JPS6240231Y2 - - Google Patents

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JPS6240231Y2
JPS6240231Y2 JP1881283U JP1881283U JPS6240231Y2 JP S6240231 Y2 JPS6240231 Y2 JP S6240231Y2 JP 1881283 U JP1881283 U JP 1881283U JP 1881283 U JP1881283 U JP 1881283U JP S6240231 Y2 JPS6240231 Y2 JP S6240231Y2
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JP
Japan
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main body
eye joint
resin
flange portion
annular flange
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JP1881283U
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JPS59125681U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一般に自動車及びその他各種の機
械、設備、又は装置に、比較的低圧の気体或いは
液体等の供給路として配設多用されるゴム材、或
いは樹脂材等からなる管径30m/m程度以下の比
較的細径可撓チユーブの接続金具としてのアイジ
ヨイントにおける構造の改良に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、この種のアイジヨイントとしては、樹脂
製の略円筒状の本体の両開放端に、中央孔をボル
トの取付け孔とした環状フランジ部を本体と一体
に形成して、前記環状フランジ部を互に平行な環
状座面とし、且つ前記本体の外周面には、本体の
中空内部と連通する接続孔を有する筒壁を突設し
て構成していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような樹脂材だけによつて
構成されたアイジヨイントは、取付け時の取付け
孔でのボルトによる加圧締付けに伴つて軸芯方向
に潰れ変形を生ぜしめる傾向があり、また、該変
形につれて締付けトルクが一定とならないと共
に、本体の外周面に突設した接続孔の筒壁とチユ
ーブ端部との接続を、接着剤だけによつて行うた
め接続が不完全となり、しばしば洩れを誘発する
等の問題を有するものであつた。
本考案は上記した従来の問題を極めて効果的に
解決するため、アイジヨイントを構成する樹脂製
の略円筒状の本体に、該本体の周側壁の壁肉内部
に、薄肉円筒状の金属材による芯体を埋設せし
め、しかも該芯体の上下端面を本体の座面より内
側に位置させ、従つて該座面に圧縮代を残して前
記埋設構成することにより、樹脂製アイジヨイン
トとしての特徴である軽量を殆んど損うことな
く、また、取付け時の加圧締付けに対する軸芯方
向の挫屈強度を高めて潰れ変帰の憂いをなくすと
共に、締付けトルクを略一定とすることができ、
更に接続孔の筒壁でのチユーブ端部との接続部に
おける潰れ変形にも充分対処できて、接着剤だけ
による接続も完全に行い得て洩れ等の憂いのない
樹脂製アイジヨイントを提案することを目的とす
るものである。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、略円筒状の本体の開放端の少なくと
も一方に、中央孔をボルトの取付け孔とした環状
フランジ部を前記本体と一体に形成して該環状フ
ランジ部又は前記開放端縁を座面とし、且つ前記
本体の外周面には、本体の中空内部と連通するよ
う接続孔を有する筒壁を突設した樹脂製アイジヨ
イントにおいて、前記接続孔に連通するよう外周
部に連孔を有し且つ前記本体の座面間の距離より
短い高さの薄肉円筒状の金属製芯体を、その上下
端面が前記本体の座面より内側に位置するよう該
本体内部に埋設したアイジヨイントを要旨とする
ものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
れば、第1図は本考案の樹脂製アイジヨイントの
平面図、第2図は第1図A−A線の断面図、第3
図は他の実施例に係る同上第2図相当図であり、
1は射出成型してなる樹脂製アイジヨイントとし
ての略円筒状本体であつて、本体1の開放端の両
方若くは一方には、中央孔をボルト用の取付け孔
2或いは2,2′とした環状フランジ部4を本体
1と一体に形成し、前記環状フランジ部4若しく
は開放端縁4′を座面として構成するものであ
る。5は本体1の外周面に前記中空内部3に連通
するチユーブP端部との接続孔6を有して一体に
突設してなる筒壁である。7は樹脂本体1の周側
壁の壁肉内部に、外周に前記接続孔6に対応し且
つ接続孔6に連通するよう設けた連孔8を有し且
つ前記本体1の射出成型時に同時に埋設される薄
肉円筒状の金属製芯体であり、しかも前記埋設に
際して該芯体の軸芯方向の上下端面7′,7″部を
前記本体の座面を形成する環状フランジ部4若く
は開放端縁4′より内側に位置せしめ、ボルトに
よる締付けの際の圧縮代4,41′を残して埋設
構成されるものである。
〔作 用〕
本考案は、このように構成されているため、樹
脂製本体1の射出成型時に同時に金属製芯体7を
埋設できることによつて簡易に製作することがで
きるものであり、且つ芯体の軸芯方向の上下端面
7′,7″部と本体1の各座面との間に圧縮代4
,41′を残した構造によつて、製品形状の大
小、或いは規定する締付けトルクの一定化等に応
じて該圧縮代の厚さを適宜選択して製造すること
ができるのである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によるアイジヨイン
トは、樹脂製の構造に関連して薄肉金属製前記芯
体7を埋設して構成されるため、樹脂製アイジヨ
イントとしての本来の軽量を殆んど損うことな
く、取付けに際し加圧締付けに伴う軸芯方向への
挫屈強度を高める結果となり、本体1自体及び筒
壁5の接続部での潰れ変形に充分対処できること
となつて、前記接続孔6での接着剤だけによる接
続を可能とし、更に本体1に圧縮代4,41′を
設けたために製品としての取扱いを容易とし、同
時に締付けトルクを略一定とすることができる極
めて有用なアイジヨイントである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す樹脂製アイジ
ヨイントの平面図、第2図は第1図A−A線の断
面図、第3図は他の実施例に係る同上第2図相当
図である。 1……本体、4……環状フランジ部、4′……
開放端縁、4,41′……圧縮代、6……接続
孔、7……芯体、7′,7″……上下端面、8……
連孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略円筒状の本体1の開放端の少なくとも一方
    に、中央孔をボルトの取付け孔2とした環状フラ
    ンジ部4を前記本体1と一体に形成して該環状フ
    ランジ部又は前記開放端縁4′を座面とし、且つ
    前記本体1の外周面には、本体の中空内部と連通
    するよう接続孔6を有する筒壁5を突設した樹脂
    製アイジヨイントにおいて、前記接続孔6に連通
    するよう外周部に連孔8を有し且つ前記本体1の
    座面間の距離より短い高さの薄肉円筒状の金属製
    芯体7を、その上下端面7′,7″が前記本体1の
    座面より内側に位置するよう該本体1内部に埋設
    したことを特徴とするアイジヨイント。
JP1881283U 1983-02-10 1983-02-10 アイジヨイント Granted JPS59125681U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1881283U JPS59125681U (ja) 1983-02-10 1983-02-10 アイジヨイント

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JP1881283U JPS59125681U (ja) 1983-02-10 1983-02-10 アイジヨイント

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Publication Number Publication Date
JPS59125681U JPS59125681U (ja) 1984-08-24
JPS6240231Y2 true JPS6240231Y2 (ja) 1987-10-14

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ID=30149986

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JPS59125681U (ja) 1984-08-24

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