JPS6240340B2 - - Google Patents

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JPS6240340B2
JPS6240340B2 JP60051552A JP5155285A JPS6240340B2 JP S6240340 B2 JPS6240340 B2 JP S6240340B2 JP 60051552 A JP60051552 A JP 60051552A JP 5155285 A JP5155285 A JP 5155285A JP S6240340 B2 JPS6240340 B2 JP S6240340B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carboxylic acid
carboxylate
catalyst
benzene
phenols
Prior art date
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Expired
Application number
JP60051552A
Other languages
English (en)
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JPS61212527A (ja
Inventor
Bii Geeru Aniiru
Ii Peteifuoodo Maikeru
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Ashland LLC
Original Assignee
Ashland Oil Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Ashland Oil Inc filed Critical Ashland Oil Inc
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本出願は、1982年11月15日付出願のB.ゴエル
(B.Goel)およびピーターE.スロツクモートン
(Peter E.Throckmorton)の同時係属米国特許
出願第441360号に記載されている発明の改良であ
る。 本発明はベンゼンからのフエニルエステルおよ
びフエノールの製造に関し、特にパラジウム化合
物とアンチモン化合物とクロム化合物とからなる
触媒の存在下に於けるベンゼンと分子状酸素とカ
ルボン酸との気相反応によるフエニルエステルお
よびフエノールの製造に関する。 パラジウム化合物と随時にアルカリ金属または
アルカリ土類金属の炭酸塩またはアシル化物との
存在下に於けるベンゼンと酸素とカルボン酸との
気相反応によるフエニルエステルおよびフエノー
ルの製造は米国特許第3651127号に記載されてい
る。含パラジウム触媒を用いるこの型のその他の
気相反応は英国特許第1185373号、仏国特許第
1563257号;および米国特許第3642873号、第
3959354号、第3959352号に記載されている。一般
に、先行技術の方法は比較的低い収率でフエニル
エステルおよびフエノールを製造し、しばしば行
程中でビフエニルも生成する。 本発明者らは、カルボン酸クロムとカルボン酸
パラジウムとカルボン酸アンチモンとからなる触
媒の存在下に於てベンゼンと分子状酸素とカルボ
ン酸との混合物を気相中で反応させることからな
る、通常のビフエニル生成を伴わないフエニルエ
ステルおよびフエノールの製造法を発見した。本
発明の触媒は、好ましくは担体上に担持される。
本発明の方法の触媒のための担体または支持物質
としては、アルミナ、シリカ、シリカ−アルミ
ナ、炭素、珪藻土、クレー、ボーキサイト、マグ
ネシア、ゼオライトなどを用いることができる。
本発明の触媒の担体として最も好ましいものはア
ルミナである。本発明の触媒中のPb/Sb/Crの
モル比は1/50/50〜1/0.01/0.01の範囲であ
ることができ、最も好ましい範囲は1/20/20〜
1/0.1/0.1である。担体上に担持され得るパラ
ジウムの量(重量)は0.05−10%の範囲内で変わ
ることができ、好ましくは0.1〜約5%である。 本発明の方法に用いることができるカルボン酸
は2−6個の炭素原子を有するカルボン酸であ
る。本発明の方法は気相反応なので、低級カルボ
ン酸が好ましく、便宜上酢酸が最も好ましい。 本発明の方法に用いられる酸素の量は変えるこ
とができ、好ましくは爆発範囲外であり、通常全
気体供給物の1−50モル%である。好ましくは分
子状酸素は全気体供給物の2−20モル%である。
本発明の方法に用いられる分子状酸素は純粋な酸
素であつてもよく、あるいは窒素、アルゴンなど
のような不活性ガスで希釈されていてもよい。 本発明の方法は通常ほぼ常圧で行われるが、常
圧よりも大きい圧力下でも行うことができる。 本発明の方法の反応温度は、常圧で行う場合、
通常、用いられるカルボン酸の沸点か沸点より僅
かに高い温度である。本発明の方法に於ては140
℃−350℃の範囲の反応温度が有用であるが、好
ましい範囲は180℃−250℃である。 ベンゼン対カルボン酸の比は広い範囲から選ぶ
ことができ、臨界的でない。通常、より長い触媒
寿命を保証するために、少なくともベンゼンより
僅かにモル過剰のカルボン酸が好ましい。ベンゼ
ン対カルボン酸の好ましいモル比は1:1〜1:
10の範囲内に入る。本発明の方法では、少量のフ
エノールだけが生成し、ビフエニルは生成しな
い。反応成分への水の添加は反応に悪影響を与え
ないで、ある点では有益であることさえわかつ
た。 本発明の方法に用いられる触媒は非常に耐久性
であり、長期間にわたつて使用するとき活性を殆
どまたは全く失わずに長寿命を示す。 本発明の方法は、全転化率および所望の生成物
の全収率を増すために生成物流の再環境を意図し
ている。 本発明の方法の触媒は先行技術の触媒より顕著
に良好な活性を有しかつフエニルエステルおよび
フエノールへの優秀な選択率を示す。本発明の方
法では、フエノールの生成が少量なので、多くの
先行技術の方法のように触媒の失活を起こさない
ように思われる。 以下、実施例で本発明の方法をさらに説明す
る。 実施例 1 60℃に於て約200mlの氷酢酸に1.48g(6ミリ
モル)のCr(OAc)3・H2Oと1.79g(6ミリモ
ル)のSb(OAc)3と1.35g(6ミリモル)のPb
(OAc)2とを溶解することによつてPb(OAc)2
Sb(OAc)3、Cr(OAc)3の酢酸溶液を調製し
た。この溶液に、窒素流中で400℃に於て少なく
とも3時間予備乾燥してある活性アルミナ92gを
添加した。得られた混合物を室温で1晩中放置し
た後、回転蒸発器で減圧下に揮発性物質を除去し
た。かくして得られた触媒を約60℃に於て減圧下
で乾燥した。得られた触媒は、分析の結果、
Pb0.66重量%、Sb0.75重量%、Cr0.54重量%を含
んでいることがわかつた。この触媒の試料37gを
内径約1.75cmのパイレツクスガラス製反応管に入
れ、ベンゼン(液体として12.2g/時)と酢酸
(液体として28g/時)と酸素(90%の窒素で希
釈された気体として900ml/時)との気体混合物
をこの反応管中を通して190℃に於て連続的に反
応させた。毎時間中に生成した生成物は、9−11
の範囲の生成物のモル/Pbのモル/時の量の酢
酸フエニルおよびフエノール(95/5)であつ
た。生成物中にビフエニルは検出されなかつた。 実施例 2 実施例1の方法に従つた。但し18gの触媒を用
い、半分の量のベンゼン(6.1g/時)と酢酸
(14g/時)とを供給した。ベンゼン、酢酸、酸
素、窒素を含む気体混合物を、190℃に於て約80
時間、触媒中を通した。指示されたオンストリー
ム時間後のPd1モル当たりの酢酸フエニル/フエ
ノール生成量を第1表に示す。
【表】 実施例 3 実施例2の操作を繰返した。但し、反応温度を
180℃から240℃にまで変化させた。結果を第2表
に示す。
【表】 ル
実施例 4 本実施例は、触媒上への反応混合物の再循環を
示す。実施例1の操作を繰返した。但し、18gの
触媒を用いかつ反応混合物を、触媒上の最初のパ
ス後、触媒上を3回再循環させた。結果を第3表
に示す。
【表】 実施例 5 約60℃に於て、250mlの酢酸中に2.97gのCr
(OAc)3・H2Oと3.59gのSb(OAc)3と2.69gの
Pd(OAc)2とを溶解して溶液を調製した。この
溶液に、乾燥しておいたガンマ−アルミナ129.5
gを添加した。得られた混合物を室温で1晩中放
置した後、回転蒸発器で減圧下に揮発性物質を除
去した。この触媒を400℃に於て窒素雰囲気下で
乾燥した後、400℃に於て1時間、窒素中10%水
素で還元した。次に、反応器にこの触媒13.5gを
仕込み、実施例1記載の方法と同様な方法で、
1:3のモル比のベンゼン:酢酸を含む供給物を
0.32g/分の速度で反応器へ供給してベンゼンの
アシルオキシル化を行つた。生成物流を分析した
ところ、4%の酢酸フエニルおよび0.1%のフエ
ノールが存在していることがわかつた。 実施例 6 3mlの濃硝酸を含む水60ml中で、カタパル
(Catapal)結合剤(15.2g)と共に37.2gのオメ
ガ−6ゼオライトからペーストを調製した。得ら
れたペーストを200℃に於て1晩中乾燥し、乾燥
物を20−40メツシユの粒度に砕いた。この担体
(34.8g)を、Pd(OAc)2、Sb(OAc)3、Gr
(OAc)3のおのおのの6ミリモルを含む酢酸溶液
で処理した。この触媒を乾燥し、その10.2gを実
施例1のように用い、1:3モル比のベンゼン:
酢酸を含む供給物を0.32g/分の速度で用いてベ
ンゼンをアセトキシル化した。生成物流を分析し
たところ、フエノール0.45%および酢酸フエニル
1.4%を含み、ビフエニルは生成しないことがわ
かつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フエニルエステル及びフエノールの製造法で
    あつて、カルボン酸パラジウムと、カルボン酸ア
    ンチモンと、カルボン酸クロムとからなる触媒の
    存在下において、140〜350℃及び約大気圧で、気
    相条件下において、ベンゼンと、分子状酸素と、
    カルボン酸(ただし、カルボン酸は、前記カルボ
    ン酸塩のカルボン酸と同一であり、2〜6個の炭
    素原子を有する。)とからなる供給物を反応させ
    ることからなる方法。 2 パラジウム:アンチモン:クロムのモル比が
    1:50:50〜1:0.1:0.1である特許請求の範囲
    第1項に記載の方法。 3 前記分子状酸素が全気体供給物の1〜50モル
    %で存在する特許請求の範囲第2項記載の方法。 4 前記供給物中の、ベンゼン対前記カルボン酸
    のモル比が1:1〜1:10である特許請求の範囲
    第3項に記載の方法。 5 前記触媒が担体上に担持されている特許請求
    の範囲第4項に記載の方法。 6 前記カルボン酸が酢酸である特許請求の範囲
    第5項に記載の方法。 7 前記担体がアルミナである特許請求の範囲第
    6項に記載の方法。 8 前記担体がゼオライトである特許請求の範囲
    第6項に記載の方法。 9 フエニルエステル及びフエノールの製造法で
    あつて、カルボン酸パラジウムと、カルボン酸ア
    ンチモンと、カルボン酸クロムとからなる触媒の
    存在下において、140〜350℃及び約大気圧で、気
    相条件下において、ベンゼンと、分子状酸素と、
    水と、カルボン酸(ただし、カルボン酸は、前記
    カルボン酸塩のカルボン酸と同一であり、2〜6
    個の炭素原子を有する。)とからなる供給物を反
    応させることからなる方法。
JP60051552A 1985-03-14 1985-03-14 フエニルエステルおよびフエノ−ルの製造法 Granted JPS61212527A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5025462A (ja) * 1973-07-09 1975-03-18
JPS5692833A (en) * 1979-12-27 1981-07-27 Mitsubishi Gas Chem Co Inc Preparation of carboxylic ester

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