JPS6239877B2 - - Google Patents
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- JPS6239877B2 JPS6239877B2 JP55073829A JP7382980A JPS6239877B2 JP S6239877 B2 JPS6239877 B2 JP S6239877B2 JP 55073829 A JP55073829 A JP 55073829A JP 7382980 A JP7382980 A JP 7382980A JP S6239877 B2 JPS6239877 B2 JP S6239877B2
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- circuit
- resistors
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 16
- 230000011664 signaling Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/22—Arrangements for supervision, monitoring or testing
- H04M3/2272—Subscriber line supervision circuits, e.g. call detection circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q1/00—Details of selecting apparatus or arrangements
- H04Q1/18—Electrical details
- H04Q1/30—Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents
- H04Q1/38—Signalling arrangements; Manipulation of signalling currents using combinations of direct currents of different amplitudes or polarities over line conductors or combination of line conductors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、共通導体としてアースを有する2本
の導体のシステムにおいて電流を検出する自動電
話交換用回路であつて、これら導体を接続するた
めの第1端子と第2端子とを具え、これら端子の
それぞれ1つは抵抗によつて電源電池の第1極及
び第2極に接続し、電源電池の第1極と前記第1
端子との間に直列にして接続した第1抵抗及び第
2抵抗と、電源電池の第2極と前記第2端子との
間に直列にして接続した第3抵抗及び第4抵抗と
を具え、前記第1抵抗と第2抵抗の接続点と、第
3抵抗と第4抵抗の接続点とは、前記2本の導体
を流れる電流の差動モード成分を検出する検出器
を接続するための1対の接続点を形成する自動電
話交換用回路に関するものである。
の導体のシステムにおいて電流を検出する自動電
話交換用回路であつて、これら導体を接続するた
めの第1端子と第2端子とを具え、これら端子の
それぞれ1つは抵抗によつて電源電池の第1極及
び第2極に接続し、電源電池の第1極と前記第1
端子との間に直列にして接続した第1抵抗及び第
2抵抗と、電源電池の第2極と前記第2端子との
間に直列にして接続した第3抵抗及び第4抵抗と
を具え、前記第1抵抗と第2抵抗の接続点と、第
3抵抗と第4抵抗の接続点とは、前記2本の導体
を流れる電流の差動モード成分を検出する検出器
を接続するための1対の接続点を形成する自動電
話交換用回路に関するものである。
このような回路は、西ドイツ国特許出願公告
DE−B1293873号公報により公知である。
DE−B1293873号公報により公知である。
これら回路は、加入者ラインのループ状態を検
出するために用いられる。
出するために用いられる。
いくつかの私設電話交換装置(PABX)では、
いわゆる接地ボタンを用いて、呼出し状態のとき
に加入者装置から電話交換局への接地復帰シグナ
リングを可能にしている。このようなシステムで
は電話機の接地ボタンを押すことによつて、加入
者線路のa線が接地される。西ドイツ国出願公開
DE−A2547880号公報に記載されているように、
この信号を、b線の電源回路に接続された検出回
路によつて、電話交換局において検出することが
できる。しかしこの検出方法は、次のような欠点
を有していた。すなわち、接地ボタンシグナリン
グのための検出回路が、加入者ループのしや断に
も応答するということである。
いわゆる接地ボタンを用いて、呼出し状態のとき
に加入者装置から電話交換局への接地復帰シグナ
リングを可能にしている。このようなシステムで
は電話機の接地ボタンを押すことによつて、加入
者線路のa線が接地される。西ドイツ国出願公開
DE−A2547880号公報に記載されているように、
この信号を、b線の電源回路に接続された検出回
路によつて、電話交換局において検出することが
できる。しかしこの検出方法は、次のような欠点
を有していた。すなわち、接地ボタンシグナリン
グのための検出回路が、加入者ループのしや断に
も応答するということである。
本発明の目的は、前述した種類の回路を改良し
て、2本の導体の電流の共通モード成分、すなわ
ち両線を同方向に流れる電流成分の検出を簡単な
回路で可能にすることである。実際には、この回
路は、特に、接地ボタンシグナリングの検出のた
めに有利に利用することができる。本回路は加入
者ラインのしや断によつて混乱を生ぜず、従つて
接地ボタンシグナリングの検出が明瞭になるとい
う効果が得られる。
て、2本の導体の電流の共通モード成分、すなわ
ち両線を同方向に流れる電流成分の検出を簡単な
回路で可能にすることである。実際には、この回
路は、特に、接地ボタンシグナリングの検出のた
めに有利に利用することができる。本回路は加入
者ラインのしや断によつて混乱を生ぜず、従つて
接地ボタンシグナリングの検出が明瞭になるとい
う効果が得られる。
本発明回路は、特許請求の範囲に記載の如くの
特徴をを有する。
特徴をを有する。
以下、図面により本発明を説明する。
第1図は、本発明検出回路の回路図である。こ
の検出回路は、加入者線路(ライン)のa線およ
びb線をそれぞれ接続するための端子aおよびb
を有している。a端子と電圧VBを有する電源電
池の負極との間に、低抵抗の測定抵抗R′1を設け
る。電源電池の正端子は接地する。同様に、b端
子とアースとの間に低抵抗の測定抵抗R1(ただ
しR1=R′1)を設ける。抵抗R1およびR′1は、加入
者線路(ライン)への通常の電流供給抵抗により
あるいはその一部により形成する。抵抗R3とR4
とから成る分圧器を、b端子と電源電池の負極と
の間に設ける。同様に、抵抗R2とR5とから成る
分圧器を、a端子とアースとの間に設ける。検出
回路内で不所望な電力損失が生じるのを防止する
ためには、抵抗R2,R3,R4,R5は、抵抗R1およ
びR′1に対して高い抵抗値のものとするを要す
る。しかし、このことは検出回路の動作にとつて
は本質的なことではない。
の検出回路は、加入者線路(ライン)のa線およ
びb線をそれぞれ接続するための端子aおよびb
を有している。a端子と電圧VBを有する電源電
池の負極との間に、低抵抗の測定抵抗R′1を設け
る。電源電池の正端子は接地する。同様に、b端
子とアースとの間に低抵抗の測定抵抗R1(ただ
しR1=R′1)を設ける。抵抗R1およびR′1は、加入
者線路(ライン)への通常の電流供給抵抗により
あるいはその一部により形成する。抵抗R3とR4
とから成る分圧器を、b端子と電源電池の負極と
の間に設ける。同様に、抵抗R2とR5とから成る
分圧器を、a端子とアースとの間に設ける。検出
回路内で不所望な電力損失が生じるのを防止する
ためには、抵抗R2,R3,R4,R5は、抵抗R1およ
びR′1に対して高い抵抗値のものとするを要す
る。しかし、このことは検出回路の動作にとつて
は本質的なことではない。
抵抗R2と抵抗R5との接続点の電圧をV1で示
し、同じく抵抗R3とR4との接続点の電圧V2で示
す。
し、同じく抵抗R3とR4との接続点の電圧V2で示
す。
加入者線路(導体)の各線を流れる電流Iaお
よびIbは次のように表わされる。
よびIbは次のように表わされる。
Ia=Ic+Id (1)
Ib=Ic−Id
ここにIdはループ電流を示しており、両線に
反対方向に流れるので差動モード成分と称され、
Icは両線に同方向に流れる成分であり、縦電流
あるいは、共通モード成分と称される。
反対方向に流れるので差動モード成分と称され、
Icは両線に同方向に流れる成分であり、縦電流
あるいは、共通モード成分と称される。
第1図において、
R1=R′1 (i)
であり、また
2R6≫R2‖R5+R3‖R4 (ii)
とする。(ただし、R2‖R5はR2とR5との並列値で
あり、R3‖はR3とR4との並列値である。) 電圧V1,V2は次のように与えられる。
あり、R3‖はR3とR4との並列値である。) 電圧V1,V2は次のように与えられる。
V1=R2/R2+R5{(Ic+Id)R1+VB} (A)
V2=R4/R3+R4(Ic−Id)R1+R3/R3+
R4VB(B) 電圧V1−V2は次のように得られる。
R4VB(B) 電圧V1−V2は次のように得られる。
V1−V2=(R2/R2+R5−R3/R3+R4)VB
+(R2/R2+R5+R4/R3+R4)R1
・Id +(R2/R2+R5−R4/R3+R4)R1
・Ic 従つて、電圧V1−V2は、VB,Id,Icに直接
的に依存し、次の条件 R2/R2+R5=R4/R3+R4 (2) が満たされるときには、電圧V1−V2が縦電流Ic
とは無関係であることを証明することができる。
・Id +(R2/R2+R5−R4/R3+R4)R1
・Ic 従つて、電圧V1−V2は、VB,Id,Icに直接
的に依存し、次の条件 R2/R2+R5=R4/R3+R4 (2) が満たされるときには、電圧V1−V2が縦電流Ic
とは無関係であることを証明することができる。
さらに、(2)の条件が満たされるだけでなく、次
の条件 R3=R4 (3) が満たされ、(2)に上式(3)を代入することによつて
得られる。
の条件 R3=R4 (3) が満たされ、(2)に上式(3)を代入することによつて
得られる。
R2=R5 (3)′
になるときは、電圧V1−V2がループ電流Idのみ
に依存することを証明することができる。これに
ついては以下にさらに説明する。
に依存することを証明することができる。これに
ついては以下にさらに説明する。
電圧V1−V2は、加入者線路の状態についての
情報を得るため、および場合によつては縦電流に
よる妨害なしに加入者線路から音声信号を取り出
すために用いることができる。
情報を得るため、および場合によつては縦電流に
よる妨害なしに加入者線路から音声信号を取り出
すために用いることができる。
ループ電流Idを検出するためには、電圧V1お
よびV2を、差動増幅器A1の差動入力端子に供給
する。この差動増幅器は、線形増幅器として構成
することができ、この場合には加入者の音声信号
を、この増幅器の出力端子から取り出すことがで
きる。
よびV2を、差動増幅器A1の差動入力端子に供給
する。この差動増幅器は、線形増幅器として構成
することができ、この場合には加入者の音声信号
を、この増幅器の出力端子から取り出すことがで
きる。
条件(2)および(3)が満たされる場合には、線形増
幅器の出力信号は電源電池電圧VBとは無関係で
あり、従つて電源電池による雑音およびクロスト
ークが抑制される。
幅器の出力信号は電源電池電圧VBとは無関係で
あり、従つて電源電池による雑音およびクロスト
ークが抑制される。
電話交換局においては、加入者ループの状態
(開または閉)の2値表示を得ることが一般に必
要である。この表示は、たとえば、差動増幅器
A1を入力信号の極性に依存する2つのレベルの
出力信号を有する電圧比較器として構成して得る
ことができる。条件(2)および(3)、(3)′が満たされ
るときには、電圧比較器の状態はId=0で変化
する。差動増幅器A1への信号供給リード線中に
基準電圧源Vr1を設けることによつて、Idの異
なる値での状態変化を得ることができる。
(開または閉)の2値表示を得ることが一般に必
要である。この表示は、たとえば、差動増幅器
A1を入力信号の極性に依存する2つのレベルの
出力信号を有する電圧比較器として構成して得る
ことができる。条件(2)および(3)、(3)′が満たされ
るときには、電圧比較器の状態はId=0で変化
する。差動増幅器A1への信号供給リード線中に
基準電圧源Vr1を設けることによつて、Idの異
なる値での状態変化を得ることができる。
基準電圧Vr1が零ボルトの値を有し、条件(3)す
なわち、R3=R4の条件が満たされない場合に
は、電圧比較器の状態は加入者線路抵抗RLの所
定値で変化する。
なわち、R3=R4の条件が満たされない場合に
は、電圧比較器の状態は加入者線路抵抗RLの所
定値で変化する。
RL=2R1R3/R4−R3(4)
ただし、RL=RT+2RKであり、RTは電話機
のインピーダンスを示し、RKは加入者線路(ラ
イン)の1本の導線の抵抗を示す。
のインピーダンスを示し、RKは加入者線路(ラ
イン)の1本の導線の抵抗を示す。
基準電圧Vr1を0ボルトに等しくないように
し、かつ条件(3)が満たされないようにすることに
よつて、電圧比較器の状態を変化させるループ電
流Idは、一定電流と電源電池電圧VBに比例する
電流との重畳によつて得られる。従つて、検出規
準は、一定電流を流す一定電流源と、電源電池電
圧VBに比例する電流を流す一定抵抗との並列回
路である。
し、かつ条件(3)が満たされないようにすることに
よつて、電圧比較器の状態を変化させるループ電
流Idは、一定電流と電源電池電圧VBに比例する
電流との重畳によつて得られる。従つて、検出規
準は、一定電流を流す一定電流源と、電源電池電
圧VBに比例する電流を流す一定抵抗との並列回
路である。
加入者線路をループとしてでなく流れる一定の
シグナリング信号を検出することを要する情況が
ある。これは、たとえば一定種類の電話交換局に
おける接地ボタンシグナリングに対する場合であ
る。このときは加入者線路のa線を、接地ボタン
によつて接地する。加入者に対しては、これはコ
ールバツク(call−back)接続が必要とされるこ
とを加入者が指示できる手段である。公知の装置
では、第1図に示す回路のb端子を、接地ボタン
シグナリングのための検出器に接続する。a線を
接地したときには、電圧がb端子から取り出され
ることは明らかである。しかし、加入者線路がし
や断される場合にはこのようにはならない。b端
子からの電圧の消失は、接地ボタンが動作してい
る明瞭な指示とはならない。
シグナリング信号を検出することを要する情況が
ある。これは、たとえば一定種類の電話交換局に
おける接地ボタンシグナリングに対する場合であ
る。このときは加入者線路のa線を、接地ボタン
によつて接地する。加入者に対しては、これはコ
ールバツク(call−back)接続が必要とされるこ
とを加入者が指示できる手段である。公知の装置
では、第1図に示す回路のb端子を、接地ボタン
シグナリングのための検出器に接続する。a線を
接地したときには、電圧がb端子から取り出され
ることは明らかである。しかし、加入者線路がし
や断される場合にはこのようにはならない。b端
子からの電圧の消失は、接地ボタンが動作してい
る明瞭な指示とはならない。
良好な規準は、共通モード成分(縦電流)Ic
の発生によつて形成する。共通モード成分を検出
するためには、ループ電流Idを検出するために
用いた同じ電圧V1およびV2を用いる。
の発生によつて形成する。共通モード成分を検出
するためには、ループ電流Idを検出するために
用いた同じ電圧V1およびV2を用いる。
電圧V1およびV2が発生する箇所の間に、2個
の抵抗R6およびR′6を直列に接続する。抵抗R6お
よびR′6の接続点の電圧を、V3によつて示す。さ
らに、抵抗R7およびR8より成る分圧器を、アー
スと電源電池の負極との間に設ける。V3に対す
る基準として働く抵抗R7とR8との接続点の電圧
をV4で示す。
の抵抗R6およびR′6を直列に接続する。抵抗R6お
よびR′6の接続点の電圧を、V3によつて示す。さ
らに、抵抗R7およびR8より成る分圧器を、アー
スと電源電池の負極との間に設ける。V3に対す
る基準として働く抵抗R7とR8との接続点の電圧
をV4で示す。
電圧差V3−V4はVB,Ic,Idに直線的に依存
し、条件(2)が満たされ、 R4(R3−R5)/R1−R3+R4=R6−R
′6(5) が成り立つときには、V3−V4はループ電流Idと
は無関係であることを証明することができる。
し、条件(2)が満たされ、 R4(R3−R5)/R1−R3+R4=R6−R
′6(5) が成り立つときには、V3−V4はループ電流Idと
は無関係であることを証明することができる。
条件(2)および(5)が満たされるだけでなく、
R7=R8 (6)
の条件をも満たされるときには、電圧V3−V4は
縦電流Icのみに依存することをさらに証明する
ことができる。
縦電流Icのみに依存することをさらに証明する
ことができる。
電圧V3−V4を、たとえば接地ボタンシグナリ
ングの検出のために、共通モード成分についての
情報を得るために用いることができる。この理由
については後述する。
ングの検出のために、共通モード成分についての
情報を得るために用いることができる。この理由
については後述する。
電圧V3およびV4を、線形増幅器として構成で
きる差動増幅器A2の差動入力端子に供給する。
この場合、この増幅器の出力端子に縦電流に依存
するアナログ情報を取り出すことができる。条件
(2)および(5)が満たされる場合、増幅器の出力信号
は電源電池VBとは無関係であり、従つて電源電
池による雑音およびクロストークは抑制される。
きる差動増幅器A2の差動入力端子に供給する。
この場合、この増幅器の出力端子に縦電流に依存
するアナログ情報を取り出すことができる。条件
(2)および(5)が満たされる場合、増幅器の出力信号
は電源電池VBとは無関係であり、従つて電源電
池による雑音およびクロストークは抑制される。
接地回路すなわち縦電流が流れる回路の状態の
2値表示は、差動増幅器A2を電圧比較器として
構成することによつて得られる。条件(2)および(5)
が満たされるときには、電圧比較器の状態はIc
=0で変化する。Icとは異なる値で状態を変化
させることは、差動増幅器A2への信号供給リー
ド線中に基準電圧源Vr2を設けることによつて達
成できる。
2値表示は、差動増幅器A2を電圧比較器として
構成することによつて得られる。条件(2)および(5)
が満たされるときには、電圧比較器の状態はIc
=0で変化する。Icとは異なる値で状態を変化
させることは、差動増幅器A2への信号供給リー
ド線中に基準電圧源Vr2を設けることによつて達
成できる。
基準電圧Vr2が零で、条件(6)が満たされないと
きには、電圧比較器の状態は、アースへの抵抗R
Aと、装置インピーダンスRTと、加入者線路の1
線の抵抗RKとの所定の組合せ、すなわち RA=R1+RT+RK/2R1+RT+2RK・{R1R4/R3+R4・R7+R8/R8−
R7−R1−RK}(7) において変化する。
きには、電圧比較器の状態は、アースへの抵抗R
Aと、装置インピーダンスRTと、加入者線路の1
線の抵抗RKとの所定の組合せ、すなわち RA=R1+RT+RK/2R1+RT+2RK・{R1R4/R3+R4・R7+R8/R8−
R7−R1−RK}(7) において変化する。
加入者線路と、接地ボタンシグナリングの場合
に加入者線路に接続される電話機との等価回路を
第2図に示す。
に加入者線路に接続される電話機との等価回路を
第2図に示す。
第2図において、ブロツクDは、第1図の検出
回路を示す。さらに第2図において、RKは前述
の如く加入者線路の片線の抵抗を表わし、RTは
電話機回路のインピーダンス(抵抗)、RAは接地
ボタンシグナリング回路のインピーダンス(抵
抗)表わすものである。通常の加入者線路ループ
閉の状態は、 抵抗RK−抵抗RT−抵抗RKのループ回路でル
ープ閉を表示し、一般にいう「ループ電流」、本
明細書で定義した差動モード成分Idのみが流れ
る。
回路を示す。さらに第2図において、RKは前述
の如く加入者線路の片線の抵抗を表わし、RTは
電話機回路のインピーダンス(抵抗)、RAは接地
ボタンシグナリング回路のインピーダンス(抵
抗)表わすものである。通常の加入者線路ループ
閉の状態は、 抵抗RK−抵抗RT−抵抗RKのループ回路でル
ープ閉を表示し、一般にいう「ループ電流」、本
明細書で定義した差動モード成分Idのみが流れ
る。
加入者の選択によつて、電話機の接地ボタンを
動作させれば、接地ボタンシグナリング回路の抵
抗RAが図示の如くアースに接続され、、アースよ
り抵抗RAとRK(a線側)を通る回路に電流が流
れ、かつこれと同時のb線側の抵抗RKと抵抗RT
を流れていたループ電流は減少する。
動作させれば、接地ボタンシグナリング回路の抵
抗RAが図示の如くアースに接続され、、アースよ
り抵抗RAとRK(a線側)を通る回路に電流が流
れ、かつこれと同時のb線側の抵抗RKと抵抗RT
を流れていたループ電流は減少する。
この接地ボタンシグナリング回路の抵抗RAの
接地による電流成分のことを縦電流と定義したも
ので、上述の如く、ループ電流と相まつて、 b線では、 Ic−Id a線では、 Ic+Id の電流を生ずる。
接地による電流成分のことを縦電流と定義したも
ので、上述の如く、ループ電流と相まつて、 b線では、 Ic−Id a線では、 Ic+Id の電流を生ずる。
このように実際上b線に流れる成分ではない
が、b線の電流を減ずる成分を縦電流と定義した
ものである。
が、b線の電流を減ずる成分を縦電流と定義した
ものである。
いま極めて判りやすいように、ブロツクD内の
直列抵抗R1,R′1は一般にRK等に比し低い値であ
るためこれを無視し、かつ両線間に入る抵抗
R2,R3等は比較的に大なる値であるためこれを
無限大として、第2図の端子aが直接電源電圧V
Bに接続され、端子bが直接他方の電源電圧、す
なわちアースに接続されているものとし、かつ判
り易くするため単に説明上のみで次の値を仮定す
る。
直列抵抗R1,R′1は一般にRK等に比し低い値であ
るためこれを無視し、かつ両線間に入る抵抗
R2,R3等は比較的に大なる値であるためこれを
無限大として、第2図の端子aが直接電源電圧V
Bに接続され、端子bが直接他方の電源電圧、す
なわちアースに接続されているものとし、かつ判
り易くするため単に説明上のみで次の値を仮定す
る。
VB=20V
RK=RT=1kΩ
RA=2kΩ
この場合アースより抵抗RTとRAの接続点迄は
2kΩが2つの並列となるので1kΩとなり、これ
と直列にa線のRKすなわち、1kΩが接続される
ので合計直列抵抗は2kΩであり、a線に流れる
電流は10mAとなる。また抵抗RAを流れる電流
は5mAである。
2kΩが2つの並列となるので1kΩとなり、これ
と直列にa線のRKすなわち、1kΩが接続される
ので合計直列抵抗は2kΩであり、a線に流れる
電流は10mAとなる。また抵抗RAを流れる電流
は5mAである。
(1)式より
Ia=Ic+Id
Ib=Ic−Id
であり、
これよりIc、Idを求めると、Ic=2.5mA
Id=7.5mAとなる。
Id=7.5mAとなる。
以上により明らかなように、縦電流成分(共通
モード成分)は2.5mAであり、接地ボタンシグ
ナリン回路のアースより両線に流れることとな
る。
モード成分)は2.5mAであり、接地ボタンシグ
ナリン回路のアースより両線に流れることとな
る。
次にこの共通モード成分を差動増幅器で検出で
きる理由を説明する。
きる理由を説明する。
第1図において、上述の条件(i)および(ii)に加え
て、 R6=R′6とする。
て、 R6=R′6とする。
差動増幅器A2の入力値はV4−V3であり、V4は
ループ電流Idとも、共通モード成分Icとも無関
係である。
ループ電流Idとも、共通モード成分Icとも無関
係である。
さて、ここでV3がVcに従つて定まり、かつId
に無関係であることを証明するを要する。
に無関係であることを証明するを要する。
電圧V3は電圧V1とV2の平均値であり、R6=R′6
であるので、 2V3=V1+V2 従つて、上述の(A)、(B)より 2V3={R1R2/R2+R5+R1R4/R3+R4
}Ic +{R1R2/R2+R5−R1R4/R3+R4
}Id +{R3/R3+R4+R2/R2+R5}VB 条件(3)及び(3)′を代入すると、 2V3={R4/R3+R4}2R1Ic+VB 従つて、差動増幅器A2の入力電圧V3はIcのみ
に応じて定まり、Idとは無関係となる。従つて
共通成分Icの特性はこの差動増幅器A2の出力で
求められる。
であるので、 2V3=V1+V2 従つて、上述の(A)、(B)より 2V3={R1R2/R2+R5+R1R4/R3+R4
}Ic +{R1R2/R2+R5−R1R4/R3+R4
}Id +{R3/R3+R4+R2/R2+R5}VB 条件(3)及び(3)′を代入すると、 2V3={R4/R3+R4}2R1Ic+VB 従つて、差動増幅器A2の入力電圧V3はIcのみ
に応じて定まり、Idとは無関係となる。従つて
共通成分Icの特性はこの差動増幅器A2の出力で
求められる。
すなわち基準電圧Vr2を0ボルトに等しくない
ようにし、かつ条件(6)を満たさないようにするこ
と(R7≠R8)によつて、電圧比較器の状態を変化
させる縦電流Icは、一定電流と電源電池電圧に
比例する電流との重畳によつて与えられる。
ようにし、かつ条件(6)を満たさないようにするこ
と(R7≠R8)によつて、電圧比較器の状態を変化
させる縦電流Icは、一定電流と電源電池電圧に
比例する電流との重畳によつて与えられる。
基準電圧源Vr1およびVr2によつて得られるの
と同じ効果を、抵抗回路網に電圧または電流源を
設けることによつて得ることができる。高インピ
ーダンス抵抗が含まれる分岐は、これら電圧また
は電流源に対し適切な場所である。
と同じ効果を、抵抗回路網に電圧または電流源を
設けることによつて得ることができる。高インピ
ーダンス抵抗が含まれる分岐は、これら電圧また
は電流源に対し適切な場所である。
電源電圧Vc1とVc2との間で動作する増幅器A1
およびA2の構造の点では電圧V1,V2,V3,V4の
レベルを正方向に偏移させるのが望ましい。これ
は、正のバイアス電圧Vbを用いることにより可
能である。第3図に示すように、その電源端子
を、抵抗R9およびR10によつて、電圧V3およびV4
が発生する箇所に接続する。
およびA2の構造の点では電圧V1,V2,V3,V4の
レベルを正方向に偏移させるのが望ましい。これ
は、正のバイアス電圧Vbを用いることにより可
能である。第3図に示すように、その電源端子
を、抵抗R9およびR10によつて、電圧V3およびV4
が発生する箇所に接続する。
第4図は、バイアス電圧Vbのための電源端子
を、抵抗R11,R12によつて、電圧V1,V2が発生
する箇所に接続する他の構造を示す。
を、抵抗R11,R12によつて、電圧V1,V2が発生
する箇所に接続する他の構造を示す。
抵抗値の適切な選択によつて、電圧V3−V4が
Vbとは無関係となるようにすることができる。
Vbとは無関係となるようにすることができる。
第4図に示す検出回路の具体的構成を説明する
ために、次のデータを示す。
ために、次のデータを示す。
VB=−48V、Vb=+5V、Vr1=Vr2=0V
Vc1=0V、Vc2=+5V
R1=R′1=173Ω
R2=R4=R6=100KΩ
R3=R5=86852Ω
R11=R12=5672Ω
R10=5742Ω
R7=89069Ω
R6=R′6=40KΩ
この例に対しては、次式が成り立つ。
V1−V2=−0.321+17.83Id (8)
V3−V4=−0.151+10.07Ic
(8)式から、電圧V1−V2の極性がId=18mAで
変化し、電圧V3−V4の極性がIc=15mAで変化
するということがわかる。
変化し、電圧V3−V4の極性がIc=15mAで変化
するということがわかる。
以上説明した検出回路では、電圧V1とV2との
(重み付け)和である電圧V3を得るために抵抗R6
およびR′6を用いている。この電圧V3は、差動増
幅器A2で基準電圧V4と比較される。第1図の検
出回路に発生する電圧V1およびV2を処理するた
めの他の方法を第5図に示す。
(重み付け)和である電圧V3を得るために抵抗R6
およびR′6を用いている。この電圧V3は、差動増
幅器A2で基準電圧V4と比較される。第1図の検
出回路に発生する電圧V1およびV2を処理するた
めの他の方法を第5図に示す。
電圧V1,V2が発生する箇所を、抵抗R13,R′13
によつて差動増幅器A3の反転入力端子に接続す
る。抵抗R15およびR16によつて電源電池から取り
出される基準電圧V4を、非反転入力端子に接続
する。差動増幅器A3は、抵抗R14によつて、出力
端子から反転入力端子に帰還する。上述したと同
様に、第5図の回路の抵抗を、ループ電流Idと
は無関係の信号f,Icが差動増幅器A3の出力端
子に発生するように、設定することができる。
によつて差動増幅器A3の反転入力端子に接続す
る。抵抗R15およびR16によつて電源電池から取り
出される基準電圧V4を、非反転入力端子に接続
する。差動増幅器A3は、抵抗R14によつて、出力
端子から反転入力端子に帰還する。上述したと同
様に、第5図の回路の抵抗を、ループ電流Idと
は無関係の信号f,Icが差動増幅器A3の出力端
子に発生するように、設定することができる。
第1図は本発明自動電話交換用回路の回路図、
第2図は接地ボタンシグナリングのための等価回
路図、第3図および第4図はレベル偏移を実現す
るための第1図に示す回路の第1および第2変形
例を示す図、第5図は加算回路の回路図である。 R1,R′1……測定抵抗、A1,A2……差動増幅
器、D……検出回路、RT……電話機のインピー
ダンス、RK……加入者線路の1本の線の抵抗、
VB……電源電池電圧、Vb……バイアス電圧。
第2図は接地ボタンシグナリングのための等価回
路図、第3図および第4図はレベル偏移を実現す
るための第1図に示す回路の第1および第2変形
例を示す図、第5図は加算回路の回路図である。 R1,R′1……測定抵抗、A1,A2……差動増幅
器、D……検出回路、RT……電話機のインピー
ダンス、RK……加入者線路の1本の線の抵抗、
VB……電源電池電圧、Vb……バイアス電圧。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 共通導体としてアースを有する2本の導体の
システムにおいて電流を検出する自動電話交換用
回路であつて、これら導体を接続するための第1
端子aと第2端子bとを具え、これら端子b,a
のそれぞれ1つは抵抗R1,R1′によつて電源電池
の第1極(+)及び第2極(−)に接続、電源電
池の第1極(+)と前記第1端子aとの間に直列
にして接続した第1抵抗R2及び第2抵抗R5と、
電源電池の第2極(−)と前記第2端子bとの間
に直列にして接続した第3抵抗R3及び第4抵抗
R4とを具え、前記第1抵抗R2と第2抵抗R5の接
続点V1と、第3抵抗R3と第4抵抗R4の接続点V2
とは、前記2本の導体を流れる電流の差動モード
成分を検出する検出器A1を接続するための1対
の接続点を形成する自動電話交換用回路におい
て、 前記各導体に流れる電流の共通モード成分を検
出するため、前記第1・第2抵抗R2,R5の接続
点を一方とし、第3・第4抵抗R3,R4の接続点
を他方とする両接続点の電圧V1,V2の和を形成
する手段R6,R6′を設け、さらにこの電圧V1,V2
の和を基準電位点V4の電位と比較する手段A2を
設け、前記2本の導体の電流の共通モード成分の
指示を前記比較手段A2から取り出すことを特徴
とする自動電話交換用回路。 2 特許請求の範囲第1項記載の自動電話交換用
回路において、前記第1・第2抵抗R2,R5の接
続点を一方とし、第3・第4抵抗R3,R4の接続
点を他方とする両接続点の電圧の和を形成する手
段を、前記両接続点V1,V2間に直列に接続した
第5抵抗及び第6抵抗R6,R6′により形成し、前
記電圧の和をこれら第5抵抗と第6抵抗R6,
R6′との接続点V3から取り出すことを特徴とする
自動電話交換用回路。 3 特許請求の範囲第1項に記載の自動電話交換
用回路において、前記基準電位点V4を、前記電
源電池の2つの極の間に直列に接続した2個の抵
抗R7,R8の接続点V4によつて形成したことを特
徴とする自動電話交換用回路。 4 特許請求の範囲第3項に記載の自動電話交換
用回路において、バイアス電圧Vbが供給される
箇所を、抵抗R10によつて前記基準電位点V4に接
続し、かつ抵抗R9によつて前記両接続点V1,V2
間に直列に接続した第5及び第6抵抗R6,R6′の
相互接続点V3に接続したことを特徴とする自動
電話交換用回路。 5 特許請求の範囲第3項に記載の自動電話交換
用回路において、バイアス電圧Vbが供給される
箇所を、抵抗R10によつて前記基準電位点V4に接
続し、抵抗R11によつて前記第1及び第2抵抗
R2,R5の接続点V1に接続し、および抵抗R12によ
つて前記第3及び第4抵抗R3,R4の接続点V2に
接続したことを特徴とする自動電話交換用回路。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL7904429A NL7904429A (nl) | 1979-06-06 | 1979-06-06 | Stroomdetectie-inrichting voor een automatische telefooncentrale. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55165092A JPS55165092A (en) | 1980-12-23 |
JPS6239877B2 true JPS6239877B2 (ja) | 1987-08-25 |
Family
ID=19833306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7382980A Granted JPS55165092A (en) | 1979-06-06 | 1980-06-03 | Automatic telephone exchange circuit |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4319092A (ja) |
JP (1) | JPS55165092A (ja) |
AU (1) | AU537316B2 (ja) |
BE (1) | BE883638A (ja) |
CA (1) | CA1143491A (ja) |
DE (1) | DE3020353C2 (ja) |
FR (1) | FR2458963B1 (ja) |
GB (1) | GB2052215B (ja) |
IT (1) | IT1131255B (ja) |
NL (1) | NL7904429A (ja) |
SE (2) | SE8004114L (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3709538A1 (de) * | 1987-03-24 | 1988-10-06 | Siemens Ag | Schaltungsanordnung fuer eine fernsprechstation mit erdeanschaltung |
JPH0382800U (ja) * | 1989-12-13 | 1991-08-22 | ||
US5473676A (en) * | 1990-09-27 | 1995-12-05 | Radish Communications Systems, Inc. | Telephone handset interface for automatic switching between voice and data communications |
US5287404A (en) * | 1990-12-20 | 1994-02-15 | Northern Telecom Limited | Telephone subscriber line voltage change detection |
US5892823A (en) | 1996-03-27 | 1999-04-06 | Hello Direct, Inc. | Smart interface technology |
US5912964A (en) * | 1996-03-27 | 1999-06-15 | Hello Direct, Inc. | Adaptive telephone handset interface |
US6343126B1 (en) | 1996-03-27 | 2002-01-29 | Hello Direct, Inc. | Method and apparatus for interfacing analog telephone apparatus to a digital, analog or hybrid telephone switching system |
US7031454B1 (en) | 1997-11-06 | 2006-04-18 | Hello Direct, Inc. | Method and apparatus for interfacing telephone apparatus to a digital, analog or hybrid telephone switching system |
USD779141S1 (en) * | 2014-11-04 | 2017-02-14 | The Fifty/Fifty Group, Inc. | Cleaning cloth |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NL294136A (ja) * | 1962-03-01 | |||
FR2147408A5 (ja) * | 1971-07-27 | 1973-03-09 | Constr Telephoniques | |
SE7402969L (ja) * | 1974-03-06 | 1975-09-08 | Ericsson Telefon Ab L M | |
DE2547880C2 (de) * | 1975-10-25 | 1981-09-24 | Standard Elektrik Lorenz Ag, 7000 Stuttgart | Schaltungsanordnung zur Erkennung von Betriebszuständen einer Teilnehmerleitung und zur Rufanschaltung sowie Rufabschaltung in Fernsprechvermittlungsanlagen |
US4099032A (en) * | 1977-03-25 | 1978-07-04 | Wescom, Inc. | Loop current detector |
CH618306A5 (en) * | 1977-08-24 | 1980-07-15 | Siemens Ag Albis | Arrangement for identifying a DC switching signal in a telecommunications system |
-
1979
- 1979-06-06 NL NL7904429A patent/NL7904429A/nl not_active Application Discontinuation
-
1980
- 1980-05-14 US US06/149,781 patent/US4319092A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-05-29 CA CA000353000A patent/CA1143491A/en not_active Expired
- 1980-05-29 DE DE3020353A patent/DE3020353C2/de not_active Expired
- 1980-06-03 GB GB8018124A patent/GB2052215B/en not_active Expired
- 1980-06-03 JP JP7382980A patent/JPS55165092A/ja active Granted
- 1980-06-03 AU AU59006/80A patent/AU537316B2/en not_active Ceased
- 1980-06-03 IT IT22533/80A patent/IT1131255B/it active
- 1980-06-03 SE SE8004114D patent/SE8004114L/xx not_active Application Discontinuation
- 1980-06-03 SE SE8004114A patent/SE447691B/sv not_active IP Right Cessation
- 1980-06-04 BE BE0/200889A patent/BE883638A/fr not_active IP Right Cessation
- 1980-06-04 FR FR8012434A patent/FR2458963B1/fr not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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SE447691B (sv) | 1986-12-01 |
SE8004114L (sv) | 1980-12-07 |
DE3020353C2 (de) | 1983-12-08 |
CA1143491A (en) | 1983-03-22 |
AU537316B2 (en) | 1984-06-14 |
BE883638A (fr) | 1980-12-04 |
NL7904429A (nl) | 1980-12-09 |
GB2052215B (en) | 1983-05-25 |
JPS55165092A (en) | 1980-12-23 |
US4319092A (en) | 1982-03-09 |
AU5900680A (en) | 1980-12-11 |
FR2458963B1 (fr) | 1987-07-31 |
IT1131255B (it) | 1986-06-18 |
FR2458963A1 (fr) | 1981-01-02 |
DE3020353A1 (de) | 1980-12-18 |
IT8022533A0 (it) | 1980-06-03 |
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