JPS6240915B2 - - Google Patents

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JPS6240915B2
JPS6240915B2 JP54031071A JP3107179A JPS6240915B2 JP S6240915 B2 JPS6240915 B2 JP S6240915B2 JP 54031071 A JP54031071 A JP 54031071A JP 3107179 A JP3107179 A JP 3107179A JP S6240915 B2 JPS6240915 B2 JP S6240915B2
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JP
Japan
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Application number
JP54031071A
Other languages
English (en)
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JPS55124376A (en
Inventor
Yoshinori Hatori
Hideo Yamamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
Kokusai Denshin Denwa KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Denshin Denwa KK filed Critical Kokusai Denshin Denwa KK
Priority to JP3107179A priority Critical patent/JPS55124376A/ja
Publication of JPS55124376A publication Critical patent/JPS55124376A/ja
Publication of JPS6240915B2 publication Critical patent/JPS6240915B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は商用テレビジヨンやテレビ電話のよう
な画像信号に対し画面中の隣接する画素間に存在
する強い相関を利用して高能率符号化を行なう予
測符号化方式に関するものである。 現在の標準的なテレビジヨンは1秒間に30枚送
られるフレームと呼ばれる画面より成り立つてお
り、さらに各フレームはそれぞれ1走査線ごとに
飛び越し走査が行なわれている関係から連続する
2フイードより成り立つている。また画面を構成
している要素を“画素”と呼ぶが、ここではデイ
ジタル処理を念頭においているので標本化された
1サンプルと画素と呼ぶことにする。従つてこの
場合には各画素の画面内での位置は信号をデイジ
タル化する為のサンプリング周波数に依存するこ
とになる。 はじめに従来からあるフイールド間予測符号化
と呼ばれる符号化方式の例(特願昭51−19599号
参照)について説明する。第1図はその為の各画
素1,5,6の位置関係を示す為のものである。
今、標本化周波数は水平走査周波数の整数倍にと
つてあるので、各画素は格子状に、また飛び越し
走査の関係で前フイールド中のラインは現フイー
ルド中の現走査ラインの上下の間に並んでいるこ
とになる。このとき画素2は現在の画素1を同一
ライン上左隣りに位置する画素、画素3,4は同
一フイールド内の2ライン上のライン中でそれぞ
れ画素1,2の真上に位置する画素、画素5,6
は一つ前のフイールドの下のライン中でそれぞれ
画素1,2の真下に位置している。この時すぐ近
くに位置するいくつかの画素についてはその標本
値の間に互いに強い相関があると考えられるの
で、画素1の標本値X1の予測値をまわりの
画素の標本値を用いて =3/4X2+X5−3/4X6 ……(1) として作り、この予測値と真の値X1との差 OX=X1 ……(2) を予測誤差とし、これを量子化して符号化を行な
うことにより所要伝送ビツト数を少なくて済ませ
るように高能率符号化を行なうことが出来る。こ
れが従来からあるフイールド間予測符号化であ
る。なお、本説明では画素2,5,6の値を用い
て予測値を作成する例を示したが、同一フイール
ド中の画素を用い予測値を作る他のフイール
ド内予測符号化方式も可能である。また、この従
来のフイールド内予測符号化(特願昭51−19600
号参照)は、第1図中の画素2と同一フイールド
の2ライン上に位置する画素3,4の標本値を用
い画素1の予測値 =3/4X2+X3−3/4X4 ……(3) として作り、フイールド間予測符号化と同様に予
測値と真の値との差を差分量子化することにより
高能率符号化を行なう方式である。なお、フイー
ルド間符号化においても、そのフイールド内符号
化と同様に他の前フイールド中の画素を用いたフ
イールド間符号化方式も可能である。 フイールド間予測符号化は静止している画面に
対しては画素値X1,X2と画素値X5,X6が画面中
の近い位置の標本値に対応するので互いに相関が
高く、従つて高い符号化効率をあげることが出来
るが、反面動いている画面に対しては1フイール
ド期間(1/30秒)に画面が動いた分だけ点1,
2と点5,6は離れた画面中の位置に対応する分
だけ相関が低くなり、従つて動画面に対しては符
号化効率を低下させることになる。一方、フイー
ルド内予測符号化は静止時においてはイールド間
符号化ほど高い符号化効率を上げられない反面、
動画に対しても画素1,2と画素3,4に対応す
る画面の位置関係は不変であり、しかも、動画面
に対してはテレビカメラの蓄積効果により画面の
解像度がおち、従つてその分画素間相関が高くな
ることにより、多少の符号化効率の上昇を期待す
ることも出来るという特性を持つている。 以上の様な特徴を持つたフイールド間及びフイ
ルド内予測符号化であるが、フイールド間符号化
においては動画時の符号化効率の低下の為、フイ
ールド内符号化においては静止画時の符号化効率
の不足によりいずれも平均して高い符号化効率を
示す符号化装置を単一の予測符号化だけで実現す
ることは不可能であつた。 その為、静止している画面に対しても動いてい
る画面に対しても安定した符号化効率を実現する
方式として適応予測化方式(特願昭53−21465号
参照)が用いられる。 同先願方式は、例えば第1図に示すあるフイー
ルド中の画素1を予測するのに同一ライン上にあ
る左隣りの画素2と2つ上のライン中にある2つ
の画素3,4の様に同一フールド中にある画素の
標本値及び前記画素1,2の一つ下のライン上に
位置し前フイールド中にある画素例えば5,6の
標本値を用いる予測符号化方式である。同発明に
おいてはフイールド内予測符号化及ぼフイールド
間予測符号化で作成された再生値を比較し、その
両者の内より真の画素値に近い方の再生値を与
え、た符号化を該入力信号の符号化部として採用
することにより、静止している画面では主として
フイールド間符号化の高い付号化効率を、動いて
いる画面に対してはフイールド内容化による安定
した符号化効率を利用する事が可能となる。 しかしながら、同方式では以下に述べる様な複
雑な適応制御を行なう為に機器構成が非常に複雑
になるという欠点を有している。 なお、以下の説明では、標本化周波数spは水
平走査周波数Hの半分の整数倍、つまり sp=n/2H ……(4) (n:整数、例えばn=1365) としnが偶数の場合には標本点が縦り並びnが奇
数の場合には1走査ごとに標本点が1/2標本間隔
ずつずれる様にするか、或いはPALE方式と呼ば
れる様にnが奇数の場合でも、各1水平走査ごと
に標本点を半位相ずつずらすことより各標本点を
縦に並べる方式をとることとする。 次に、従来用いられている予測符号化を説明
し、これがNTSC方式の複合カラーテレジジヨン
信号に対して有効であることをフイールド内予測
符化の1例を用いて説明する。フイールド内符号
化部においつては現在の画素値X1を予測値
を作成する為に同一フイールド中の画素値X2
X3,X4用いた。 =3/4X2+X3−3/4X4 ……(5) で表わされる予測関数を用いている。標準テレビ
ジヨン方式におけるNTSCカラーテルビジヨン信
号はカメラの三原色出力信号から合成された明る
さを表わす輝度信号Yと二つの色度信号及びQ
の3つの信号成分の複合信号を形をしてる。従つ
て、NTSC信号の画素X1の値は X1=Y1+I1cosα+Q1sinα ……(6) (ただし位相=2π・〓sc・t+33゜)sc :NTSCカラー副搬送周波数 の様に表わすことができる。更に水平走査周波に
対しカラー副搬送波は一ラインごとに半位相ずつ
ずれてゆくので、上方の2ライン上に位置する画
素X3は結局一位相ずれ X3=Y3+I3cosα+Q3sinα ……(7) またこれら画素1,3と同一ライン中にあつて
左隣りに位置する画素2及び4は X2=Y2+I2cos(α−Δα)+Q2sin(α−Δα)
(8) X4=Y4+I4cos(α−Δα)+Q4sin(α−Δα)
(9) (ただしΔα=2π・sp・Δt Δt=1/spsp:標本化周波数) と表わされる。よつて、真の画素値と予測値との
予測誤差O1は O1=X1 ={Y1+I1cosα+Q1sinα} −3/4{Y2+I2cos(α−Δα) +Q2sin(α−Δα) −{Y3+I3cosα+
Q3sinα} +3/4{Y4+I4cos(α−Δα) +Q4sin(α−Δα) ={Y1−3/4Y2−Y3+3/4Y4} +(I1−I3)cosα+(Q1−Q3)sinα −3/4(I2−L4)cos(α−Δα) −3/4(Q2−Q4)sin(α−Δα) となる。ここに{ }で囲われた第1項は単色信
号に対する予測誤差と等価、Y1〜Y4の値は互い
に近い値であるので第1項全体としては零に近い
値となる。更に第2項以降については一般に色度
成分はその周波数帯域がせまく近くの画素間では
強い相関があると考えられるので I1−I3≒O ……(11) Q1−Q3≒O ……(12) I2−I4≒O ……(13) Q2−Q4≒O ……(14) となり、かつこれらに絶対値1以下の正弦値また
は余弦値が掛つていることからこれらも零に近い
値になると考えられる。従つて、全体としても予
測誤差は零に近い値になると考えられる。フイー
ルド内差分量子化符号化部においてはこうして作
成された予測値と真の値X1との差をとるこ
とによ予測誤差O1の計算し、これに対し量子化
を行つた値Z1として Z1−X1+ΔO1 ……(15) (ただしΔO1:量子化誤差) を作りこれを伝送路に送り出してやる。従つて
式において予測誤差値が零に近い時は差分信号を
表わすのに必要な所要ビツト数が少なくてすみ、
NTSC複号信号に対して高能率符号化を行なうこ
とが可能である。 一方受信側ではこれまでに再生された画素2〜
4の再生値X2′〜X4′を用い、X1の予測値を1 ′=3/4X2′+X3′−3/4X4′ ……(16) として作り、これと先に伝送路より受信した差分
量子化値Z1を用いX1の再生値X1′を X=1′+Z11′+X1+ΔO1 =X1+(′−)+ΔO1 ……(17) として作りテレビ信号を再生する。 なお、これら受信側での再生値X1′〜X4′は画素
値X1〜X4に近い値ではある厳密い言えば多少異
なつて値である。従つて送信側における予測値
と受信側における予測値1′との間の誤差が生
じ、これが累積されて画質を劣化させる恐れがあ
る。そこでこれをさける為に送信側においても受
信側での再生値X1′〜X4′を作り、これを基に予測
1′を作ることとする。従つて厳密に言えば式
(5)は式(16)と表わされる式(15)(17)はそ
れぞれ O12=X11′ ……(18) Z12=X11′+ΔO12 ……(19) X1′=X1+ΔO12 ……(20) と表わされる。ただし以降の説明においては特に
支障をきたす場合以外は記述の簡易化の為再生値
を表わすサフイツクスは省略することとする。 以上(16)式により予測値を作りそれを基に
(18)〜(20)式の操作により再生値を作ること
により高能率符号化を行なうのがフイード内差量
子化符号化部である。該符号化部により例えば8
画素1ブロツク当りの所要伝送ビツトを比較する
と、いま入力信号が1画素当り9ビツトの信号と
するとなんら高能率符号化を行なわない場合、所
要伝送ビツト数は9×8=72ビツト/ブロツクで
あるのに対し、差分量子化符号化を行なうことに
より伝送される値は式(19)で表わされる差分量
子化値のみで、これは小さな誤差振幅は3ビツト
又大きな誤差振幅は6ビツト、平均すると約3.2
ビツト/画素程度の信号で表わさらるので、結果
として所要伝送ビツト数は3.2×8=25.6ビツ
ト/ブロツクで良いことになる。以上の様にして
該符号化部によつて高能率符号化を実現出ること
が分る。 差分量子化符号化部においては予測値を作り
(式(16))、予測誤差値の差分量子化を行ない
(式(19))これを用いて再生値を作つていた(式
(20))。しかし予測が良く当たる様は部分、例え
ば平坦な壁の様な部分では差分量子化された予測
誤差値がほとんど零に近い値となることも多い。 従つてその様な部分では差分量子化値を受信側
に送らず送受双方で共に差分値零として復号した
としても真の信号値と再生値との間の誤差はあま
り大きくならないですむことになる。従つてその
時の再生値は X1′=1′ ……(21) で与えられる。以後この場合の符号化を前記差分
量子化符号化と区別する意味で「予測符号化」と
呼ぶことにする。(一般には前記差分量子化符号
化も予測符号化の一種とみなされる。)なお、こ
の時の再生値X1′(式(21))と差分量子化符号化
時の再生値X1′(式(20))とは異なつた値であ
る。従つて、両者を区別する為に以後フイールド
内予測符号化による再生値をX11 X111′ ……(22) フイールド内差分量子化符号化による再生値を
X12 X121′+(X11′+ΔO12)=X1+ΔO12
(23) と表わすことにする。従つて、式(23)中の再生
信号からの予測値X1′と式(23)中のそれとはそ
れぞれ 式(22)→=3/4X21+X31−3/4X4111 (24) 式(23)→1′=3/4X22+X32−3/4X4212 (25) のことであり、以降、両者を区別する為に式
(24)の予測値を11、式(25)の予測値を12
表わすこととする。 以上に述べられたごとく、フイールド内予測符
号化においては本符号化を用いたということを指
示する表示ビツトを受信側に送るだけでTV信号
を再生することが出来るので、非常に高い符号化
効率を実現することが出来る。 今、例えば予測符号化が用いられる確率をP、
従つて差分量子が選ばれる確率を1−Pとし、符
号化を指示する情報の所要ビツト数をb、差分量
子化率の平均ビツト数を3.2とすると所要伝送ビ
ツト数は P・b+(1−P)(b+3.2)=b+(1−P)×
3.2 (26) となり、例えば8画素1ブロツクとし、1ブロツ
ク毎にどちらの符号化を用いているかの指示を1
ビツトずつ送ることとし(b=1/8)P=0.15で
あるとすると8画素分の画素を再生する為に必要
な所要ビツト数は約22.8ビツト/ブロツクとな
り、先の差分量子化のみの場合の25.6ビツト/ブ
ロツクより更に高い符号化効率を実現出来ること
が分る。 従つてフイールド間予測符号化部の予測値13
及び再生値X1313 =3/4X23+X53−3/4X63 ……(27) X1313 ……(28) で与えられ、同じくフイールド間差分量子化部の
予測値、量子化値及び再生値は14 =3/4X24+X54−3/4X64 ……(29) Z14=X114+ΔO14 ……(30) X14=X1+ΔO14 (31) で与えられる。 一般にフイールド間予測(式(27)、(29))に
おいては静止している画面に対しては予測がよく
当るが、動いている画面に対しては予測はずれて
しまい、従つて差分量子化符号化の所要ビツト数
で表わすと、例えば静止画では平均約3.05ビツト
程度で差分値を送れる反面、動画に対しては3.5
〜4.0ビツトというように多くの伝送ビツトを必
要とし、平均してみるとあまり高い符号化効率を
実現出来ない欠点がある。一方、フイールド内符
号化では静止画動画の間での極端な符号化効率の
変動がないが、つねに例えば平均約3.2ビツト程
度の符号化効率しか実現出来ない。そこでフイー
ルド間符号化、フイールド内符号化のいずれかの
うちからよく予測の当つている方を選んで予測値
を作成することにすれば、例えば静止画ではフイ
ールド間符号化、動画ではフイールド内符号化を
用いるということにより、平均して高い符号化効
率を実現することが可能となる。従つて、この時
の差分量子化所要平均ビツト数を3.1とし、フイ
ールド間かフイールド内かを指示する信号をaビ
ツトとすると式(26)より所要伝送ビツト数は a+b+(1−P)×3.1 ……(35) となる。例えば、8画素1ブロツクでフイールド
内かフイールド間かの指示及び予測符号化か差分
量子かの指示をするとし(a=1/8・b=1/8)予
測がよくあたる分だけ予測符号化が選ばれる割り
合が増加するはずなのでP=0.2と仮定して計算
すると、1ブロツク(8画素)を送る為に必要な
所要ビツト数は約21.8ビツト/ブロツクとなる。
従つて、フイールド内符号化とフイールド間符号
化とを組み合わせることにり、静止要に対しても
動画に対しても平均して高い符号化効率を上げる
符号化方式が実現出来ることがわかる。 式(32)においても示されるごとく、フイール
ド内か否か、差分量子化ありかなしかを指示する
のに必要なビツト数a+bは小さければ小さいほ
ど高い符号化効率を実現することが出来る。以下
に述べるのはこの必要伝送ビツト数を少なくする
為の従来からある前記適応符号化方式において特
徴とする制御部である。 フイールド内符号化を用いるかフイールド間符
号化を用いるか、予測符号化を用いるか差分量子
化を用いるかは次の様にして決められる。まず、
フイールド内及びフイールド間の予測符号化にお
いて再生値と真の値との差の絶対値を8画素1ブ
ロツク分加算し、ブロツク予測誤差値を として作成し、両者を比較しブロツク予測誤差値
の小さい方を予測符号化部の符号化方式として選
ぶことにする。次に選ばれた方の符号化のブロツ
ク誤差値、例えば今フイールド間符号化が選ばれ
た場合には、BO3をある定められた閾値THと比
較し BO3<TH ……(35) の場合には予測符号化を用い BO3H ……(36) の場合には差分量子化を用いることとする。更に
差分量子化符号化を用いる場合には、前記予測符
号化において選択された符号化に対応する方の差
分量子化、例えばフイールド間予測符号化が選ば
れた場合にはそれに対応するフイールド間差分量
子化を選択する様にする方法が考えられるが、こ
こでは更に高い符号化効率を実現する為にフイー
ルド内及びフイールド間量子化符号化における再
生値と真の画素値との差のブロツク誤差値 を作成し、両者を比較しブロツク予測誤差値の小
さい方を差分量子符号化部の符号化方式として選
ぶことにする。なお、以上のようにしてブロツク
単位で用いる符号化方式が定まると選択された符
号化方式の画素再生値、例えばXi、(i=1〜
8)を記憶部に書き込み、以後の予測値作成に用
いることにする。従つて前記式(24)(25)(27)
(29)、中のX31、X41とX32、X42及びX53、X63
X54、X64とは同じ値である。 しかしながら、以上述べた従来からある適応予
測符号化方式の適応制御方法においては、フイー
ルド内、フイールド間の予測符号化及び差分量子
化における各再生値Xi1,Xi2,Xi3,Xi4が必要
となる。従つて、常に4種の再生値を得る為に4
通りの符号化装置を並置しなければならない。し
かも、現ブロツクの最終画素、例えば第8画素が
入つてから、次のブロツクの第1画素が入るまで
の間に、使用符号化の選択と選ばれた方法による
符号化とを行なわねばならない。従つて、この方
法では動作速度の高い回路素子を必要とし、符号
化装置の構成も複雑となる。 本発明は、上述した従来技術の欠点を解決する
ためになされたもので、動作速度の速い回路素を
必要とせず、符号化装置の構成を簡単化すること
ができるテレビジヨン信号の適応予測符号化方式
を提供することを目的とする。 本発明は、フイールド内およびフイールド間予
測値を求めるのに最新入力画素の直前にある画素
については再生値の代わりに真値を用い、求めら
れた両予測値から予測誤差値を作成しその大小関
係を比較してフイールド内またはフイールド間予
測値のいずか一方を選択すると共の選択された予
測値と予め定まる閾値とを比較して差分量子化有
りまたは無しの判定を行つてから符号化装置で符
号化することを特徴とするものである。 まず、本発明の原理について説明する。 今、フイールド内予測値11(式(24))及び
フイールド間予測値13(式(27))において、
同一ライン中の直前の画素の再生値X21,X23の代
わりに、入力信号の真の画素値X2を用いて予測
t 11t 13を作成する。 t 11=3/4X2+X31−3/4X41 ……(24−a) t 13=3/4X2+X58−3/4X63 ……(27−a) この真の画素値を用いた予測値 t 11t 13
真の画素値との差の絶対値を例えば8画素1ブロ
ツク分加算し、真値によるブロツク予測誤差値を として得る。両者の真値によるブロツク予測誤差
値の大小を比較し、小さい方を符号化方式として
選ぶことにする。次に、選ばれた方の符号化のブ
ロツク誤差値、例えば今フイールド間符号化が選
ばれた場合には、 tBO3をある定められた閾値T
Hと比較し tBO3<TH ……(35−a) の場合には予測符号化を用い tBO3H ……(36−a) の場合には、差分量子化を用いることとする。 本発明においては、符号化方式を選択する為に
左隣の画素2の再生値X21、X23は用いていない。
従つて、符号化方式の判定と符号化とを同時に行
なう必要はなく各ブロツクがどの符号化方式を用
いるかを選択し終えた後、十分余裕を持つて符号
化にとりかかることが出来る。これにより、前述
の方法の場合の様に、短時間で判定を下す為に、
高速の回路素子を必要とすることはない。しか
も、フイールド内又はフイールド間予測と、差分
量子化あり又はなしの各符号化方法の再生値の内
の一つだけを各ブロツクごとに作ればよいので、
各符号化で共用できる部分については共通化し、
符号化装置の構成を簡略化することが出来る。な
お、本方法では符号化された再生値での誤差の大
小の判断を行なつていないので、符号化された後
での誤差値は前記従来からの適応制御方式より多
少多くなり、従つて画質劣化の程度も僅かに大き
い。 次に、符号化された信号を一定速度で伝送路に
送り出す為の本発明におけるバツフアメモリ制御
について説明する。一般に符号化しようとする画
面の図柄が細かい場合には、差分量子化符号化部
の選ばれる割合が増え、かつ差分量子化でも大き
な誤差振幅つまり6ビツト差分量子化の割合が増
え、従つて平均ビツト数も増大してしまう。一方
伝送路に送り出す信号の速度は一定でなければな
らないので、伝送路に送り出す差分量子化信号を
一たんバツフアメモリに蓄積し一定速度で伝送部
上に送り出すこととする。そこでバツフアメモリ
の蓄積量に応じて閾値THの値をかえ、これによ
り差分量子化符号化部と予測符号化部の選択割合
を変えて全体として常に一定の伝送信号を発生す
るようコントロールすることにする。 なお、今までの説明においては本発明の予測関
数として式(24)(27)を用いたが、予測関数と
してはこれら以外の関数を用いることも可能であ
り例えば第1図中の画素2〜14を用いた第1表
の様な関数も考えられる。
【表】 なお、第1表でX2は真の画素値、他は全て再
生値である。 以上が本発明において特徴とする適応的予測符
号化方式によるTV信号の高能率符号化の原理で
ある。 次に本発明による適応的予測符号化を用いた高
能率符号化方式の具体例について説明する。 第2図は本発明の実施例であり、真の画素値を
用いて予測符号化方式を選択する適応符号化方式
の送信側ブロツクダイヤグラムである。1はフイ
ールド内予測部、2はフイールド間予測部、3は
フイールド内予測符号化部、4はフイールド間予
測符号化部、5はほぼ1フイールドのテレビ信号
を蓄えておける記憶部、6,7は8画素分以上の
テレビ信号を蓄えておける補助記憶部である。8
は各ブロツク毎にフイールド内予測符号化からフ
イールド間差分量子化までの4つの符号化のうち
より適当な予測符号化を一つ選択する制御部、9
は差分量子化値の可変長符号化と前記制御部8に
よつて選択された符号化部を指示する信号の付加
を行なう伝送路符号化部、10は伝送信号を一定
速度で伝送路に送出する為のバツフアメモリ部で
ある。 このうち1〜4及び8は本発明において特徴と
する符号化部及び制御部である。その詳細を以下
に説明する。 第3図はフイールド内予測部1の1例である。
図中502,503はそれぞれ画素3,4の再生
値X3,X4の入力端子であり、それぞれ記憶部5
より供給される。図中506は入力画素信号の真
値である。従つて、1画素遅延レジスタ15の出
力5061には画素2の真値X2が出力される。
図中11及び12は係数演算回路で、それぞれ3/
4及び−3/4の掛算をシフトレジスタと加算及び減
算回路を用いて行なう部分である。13及び14
は加算回路であり、これにより最新の画素の予測
t 11t 11=3/4X2+X3−3/4X4 (39a) により作成される。以上の様にして作られる予測
値は102として制御部8に送られる フイールド間予測部2は、第3図のフイールド
内予測部1と同様の構成例で、入力端子502,
503に画素5,6の再生値X5′,X6′が記憶部5
から供給され、同様にフイールド間予測値 t 13
が作成される。 次に、本発明において特徴とする制御部8につ
いて説明する。第4図は本発明による制御部8の
構造例を説明する為の図である。図中508は現
在の最新の画素値X1の入力端子、102,20
2はそれぞれフイールド内予測部1、フイールド
間予測部2で作られた画素予測値 t 11t 13
入力端子である。また1002はバツフア部10
より送られてくるバツフア蓄積量に応じた閾値
THの入力端子である。81,82は真の画素値
X1と予測値 t 11t 13の差をとる減算回路、8
3,84はその差の絶対値をとる絶対値回路であ
る。従つて、83,84の出力はそれぞれ|X1
t 11|、|X1t 13|となる。85,86は
加算回路、88,89は1画素分の遅延回路、8
7,88は加算回路85,86の零クリアの為の
スイツチである。まず、ブロツクの先頭では、8
7,88のスイツチはオフとなる。従つて、加算
回路85,86の入力は|X1t 11|〜|X1
t 13|の各予測誤差絶対値のみとなる。同一ブロ
ツク中の2画素目からはスイツチ87,88はオ
ンとなり、従つて遅延回路88,89により1画
素前の画素の予測誤差値が加算回路85,86に
加わることとなる。よつて、各出力810,81
1には1ブロツク8画素分終了後には、
【式】のブロツク予測 値が出力される。812は比較回路でフイールド
内予測部1とフイールド間予測部2のブロツク予
測誤差値810,811の大小を比較し、制御信
号801を作る。又、合わせてスイツチ814を
切り替えてフイールド内予測部1又はフイールド
間予測部2のブロツク誤差値810,811の内
小さい方を出力815として次の比較回路816
に送る。比較回路816では予測部のブロツク誤
差値の内の小さい出力815とバツフア部の蓄積
量に応じた閾値THを比較し、その大小により予
測符号化か差分量子化符号化かを選択する制御信
号802を作成する。 第5図は本発明に用いる、フイールド内予測符
号化部3の構成成例を説明する為の図である。図
中501〜503は要素2〜4の再生値X2′〜
X4′の入力端子である。また、31,32の係数
演算回路、33,34の加算回路はそれぞれ第3
図中の対応する部分と全く同様の働きをする回路
である。35は1画素分の遅延を行なうレジスタ
であり、従つてこの遅延回路35の後では本予測
符号化部によつて再生された一画素前の画素の再
生値X21が与えられる。スイツチ36は再生値と
してX2又はX21のいずれかを選択する為のもの
で、8画素1ブロツクとした時の最初の1画素で
はスイツチ36をa側に残りの7画素ではb側に
切りかえる。スイツチ310は、制御部8におけ
る差分量子化有り又は無しを指示する信号の入力
端子802に入力される指示信号より制御され
る。差分量子化ありの場合にはスイツチ310は
a側に、なしの場合にはb側に切りかえられる。
まず、第1の状態である差分量子化無しの場合に
は、スイツチ310がb側に接続され、その時の
予測値11は1画素遅延レジスタ35から最新の
入力画素X1の直前の画素X2の再生値X21が選択さ
れて係数演算回路31を通り、再生値X3′及び
X4′と加算回路で加算されて出力306に予測値
11を得ることができる。従つて、端子301に
は画素1の予測符号化による予測値12が作成さ
れる。一方、第2の状態である差分量子化有りの
場合には、スイツチ310がa側に切替えられ
(この時の出力306を上述のb側に接続されて
いるとき(11)と単に区別するために12(=
11)とする減算回路37により301には予測誤
差値 O1=X112 ……(40b) が作成され、これが量子化回路38により量子化
され304には差分量子化値 Z1=X112+ΔO1 ……(41b) が送出される。スイツチ310がa側にたおれて
いるので、加算回路39により、この304の差
分量子化値Z1と予測値12が加えられ、差分量子
化ありの再生値 X12=X1+ΔO1 ……(42b) が305に作成される。更に再生値X11は301
から記憶部5に蓄積される。又、差分量子化値Z1
は302から伝送符号化部9に送られる。 なお、第2図のフイールド間予測符号化部4は
第5図フイールド内予測符号化部3と同様に構成
で入力端子502,503に画素5,6の再生値
X5′,X6′が記憶部5より供給され、同様にしてフ
イールド間の予測値14を得ることができる。 第6図は本発明に用いる記憶部5の1例を説明
する為の図である。図中301,401はそれぞ
れフイールド内予測符号化部3、フイールド間予
測符号化部4からの再生信号である。本記憶部5
においては、スイツチ55を用い2つの符号化部
による再生値のうちの一つを制御部8からのフイ
ールド内符号化又はフイールド間符号化部を指示
する信号801により選択し、51以降のレジス
タに蓄積してゆく。 51〜54は、4つのレジスタで各レジスタに
より与えられる遅延時間を第2表のように設定て
おく。
【表】 これによりレジスタ51〜54の出力端502
〜505には点2〜6の画素再生値X2〜X6が読
み出されてくる。 第7図は本発明における伝送信号符号化部9の
1例である。図中302及び402は符号化部3
及び4よりの差分量子化値である。又、801〜
802は前記制御部8により作成されたフイール
ド内又はフイールド間の選択および差分量子化あ
り又はなしを指示する信号である。91は差分量
子化値302,402のうちよりフイールド内又
はフイールド間のいずれかを選択する為のスイツ
チ、92は差分量子化ありかなしかを選択するス
イツチである。 93,94は符号変換回路である。第5図中の
量子化回路38により、正負あわせて13レベル
の量子化を行なつているが、符号変換回路93に
おいて、このうち零近傍の7レベルを3ビツト、
残り6レベルを6ビツトの伝送符号に変換する。
又、符号変換部94においては、フイールド内か
フイールド間か差分量子化ありかなしかを1ブロ
ツク2ビツトの伝送符号に変換する。これらの変
換回路93,94は読出専用メモリを用いて実現
される。 第8図は本発明におけるバツフアメモリ部10
の1例である。伝送路符号に変換された差分信号
とブロツク信号は901,902として入力され
バツフアメモリ101,102に書き込まれる。
またその時同時に入力された伝送信号のビツト数
だけ計数回路104に加算を行なう。スイツチ1
03はブロツク信号、差分信号の順に選択するこ
とにより、データを1ライン分のブロツク信号1
ライン分の差分信号の順に読み出すことを可能に
する為に用いられる。伝送信号は1001として
一定速度で読み出され伝送路に送出される一方、
送信ビツト数108を計数回路104に送り読み
出したビツト数だけ計数値を減少させる。従つ
て、計数回路104により現時点におけるバツフ
アメモリ中に蓄積されている。ビツト数が明らか
となる。この蓄積ビツト数を読出専用メモリを用
いて作られている閾値変換回路105に送り現時
点のバツフア蓄積量に応じて閾値THを作り端点
1002に送出する。 以上、本発明による真の画素値を用いて予測符
号化方式を選択する適応符号化方式の送信側ブロ
ツクの構成例を説明した。 第9図は真の画素値を用いて予測符号化方式を
選択する本発明の適応符号化方式の伝送信号を受
信する受信側ブロツク図である。図中10aは、
第2図の送信側ブロツク図中10に対応したバル
ツフアメモリ部で、伝送路上を一定速度で伝送さ
れてきたブロツク表示信号及び差分信号1001
を受信し、バツフアメモリに蓄積しテレビ信号の
復号用同期信号に合わせて、それぞれブロツク表
示信号、差分信号を901,902として読み出
す部分である。9aは送信側ブロツク内の9に対
応した伝送信号復号部である。差分信号を表わす
伝送信号901と、ブロツク表示信号を表わす伝
送信号902はこの復号化部9aにおいて復号さ
れフイールド内及びフイールド間差分信号値30
2,402と制御信号801,802に変換され
る。制御部8aは送信側ブロツク図内の8に対応
した部分で差分量子化あり又はなしの指示信号8
02aを復号化部3a,4aに、フイールド内予
測又はフイールド間予測の別の指示信号801a
を記憶部5aに供給する。3a,4aは送信側ブ
ロツク図内の3,4に対応した復号部であり、3
aはフイルド内予測符号化復号部、4aはフイー
ルド間予測符号化復号部である。これ各復号部は
記憶部5aより読み出された近傍の画素再生値と
差分量子化値を用い、現在の画素の再生値X11
X13を復号する。記憶部5aは送信側ブロツク図
中5に対応と、これら再生値X11,X13の内より制
御信号1201を用いて送信側で選択された現在
の画素値507を選出しこれを本受信側復号装置
の出力信号とするとともにメモリに蓄積し以降の
復号操作における予測値の作成に用いてゆく。 以上が本発明における受信側のブロツク図であ
る。各部の構成は送信側の対応する各部に類似し
ているので構成法の説明は省略することとする。 以上、本発明は、あるフイールド中の画素を予
測するのに同一フイールド中の画素値を用いて予
測値を作るフイールド内予測部と、同一フイール
ド中だけでなく前フイールド中の画素値をも用い
て予測値を作るフイールド間予測部を有し、両予
測部で作成された予測値と真の画素値との差を8
画素1ブロツク単位で比較して最適な符号化部を
選択し、選ばれたフイールド内又はフイールド間
の予測部で作られた予測値と真の値との差が定め
られた閾値未満の場合にはその予測値を真の画素
値の代りとし、差が閾値以上の場合には更に真の
値と予測値との差を差分量子化して受信側に送る
と共にこの差分量子化値を用いて画素再生値をつ
くるフイールド内予測符号化部及びフイールド間
予測符号化部を有するものであり、特に予測値を
作る場合に直前画素X2の再生値を用いずに真の
値で作成するため高速の回路素子が不要となり、
かつ上述の予測値で最適な予測符号化を判定した
のち必要な符号化回路を用いるようにしているた
め、前記先願のものより簡易な構成を有するテレ
ビジヨン信号の適応的予測符号化方式を実現する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の予測符号化方式を説明する為の
各画素の位置関係を示す図、第2図は本発明の真
の画素値を用いて予測符号化方式に選択する適応
符号化方式の実施例を示す送信側ブロツク図、第
3図は第2図の実施例におけるフイールド内予測
を行なう部分の具体例を示すブロツク図、第4図
は第2図の実施例における制御部の具体例を示す
ブロツク図、第5図は第2図の実施例におけるフ
イールド内予測符号化を行なう部分の具体例を示
すブロツク図、第6図は第2図の実施例における
記憶部の具体例を示すブロツク図、第7図は第2
図の実施例における伝送符号化部の具体例を示す
図、第8図は第2図の実施例におけるバツフアメ
モリ部の具体例を示すブロツク図、第9図は本発
明により伝送された伝送信号の復号を行なう為の
受信側の1例を示すブロツク図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力されるテレビジヨン信号を常時少なくと
    も1フイールドと1画素分蓄積しておくだけの容
    量を有する記憶部と、 前記テレビジヨン信号の最新の入力画素の値
    X1が入力された時直前の入力画素の真の画素値
    X2と前記記憶部より読み出した前記最新の入力
    画素と同一フイールド中にある画素の再生値とを
    用い前記最新の入力画素の予測値 t 11を作成す
    るフイールド内予測部と、 前記最新の入力画素の値X1が入力されたとき
    直前の入力画素の真の画素値X2と前記記憶部よ
    り読み出した前記最新の入力画素と同一フイール
    ド及び直前のフイールド中にある画素の再生値と
    を用い前記最新の入力画素の予測値 t 13を作成
    するフイールド間予測部と、 前記両予測部においてそれぞれ作成された予測
    t 11t 13と真の画素値X1との差を比較し
    て誤差の小さい方を示す選択信号を出力し更に真
    の画素値X1と前記予測値 t 11t 13との差の
    うち小さい方の差の絶対値|X1t 1i|(ただ
    し、i=1又は3)が予め定められた閾値TH未
    満である第1の状態か又はその閾値THを越える
    第2の状態かをとる指示信号を出す適応制御部
    と、 前記最新の画素の値X1が入力されたとき該画
    素と同一フイールド中にある画素の再生値を前記
    記憶部より読み出し前記最新の入力画素の予測値
    12を作成し前記適応制御部の前記指示信号が前
    記第1の状態の場合には前記予測値11を最新の
    画素値X1の再生値X11として符号化し前記適応制
    御部の前記指示信号が前記第2の状態の場合には
    予測値12と最新の画素値X1との差を量子化して
    差分量子化値Z12を作成して最新の画素の再生値
    X12をX1212+Z12として作成して符号化するフ
    イールド内予測符号化部と、 前記最新の画素の値X1が入力された時該信号
    と同一フイールド及び直前のフイールド中にある
    画素の再生値を前記記憶部から読み出し前記最新
    の入力画素の予測値13を作成し前記適応制御部
    の前記指示信号が前記第1の状態の場合には前記
    予測値13を最新の画素値X1の再生値X13として
    符号化し前記適応制御部の前記指示信号が前記第
    2の状態の場合には予測値14と最新の画素値と
    の差を量子化して差分量子化値Z14を作成して最
    新の画素の再生値X14をX1414+Z14として作成
    して符号化するフイールド間予測符号化部と、 前記適応制御部からの選択信号が示す予測値を
    与えた前記フイールド内予測部又は前記フイール
    ド間予測部に対応する前記フイールド内予測符号
    化部又は前記フイールド間予測符号化部の再生値
    X11又はX13を以後の符号化に用いるために前記記
    憶部に記憶せしめる手段と、 前記適応制御部からの前記指示信号が第2の状
    態のときは前記差分量子化値Z12又はZ14を伝送符
    号に変換する伝送信号符号化部と、 該伝送信号符号化部で得られた伝送符号をバツ
    フアメモリを介して伝送路に送出するとともに該
    バツフアメモリ中のデータの蓄積量に応じて前記
    差分量子化ありかなしかを選択するための閾値
    THを送出情報量を一定に保つように変更させる
    バツフアコントロール部 とを備えたテレビジヨン信号の適応予測符号化方
    式。
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