JPS6240567Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6240567Y2
JPS6240567Y2 JP1980061044U JP6104480U JPS6240567Y2 JP S6240567 Y2 JPS6240567 Y2 JP S6240567Y2 JP 1980061044 U JP1980061044 U JP 1980061044U JP 6104480 U JP6104480 U JP 6104480U JP S6240567 Y2 JPS6240567 Y2 JP S6240567Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
bronchoscope
main body
viewing tube
optical viewing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980061044U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56160504U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980061044U priority Critical patent/JPS6240567Y2/ja
Publication of JPS56160504U publication Critical patent/JPS56160504U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6240567Y2 publication Critical patent/JPS6240567Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内視鏡を備えた気管支鏡に係り、特
に内視鏡の保持構造の改良に関する。
先端部にランプを備えた光学視管部と、屈曲し
た端部に接眼部もしくは接眼部に各種のカメラ用
アダプタを交換自在にした手元操作部とを連結し
てなる内視鏡を、気管支鏡本体に組合せた気管支
鏡が多用される。
ところで、上記光学視管部の直径は数ミリ単位
の極細径であり、わずかの無理がかかつても折損
しやすい。特に光学視管部は上記手元操作部との
連結部分が脆く、わずかのせん断力等によつても
容易に折損する虞れがある。また上記接眼部にス
チール撮影、TV撮影、シネ撮影等の撮影手段の
アダプタを設け、これにカメラを接続した場合
に、それら撮影手段の重量に術者は気をとられ内
視鏡に大きな力が加わつていることを忘れて動か
す場合があり、折損の原因となつている。すなわ
ち、上記撮影手段を接続することにより、光学視
管部の軸を中心に回転するモーメントが発生し、
不注意でモーメントを光学視管部にかけてしまう
と、手元操作部との連結部分でねじ切れる恐れが
ある。
従来においては、光学視管部を挾持具で挾み込
んで固定したり、手元操作部に接続されるライト
ケーブルを保持して内視鏡の移動および回転を防
止する手段が用いられているが、いずれも完全で
はなく、依然として光学視管部の折損の虞れが大
である。
本考案は上記事情に着目してなされたものであ
り、その目的とするところは、内視鏡の気管支鏡
本体からの脱去を規制するとともに内視鏡先端部
光軸回わりの回転を規制し、二重の安全機能を備
えることにより、光学視管部の折損を確実に防止
して、作業性と耐久性の向上を図れる気管支鏡を
提供しようとするものである。
以下本考案の一実施例を第1図にもとずいて説
明する。図中1は気管支鏡本体であり、これは基
端側に把手部2が設けられ、その先端側に比較的
大径の部分と細径の部分とを一体的に形成した挿
入部3を連設してなる。把手部2から挿入部3に
かけて内部長手軸方向に沿つて処置具挿入口、た
とえば鉗子口4と、照明観察口5が設けられる。
挿入部3の先端は斜めに切断して形成され、上記
鉗子口4および照明観察口5が開口している。上
記把手部2の挿入部3近傍面には、略L字状に折
曲形成されその水平片側に押えピン6を設けた板
ばね7が取着される。これら押えピン6と板ばね
7とで内視鏡脱去防止手段8が構成される。上記
押えピン6は断面略T字状に形成され、その一部
は上記挿入部3の比較的大径部分に穿設された透
孔9を介して上記照明観察口5に突出させてい
る。
照明観察口5には内視鏡10が挿入される。す
なわち内視鏡10は、極細径で直線状の光学視管
部11と、比較的大径で鈍角状に屈曲した手元操
作部12とを連設してなる。上記光学視管部11
の先端部は照明観察口5の先端開口部と略一致
し、かつ手元操作部12の一部は挿入部3の比較
的大径部分に挿入位置しているとともに図におい
て上面側に係止部であるところの切欠部13が設
けられる。この切欠部13に上記板ばね7で弾性
的に付勢されるところの押えピン6が当接する。
したがつて内視鏡10は内視鏡脱去防止手段8に
より照明観察口5からの脱去を防止されるように
なつている。
また上記手元操作部12の屈曲部分は把手部2
から突出し、その端部には接眼部14が連結され
ている。さらに手元操作部12の図において水平
部分基端側には口金15が突出され、これにはラ
イトガイドケーブル16が接続される。上記口金
15とライトガイドケーブル16の一部は上記把
手部2の基端面側に設けられる内視鏡回動規制手
段であるところの凹部17に係合する。したがつ
て内視鏡10は凹部17により周方向への回動を
規制されるようになつている。
一方、上記鉗子口4には鉗子18が挿入され、
その先端部は鉗子口4の先端開口部から必要に応
じて突出可能である。鉗子口4の基端側には酸素
供給口19が連通していて、必要に応じて酸素を
供給できるようになつている。
しかして、気管支20内に挿入部3を挿入する
ことにより、内視鏡10を通じて気管支20内を
照明しながら観察できるとともに鉗子18を操作
して異物21を把握し摘出できる。またこのとき
内視鏡10は、内視鏡脱去防止手段8である押え
ピン6が切欠部13に弾性的に当接することによ
り、照明観察口5からの脱去を防止される。同時
に、内視鏡回動規制手段である凹部17に口金1
5とライトガイドケーブル16一部が係合し、内
視鏡10は先端部光軸回りの回動を規制される。
したがつて二重の安全機能を有することとなり、
たとえば接眼部14に各種のカメラを接続した際
など不注意で無理な力をかけても折損の虞れがな
い。特に光学視管部11と手元操作部12との連
結部分にせん断力等がかかることがなくなり、し
たがつて折損することはない。
内視鏡10の挿入もしくは抜き取りの際は、押
えピン6を図中矢印に示す上方へ板はね7の弾性
力に抗して持ち上げれば良い。押えピン6の下端
部は切欠部13から離間し、内視鏡10は長手軸
方向に自由となる。
なお上記実施例においては内視鏡脱去防止手段
8を押えピン6と板ばね7とから構成したが、こ
れに限定されるものではなく、たとえば第2図な
いし第4図に示すように構成しても良い。
すなわち第2図においては、把手部2近傍であ
る挿入部3の比較的大径部分に内視鏡脱去防止手
段であるところの板ばね22を取着する。この板
ばね22は、挿入部3に穿設される透孔23を介
して内視鏡10の手元操作部12に設けられる係
止部である切欠部13に弾性的に当接する屈曲部
22aを有する。したがつて板ばね22の弾性力
によつて内視鏡10の照明観察口5からの脱去が
防止されることとなる。なお板ばね22の自由端
に摘み24を設けたので、これを摘み図中矢印方
向へ回動付勢すれば内視鏡10の挿脱が可能とな
る。
第3図においては内視鏡脱去防止手段25をレ
バー27と、このレバー27を挿入部3の比較的
大径部分に回転自在に取着するねじ28とから構
成する。上記レバー27の下端突出部29は挿入
部3に穿設される透孔30に挿通し、手元操作部
12に設けられる係止部であるところの切欠部1
3に係合する。このため内視鏡10の脱去を確実
に防止できる。また内視鏡10の照明観察口5へ
の挿入もしくは抜取りの際は、ねじ28を回転中
心としてレバー27を回動して切欠部13から係
合していた突出部29を退避させれば係合状態を
解除できる。
第4図に示す内視鏡脱去防止手段31は、挿入
部3の外周に回転自在に嵌合する係止リングから
なる。この係止リング31の内周側は手元操作部
12に設けられる係止部である切欠部13に係合
する。しかも内周側一部には手元操作部12の直
径の一部をなす係合凹部32が設けられる。した
がつて、係合凹部32が切欠部13に対向しない
図示の状態で内視鏡10の脱去を防止できる。ま
た内視鏡10の挿入もしくは抜き取りの際は、係
止リング31を回動して係合凹部32を切欠部1
3に対向すれば良い。
このように内視鏡脱去防止手段は本考案の要旨
を越えない範囲内で種々変形実施可能である。ま
た内視鏡回動規制手段を把手部2に設けたが、こ
の近傍でも良く、内視鏡10の回動を規制できる
種々の変形例全てを含むこと勿論である。
以上説明したように本考案によれば、気管支鏡
本体内に光学視管部と手元操作部とからなる内視
鏡を挿入し、手元操作部あるいは気管支鏡本体の
いずれか一方の係止部を設け、気管支鏡本体外部
から係脱操作可能な内視鏡脱去防止手段を上記係
止部に係合して内視鏡の気管支鏡本体からの脱去
を規制し、上記手元側操作部と係合して内視鏡先
端部光軸回わりの回動を規制する内視鏡回動規制
手段を気管支鏡本体の把手部あるいは把手部近傍
に設けたから、内視鏡の光学視管部は極細径であ
るがこれに無理な力がかかるのを避け、特に光学
視管部の手元操作部との連結部分など折損から確
実に守ることができる。したがつて術者は安心し
て異物摘出等の処置が行えるとともに、内視鏡へ
のアタツチメントの取付けの場合も折損を気にせ
ずに作業できる。また内視鏡の気管支鏡本体への
着脱が容易となり、たとえば互いの消毒を別々に
でき、作業性および耐久性の向上化を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す気管支鏡の使
用状況を示す側断面図、第2図は本考案の他の実
施例を示す気管支鏡要部の側断面図、第3図はさ
らに他の実施例を示す気管支鏡要部の側断面図、
第4図はさらに他の実施例を示す気管支鏡要部の
縦断正面図である。 1……気管支鏡本体、2……把手部、8,2
2,25,31……内視鏡脱去防止手段、10…
…内視鏡、11……光学視管部、12……手元側
操作部、13……係止部(切欠部)、17……内
視鏡回動規制手段(凹部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気管支鏡本体と、この気管支鏡本体内に挿入さ
    れる光学視管部およびこの光学視管部に連結され
    一部が気管支鏡本体内に挿入され一部は気管支鏡
    本体から突出して屈曲しその端部に接眼部等を交
    換自在に接続する手元側操作部とからなる内視鏡
    と、この内視鏡の手元側操作部あるいは気管支鏡
    本体のいずれか一方に切欠加工される係止部と、
    この係止部に係合し内視鏡の気管支鏡本体からの
    脱去を規制する気管支鏡本体外部から係脱操作可
    能な内視鏡脱去防止手段および、上記気管支鏡本
    体の把手部あるいは把手部近傍に設けられ上記手
    元側操作部の一部と係合して内視鏡先端部光軸回
    わりの回動を規制する内視鏡回動規制手段とを具
    備したことを特徴とする気管支鏡。
JP1980061044U 1980-05-02 1980-05-02 Expired JPS6240567Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980061044U JPS6240567Y2 (ja) 1980-05-02 1980-05-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980061044U JPS6240567Y2 (ja) 1980-05-02 1980-05-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56160504U JPS56160504U (ja) 1981-11-30
JPS6240567Y2 true JPS6240567Y2 (ja) 1987-10-17

Family

ID=29655457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980061044U Expired JPS6240567Y2 (ja) 1980-05-02 1980-05-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6240567Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06217933A (ja) * 1993-01-29 1994-08-09 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡
WO2016148642A1 (en) * 2015-03-19 2016-09-22 Endomaster Pte Ltd An enhanced flexible robotic endoscopy apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56160504U (ja) 1981-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5205280A (en) Quick-release endoscopic coupling assembly
JP4761928B2 (ja) 挿管支援装置
US5125394A (en) Endoscopic adapter with lamina interface
US11376090B2 (en) Endoscope, and endoscope system
JP2007144123A (ja) 挿管支援装置
JPH08122657A (ja) 内視鏡の本体操作部
JPS6240567Y2 (ja)
JPH0340241Y2 (ja)
GB2176764A (en) Counter-balancing microscope assembly
CN110475500B (zh) 罩和内窥镜系统
US20040090668A1 (en) Mouth switch arrangement and microscope with mouth switch arrangement
JPH06130308A (ja) 内視鏡の光学アダプタ
JPH07184838A (ja) 内視鏡用先端カバー
JP5259258B2 (ja) 内視鏡装置
JP4579787B2 (ja) 光ファイバコネクタプラグ用カバー装置
JP2840008B2 (ja) 内視鏡における連結装置
JP3455150B2 (ja) 内視鏡装置
JP3180453B2 (ja) 内視鏡の接眼部
JP2003290141A (ja) 内視鏡用光源装置
JP3275927B2 (ja) 内視鏡
WO2022071564A1 (ja) 内視鏡
JPS6120568Y2 (ja)
JP3914859B2 (ja) 内視鏡光源装置用アダプタ
JPH0628082Y2 (ja) 内視鏡アセンブリ
JPH09294718A (ja) 内視鏡