JPS6240173Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6240173Y2 JPS6240173Y2 JP12579981U JP12579981U JPS6240173Y2 JP S6240173 Y2 JPS6240173 Y2 JP S6240173Y2 JP 12579981 U JP12579981 U JP 12579981U JP 12579981 U JP12579981 U JP 12579981U JP S6240173 Y2 JPS6240173 Y2 JP S6240173Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- mounting plate
- toothed disk
- side plate
- drive shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 9
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 206010024453 Ligament sprain Diseases 0.000 description 1
- 208000010040 Sprains and Strains Diseases 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、たとえば手動式移動棚に使用して効
果的なクラツチハンドル装置に関するものであ
る。
果的なクラツチハンドル装置に関するものであ
る。
第1図と第2図は、手動式移動棚装置を示すも
ので、左方より順に4基の移動棚1a,1b,1
c,1dは、床上に敷設したレール2上に、車輪
3により、走行自在に設置されている。
ので、左方より順に4基の移動棚1a,1b,1
c,1dは、床上に敷設したレール2上に、車輪
3により、走行自在に設置されている。
各移動棚1aは、その側板4に軸支したハンド
ル5を回転させることにより、減速伝動装置6を
介して、車輪3が駆動されて、レール2上を走行
する。
ル5を回転させることにより、減速伝動装置6を
介して、車輪3が駆動されて、レール2上を走行
する。
なお、7は緩衝材である。
第1図は、移動棚1a,1b,1cが密接し、
移動棚1cと1dとの間に、物品出入用通路が形
成されている状態を示している。
移動棚1cと1dとの間に、物品出入用通路が形
成されている状態を示している。
この状態より、移動棚1a,1b間に通路を設
けるには、移動棚1c,1bを、個別にハンドル
5を回して、順次右方へ走行させてもよいが、移
動棚1bのハンドル5を回して、両移動棚1b,
1cを同時に走行させた方が簡単である。
けるには、移動棚1c,1bを、個別にハンドル
5を回して、順次右方へ走行させてもよいが、移
動棚1bのハンドル5を回して、両移動棚1b,
1cを同時に走行させた方が簡単である。
しかしこのようにすると、移動棚1cのハンド
ル5も、自動的に高速に回転させられるので、移
動に大きな力を要するとともに、近くの人の衣服
を巻き込んだり、危害を与えたりする恐れがあ
る。
ル5も、自動的に高速に回転させられるので、移
動に大きな力を要するとともに、近くの人の衣服
を巻き込んだり、危害を与えたりする恐れがあ
る。
また、停止している各移動棚1a,1b,1
c,1dのハンドル5の向きが不ぞろいであるの
で体裁が悪い。
c,1dのハンドル5の向きが不ぞろいであるの
で体裁が悪い。
上述の欠点に対処して、ハンドル5操作時の
み、ハンドル5と伝動装置6が係合し、ハンドル
5の自由時には、ハンドル5と伝動装置6の係合
を解除するようにした装置が、既に各種提供され
ている。
み、ハンドル5と伝動装置6が係合し、ハンドル
5の自由時には、ハンドル5と伝動装置6の係合
を解除するようにした装置が、既に各種提供され
ている。
しかし、これらのものは、たとえばハンドル5
が下方に来ると、ハンドル5と伝動装置6の係合
が一時的に解除されて空回りが生じ、またハンド
ル5が上方にあるとき、その回転を停止すると、
ハンドル5と伝動装置6の係合を解除しえず、更
に若干ハンドル5を回転させて係合を解除してい
たので、折角密接させた棚1a,1b,1c間に
間隙が生じて見苦しく、かつ上記通路が若干狭く
なるという欠点がある。
が下方に来ると、ハンドル5と伝動装置6の係合
が一時的に解除されて空回りが生じ、またハンド
ル5が上方にあるとき、その回転を停止すると、
ハンドル5と伝動装置6の係合を解除しえず、更
に若干ハンドル5を回転させて係合を解除してい
たので、折角密接させた棚1a,1b,1c間に
間隙が生じて見苦しく、かつ上記通路が若干狭く
なるという欠点がある。
本考案は、下方に位置するハンドル5を回転さ
せれば、直ちに伝動装置6に係合して、回転中
は、いかなる時にも両者の係合が解除することは
なく、ハンドル5より手を離すか、逆方向に回せ
ば、自動的にハンドル5がどのような位置にあつ
ても、両者の係合が解除され、一たん係合解除し
た両者は、ハンドル5を下方に回すまで係合せ
ず、そのままハンドル5を空回りさせつつ下方に
回して、係合解除の状態が維持されるようにする
ことにより、従来装置の欠点を解消したクラツチ
ハンドル装置を提供することを目的とするもの
で、以下図面に基いて具体的に説明する。
せれば、直ちに伝動装置6に係合して、回転中
は、いかなる時にも両者の係合が解除することは
なく、ハンドル5より手を離すか、逆方向に回せ
ば、自動的にハンドル5がどのような位置にあつ
ても、両者の係合が解除され、一たん係合解除し
た両者は、ハンドル5を下方に回すまで係合せ
ず、そのままハンドル5を空回りさせつつ下方に
回して、係合解除の状態が維持されるようにする
ことにより、従来装置の欠点を解消したクラツチ
ハンドル装置を提供することを目的とするもの
で、以下図面に基いて具体的に説明する。
第3図に示すように、上記側板4に枢設した駆
動軸8の内外両端には、それぞれスプロケツト9
とスプロケツト状の有歯円板10が軸装され、ス
プロケツト9は、無端チエーン11をもつて、上
記車輪3に連係されている。
動軸8の内外両端には、それぞれスプロケツト9
とスプロケツト状の有歯円板10が軸装され、ス
プロケツト9は、無端チエーン11をもつて、上
記車輪3に連係されている。
駆動軸8における側板4と有歯円板10の間に
は、ほぼ卵形をなす取付板12のほぼ中央が枢着
され、取付板12の第3図上部に穿設した通孔1
3の前端には調節ねじ14が螺装され、通孔13
に内装した圧縮ばね15は、通孔13の後部に遊
嵌したボール16を、後方に向けて押圧してい
る。
は、ほぼ卵形をなす取付板12のほぼ中央が枢着
され、取付板12の第3図上部に穿設した通孔1
3の前端には調節ねじ14が螺装され、通孔13
に内装した圧縮ばね15は、通孔13の後部に遊
嵌したボール16を、後方に向けて押圧してい
る。
ボール16は、側板4における駆動軸8の上
方、かつ通孔13と対向する個所に穿設した係合
孔17に係合している。
方、かつ通孔13と対向する個所に穿設した係合
孔17に係合している。
取付板12の第3図下部に前向突設したピン1
8には、上記ハンドル5の腕杆19の上部が枢着
され、腕杆19の上端には、二叉フオーク状をな
し、駆動軸8を指向して、先端が有歯円板10に
近接する係合フツク20を設けてあり、同じく下
端には、把手21が前向突設されている。
8には、上記ハンドル5の腕杆19の上部が枢着
され、腕杆19の上端には、二叉フオーク状をな
し、駆動軸8を指向して、先端が有歯円板10に
近接する係合フツク20を設けてあり、同じく下
端には、把手21が前向突設されている。
取付板12の周縁には、有歯円板10のカバー
22の後向片23が嵌着し、後向片23の第3図
下面は開口している。
22の後向片23が嵌着し、後向片23の第3図
下面は開口している。
後向片23の内面両側には、内下方を向いてハ
ンドル5の両係合フツク20の下方角部に当接す
る板ばね24が固着され、両板ばね24,24の
付勢により、腕杆19は放射方向を向いている。
ンドル5の両係合フツク20の下方角部に当接す
る板ばね24が固着され、両板ばね24,24の
付勢により、腕杆19は放射方向を向いている。
上述構成の本考案装置は、把手21を握つて、
ハンドル5をたとえば第5図に示すように矢印方
向に回すと、上記圧縮ばね15とボール16と係
合孔17よりなるクリツクストツプ装置の初期抵
抗により、取付板12は、駆動軸8まわりの回転
が抑止されて、腕杆19が、右方の板ばね24に
抗しピン18まわりに時計方向に揺動し、左方の
係合フツク20が有歯円板10に係合する。
ハンドル5をたとえば第5図に示すように矢印方
向に回すと、上記圧縮ばね15とボール16と係
合孔17よりなるクリツクストツプ装置の初期抵
抗により、取付板12は、駆動軸8まわりの回転
が抑止されて、腕杆19が、右方の板ばね24に
抗しピン18まわりに時計方向に揺動し、左方の
係合フツク20が有歯円板10に係合する。
すると、腕杆19がピン18まわりの揺動を停
止するとともに、クリツクストツプ装置の係合が
解除され、有歯円板10が取付板12とカバー2
2を伴つて、駆動軸8まわりに時計方向に回転す
る。
止するとともに、クリツクストツプ装置の係合が
解除され、有歯円板10が取付板12とカバー2
2を伴つて、駆動軸8まわりに時計方向に回転す
る。
従つて、駆動軸8を介して有歯円板10と一体
をなすスプロケツト9が回転して、スプロケツト
9と無端チエーン11を介して連係する車輪3が
回転し、たとえば移動棚1cが、レール2上を第
1図右方に走行する。
をなすスプロケツト9が回転して、スプロケツト
9と無端チエーン11を介して連係する車輪3が
回転し、たとえば移動棚1cが、レール2上を第
1図右方に走行する。
同様に、ハンドル5を上述と反対方向に回せ
ば、移動棚1cは、レール2上を左方に走行す
る。
ば、移動棚1cは、レール2上を左方に走行す
る。
移動棚1cを所定の位置まで移動して停止させ
た後、ハンドル5より手を離すか、もしくは反対
方向に回せば、板ばね24の付勢により、係合フ
ツク20が有歯円板10より離脱して、腕杆19
が放射方向を向く。
た後、ハンドル5より手を離すか、もしくは反対
方向に回せば、板ばね24の付勢により、係合フ
ツク20が有歯円板10より離脱して、腕杆19
が放射方向を向く。
しかして、クリツクストツプ装置のボール16
が係合孔17より離脱している間は、取付板12
の回転抵抗が小さいので、そのまま、ハンドル5
をいずれかの方向に回転させれば、板ばね24,
24の付勢により、腕杆19を放射方向に向けた
まま、取付板12が駆動軸8まわりに、ボール1
6が係合孔17に係合するまで回転して、第4図
に示す状態になる。
が係合孔17より離脱している間は、取付板12
の回転抵抗が小さいので、そのまま、ハンドル5
をいずれかの方向に回転させれば、板ばね24,
24の付勢により、腕杆19を放射方向に向けた
まま、取付板12が駆動軸8まわりに、ボール1
6が係合孔17に係合するまで回転して、第4図
に示す状態になる。
このように、本考案装置によれば、任意の移動
棚、たとえば1cを、所定の場所たとえば移動棚
1dに密接するように移動させ、ハンドル5を下
方にして、伝動装置6との係合を解除した状態で
停止させうるので、体裁がよく、かつ上記通路を
広くとることができる。
棚、たとえば1cを、所定の場所たとえば移動棚
1dに密接するように移動させ、ハンドル5を下
方にして、伝動装置6との係合を解除した状態で
停止させうるので、体裁がよく、かつ上記通路を
広くとることができる。
また、各移動棚1a,1b,1c,1dが、た
とえば第1図に示す状態にあるとき、移動棚1b
のハンドル5の操作により、比較的容易に、両移
動棚1b,1cを同時に右方に走行させることが
でき、かつその際、移動棚1cのハンドル5が回
転するようなことはない。
とえば第1図に示す状態にあるとき、移動棚1b
のハンドル5の操作により、比較的容易に、両移
動棚1b,1cを同時に右方に走行させることが
でき、かつその際、移動棚1cのハンドル5が回
転するようなことはない。
しかも本装置は、ハンドル5を回転させぬ限
り、板ばね24の付勢により、自動的にハンドル
5と伝動装置6の係合が解除されるので、上記し
た作用効果が確実に発揮される。
り、板ばね24の付勢により、自動的にハンドル
5と伝動装置6の係合が解除されるので、上記し
た作用効果が確実に発揮される。
さらに、上述で明らかなように、本考案装置
は、構成が簡単であるため、故障が少なく、かつ
保守が容易であり、しかも安価に製作することが
できる。
は、構成が簡単であるため、故障が少なく、かつ
保守が容易であり、しかも安価に製作することが
できる。
第1図は、本考案装置を使用しうる移動棚装置
の側面図、第2図は、同じく正面図、第3図は、
第1図A−A線拡大断面図、第4図は、第3図B
−B線断面図、第5図は、移動棚走行開始時にお
ける第4図に相当する図、第6図は、移動棚走行
停止時における第4図に相当する図である。 1a,1b,1c,1d……移動棚、2……レ
ール、3……車輪、4……側板、5……ハンド
ル、6……伝動装置、7……緩衝材、8……駆動
軸、9……スプロケツト、10……有歯円板、1
1……無端チエーン、12……取付板、13……
通孔、14……調節ねじ、15……圧縮ばね、1
6……ボール、17……係合孔、18……ピン、
19……腕杆、20……係合フツク、21……把
手、22……カバー、23……後向片、24……
板ばね。
の側面図、第2図は、同じく正面図、第3図は、
第1図A−A線拡大断面図、第4図は、第3図B
−B線断面図、第5図は、移動棚走行開始時にお
ける第4図に相当する図、第6図は、移動棚走行
停止時における第4図に相当する図である。 1a,1b,1c,1d……移動棚、2……レ
ール、3……車輪、4……側板、5……ハンド
ル、6……伝動装置、7……緩衝材、8……駆動
軸、9……スプロケツト、10……有歯円板、1
1……無端チエーン、12……取付板、13……
通孔、14……調節ねじ、15……圧縮ばね、1
6……ボール、17……係合孔、18……ピン、
19……腕杆、20……係合フツク、21……把
手、22……カバー、23……後向片、24……
板ばね。
Claims (1)
- 移動棚等の側板に枢設した駆動軸の内外両端
に、それぞれ移動棚の走行車輪に連係するスプロ
ケツトとスプロケツト状有歯円板を軸装するとと
もに、側板と有歯円板との間に取付板を枢設し、
かつ取付板と側板との間にクリツクストツプ装置
を設け、取付板の前面に枢設したハンドルの腕杆
の一端に、二叉フオーク状をなし、上記駆動軸を
指向して、先端が有歯円板に近接する1対の係合
フツクを設け、ハンドルの両側と取付板に固着さ
れたカバーとの間に、係合フツクが有歯円板に対
して中立位置になるように、ハンドルを両側から
押圧するばねを設けてなる移動棚等のクラツチハ
ンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12579981U JPS5831436U (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | 移動棚等のクラツチハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12579981U JPS5831436U (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | 移動棚等のクラツチハンドル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5831436U JPS5831436U (ja) | 1983-03-01 |
JPS6240173Y2 true JPS6240173Y2 (ja) | 1987-10-14 |
Family
ID=29919622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12579981U Granted JPS5831436U (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | 移動棚等のクラツチハンドル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5831436U (ja) |
-
1981
- 1981-08-25 JP JP12579981U patent/JPS5831436U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5831436U (ja) | 1983-03-01 |
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