JPS6240161B2 - - Google Patents
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- JPS6240161B2 JPS6240161B2 JP1116679A JP1116679A JPS6240161B2 JP S6240161 B2 JPS6240161 B2 JP S6240161B2 JP 1116679 A JP1116679 A JP 1116679A JP 1116679 A JP1116679 A JP 1116679A JP S6240161 B2 JPS6240161 B2 JP S6240161B2
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- veneer
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- decorative
- dyed
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Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は化粧板の製造方法に関するもので、
染色堅ろう度および耐クラツク性のすぐれた化粧
板を容易に得ることができる製造方法を提供する
ことを目的とする。
染色堅ろう度および耐クラツク性のすぐれた化粧
板を容易に得ることができる製造方法を提供する
ことを目的とする。
すなわち、この化粧板の製造方法は、単板を染
料とレゾール樹脂との混合水溶液中に浸漬して染
色し、乾燥した後、そのまま積層加熱圧締するこ
とを特徴とするもので、これを具体的に示すとた
とえばつぎのような工程からなる。
料とレゾール樹脂との混合水溶液中に浸漬して染
色し、乾燥した後、そのまま積層加熱圧締するこ
とを特徴とするもので、これを具体的に示すとた
とえばつぎのような工程からなる。
(1) フエノールとホルマリンをアルカリ触媒存在
下に反応させてレゾール樹脂を製造する。
下に反応させてレゾール樹脂を製造する。
(2) ついでこのレゾール樹脂を染料水溶液と混合
する。
する。
(3) 上記混合水溶液中にロータリ単板またはスラ
イス単板を浸漬し、必要に応じて加熱、加圧し
て染色する。
イス単板を浸漬し、必要に応じて加熱、加圧し
て染色する。
(4) 染色された単板を乾燥する。
(5) 乾燥された単板を適宜枚数積層し、型版によ
り加熱圧締して凹凸変形フリツチを形成する。
り加熱圧締して凹凸変形フリツチを形成する。
(6) 得られた凹凸変形フリツチを所定の厚さにス
ライスして化粧単板を得る。
ライスして化粧単板を得る。
このような製造工程とした結果、染色工程にお
いて浸染浴中に染料とレゾール樹脂とを混合した
ため、素材単板が染色しやすくなるうえに染色単
板の強度が向上してフリツチのスライス性が良好
となり、さらに接着性においてもすぐれているた
めフリツチ形成時に接着剤を用いる必要がなくな
るとともに、得られた化粧単板は染色堅ろう度や
耐クラツク性が良好で、これを加工して合板とし
たときに塗装性が良好でしかも防かび性、防腐性
にすぐれたものとなる。
いて浸染浴中に染料とレゾール樹脂とを混合した
ため、素材単板が染色しやすくなるうえに染色単
板の強度が向上してフリツチのスライス性が良好
となり、さらに接着性においてもすぐれているた
めフリツチ形成時に接着剤を用いる必要がなくな
るとともに、得られた化粧単板は染色堅ろう度や
耐クラツク性が良好で、これを加工して合板とし
たときに塗装性が良好でしかも防かび性、防腐性
にすぐれたものとなる。
以上のように、この発明の化粧板の製造方法
は、単板を染料とレゾール樹脂との混合水溶液中
に浸漬して染色し、乾燥した後、そのまま積層加
熱圧締することを特徴とするため、染色堅ろう度
や耐クラツク性等のすぐれた化粧板を容易に製造
することができるという効果がある。
は、単板を染料とレゾール樹脂との混合水溶液中
に浸漬して染色し、乾燥した後、そのまま積層加
熱圧締することを特徴とするため、染色堅ろう度
や耐クラツク性等のすぐれた化粧板を容易に製造
することができるという効果がある。
実施例 1:
フエノール:37%ホルマリンを1:1.8の割合
で混合するとともに、これにアンモニア水2%を
加えて3時間還流することによりレゾール樹脂を
製造し、ついで染料スミノールミリングブラウン
3G(住友化学社製)を1%含む水溶液を前記レ
ゾール樹脂液の2倍量加えて混合した。この樹
脂・染料混合液中に重量比で1/21量の厚さ1mmの
ジエルトン材からなる単板を浸漬し95℃、2時間
で染色した後、130℃にて4分間乾燥処理した。
この染色単板を積層し、140℃の加熱下において
35Kg/cm2の圧力で2時間の間型版によりプレス圧
締して凹凸変形フリツチを形成した。さらにこの
凹凸変形フリツチを0.3mmの厚さにスライスして
化粧単板を得、接着剤(コニシボンドCH―107、
コニシ社製)で合板に貼着して化粧合板とした。
で混合するとともに、これにアンモニア水2%を
加えて3時間還流することによりレゾール樹脂を
製造し、ついで染料スミノールミリングブラウン
3G(住友化学社製)を1%含む水溶液を前記レ
ゾール樹脂液の2倍量加えて混合した。この樹
脂・染料混合液中に重量比で1/21量の厚さ1mmの
ジエルトン材からなる単板を浸漬し95℃、2時間
で染色した後、130℃にて4分間乾燥処理した。
この染色単板を積層し、140℃の加熱下において
35Kg/cm2の圧力で2時間の間型版によりプレス圧
締して凹凸変形フリツチを形成した。さらにこの
凹凸変形フリツチを0.3mmの厚さにスライスして
化粧単板を得、接着剤(コニシボンドCH―107、
コニシ社製)で合板に貼着して化粧合板とした。
この化粧合板をフエードメータにより48時間処
理して褪色性を調べたところ、その色差ΔEは2
〜3アダムスであつた。
理して褪色性を調べたところ、その色差ΔEは2
〜3アダムスであつた。
また、寒熱繰返し試験により耐クラツク性を調
べたところ、生じたクラツクの長さは15mm以下で
あつた。
べたところ、生じたクラツクの長さは15mm以下で
あつた。
比較例 1:
染料水溶液にレゾール樹脂を加えずに実施例1
と同様にして製造した化粧合板について褪色性と
耐クラツク性を調べたところ、色差ΔEは5〜7
アダムス、クラツクの長さは100〜200mmであり、
ともに実施例1よりかなり劣つていた。
と同様にして製造した化粧合板について褪色性と
耐クラツク性を調べたところ、色差ΔEは5〜7
アダムス、クラツクの長さは100〜200mmであり、
ともに実施例1よりかなり劣つていた。
実施例 2:
フエノール:レゾルシノールを5:1で混合し
た混合物を、さらにその混合物:ホルマリンを
1:1.6の割合で混合し、これにエチレンジアミ
ン1.5%を加えて4時間還流した。ついで、染料
ラナフアーストブラウンBL(三井東圧社製)を
1.2%含む水溶液を前記還流液に3倍量加えて混
合し、その中に厚さ0.7mmのラミン板からなる単
板を浸漬して95〜100℃で4時間かけて染色した
後、130℃で3分間乾燥処理した。この染色単板
を積層して150℃、25Kg/cm2の加熱、加圧下で1.5
時間圧締して凹凸フリツチを形成し、これを0.3
mmの厚さにスライスして化粧単板を得、合板に貼
着して化粧合板とした。
た混合物を、さらにその混合物:ホルマリンを
1:1.6の割合で混合し、これにエチレンジアミ
ン1.5%を加えて4時間還流した。ついで、染料
ラナフアーストブラウンBL(三井東圧社製)を
1.2%含む水溶液を前記還流液に3倍量加えて混
合し、その中に厚さ0.7mmのラミン板からなる単
板を浸漬して95〜100℃で4時間かけて染色した
後、130℃で3分間乾燥処理した。この染色単板
を積層して150℃、25Kg/cm2の加熱、加圧下で1.5
時間圧締して凹凸フリツチを形成し、これを0.3
mmの厚さにスライスして化粧単板を得、合板に貼
着して化粧合板とした。
この化粧合板の性能を実施例1と同様にして調
べたところ、褪色性の色差ΔEは1.5〜2.0アダム
スであり、クラツクの長さは12〜20mmであつた。
べたところ、褪色性の色差ΔEは1.5〜2.0アダム
スであり、クラツクの長さは12〜20mmであつた。
比較例 2:
染料水溶液にレゾール樹脂を混合せずに実施例
2と同様に処理して得た化粧合板について、その
性能を調べたところ色差ΔEは3〜5アダムス、
クラツク長さは150〜200mmであつた。
2と同様に処理して得た化粧合板について、その
性能を調べたところ色差ΔEは3〜5アダムス、
クラツク長さは150〜200mmであつた。
実施例 3:
実施例2の染料ラナフアーストブラウンBL1.2
%の代わりに染料ラナフアーストイエロー2RL
(三井東圧社製)0.9%をその還流液に対し5倍量
加えて混合し、その中に厚さ0.8mmのラブラ材か
らなる単板を浸漬して95℃で4時間かけて染色し
た後、140℃で4分間乾燥処理した。この染色単
板を積層して140℃、30Kg/cm2の加熱、加圧下で
2時間圧締し凹凸フリツチを形成し、さらにこれ
を0.3mmの厚さにスライスして化粧単板とした。
この化粧単板を合板に貼着して実施例1と同様に
性能を調べたところ、色差ΔEは3〜4アダム
ス、クラツク長さは10〜15mmであつた。
%の代わりに染料ラナフアーストイエロー2RL
(三井東圧社製)0.9%をその還流液に対し5倍量
加えて混合し、その中に厚さ0.8mmのラブラ材か
らなる単板を浸漬して95℃で4時間かけて染色し
た後、140℃で4分間乾燥処理した。この染色単
板を積層して140℃、30Kg/cm2の加熱、加圧下で
2時間圧締し凹凸フリツチを形成し、さらにこれ
を0.3mmの厚さにスライスして化粧単板とした。
この化粧単板を合板に貼着して実施例1と同様に
性能を調べたところ、色差ΔEは3〜4アダム
ス、クラツク長さは10〜15mmであつた。
比較例 3:
染料ラナフアーストイエロー2RL0.9%の水溶
液中にレゾール樹脂を加えずに厚さ0.8mmのラブ
ラ材からなる単板を浸漬して95℃で4時間かけて
染色した後、実施例3と同様の処理を行つたとこ
ろ、色差ΔEは7〜8アダムス、クラツク長さは
100〜200mmであつた。
液中にレゾール樹脂を加えずに厚さ0.8mmのラブ
ラ材からなる単板を浸漬して95℃で4時間かけて
染色した後、実施例3と同様の処理を行つたとこ
ろ、色差ΔEは7〜8アダムス、クラツク長さは
100〜200mmであつた。
Claims (1)
- 1 単板を染料とレゾール樹脂との混合水溶液中
に浸漬して染色し、乾燥した後、得られた染色単
板を積層し型版により加熱圧締して凹凸変形フリ
ツチを得、これをスライスすることを特徴とする
化粧単板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1116679A JPS55103902A (en) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | Preparation of smoothly planed board |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1116679A JPS55103902A (en) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | Preparation of smoothly planed board |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55103902A JPS55103902A (en) | 1980-08-08 |
JPS6240161B2 true JPS6240161B2 (ja) | 1987-08-27 |
Family
ID=11770453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1116679A Granted JPS55103902A (en) | 1979-01-31 | 1979-01-31 | Preparation of smoothly planed board |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS55103902A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019069591A (ja) * | 2017-10-10 | 2019-05-09 | ニットプロ・インターナショナルKnitpro International | コンプレグ多色積層木材および実用、装飾、鑑賞用製品の製造プロセス |
WO2019220652A1 (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | ユニ・チャーム株式会社 | ペットフード、粒状ペットフード、及びペットフードの製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58168554A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-04 | 松下電工株式会社 | 化粧単板の製造法 |
-
1979
- 1979-01-31 JP JP1116679A patent/JPS55103902A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019069591A (ja) * | 2017-10-10 | 2019-05-09 | ニットプロ・インターナショナルKnitpro International | コンプレグ多色積層木材および実用、装飾、鑑賞用製品の製造プロセス |
WO2019220652A1 (ja) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | ユニ・チャーム株式会社 | ペットフード、粒状ペットフード、及びペットフードの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55103902A (en) | 1980-08-08 |
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