーム原料を吐
出できないこと等があることである。
本発明は上述のような欠点を除去するため一端
閉塞状の中空部へ高圧力で液状等の各所要成分を
スプレー(噴射)すると共に混合、減圧せしめ、
この中空部を連続的に混合物で充填することによ
りスプレー圧力で混合物を押し下げながら次第に
圧送、層流化し、その出口、所謂吐出口部分で圧
送方向と異なる方向へ平滑表面に沿つて吐出混合
物の断面を次第に薄くし、所謂フイルム層状化し
て、かつ扇状パターンで均一に吐出分散する方法
と、スプレーガンと同じ機能を本体内に内蔵せし
めて混合物の流れをスムーズにすると共に装置を
一体的に形成した混合、吐出用の装置を提供す
る。
閉塞状の中空部へ高圧力で液状等の各所要成分を
スプレー(噴射)すると共に混合、減圧せしめ、
この中空部を連続的に混合物で充填することによ
りスプレー圧力で混合物を押し下げながら次第に
圧送、層流化し、その出口、所謂吐出口部分で圧
送方向と異なる方向へ平滑表面に沿つて吐出混合
物の断面を次第に薄くし、所謂フイルム層状化し
て、かつ扇状パターンで均一に吐出分散する方法
と、スプレーガンと同じ機能を本体内に内蔵せし
めて混合物の流れをスムーズにすると共に装置を
一体的に形成した混合、吐出用の装置を提供す
る。
以下に図面を用いて本発明に係る液状の合成樹
脂原料等の吐出方法とその装置の一実施例につい
て詳細に説明する。第2図は上記装置を示す縦断
面図であり、例えばポリウレタンフオーム原料を
定速で移動する第1図に示す如き金属板Aの凹部
Bに吐出する場合を示す。1はポンプで液状の合
成樹脂原料等Pの各成分P1,P2…Pnを一定の流
量で常時送給するもので、本実施例ではポリイソ
シアネート成分P1とポリオール成分P2を独立して
送給する。なお、ポンプ1は第2図では各成分
P1,P2に対して1つずつ用いているが、1つで複
数成分を送給することも可能である。また常時一
定流量を供給することは後記する噴射口径一定と
の関係により圧力一定の条件を満足するため吐出
パターンそのものにも直接的に影響を与える重要
な条件の一つである。2は循環するための切換機
構で後記する噴射口7を閉塞した状態のときに各
成分を弁の切換により原料タンクTへドレン3を
介して帰還せしめるものである。すなわち、液状
の合成樹脂原料等Pの吐出を中断した際に各成分
P1,P2…Pnはドレン3を介して原料タンクTへ
帰還するため、後述するアダプタ4内のストツプ
弁、および弁8にかかる圧力を低下することがで
き、またポンプ1を一定稼動させるためのもので
ある。4はアダプタでストツプ弁を内蔵し切換機
構2と下記する噴射口7間を接続する。5は本体
で合成樹脂原料Pの各成分を連続的に高圧力で噴
射したものを混合すると共に噴射圧力を減圧し、
かつ圧送中に次第に層流化し、その圧送される層
流を連続的にほぼ同量を吐出すると共に原料の供
給を切断するものである。すなわち、本体5は、
上端が閉塞し、下端が開放されている中空部6
と、各成分P1,P2…Pnを噴射するために中空部
6の上端部分に設けた噴射口7と、中空部6の上
端を閉塞すると共に噴射口7を開閉するようにピ
ストン運動を行う弁8と、弁8を往復動させる空
気あるいは油圧等のシリンダー9と、中空部6の
下端を解放させ、中空部6を通過中に層流化され
た混合物を外部へ吐出する傾斜口10とから構成
する。さらに詳説すると、中空部6は上端の噴射
口7から傾斜口10までを連続空間を形成するよ
うになし、また噴射口7は中空部6の上端部分
に、例えば第3図a〜cに示す如く穿設する。す
なわちa図は同一線上に対面するように穿設した
場合であり、この配置は各成分P1,P2が中空部6
内上端部で正面衝突せしめる場合であり、b図は
中空部の内壁6aの接線に沿つて穿設した場合で
あり、c図はa図の構成でΔlだけ僅少変位して
穿設した場合である。この噴射口7は中空部6の
横断面積d1より小さい横断面積d2であ。これは、
各成分P1,P2が噴射口7から噴射されたときの噴
射圧によつて一次混合された後、噴射圧を減圧さ
せ、各成分P1,P2の混合物を中空部6で層流化さ
せるためである。また傾斜口10は中空部6の下
端を軸線に対し、角度θ1で切欠き、中空部6の
横断面積d1と傾斜口10のθ1の線上で切断した
ときの断面積をほぼ等しく形成する。これは中空
部6内を圧送されて層流化された流量と同様の量
の混合物を傾斜口10から吐出し、混合物の飛散
を阻止するためである。その具体例を一部示すと
第4図a〜eのようである。11は面材で中空部
6に対して垂直、あるいは幾分傾斜して、中空部
6の下端に配設するものであり、中空部6の下端
で平滑面10aにより層流化された混合物を、層
流化されたままの状態で方向変換せしめ、かつ面
材11の表面(平滑面10a)に沿つて混合物の
吐出断面を次第に拡げて薄く、所謂フイルム層状
で吐出するのに役立つ。また面材11は中空部下
端6bに面材11の適宜位置を着脱可能に装着
し、また混合物が空間へ放出される端までを表面
平滑に形成し、かつその先端を鋭い形状に形成す
る。これは層流時の圧力より低い外気に混合物が
傾斜口10から水平方向に向かつて吐出された際
にその流れを次第にフイルム層状化しやすく、か
つスムーズに安定するためである。また先端を鋭
く形成したのは面材11の裏面に混合物が回り込
まないようにするためである。さらに面材11の
外形は特に限定されるものではないが混合物が一
点から吐出される場合は円形が好適である。また
中空部6等を製作上分割体で一体に形成すること
もある。
脂原料等の吐出方法とその装置の一実施例につい
て詳細に説明する。第2図は上記装置を示す縦断
面図であり、例えばポリウレタンフオーム原料を
定速で移動する第1図に示す如き金属板Aの凹部
Bに吐出する場合を示す。1はポンプで液状の合
成樹脂原料等Pの各成分P1,P2…Pnを一定の流
量で常時送給するもので、本実施例ではポリイソ
シアネート成分P1とポリオール成分P2を独立して
送給する。なお、ポンプ1は第2図では各成分
P1,P2に対して1つずつ用いているが、1つで複
数成分を送給することも可能である。また常時一
定流量を供給することは後記する噴射口径一定と
の関係により圧力一定の条件を満足するため吐出
パターンそのものにも直接的に影響を与える重要
な条件の一つである。2は循環するための切換機
構で後記する噴射口7を閉塞した状態のときに各
成分を弁の切換により原料タンクTへドレン3を
介して帰還せしめるものである。すなわち、液状
の合成樹脂原料等Pの吐出を中断した際に各成分
P1,P2…Pnはドレン3を介して原料タンクTへ
帰還するため、後述するアダプタ4内のストツプ
弁、および弁8にかかる圧力を低下することがで
き、またポンプ1を一定稼動させるためのもので
ある。4はアダプタでストツプ弁を内蔵し切換機
構2と下記する噴射口7間を接続する。5は本体
で合成樹脂原料Pの各成分を連続的に高圧力で噴
射したものを混合すると共に噴射圧力を減圧し、
かつ圧送中に次第に層流化し、その圧送される層
流を連続的にほぼ同量を吐出すると共に原料の供
給を切断するものである。すなわち、本体5は、
上端が閉塞し、下端が開放されている中空部6
と、各成分P1,P2…Pnを噴射するために中空部
6の上端部分に設けた噴射口7と、中空部6の上
端を閉塞すると共に噴射口7を開閉するようにピ
ストン運動を行う弁8と、弁8を往復動させる空
気あるいは油圧等のシリンダー9と、中空部6の
下端を解放させ、中空部6を通過中に層流化され
た混合物を外部へ吐出する傾斜口10とから構成
する。さらに詳説すると、中空部6は上端の噴射
口7から傾斜口10までを連続空間を形成するよ
うになし、また噴射口7は中空部6の上端部分
に、例えば第3図a〜cに示す如く穿設する。す
なわちa図は同一線上に対面するように穿設した
場合であり、この配置は各成分P1,P2が中空部6
内上端部で正面衝突せしめる場合であり、b図は
中空部の内壁6aの接線に沿つて穿設した場合で
あり、c図はa図の構成でΔlだけ僅少変位して
穿設した場合である。この噴射口7は中空部6の
横断面積d1より小さい横断面積d2であ。これは、
各成分P1,P2が噴射口7から噴射されたときの噴
射圧によつて一次混合された後、噴射圧を減圧さ
せ、各成分P1,P2の混合物を中空部6で層流化さ
せるためである。また傾斜口10は中空部6の下
端を軸線に対し、角度θ1で切欠き、中空部6の
横断面積d1と傾斜口10のθ1の線上で切断した
ときの断面積をほぼ等しく形成する。これは中空
部6内を圧送されて層流化された流量と同様の量
の混合物を傾斜口10から吐出し、混合物の飛散
を阻止するためである。その具体例を一部示すと
第4図a〜eのようである。11は面材で中空部
6に対して垂直、あるいは幾分傾斜して、中空部
6の下端に配設するものであり、中空部6の下端
で平滑面10aにより層流化された混合物を、層
流化されたままの状態で方向変換せしめ、かつ面
材11の表面(平滑面10a)に沿つて混合物の
吐出断面を次第に拡げて薄く、所謂フイルム層状
で吐出するのに役立つ。また面材11は中空部下
端6bに面材11の適宜位置を着脱可能に装着
し、また混合物が空間へ放出される端までを表面
平滑に形成し、かつその先端を鋭い形状に形成す
る。これは層流時の圧力より低い外気に混合物が
傾斜口10から水平方向に向かつて吐出された際
にその流れを次第にフイルム層状化しやすく、か
つスムーズに安定するためである。また先端を鋭
く形成したのは面材11の裏面に混合物が回り込
まないようにするためである。さらに面材11の
外形は特に限定されるものではないが混合物が一
点から吐出される場合は円形が好適である。また
中空部6等を製作上分割体で一体に形成すること
もある。
次に本発明に係る吐出方法と装置の動作につい
て説明する。まず液状の合成樹脂原料Pの成分
P1,P2…Pnとして、成分P1にポリイソネート成
分、成分P2にポリオール成分を用い、原料タンク
Tから液温20℃に加温された各成分P1,P2をポン
プ1によつて連続的に常時一定流量供給されてお
り、弁8はエア駆動により中空部6の半線上に位
置せしめられ、各成分は循環するための切換機構
2を介して循環している。また被吐出の部材とし
ては第1図に示す如き形状の金属板Aを用いる。
金属板Aは30m/minの速度で連続的にスチール
ベルト12に供給され、また合成樹脂原料Pを吐
出した後裏打材13を載置し、スチールベルト1
2に供給するものと仮定する。さらに傾斜口10
の水平面10aに対する角度θ1を60゜、面材1
1の先端の角度θ2を15゜、噴射圧力30Kg/cm2、
吐出量は1.5Kg/cm2、シリンダー9のストローク
Δl1=5mmとする。そこで、いま中空部6の半線
の位置から弁8の先端を実線の位置まで移動する
ためエア供給孔14にエアを送給すると同時に成
分P1,P2が循環するための切換機構2をアダプタ
4へ切換えて、各成分P1,P2を噴射口7へ供給す
る。供給された成分P1,P2は小さな口径の噴射口
7から高圧力で中空部6の上端へスプレーされ
る。この際各成分P1,P2はスプレーと同時に噴出
圧によつて相互に衝突し第1次的に混合される。
また各成分P1,P2の圧力は噴射口7より大容積の
中空部6へスプレーされるため減圧し、またスプ
レーと同時に化学反応を開始するため次第に粘度
が上昇する。このような動作が中空部6の上端部
で連続的に行われ、中空部6は瞬間の間に充填さ
れる。またスプレーされたその近傍は乱流である
が中空部6に混合物が充填され、スプレー圧によ
つて次第に圧送される間に層流化する。しかもこ
の層流化される間にも各成分P1,P2は第二次的に
混合される。層流化された混合物は中空部6の中
空部下端6bの部分で表面平滑な面材11で遮断
され、この部分で混合物の流れの方向を層流のま
ま面材11の平滑面10aに沿うように変換す
る。そして層流状の混合物は傾斜口10から層流
の量と少なくともほぼ同じ量を平滑面10aに沿
つて層流圧によつて吐出される。すなわち第4図
dのような傾斜口10から吐出された混合物は平
滑面10a上に層流圧によつて扇状に連続的に拡
がつて行く。すなわち吐出時の縦断面が次第に水
平方向へ拡げられ薄くなつて、所謂フイルム層状
化されて空間へ吐出される。その状態を平面図的
に第5図に示す。なおフイルム層状で吐出される
のは理論的に明らかでないが混合物の粘度、層流
圧力、表面張力等の相対的なバランスによつて混
合物が霧状にならず薄膜、所謂フイルム層状に形
成されると想像される。そして、平滑面10aか
ら混合物が吐出されるときに金属板Aが搬送され
てきて、これに第2図に示すように吐出される。
そしてスチールベルト12の入口の前でアルミ箔
クラフト紙からなる裏打材13を金属板Aの凹部
Bに混合物が充填された後に載置する。これを約
1分間加温養生した後に製品として取り出す。そ
こで、このパネルを切断し観察してみると、成分
P1,P2の混合が十分に行われているため発泡組織
(気泡)が均一で、しかも均一に吐出されている
ので密度が一様である。換言すれば小量の原料を
所定の厚さに効率よく発泡形成したことである。
また金属板Aの端縁には原料の飛散物が全くな
く、作業環境においても混合物の浮遊は全く見ら
れなかつたので、有効に原料を使用していた。
て説明する。まず液状の合成樹脂原料Pの成分
P1,P2…Pnとして、成分P1にポリイソネート成
分、成分P2にポリオール成分を用い、原料タンク
Tから液温20℃に加温された各成分P1,P2をポン
プ1によつて連続的に常時一定流量供給されてお
り、弁8はエア駆動により中空部6の半線上に位
置せしめられ、各成分は循環するための切換機構
2を介して循環している。また被吐出の部材とし
ては第1図に示す如き形状の金属板Aを用いる。
金属板Aは30m/minの速度で連続的にスチール
ベルト12に供給され、また合成樹脂原料Pを吐
出した後裏打材13を載置し、スチールベルト1
2に供給するものと仮定する。さらに傾斜口10
の水平面10aに対する角度θ1を60゜、面材1
1の先端の角度θ2を15゜、噴射圧力30Kg/cm2、
吐出量は1.5Kg/cm2、シリンダー9のストローク
Δl1=5mmとする。そこで、いま中空部6の半線
の位置から弁8の先端を実線の位置まで移動する
ためエア供給孔14にエアを送給すると同時に成
分P1,P2が循環するための切換機構2をアダプタ
4へ切換えて、各成分P1,P2を噴射口7へ供給す
る。供給された成分P1,P2は小さな口径の噴射口
7から高圧力で中空部6の上端へスプレーされ
る。この際各成分P1,P2はスプレーと同時に噴出
圧によつて相互に衝突し第1次的に混合される。
また各成分P1,P2の圧力は噴射口7より大容積の
中空部6へスプレーされるため減圧し、またスプ
レーと同時に化学反応を開始するため次第に粘度
が上昇する。このような動作が中空部6の上端部
で連続的に行われ、中空部6は瞬間の間に充填さ
れる。またスプレーされたその近傍は乱流である
が中空部6に混合物が充填され、スプレー圧によ
つて次第に圧送される間に層流化する。しかもこ
の層流化される間にも各成分P1,P2は第二次的に
混合される。層流化された混合物は中空部6の中
空部下端6bの部分で表面平滑な面材11で遮断
され、この部分で混合物の流れの方向を層流のま
ま面材11の平滑面10aに沿うように変換す
る。そして層流状の混合物は傾斜口10から層流
の量と少なくともほぼ同じ量を平滑面10aに沿
つて層流圧によつて吐出される。すなわち第4図
dのような傾斜口10から吐出された混合物は平
滑面10a上に層流圧によつて扇状に連続的に拡
がつて行く。すなわち吐出時の縦断面が次第に水
平方向へ拡げられ薄くなつて、所謂フイルム層状
化されて空間へ吐出される。その状態を平面図的
に第5図に示す。なおフイルム層状で吐出される
のは理論的に明らかでないが混合物の粘度、層流
圧力、表面張力等の相対的なバランスによつて混
合物が霧状にならず薄膜、所謂フイルム層状に形
成されると想像される。そして、平滑面10aか
ら混合物が吐出されるときに金属板Aが搬送され
てきて、これに第2図に示すように吐出される。
そしてスチールベルト12の入口の前でアルミ箔
クラフト紙からなる裏打材13を金属板Aの凹部
Bに混合物が充填された後に載置する。これを約
1分間加温養生した後に製品として取り出す。そ
こで、このパネルを切断し観察してみると、成分
P1,P2の混合が十分に行われているため発泡組織
(気泡)が均一で、しかも均一に吐出されている
ので密度が一様である。換言すれば小量の原料を
所定の厚さに効率よく発泡形成したことである。
また金属板Aの端縁には原料の飛散物が全くな
く、作業環境においても混合物の浮遊は全く見ら
れなかつたので、有効に原料を使用していた。
以上、説明したのは本発明に係る液状の合成樹
脂原料を吐出する方法の一例にすぎず、例えば第
6図に示す如く金属板Aの進行方向と吐出方向が
同一化し、かつ本体を吐出面に対しθ3の角度で
支持し、混合された原料を傾斜口10から短い距
離で吐出面に吐出するようにして吐出することも
できる。さらに第7図は弁8自体が中空部6の一
部を形成し、その側壁に噴射口7を穿設した構成
の合成樹脂原料等を混合吐出する装置も可能であ
る。また第8図aは中空部6に対し、鋭角θ4を
有して面材11を装着した場合であり、b図は中
空部6を曲線状に形成したものである。また噴射
口7を多数個設けることも可能である。
脂原料を吐出する方法の一例にすぎず、例えば第
6図に示す如く金属板Aの進行方向と吐出方向が
同一化し、かつ本体を吐出面に対しθ3の角度で
支持し、混合された原料を傾斜口10から短い距
離で吐出面に吐出するようにして吐出することも
できる。さらに第7図は弁8自体が中空部6の一
部を形成し、その側壁に噴射口7を穿設した構成
の合成樹脂原料等を混合吐出する装置も可能であ
る。また第8図aは中空部6に対し、鋭角θ4を
有して面材11を装着した場合であり、b図は中
空部6を曲線状に形成したものである。また噴射
口7を多数個設けることも可能である。
上述したように本発明に係る吐出方法およびそ
の装置によれば、化学反応を急速に行う合成樹脂
原料等を所定の広幅内に均一散布状で吐出できる
特徴がある。また吐出物がフイルム層状であるた
め作業環境に混合物の微粒子が浮遊せず、しかも
所定範囲以外に吐出されないため作業能率、歩留
り、安全衛生上大きな特徴がある。さらに上記の
如き原料を小量でも均一に分散せしめられるので
薄物フオームで、かつ広幅の部材を形成できる。
の装置によれば、化学反応を急速に行う合成樹脂
原料等を所定の広幅内に均一散布状で吐出できる
特徴がある。また吐出物がフイルム層状であるた
め作業環境に混合物の微粒子が浮遊せず、しかも
所定範囲以外に吐出されないため作業能率、歩留
り、安全衛生上大きな特徴がある。さらに上記の
如き原料を小量でも均一に分散せしめられるので
薄物フオームで、かつ広幅の部材を形成できる。
第1図は液状の合成樹脂原料を吐出されるべ
き、例えば金属板の一例を示す斜視図、第2図は
本発明に係る吐出方法および装置を説明するため
の縦断面図、第3図a〜cは本発明に係る装置の
噴射口部分を拡大して示す説明図、第4図a〜e
は上記装置の傾斜口の形状を示す説明図、第5図
は本発明に係る装置により吐出状態の一例を示す
平面図、第6図〜第8図a,bは本発明に係る吐
出方法、および装置のその他の実施例を示す説明
図である。 4…アダプタ、5…本体、6…中空部、7…噴
射口、8…弁、10…傾斜口、11…面材。
き、例えば金属板の一例を示す斜視図、第2図は
本発明に係る吐出方法および装置を説明するため
の縦断面図、第3図a〜cは本発明に係る装置の
噴射口部分を拡大して示す説明図、第4図a〜e
は上記装置の傾斜口の形状を示す説明図、第5図
は本発明に係る装置により吐出状態の一例を示す
平面図、第6図〜第8図a,bは本発明に係る吐
出方法、および装置のその他の実施例を示す説明
図である。 4…アダプタ、5…本体、6…中空部、7…噴
射口、8…弁、10…傾斜口、11…面材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 二成分以上からなる液状の合成樹脂原料等を
混合吐出するに当たり、各成分を一定の高圧力下
で上端閉塞、下端傾斜口を有する中空部上端へ連
続的に噴射すると同時に各成分を噴射圧力によつ
て第一次混合すると共に噴射圧力を減圧せしめ、
該中空部上端から一次混合された混合物を連続的
に供給することにより圧送してさらに第二次的に
混合せしめ、その間に混合物を次第に層流化し、
該層流化した混合物を中空部下端に設けた面材を
介して遮断せしめ、該面材の平滑面を介して層流
化された混合物をそのままの状態で方向変換し、
該混合物を中空体下端に形成した傾斜口から平滑
面の表面に沿つて扇状に拡がりながら次第にフイ
ルム層状化して吐出したことを特徴とする合成樹
脂原料等を吐出する方法。 2 液状の合成樹脂原料等を一定流量で供給する
ポンプと、該原料等を任意に供給、遮断しうる弁
機構と、遮断の際に各成分を循環するための切換
機構およびドレンを備えた合成樹脂原料等を混
合、吐出する装置において、複数成分をそれぞれ
高圧力で供給する噴射口の先端を内壁に露出する
如く穿設し、該噴射口を開閉する弁を開閉可能に
装着せしめ、また噴射された各成分を噴射と同時
に第一次的に混合すると共に噴射圧力を減圧する
容積に形成し、噴射された各成分を層流化すると
共に層流化された混合物を方向変換後に吐出する
傾斜口を下端に形成した中空部を有する本体と、
中空部下端の水平面に沿つて装着した表面平滑な
面材とから構成し、かつ、中空部横断面と、傾斜
口の断面積をほぼ等しく形成したことを特徴とす
る合成樹脂原料等を吐出する装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11946778A JPS5544867A (en) | 1978-09-27 | 1978-09-27 | Method and apparatus for injecting synthetic resin material |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11946778A JPS5544867A (en) | 1978-09-27 | 1978-09-27 | Method and apparatus for injecting synthetic resin material |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5544867A JPS5544867A (en) | 1980-03-29 |
JPS6241090B2 true JPS6241090B2 (ja) | 1987-09-01 |
Family
ID=14762049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11946778A Granted JPS5544867A (en) | 1978-09-27 | 1978-09-27 | Method and apparatus for injecting synthetic resin material |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5544867A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58178373U (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-29 | 三洋電機株式会社 | 接着剤塗布装置 |
-
1978
- 1978-09-27 JP JP11946778A patent/JPS5544867A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5544867A (en) | 1980-03-29 |
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