JPS6240340Y2 - - Google Patents

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JPS6240340Y2
JPS6240340Y2 JP6854079U JP6854079U JPS6240340Y2 JP S6240340 Y2 JPS6240340 Y2 JP S6240340Y2 JP 6854079 U JP6854079 U JP 6854079U JP 6854079 U JP6854079 U JP 6854079U JP S6240340 Y2 JPS6240340 Y2 JP S6240340Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は落下式故障表示器に係り、二個の表示
体を用いて表示する二重式表示機構を有する構造
に関する。
(従来の技術) 従来この種落下式故障表示器においては、通常
時は第1の表示体を上方位置に保持し、第2の表
示体を下方位置に位置させて第2の表示体にて通
常状態を表示し、故障時には第1の表示体を下方
に落下させて第1の表示体にて故障状態を表示
し、さらに復帰操作時に故障状態が継続している
ときには第1および第2の表示体を上方位置に保
持して故障が継続されていることを表示するよう
になつている。
そして従来のこの種故障表示器は第1および第
2の表示体をそれぞれ上方位置に保持する係合手
段をそれぞれ別個に形成した構造が採られてい
た。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の故障表示器は二個の表示体をそれぞ
れ別個の係合手段で上方位置に保持する構造のた
め係合手段の構造が複雑となつたり、部品形状が
複雑となり、組立精度も要求され、動作も不確実
となり易く、組立に手数がかかる問題を有してい
る。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので、電
磁コイルの励磁動作で作動される作動片に一つの
弾性係止片を突設し、電磁コイルの励磁動作時お
よび非励磁動作時における位置によつて第1の表
示体または第2の表示体の係止片部に選択的に係
止して第1の表示体または第1の表示体の第2の
表示体を上方位置に保持できるようにし、第1ま
たは第2の表示体の上方位置における保持構造を
簡単にして製作組立性を良好にし、表示動作が安
定して行われ、表示動作の確実な落下式故障表示
器を提供するものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案の落下式故障表示器は、器体1と、この
器体1に取付けられ励磁動作で吸引後退されるプ
ランジヤ5を設けた電磁コイル3と、弾性を有す
る規制片部12を側方に突出し前記プランジヤ5
に固着されこのプランジヤ5の進退作動によつて
前後方向に進退される作動片7と、前記器体1に
軸22によつて上下方向に回動自在に軸着された
アーム部20とこのアーム部20の先端に設けら
れた表示部18と前記アーム部20に突設され前
記作動片7の進出時にその規制片部12に係合さ
れ前記作動片7の後退によつて係合を解かれる係
止片部27とを有し自重により下方に回動される
第1の表示体17と、前記器体1に軸22にて前
記第1の表示体17のアーム部20と平行状に上
下方向に回動自在に軸支され上方への回動時に前
記第1の表示体17の係止片部23に係合されて
この第1の表示体17を上方に押上げるアーム部
31とこのアーム部31の先端に設けられ下降時
に前記第1の表示部17の表示部18の後側に位
置される表示部29と前記アーム部31に突設さ
れ前記作動片7の後退時にその規制片部12に係
合される係止片部33と前記アーム部31の前記
器体1との軸支部より上部に形成された係合部4
0とを有し自重によつて下方に回動される第2の
表示体28と、前記器体1に前後方向に進退自在
に設けられ後退時に前記第2の表示体28の係合
部に係合してこの第2の表示体28を上方に回動
させる復帰作動片部41を突設した復帰操作体3
4とを具備したことを特徴とするものである。
(作用) 本考案の落下式故障表示器は、平常時には第1
の表示体17の係止片部27が作動片7の規制片
部12に係合し、第1の表示体17の表示部18
は上方に位置し、第2の表示体28は下方に降下
した状態で、第2の表示体28の表示部29は表
示位置に臨ませられている。この状態で例えば事
故信号が電磁コイル3に印加されると、電磁コイ
ル3の励磁動作でプランジヤ5が吸引され、プラ
ンジヤ5によつて作動片7が後退する。この作動
片7の後退でその規制片部12が第1の表示体1
7の係止片部27から外れ、第1の表示体17は
軸22を中心として下方に回動し、第1の表示体
17の表示部18は第2の表示体28の表示部2
9の前側に位置し、第2の表示体28の表示部2
9を遮蔽し、第1の表示体17の表示部18が表
示位置に位置する。
この状態で復帰操作体34を押動すると、復帰
操作体34が後退し、その復帰作動片部41が第
2の表示体28の係合部40を押動し、第2の表
示体28は軸22を中心として上方に回動し、こ
の第2の表示体28のアーム部31が第1の表示
体17の係止片部27を押上げる。
このとき電磁コイル3が非励磁状態に復帰され
ていると、プランジヤ5もスプリング6によつて
前方に復帰されているため作動片7も前方に復帰
されている。そしてこの作動片7の前方への復帰
でその規制片部12は第2の表示体28の係止片
部33との係合位置より前方に位置し、第1の表
示体17の係止片部27のみが規制片部12を弾
性に抗して内方に押圧しながら第1の表示体17
は上方に向つて回動する。この第1の表示体17
の係止片部27が規制片部12の上縁より上方に
位置すると、規制片部12はその弾力によつて外
側に側方に側方に突出する。そして復帰作動体3
4を前方に向つて復帰進出させると、その復帰作
動片部41は第2の表示体28の係合部40の後
方への押圧を解き、第2の表示体28は自重で軸
22を中心として下方に向つて回動され、この第
1の表示体17の係止片部27の押上げを解き、
第1の表示体17も自重で軸22を中心として下
方に向つて回動する。このとき電磁コイル3が非
励磁状態に復帰しているため、第1の表示体17
の係止片部27が作動片7の規制片部12の上縁
に係合され、第1の表示体17は下方への回動を
阻止され、第2の表示体28のみが下方に回動さ
れ、第2の表示体28の表示部29が表示位置に
臨ませられる。
また第1の表示体17が下降状態時において、
電磁コイル3が励磁状態を継続しているときに復
帰操作体34を押動すると、作動片7の規制片部
12は第2の表示体28の係止片部33との係合
位置に位置しているため、第2の表示体28の係
止片部33は規制片部12を弾力に抗しながら上
方に移動し、この第2の表示体28の係止片部3
3は規制片部12の上縁に係合され、第1の表示
体17の係止片部27は第2の表示体28のアー
ム31に係合し、第1および第2の表示体17,
28は下方への回動を規制され、表示位置には器
体1の前面板部49が臨ませられている。
この状態時に励磁コイル3が非励磁となると、
プランジヤ5はスプリング6によつて前方に移動
し、作動片7も前方に移動され、その規制片部1
2は第2の表示体28の係止片部33から外れ、
第2の表示体28は下方に回動され、第2の表示
体28の表示部29が表示位置に臨ませられる。
このとき第1の表示体17の係止片部27は規制
片部12に係合されているために下降されず、第
2の表示体28の表示部29による表示が行われ
る。
(実施例) 次に本考案の一実施例の構造を図面第1図乃至
第6図について説明する。
1は金属板にて下面を開口した函状に形成され
ている器体で、この器体1の上面板部2には電磁
コイル3の取付け枠4が固着されている。この取
付け枠4は金属板にて略コ字状に形成され、この
取付け枠4に取付けた電磁コイル3には前後方向
に進退されるプランジヤ5が設けられている。こ
のプランジヤ5は、前記電磁コイル3の励磁動作
で吸引され、このプランジヤ5に介装したコイル
状のスプリング6に抗して後退されるようになつ
ている。
また前記プランジヤ5の先端には作動片7の連
結片部8が固着されている。この作動片7は、前
記連結片部8の下端から水平状に折曲され前記上
面板部2上を摺動する摺動片部9と、この摺動片
部9の前端から下方に向つて垂直状に折曲された
作動片部10とを有し、この作動片部10は前記
上面板部2の前端側に形成した開口11から前記
器体1内に突出されている。またこの作動片7の
一側縁には上方に向つて垂直状に折曲された規制
片部12が形成され、この規制片部12は弾性を
有し上方が側方に突出する方向に傾斜されてい
る。
また前記器体1の内部前側には前記作動片7の
作動片部10の後退に位置に臨ませて第1および
第2の開閉器13,14が左右並列に取付けら
れ、この第1および第2の開閉器13,14のア
クチエータ15,16が前記作動片7の後退時に
その作動片部10にて押動され、作動片7の後退
位置で第1および第2の開閉器13,14はオン
動作されるようになつている。
また17は第1の表示体で、この第1の表示体
17は前面表示部18の両側から後側に向けて直
角に折曲したアーム部19,20を有し、このア
ーム部19,20の後端が前記器体の側面板部2
1に軸22にて回動自在に軸支されている。また
この第1の表示体17の一側のアーム部19の下
縁には水平状に折曲した作動片部23が形成さ
れ、この作動片部23は前記器体1の一側開口面
24から内方に突出されている。
そしてこの第1の表示体17の下降位置に臨ま
せて前記器体1内に第3および第4の開閉器2
5,26が左右並列に取付けられ、この第3およ
び第4の開閉器25,26のアクチエータ25
a,26aの上面をこの第1の表示体17の下降
回動時に作動片部23が押動し、第1の表示体1
7の下降位置でその作動片部23にて、第3の開
閉器25はオン動作され、第4の開閉器26はオ
フ動作されるようになつている。
さらに前記第1の表示体17の他方のアーム部
20の上縁には前記作動片7の進出時にその規制
片部12に係合される係止片部27が水平状に折
曲形成されている。
次に28は第2の表示体で、前面の表示部29
の両側から後側に向けて直角に折曲したアーム部
30,31を有し、このアーム部30,31の後
端が前記器体1の側面板部21に前記軸22にて
回動自在に軸支されている。またこの第2の表示
体28の一方のアーム部30の下縁には前記第1
の表示体17の作動片部23との衝合を避ける凹
部32が切欠き形成されている。さらにこの第2
の表示体28の他方のアーム部31の上縁には前
記プランジヤ5の後退時に前記作動片7の規制片
部12に係合される係止片部33が、前記第1の
表示体17の係止片部27より後方に位置して水
平状に折曲形成されている。
次に34は復帰操作体で、前記器体1の側面板
部21の内面に沿つて前後方向に摺動自在に設け
られ、この復帰操作体34には前記器体1の側面
板部21の下部に延出した突板部35に設けられ
た案内軸36,36を挿通する案内長孔37が前
後方向に形成されている。そしてこの復帰操作体
34と前記一方の案内軸36との間に張設したス
プリング38によつて復帰操作体34は前方に付
勢されている。また前記復帰操作体34には後退
時に前記第4の開閉器26のアクチエータ26a
の上面に係合し、この第4の開閉器26のオフ状
態を保持する作動片部39が形成されている。さ
らにこの復帰操作体34の後端には前記第2の表
示体28の後側上縁に軸22から上方に位置して
切欠き形成した係合部40に係合される復帰作動
片部41が形成されている。
なお前記取付け枠4には前記プランジヤ5を覆
うカバー片42が取付けられている。
また43は前記器体1を取付けたケース44の
開口部に設けたカバーで、このカバー43には前
記第1および第2の表示体17,28の表示部1
8,29がこの表示体17,28の下降時に臨ま
せられる表示窓46が形成されている。
またこのカバー43には前記復帰操作体34の
前面被押圧部47を押圧する押釦48が設けられ
ている。
次にこの実施例の作用について説明する。
平常時には第1図および第2図に示すように第
1の表示体17の係止片部27が作動片7の規制
片部12に係合されており、第1の表示体17の
表示部18は上方に位置し、第2の表示体28は
下方に降下した状態で、第2の表示体28の表示
部29はカバー43の表示窓46の表示位置に臨
ませられている。この状態で例えば事故信号が電
磁コイル3に印加されると、電磁コイル3の励磁
動作でプランジヤ5が吸引され、プランジヤ5に
よつて作動片7が後退する。この作動片7の後退
で作動片7の作動片部10が第1および第2の開
閉器13,14のアクチエータ15,16を押動
し、第1および第2の開閉器13,14はオン動
作される。また作動片7の後退動作でその規制片
部12が第1の表示体17の係止片部27から外
れ、第1の表示体17は軸22を中心として下方
に回動し、第1の表示体17の表示部18は第2
の表示体28の表示部29の前側に位置し、第3
図および第4図に示すように第2の表示体28の
表示部29を遮蔽し、第1の表示体17の表示部
18が表示窓46の表示位置に位置する。また第
1の表示体17の下降でその作動片部23が第3
および第4の開閉器25,26のアクチエータ2
5a,26aを押動し、第3の開閉器25はオン
動作し、第4の開閉器26はオフ動作する。
この状態で復帰操作体34を押動すると、第5
図および第6図に示すようにその作動片部39が
後退し、この作動片部39が第1の表示体17の
作動片部23にて押圧されていた第4の開閉器2
6のアクチエータ26aの上面に当接し、第4の
開閉器26のオフ動作を保持する。さらに復帰操
作体34の後退で、その復帰作動片部41が第2
の表示体28の係合部40を移動し、この復帰作
動片部41が係合部40の後縁40aに係合する
と、第2の表示体28は軸22を中心として上方
に回動し、この第2の表示体28の他方のアーム
部31が第1の表示体17の係止片部27を押上
げる。
この第1の表示体17の上方への動作でその作
動片部23による第3および第4の開閉器25,
26のアクチエータ25a,26aの押圧を解く
ようになつているが、このとき、特に第5図およ
び第6図に示すように第4の開閉器26のアクチ
エータ26aは復帰操作体34の作動片部39に
て押圧されていた状態を保持し、第4の開閉器2
6はオフ状態に保持されているが、第3の開閉器
25のアクチエータ25aは第1の表示体17の
作動片部23による押圧を解かれて復帰し、第3
の開閉器25はオフ状態に復帰される。
このとき電磁コイル3が非励磁状態に復帰され
ていると、プランジヤ5もスプリング6によつて
前方に復帰されているため作動片7も前方に復帰
されている。この作動片7の前方への復帰でその
作動片部10は第1および第2の開閉器13,1
4のアクチエータ15,16の押圧を解いてお
り、第1および第2の開閉器13,14はオフ状
態に復帰している。
また電磁コイル3の非励磁による作動片7の前
方への復帰でその規制片部12は第2の表示体2
8の係止片部33との係合位置より前方に位置
し、第1の表示体17の係止片部27のみが規制
片部12を弾性に抗して内方に押圧しながら第1
の表示体17は上方に向つて回動する。この第1
の表示体17の係止片部27が規制片部12の上
縁より上方に位置すると、規制片部12はその弾
力によつて外側に復帰傾斜する。そして復帰作動
体34の押圧を解くと、この復帰作動体34はス
プリング38によつて前方に向つて復帰進出し、
その復帰作動片部41は第2の表示体28の係合
部40の後方への押圧を解き、第2の表示体28
は自重で軸22を中心として下方に向つて回動さ
れ、この第1の表示体17の係止片部27の押上
げを解き、第1の表示体17も自重で軸22を中
心として下方に向つて回動するのであるが、この
とき、電磁コイル3が非励磁状態に復帰している
ので、第1の表示体17の係止片部27が作動片
7の規制片部12の上縁に係合され、第1の表示
体17は下方への回動を阻止され、第2の表示体
28のみが下方に回動され、第2の表示体28の
表示部29が表示位置に臨ませられる。
また前述の復帰操作体34の押圧を解いたとき
に復帰操作体34がスプリング38によつて前方
に復帰され、その作動片部39が第4の開閉器2
6のアクチエータ28のオフ動作の保持を解き、
第4の開閉器26はオン動作に復帰されている。
また第1の表示体17が下降状態時において、
電磁コイル3が励磁状態を継続しているときに復
帰操作体34を押動すると、作動片7の規制片部
12は第2の表示体28の係止片部33との係合
位置に位置しているため、第2の表示体28の係
止片部33は規制片部12を弾力に抗しながら上
方に移動し、この第2の表示体28の係止片部3
3は規制片部12の上縁に係合され、第1の表示
体17の係止片部27は第2の表示体28のアー
ム31に係止され、第1および第2の表示体1
7,28は下方への回動を規制され、表示位置に
は器体1の前面板部49が臨ませられている。
この状態時に励磁コイル3が非励磁となると、
プランジヤ5はスプリング6によつて前方に移動
し、作動片7も前方に移動され、その規制片部1
2は第2の表示体28の係止片部33から外れ、
第2の表示体28は下方に回動され、第2の表示
体28の表示部29が表示位置に臨ませられる。
このとき第1の表示体17の係止片部27は規制
片部12に係合されているために下降されず、第
2の表示体28の表示部29による表示が行われ
る。
次にこの落下式故障表示器を用いた使用例を第
7図、第8図について説明すると、通常時にはス
イツチ50が開放されており、電磁コイル3は非
励磁状態に保持されている。このとき第1の表示
体17は上方に保持され、第2の表示体28の表
示部29が表示窓46に位置され、平常状態を表
示している。
この状態で事故が発生し、事故検出でスイツチ
50がオン動作して電磁コイル3が励磁される。
この電磁コイル3の励磁動作に基づいてで第1お
よび第2の開閉器13,14がオン動作して閉成
し、この第1および第2の開閉器13,14のオ
ン動作は電磁コイル3の励磁動作と殆んど時間差
がなく行われる。
また第1の表示体17の下降位置において第3
の開閉器25はオン動作され、この開閉器25の
オン動作で故障復帰操作をしていない復帰操作未
了表示出力が得られる。さらに第4の開閉器26
がオフ動作する。そして第1の開閉器13は第1
の表示体17の下降動作に関係なく、電磁コイル
3の励磁で直接オン動作されこの第1の表示体1
7は下降時に第1および第2の開閉器13,14
の接点圧による付勢を受けないので下降速度が増
速されることがなく、第1の開閉器13のオン動
作と第4の開閉器26とのオフ動作で得られるパ
ルス幅は表示体の下降動作でオン動作する開閉器
とこの表示体の下降位置でオフ動作する開閉器と
によつて得られるパルス幅より長くなり、このパ
ルスによつて得られる出力で警報器を作動させる
ことによつて安定した確実な警報出力が発生す
る。
また復帰操作体34の押圧操作によつて第1の
表示体17は上方に復帰され、第3の開閉器25
はオフ動作となり、復帰操作未了表示出力がなく
なり、復帰操作が行われたことが確認できる。ま
たこの復帰操作体34の押圧操作を電磁コイル3
が励磁を継続して第1の開閉器13のオン動作時
に従つて第2の表示体28を介して第1の表示体
17が上方に係合保持される前に、復帰操作体3
4の押圧を解除しても第4の開閉器26は作動片
部39によつてオフ動作を継続しており、第1の
開閉器3のオン動作と第4の開閉器26のオフ動
作による警報パルスが発生するような誤動作を防
止できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、電磁コイルの励磁動作によつ
て移動されるプランジヤに弾性を有する規制片部
を形成した作動片を固着し、この作動片の移動位
置によつて第1の表示体または第2の表示体の係
止片部を選択的に係止して第1の表示体または第
1および第2の表示体を上方位置に保持するよう
にしたので、作動片には第1の表示体または第2
の表示体の係止片部をそれぞれ係合する手段を必
要とせず、作動片の規制片部の形状を単純にで
き、部品数が少く製作、組立性が向上され、動作
も安定し確実な表示が行われ、安価に得られるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す表示器の右側
面図、第2図は同上一部を切欠いた左側面図、第
3図は同上故障表示状態を示す一部を切欠いた左
側面図、第4図は同上一部を切欠いた正面図、第
5図は復帰動作状態時の右側面図、第6図は同上
一部を切欠いた左側面図、第7図は同上表示器を
用いた回路図、第8図は同上動作タイミング図で
ある。 1……器体、3……電磁コイル、5……プラン
ジヤ、7……作動片、12……規制片部、17…
…第1の表示体、18……第1の表示体17の表
示部、20……第1の表示体のアーム部、27…
…第1の表示体17の係止片部、28……第2の
表示体、29……第2の表示体28の表示部、3
1……第2の表示体28のアーム部、33……第
2の表示体28の係止片部、34……復帰操作
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 器体と、 この器体に取付けられ励磁動作で吸引後退され
    るプランジヤを設けた電磁コイルと、 弾性を有する規制片部を側方に突出し前記プラ
    ンジヤに固着されこのプランジヤの進退作動によ
    つて前後方向に進退される作動片と、 前記器体に軸にて上下方向に回動自在に軸着さ
    れたアーム部とこのアーム部の先端に設けられた
    表示部と前記アーム部に突設され前記作動片の進
    出時にその規制片部に係合され前記作動片の後退
    によつて係合を解かれる係止片部とを有し自重に
    よつて下方に回動される第1の表示体と、 前記器体に軸にて前記第1の表示体のアーム部
    と平行状に上下方向に回動自在に軸支され上方へ
    の回動時に前記第1の表示体の係止片部に係合し
    てこの第1の表示体を上方に押上げるアーム部と
    このアーム部の先端に設けられ下降時に前記第1
    の表示部の後側に位置される表示部と前記アーム
    部に突設され前記作動片の後退時にその規制片部
    に係合される係止片部と前記アーム部の前記器体
    との軸支部より上部に形成された係合部とを有し
    自重によつて下方に回動される第2の表示体と、 前記器体に前後方向に進退自在に設けられ後退
    時に前記第2の表示体の係合部に係合してこの第
    2の表示体を上方に回動させる復帰作動片部を突
    設した復帰操作体とを具備したことを特徴とする
    落下式故障表示器。
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