JPS6240774Y2 - - Google Patents

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JPS6240774Y2
JPS6240774Y2 JP1982073867U JP7386782U JPS6240774Y2 JP S6240774 Y2 JPS6240774 Y2 JP S6240774Y2 JP 1982073867 U JP1982073867 U JP 1982073867U JP 7386782 U JP7386782 U JP 7386782U JP S6240774 Y2 JPS6240774 Y2 JP S6240774Y2
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compressed air
cylinder
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ring
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JP1982073867U
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JPS58177282U (ja
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  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ハウジングの下端側内部及び中途部
において固定されたシリンダをハウジングに内装
するタイプの工具であつて、上記シリンダに内装
された打撃ピストンを圧縮空気により往復駆動
し、それにより打撃ピストンに一体結合されたロ
ツド状又はブレード状ドライバが釘又はステープ
ル等のフアスナを被打込部材に打込む空気駆動式
打撃工具に関する。
一般に、空気駆動式打撃工具のハウジングは、
打撃ピストン・シリンダ機構を内蔵する主ハウジ
ング部と圧縮エア貯溜室の大部分が形成されるグ
リツプ部とから構成されている。
しかして、上記打撃シリンダが、主ハウジング
部の内壁にこの主ハウジング部と一体形成された
上下2個の内向フランジにより支持されて、主ハ
ウジング部内に固定されている。
このように、従来の打撃工具のハウジングは、
円筒状に閉じた主ハウジング部内において上下2
個所に内向きフランジを有する構造であるため、
その製造をダイキヤスト化できず、コスト高とな
る欠点があつた。
本考案は目的は、ハウジングの製造をダイキヤ
ストによることを可能とするとともに、打撃シリ
ンダを確実に固定し、打撃シリンダの組付作業の
容易な空気駆動式打撃工具を提供することであ
る。
以下、本考案の好適な実施例を図面に基づき詳
細に説明する。空気駆動式釘打機1は、圧縮空気
により駆動され、かつ、その各部が制御される。
この釘打機1のハウジング2は、下方に向い細く
なる緩いテーパを有する、ほぼ円錐状の主ハウジ
ング部3とこの主ハウジング部3に対し横方向に
突出したグリツプ部4とを有している。このグリ
ツプ部4もその開口した後端に向い漸次太くなる
緩いテーパを有している。グリツプ部4の内部に
は主圧縮空気貯溜室4aが形成されている。ま
た、主ハウジング部3は、従来の主ハウジング部
と異なり、その内壁の上端部及び中間部に内向フ
ランジを有していない。
主ハウジング部3及びグリツプ部4は上記の通
りの構造であるから、ハウジング2はダイキヤス
トにより製造される。
上記主ハウジング部3の上端は開口し、この上
端にハウジングヘツドキヤツプ5が固着されてい
る。また、主ハウジング部3はその内壁下端に内
向フランジ3aを有するとともにこの下端におい
て開口している。この下端にハウジングボトムキ
ヤツプ6が固着され、このハウジングボトムキヤ
ツプ6にドライバガイド7を介し釘打出し用ノー
ズ8が固着されている。
上記主ハウジング部3内に打撃ピストン・シリ
ンダ機構の打撃シリンダ17が配置される。
上記グリツプ部4の開口した後端にはグリツプ
部エンドキヤツプ9が螺着され、このグリツプ部
エンドキヤツプ9にリリーフバルブ10及び圧縮
空気導入用プラグ11が配設されている。
上記主ハウジング部3に近接する、グリツプ部
4の一部においてその下面側にはスプール型のト
リガバルブ12が組込まれている。このトリガバ
ルブ12のトリガバルブステム13を手動トリガ
14により押上げることにより、圧縮空気貯溜室
4aは大気に対し開放される。
上記主ハウジング部3の内壁においてその中間
高さ位置には、円環状であつて、かつ、上向きの
肩部15が形成されている。
主ハウジング部3の下端における内向フランジ
3aは、打撃シリンダ17の外壁とともにブロー
バツク用圧縮空気貯溜室28を形成するためのも
のである。
上記ハウジングヘツドキヤツプ5には、円環体
状のヘツドバルブボデー16が上下動自在に配装
されている。このヘツドバルブボデー16は、主
圧縮空気貯溜室4aに圧縮空気が供給されていな
いときに、圧縮コイルバネ17aにより、打撃シ
リンダ17の上端に嵌装されたシリンダシール1
8に当接するように、弾性付勢されている。
上記ヘツドバルブボデー16は、その上端面1
6aの側及び下端面16bの側に圧縮空気の圧力
を受け、これらの上端面16a及び下端面16b
に受ける圧力の差により上昇し、又は下降する。
例えば、トリガバルブ12のトリガバルブステ
ム13を手動トリガ14により押上げるように操
作すると、ヘツドバルブボデー16の上端面16
aに作用していた圧縮空気はトリガバルブ12を
経て大気中に放出されるから、ヘツドバルブボデ
ー16は、その下端面16bに圧縮空気の圧力を
受けて上昇し、打撃シリンダ17中の打撃ピスト
ン30は急速降下し、かつ、トリガバルブステム
13を元の位置に戻してトリガバルブ12を大気
に対し閉じない限り、下降しない。
打撃シリンダ17の下端部17bは、ハウジン
グボトムキヤツプ6の内壁部において、上向きに
突出するように形成された支持環部6a上に載置
されている。また、打撃シリンダ17の下端17
bは、主ハウジング部3の下端に位置する内向フ
ランジ3aに内嵌挿され、それにより、打撃シリ
ンダ17の軸は釘打出し用ノーズ8の軸に一致す
るように位置決めされる。
上記打撃シリンダ17の下部側には、ブローバ
ツク用孔17cが穿設され、このブローバツク用
孔17cを経てブローバツク用圧縮空気貯溜室2
8内の圧縮空気は打撃シリンダ17内に吹き出す
が、この吹き出した空気は、釘打出し用ノーズ8
の方からは僅かにしか逃げない。その理由はドラ
イバ30aと釘打出し用ノーズ8との間の隙間が
極めて小さいからである。
上記打撃シリンダ17の外周面の中間高さ位置
において、上記主ハウジング部3の内壁面に形成
された肩部15と対向する位置には外向フランジ
19が設けられている。
上記外向フランジ19は、上側の大径外向フラ
ンジ部19aと下側の小径外向フランジ部19b
とから構成されている。したがつて、大径外向フ
ランジ部19aにはその下面側において下向きの
肩部20が形成されている。また、小径外向フラ
ンジ部19bの外周面には環状溝21が設けら
れ、この環状溝21にOリング22が嵌着されて
いる。
上記外向フランジ19側の肩部20と上記主ハ
ウジング部3側の肩部15とにより、円環体状の
シリンダリング23が支持されている。このシリ
ンダリング23は、若干の移動可能な状態で主ハ
ウジング部3内の中間高さ位置に配置される。
上記シリンダリング23はプラスチツク製であ
つて、その下面側には第2図に示すような軽量化
のための4個の弓形状溝24が設けられている。
また、シリンダリング23の外周面には環状溝
25が設けられ、この環状溝25にOリング26
が嵌着されている。
上記シリンダリング23の内周面23aは打撃
シリンダ17側の小径外向フランジ部19bに嵌
合し、シリンダリング23の外周面23bは主ハ
ウジング部3の内壁に嵌合する。
第1図及び第3図に示すように、主ハウジング
部3がグリツプ部4と結合する部位の下面側にお
いて、その内壁には、主ハウジング部3側の肩部
15の上方位置に空気抜きガイド溝27が形成さ
れている。
上記圧縮空気導入用プラグ11を経て圧縮空気
を釘打機に供給しつつある通常使用の場合には、
上記空気抜きガイド溝27の底面27aよりも僅
かに下方で上記のOリング26は主ハウジング部
3の内壁に接触している。これにより、釘打機の
通常使用の場合に、主圧縮空気貯溜室4aとブロ
ーバツク用圧縮空気貯溜室28とが空気流通遮断
の状態にある。
釘打機の通常使用の場合において、トリガバル
ブステム13が押上げ操作されているときは、ヘ
ツドバルブボデー16が打撃シリンダ17のシリ
ンダシール18から離脱しているから、打撃シリ
ンダ17には圧縮コイルバネ17aの下向き弾性
力は作用していない。しかし、このときは、主圧
縮空気貯溜室4a内の圧縮空気の圧力はブローバ
ツク用圧縮空気貯溜室28内の空気圧力よりも高
く、しかも主圧縮空気貯溜室4a内の圧縮空気の
圧力が打撃シリンダ17の上端面及び大径外向フ
ランジ部19aの上面に作用しているから打撃シ
リンダ17は、第1図中下方に付勢され、それに
より主ハウジング部3内に固定されたままであ
る。
また、釘打機の通常使用の場合において、トリ
ガバルブステム13がその下死点位置にあるとき
は、先に述べた主圧縮空気貯溜室4a内の圧縮空
気の圧力とブローバツク用圧縮空気貯溜室28内
の圧縮空気の圧力との間の大小関係により打撃シ
リンダ17は主ハウジング部3内に固定されたま
まである。
他方、トリガバルブステム13をその上死点に
保持した状態で圧縮空気導入用プラグ11をコン
プレツサから延びたエアホースから外すと、ヘツ
ドバルブボデー16が上死点に保持され、打撃ピ
ストン30は下死点に保持され、及びブローバツ
ク用圧縮空気貯溜室28内には主圧縮空気貯溜室
4a内の圧縮空気の圧力よりも低い圧力を有する
圧縮空気が貯溜された状態で、主圧縮貯溜室4a
内の圧力が突如大気圧となる。
したがつて、ブローバツク用圧縮空気貯溜室2
8内の圧力は、主圧縮空気貯溜室4a内の圧力よ
りも高くなるから、この圧力でシリンダリング2
3を若干量押上げる(第4図参照)。それによ
り、打撃シリンダ17が若干押上げられるととも
にOリング26と主ハウジング部3の内壁との接
触が外れ、ブローバツク用圧縮空気貯溜室28内
の残溜圧縮空気は、空気抜きガイド溝27及び主
圧縮空気貯溜室4aを径て大気中に放出される。
この結果、打撃シリンダ17は、主ハウジング部
3の下端に設けられた内向フランジ3aから抜け
外れることがない。また、ブローバツク用圧縮空
気貯溜室28内の残溜圧縮空気が大気中に放出さ
れると、上死点に位置していたヘツドバルブボデ
ー16は、圧縮コイルバネ17aの下向き弾性力
により、その下死点へ移動し、打撃シリンダ17
を下向きに押した状態で下死点に静止する。した
がつて、打撃シリンダ17は主ハウジング部3内
で固定的に保持される。
上記の実施例において主ハウジング部3の内壁
側に空気抜きガイド溝27を設けたが、第5図に
示す実施例においては、シリンダリング40の嵌
着溝41の内側部から主圧縮空気貯溜室4aの方
へ連絡する貫通孔42が設けられている。この貫
通孔42は、Oリング26が嵌着溝41の上側内
面43に押付けられ、かつ、変形すると嵌着溝4
1を介してブローバツク用圧縮空気貯溜室28に
連絡する。従つて、それにより打撃シリンダ17
がブローバツク用圧縮空気貯溜室28内の残溜圧
縮空気により過度に押上げられて、主ハウジング
部3の内向フランジ3aから抜け外れることが防
止される。
上述の通り、本考案によればブローバツク用圧
縮空気貯溜室内の圧力が主圧縮空気貯溜室内の圧
力よりも高くなつた場合にも、シリンダリングの
外径側のOリング及び空気抜き通路の供働による
弁作用により、ブローバツク用圧縮空気貯溜室内
の残溜圧縮空気の主圧縮空気貯溜室を経て大気中
に放出され、打撃シリンダ及びシリンダリングが
主ハウジング部から外れることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による空気駆動式釘打機の縦断
面図、第2図はシリンダリングの底面図、第3図
は第1図における−線断面図、第4図は、シ
リンダリングのOリングが移動及び変形してブロ
ーバツク用圧縮空気貯溜室を大気中に開放する場
合を示すシリンダリング付近の縦断面図、第5図
は、本考案の他の実施例の主要部の縦断面図であ
る。 1……空気駆動式釘打機、3……主ハウジング
部、3a……内向フランジ、4a……主圧縮空気
貯溜室、15……肩部、17……打撃シリンダ、
19a……大径外向フランジ部、22……Oリン
グ、23……シリンダリング、26……Oリン
グ、27……空気抜きガイド溝、28……ブロー
バツク用圧縮空気貯溜室、30……打撃ピスト
ン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端側及び下端側が開口した筒状主ハウジング
    部の下端側内部に、ロツド状又はブレード状ドラ
    イバを一体結合した打撃ピストンを内装する打撃
    シリンダの下端部が内嵌挿される内向フランジを
    有するとともに上記主ハウジング部の内壁の中間
    高さ位置に上向きの面を有する肩部を有する一
    方、上記打撃シリンダの外周面において上記肩部
    にほぼ対応する位置に下向きの面を有する大径外
    向フランジ部を設け、上記肩部と上記大径外向フ
    ランジ部との間に、少なくとも外径側にOリング
    を嵌着するとともに、打撃シリンダ下部外周囲の
    ブローバツク用圧縮空気貯溜室と打撃シリンダ上
    部外周囲の主圧縮空気貯溜室との間の空気流通を
    遮断するためのシリンダリングを挟持し上記主ハ
    ウジング部の下端側内部に設けられる内向フラン
    ジ部と上記シリンダリングとによつて上記打撃シ
    リンダを固定し、上記打撃シリンダは通常時にお
    いて主圧縮空気貯溜室の空気がこの打撃シリンダ
    下方に向けて押圧作用する有効面積を有するとと
    もに、シリンダリング側又は主ハウジング部の内
    壁側に、主圧縮空気貯溜室内の圧縮空気の圧力よ
    りも高い圧力を有する時には、ブローバツク用圧
    縮空気貯溜室内の圧縮空気により上記Oリングを
    移動又は変形させ、このOリングと共働して弁作
    用をなす空気抜き通路を設けた空気駆動式打撃工
    具。
JP7386782U 1982-05-20 1982-05-20 空気駆動式打撃工具 Granted JPS58177282U (ja)

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JP7386782U JPS58177282U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 空気駆動式打撃工具

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JP7386782U JPS58177282U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 空気駆動式打撃工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58177282U JPS58177282U (ja) 1983-11-26
JPS6240774Y2 true JPS6240774Y2 (ja) 1987-10-19

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ID=30083351

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JP7386782U Granted JPS58177282U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 空気駆動式打撃工具

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5349782U (ja) * 1976-10-01 1978-04-26

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JPS58177282U (ja) 1983-11-26

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