JPS6240152A - 蛍光ランプ - Google Patents
蛍光ランプInfo
- Publication number
- JPS6240152A JPS6240152A JP17945785A JP17945785A JPS6240152A JP S6240152 A JPS6240152 A JP S6240152A JP 17945785 A JP17945785 A JP 17945785A JP 17945785 A JP17945785 A JP 17945785A JP S6240152 A JPS6240152 A JP S6240152A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon
- film
- lamp
- fluorescent substance
- start voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は始動特性を改良した蛍光ランプに関する。
蛍光ランプは両端に電極を封装したノ（ルブ内面に蛍光
体被膜を形成しである。この蛍光体被膜は蛍光体粒子を
ニトロセルローズなどの有機結着剤を含む溶剤に分散し
たけん濁をバルブ内面に塗布し、空気中で焼成して結着
剤を分解してガス化することによって得られる。
体被膜を形成しである。この蛍光体被膜は蛍光体粒子を
ニトロセルローズなどの有機結着剤を含む溶剤に分散し
たけん濁をバルブ内面に塗布し、空気中で焼成して結着
剤を分解してガス化することによって得られる。
しかして、被膜中に結着剤が微量でも残留すると、これ
がその後の製造工程や使用中において分解して不純ガス
を発生し、かつ分解後に炭素を残留して光損失の原因と
なるため、従来は結着剤を完全に分解して除去すること
を理想とし、充分な時間を費して焼成していた。
がその後の製造工程や使用中において分解して不純ガス
を発生し、かつ分解後に炭素を残留して光損失の原因と
なるため、従来は結着剤を完全に分解して除去すること
を理想とし、充分な時間を費して焼成していた。
一方、従来、蛍光ランプの始動電圧を低下させて低温で
も良好に始動できるようにするため多くの改良がなされ
て来た。従来行なわれて来た改良はたとえばチタンなど
のゲッタにより不純ガスをできるだけ除去するものであ
）たり、あるいは始動ガスの組成を改良することであっ
たりした。そうして、これらの改良はそれなりの効果を
あげたが、市場の要求はさらに一層の改良を求めている
。
も良好に始動できるようにするため多くの改良がなされ
て来た。従来行なわれて来た改良はたとえばチタンなど
のゲッタにより不純ガスをできるだけ除去するものであ
）たり、あるいは始動ガスの組成を改良することであっ
たりした。そうして、これらの改良はそれなりの効果を
あげたが、市場の要求はさらに一層の改良を求めている
。
本発明は容易に、かつ、他の始動特性改良手段と無関係
に実施でき、簡単で効果的に始動特性を改良できる蛍光
ランプを提供することを目的とする。
に実施でき、簡単で効果的に始動特性を改良できる蛍光
ランプを提供することを目的とする。
本発明は、蛍光ランプにおいて蛍光体被膜中に適量の炭
素を含有させたことにより始動特性を改良したものであ
る。
素を含有させたことにより始動特性を改良したものであ
る。
本発明の詳細を実施例によって説明する。本実施例は３
０Ｗ定格の環形蛍光ランプで、環形ガラスバルブの内面
に蛍光体たとえばハロりん酸カルシウム蛍光体を塗布し
て蛍光体被膜を形成し、バルブの両端部にフィラメント
電極を封装し、バルブ内にはアルゴンなどの始動ガスと
ともに適量の水銀を封入しである。そうして、本発明の
特徴は蛍光体被膜の膜内に４０ ＰＰｍ以上の炭素を含
有させたことである。
０Ｗ定格の環形蛍光ランプで、環形ガラスバルブの内面
に蛍光体たとえばハロりん酸カルシウム蛍光体を塗布し
て蛍光体被膜を形成し、バルブの両端部にフィラメント
電極を封装し、バルブ内にはアルゴンなどの始動ガスと
ともに適量の水銀を封入しである。そうして、本発明の
特徴は蛍光体被膜の膜内に４０ ＰＰｍ以上の炭素を含
有させたことである。
この蛍光ランプは導電性の大きな炭素の微粒子を蛍光体
被膜内に含有するので、蛍光体被膜が電位傾斜を緩和す
る作用があり、この分だけ電極近傍の放電が容易になり
、始動電圧が低下する。また、炭素は管内に残留した酸
素、水素、炭酸ガス。
被膜内に含有するので、蛍光体被膜が電位傾斜を緩和す
る作用があり、この分だけ電極近傍の放電が容易になり
、始動電圧が低下する。また、炭素は管内に残留した酸
素、水素、炭酸ガス。
−酸化炭素、などの微量の不純ガスを良く吸着して始！
Ｉ！ｌＩＩ電圧を低下する効果もある。しかしながら、
炭素は可視光や紫外線を良く吸収して損失の原因となる
のでなるべく少ないことが望ましい。
Ｉ！ｌＩＩ電圧を低下する効果もある。しかしながら、
炭素は可視光や紫外線を良く吸収して損失の原因となる
のでなるべく少ないことが望ましい。
つぎに、蛍光体被膜中の炭素量と始動電圧および全光束
との相関を調査し第１図に示す結果を得た。図は横軸に
蛍光体被膜中の炭素の含有量をｐｐｌｌｌの単位でとり
、縦軸に５°Ｃにおける始動電圧をＶの単位でとりかつ
全光束を２ｍの単位でとったもので、−×−印の曲線は
全光束を一〇−印の曲線は始動電圧を示す。なお、炭素
残存量はカーモグラフィ法によって測定した。この図か
ら明らかなとおり、蛍光体被膜中の炭素含有量が４０
ｐｐｍ以上になると始動電圧が急に低くなり、５°Ｃに
おいても良好に点灯する。しかし、炭素含有量が３００
ｐｐｍ以上になると全光束が急に低下するので、３００
ｐｐｍ以下に止めた方が良い。
との相関を調査し第１図に示す結果を得た。図は横軸に
蛍光体被膜中の炭素の含有量をｐｐｌｌｌの単位でとり
、縦軸に５°Ｃにおける始動電圧をＶの単位でとりかつ
全光束を２ｍの単位でとったもので、−×−印の曲線は
全光束を一〇−印の曲線は始動電圧を示す。なお、炭素
残存量はカーモグラフィ法によって測定した。この図か
ら明らかなとおり、蛍光体被膜中の炭素含有量が４０
ｐｐｍ以上になると始動電圧が急に低くなり、５°Ｃに
おいても良好に点灯する。しかし、炭素含有量が３００
ｐｐｍ以上になると全光束が急に低下するので、３００
ｐｐｍ以下に止めた方が良い。
このような蛍光ランプを得る方法は種々考えられるが、
有機結着剤の一部を炭化させて残留させる方法も有効で
ある。すなわち、蛍光体をニトロセルローズなどの有機
結着剤とほう酸バリウム・カルシウムなどの無機結着剤
とを溶解した溶剤に分散してバルブ内面に塗布する。つ
ぎに、このバルブを空気中において５６０〜６００ ’
Ｃの温度で適当時間均一に焼成して有機結着剤の大部分
を酸化しガス化して除去する。つぎに、このバルブを窒
素などの不活性ガス中において充分焼成して残留した有
機結着剤を分解して炭化すれば、炭素を含有した蛍光体
被膜が得られる。そこで、このバルブを用いて通常の方
法で蛍光ランプに構成すればよい。
有機結着剤の一部を炭化させて残留させる方法も有効で
ある。すなわち、蛍光体をニトロセルローズなどの有機
結着剤とほう酸バリウム・カルシウムなどの無機結着剤
とを溶解した溶剤に分散してバルブ内面に塗布する。つ
ぎに、このバルブを空気中において５６０〜６００ ’
Ｃの温度で適当時間均一に焼成して有機結着剤の大部分
を酸化しガス化して除去する。つぎに、このバルブを窒
素などの不活性ガス中において充分焼成して残留した有
機結着剤を分解して炭化すれば、炭素を含有した蛍光体
被膜が得られる。そこで、このバルブを用いて通常の方
法で蛍光ランプに構成すればよい。
ちなみに、焼成時間と炭素残留量との関係を示せば第２
図のとおりである。図は横軸に空気中における焼成時間
を秒の単位でとり、縦軸に残留した有機結着剤を炭素に
換算してｐｐｍの単位でとったもので、曲線はそれぞれ
の焼成温度における関係を示す。このように、焼成温度
と焼成時間とによって炭素残留量が定まるので、蛍光体
被膜中の炭素含有量を容易に管理できる。
図のとおりである。図は横軸に空気中における焼成時間
を秒の単位でとり、縦軸に残留した有機結着剤を炭素に
換算してｐｐｍの単位でとったもので、曲線はそれぞれ
の焼成温度における関係を示す。このように、焼成温度
と焼成時間とによって炭素残留量が定まるので、蛍光体
被膜中の炭素含有量を容易に管理できる。
なお、本発明において蛍光体の種類および光色は問題で
なく、紫外線発光蛍光体でもよく、さらに、始動ガスも
問題ではない。さらに、ランプは環形でも直管形でもよ
い。
なく、紫外線発光蛍光体でもよく、さらに、始動ガスも
問題ではない。さらに、ランプは環形でも直管形でもよ
い。
本発明の蛍光ランプは蛍光体被膜中に適量の炭素を含有
させたので、この炭素の導電性とゲッタ作用とにより、
始動電圧を低下させ、特に低温における始動特性を向上
できる。
させたので、この炭素の導電性とゲッタ作用とにより、
始動電圧を低下させ、特に低温における始動特性を向上
できる。
第１図は本発明の蛍光ランプにおける蛍光体被膜中の炭
素含有量と全光束および始動電圧との関係を示すグラフ
、第２図は同じくバルブ内面に塗布された蛍光体被膜の
焼成温度とこの膜内に残留する炭素量との関係を示すグ
ラフである。
素含有量と全光束および始動電圧との関係を示すグラフ
、第２図は同じくバルブ内面に塗布された蛍光体被膜の
焼成温度とこの膜内に残留する炭素量との関係を示すグ
ラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 両端に電極を封装したバルブ内面に蛍光体被膜を形成し
たものにおいて、 上記蛍光体被膜は膜内に４０ｐｐｍ以上の炭素を含有す
ることを特徴とする蛍光ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17945785A JPS6240152A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17945785A JPS6240152A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 蛍光ランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6240152A true JPS6240152A (ja) | 1987-02-21 |
Family
ID=16066186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17945785A Pending JPS6240152A (ja) | 1985-08-16 | 1985-08-16 | 蛍光ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6240152A (ja) |
-
1985
- 1985-08-16 JP JP17945785A patent/JPS6240152A/ja active Pending
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