JPS6239828A - 光ヘテロダイン検波装置 - Google Patents

光ヘテロダイン検波装置

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JPS6239828A
JPS6239828A JP60179602A JP17960285A JPS6239828A JP S6239828 A JPS6239828 A JP S6239828A JP 60179602 A JP60179602 A JP 60179602A JP 17960285 A JP17960285 A JP 17960285A JP S6239828 A JPS6239828 A JP S6239828A
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light
polarization
polarization control
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Haruhito Shimizu
清水 春仁
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光ヘテロダイン通信システムに利用される光
ヘテロダイン検波装置に関する。
(従来の技術) 単一モードファイバを用いた光ヘテロダイン通信システ
ムにおいて、光ヘテロダイン検波を行う際、信号光の偏
光状態と局部発振光の偏光状態が一致していることが必
要である。ところが温度変化などの外乱により単一モー
ドファイバ伝搬後の信号光の偏光状態が変化するため、
ビート信号光強度が変動し、システムの信頼性の低下を
招き、さらには信号光検出が不能となることがある。そ
こで信頼性確保のために、信号光と局部発振光の偏光状
態を一致させる偏光制御機能を含んだ光ヘテロダイン検
波装置が必要となる。そして、この偏光制御機能として
、自動的に制御され、かつ長時間にわたり瞬断なく作動
するものが要求される。従来、このような偏光自動制御
装置については、例えば、ウルリッヒによりアプライド
・フイジクス、レターズ、35巻、 1979年、84
0ページから842ページに報告されているものがある
。これは、単−モードファイバの側面に電磁石により圧
力を印加して偏光制御を行う装置であり、単一モードフ
ァイバの伝搬光の偏光状態がある一定の方向に変化し続
けると電磁石に印加される電圧が増加または減少し続け
、ついには最大または最小の限界電圧に達して偏光制御
が不可能になるため電圧がある一定の値になると、自動
的に制御回路がリセットされるというものである。
(発明が解決しようとうする問題点) 上述の偏光自動制御装置を光ヘテロダイン検波回路の前
段に挿入すると、制御回路がリセットされてから定常状
態になるまで安定した偏光制御が行われないので、安定
した光ヘテロダイン検波は行われない。場合によっては
システムが瞬断状態に陥ることもある。
本発明が解決しようとするのは、従来の偏光自動制御装
置を前段に挿入した光ヘテロゲイン検波装置では、長時
間にわたり瞬断無く安定に光ヘテロゲイン検波を行うこ
とができないという問題点である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、入射光を2つに分岐する分岐比可変の第1の
光分岐器と、当該第1の光分岐器で分岐された各々の光
の偏光状態をそれぞれ制御する第1.第2の偏光制御回
路と、局部発振光源と、当該局部発振光源からの光を2
つに分岐する分岐比可変の第2の光分岐器と、前記偏光
制御回路で偏光状態を制御された光と前記第2の光分岐
器により分岐された光をそれぞれ合波する第1.第2の
光結合器と、当該第1の光結合器で合波された光を受け
る第1の光検出器と、第2の光結合器の出力光を検出す
る第2の光検出器と、当該第f、第2の光検出器からの
出力信号を相加する混合回路とを少なくとも具備した構
成となっている。なお、ここでは偏光制御回路は偏光制
御素子とその駆動回路とから構成している。
(作用) 第1図は本発明による光ヘテロダイン検波装置の原理・
作用を示すブロック図である。第1の光分岐器502に
入射した信号光は、第1の光分岐器502によって分岐
された後、それぞれ第1および第2の偏光制御回路50
6A、 506Bによりその偏光状態を局部発振光の偏
光状態に一致するように変換されて第1および第2の光
結合器507A、 507Bに入射する。尚、ここで偏
光制御回路506A(506B)は、偏光制御素子50
4A(504B)と偏光制御素子駆動回路505A(5
05B)とから構成しである。一方、局部発振光源50
1において励振された局部発振光は、第2の光分岐器5
03により分岐された後、それぞれ第1および第2の光
結合器507A、 507Bに入射する。第1および第
2の光結合器において、それぞれ信号光と局部発振光が
合波されてビート信号光として第1および第2の光検出
器509A、 509Bに出射される。これらのビート
信号光は、それぞれ第1および第2の光検出器509A
509Bに検波された後、混合回路510において相加
される。この相加された信号が、本発明による光ヘテロ
ダイン検波装置における検波出力として混合回路510
から出力される。
なお、第1および第2の偏光制御回路506A。
506Bは、偏光制御された出射光または、検波出力を
モニタするフィードバックか、入射偏光をモニタするフ
ィードフォワード制御を行う。
以上のような光ヘテロダイン検波により信号光を長時間
にわたり安定に検波するために第1および第2の光分岐
器502.503の分岐比と第1および第2の偏光制御
素子の駆動回路505A、 505Bを制御部508に
よりいかに制御するかを以下に説明する。
一般に偏光は、偏光角θおよび互いに直交する2つのモ
ード間の位相差Φで表わされ、偏光状態は偏光角θおよ
び位相差Φのいずれに対しても周期2yrradで変化
する。ここで、第1および第2の偏光制御素子504A
、 504Bの駆動電圧を考え、それぞれをvllおよ
ヒV21(l=1.2.−、 i ;iは自然数)とす
る。今、ある時点で偏光角θi、位相差φiの信号光が
第1の偏光制御回路506Aにより偏光制御されている
とする。信号光の偏光角および位相差がそれぞれθi+
Δθ、Φi+ΔΦに変化すると、偏光角eiおよび位相
差Φの変化ΔθおよびΔφに対応した変化ΔVu(l=
1゜2、・・・、 i ;iは自然数)だけ第1の偏光
制御素子504A。
504Bの駆動電圧v11が変化する。そこで、入射偏
光の偏光角および位相差のいずれか一方または両方の大
きさが無限大に発散すると、第1の偏光制御素子504
Aの駆動電圧vIIの大きさも無限大に発散する。以上
のことは第2の偏光制御素子504.Bについても同様
である。偏光の周期性を考えるとわかるように、ある一
定の偏光制御を実現し得る第1および第2の偏光制御素
子504A、 504Bの駆動電圧V11゜V21(l
==1.、2. =−、i ;iは自然数)は、理論」
二個光の偏光角または位相差を2nradだけ変化させ
るのに必要な最小の電圧値を間隔として無限に存在する
。ところが、実際は第1および第2の偏光制御素子駆動
回路505A、 505Bの出力電圧の制約または、第
1および第2の偏光制御素子504A、 504Bの耐
圧の制約から、ある一定の偏光状態の制御を実現し得る
駆動電圧Vll。
V22は、それぞれ有限の値V12TnXnからVll
maXおよび、V211nlnからV21max(l=
1.2.−・−、i ;iは自然数)までの範囲に存在
する。本発明による光ヘテロダイン検波装置における第
1および第2の偏光制御回路505A。
505Bでは、後述するように、ある一定の偏光制御を
実現し得る第1および第2の偏光制御素子504A。
504Bの駆動電圧V11およびv21のうちのそれぞ
れ異った2つの値を実現させる必要があるので、v]l
およびV21はそれぞれ少くとも2個必要である。今、
制御部508によって、第1の光結合器507Aおよび
第2の光結合器507Bへの出射光の分岐比が1:0で
あるように第1および第2の光分岐器502.503が
制御されている場合を考える。入力用導波路500に入
射した任意の偏光状態の信号光は、第1の光分岐器50
2を経て第1の偏光制御回路506Aにより局部発振光
と同じ偏光状態に変換された後、第1の光結合器507
Aに入射する。第1の光結合器507Aにより信号光と
局部発振光は合波されビート信号光となる。このビート
信号光は第1の光検出器509Aにより検波される。検
波信号は混合回路510に入力するが、第2の光検出器
509Bからの出力はゼロで゛あるので、入力した検波
信号はそのままの状態で混合回路510から出力される
。この出力が光ヘテロダイン検波装置としての出力であ
る。このとき、第1の偏光制御素子504Aに印加され
ている駆動電圧V11は、第1の偏光制御素子駆動回路
505Aから制御部508にも出力されている。
さらに、制御部508は、第2の偏光制御素子504B
の駆動電圧■21が■11*(l= 1.2.・・・i
;iは自然数)となるように第2の偏光制御素子駆動回
路505Bを制御している。ここで、VIl*は信号光
に対する偏光制御を実現し得る第1の偏光制御素子50
4Aの駆動電圧v1tにおいて、第1の偏光制御素子5
04Aの駆動電圧V17と異なる複数の値のもののうち
のいずれかである。なお、上述のvll*の記述につい
ての説明において、第1の偏光制御素子504Aに関す
る記述を第2の偏光制御素子504Bに関する記述に置
き換えて説明される電圧値をv21*とする。
信号光の偏光状態の変化により、第1の偏光制御素子5
04Aの駆動電圧vIIのうちで1つでもその値が■】
1InaX−Δ■(Δ■は正の電圧)以上になるか、ま
たはV11n’lln+ΔV以下になると、制御部50
8は、第1および第2の光分岐器502.503の第1
の光結合器507A側および第2の光結合器507Bの
分岐比をに〇から(1−x):x(0<x<1)の状態
を経て0:1に連続的に変化させる。ところで、第2の
偏光制御素子504Bの駆動電圧v211′!vll*
に制御されているので、常に信号光の偏光状態を局部発
振光の偏光状態と一致させるように変換する状態にある
。したがって、第1の光分岐器502から信号光の一部
が第2の偏光制御回路506Bに入射した時点から信号
光は瞬断なく安定にその偏光状態が局部発振光の偏光状
態に一致するように変換される。第1および第2の光分
岐器502および503の分岐比が共に(1−x):x
のときは、第1および第2の偏光制御素子駆動回路50
5A、 505Bと制御部508との間での入出力は行
われず、第1および第2の偏光制御回路506A、 5
06Bのそれぞれにおいて駆動電圧を独立に制御して偏
光制御を行う。第1および第2の偏光制御回路506A
、 506Bによって偏光制御された2つの信号光は、
第2の光分岐器503によって分岐された2つの局部発
振光と、それぞれ第1および第2の光結合器507A、
 507Bにおいて合波される。ここで第1および第2
の光分岐器502.503の分岐比は常に等しく制御し
ており、第1および第2の光結合器507A、 507
Bにおいて合波される信号光と局部発振光との大きさの
割合は常に一定である。第1および回路510において
相加され、光ヘテロダイン検波装置の出力信号として出
力される。第1および第2の光分岐器502.503の
分岐比が0:1になると、第2の偏光制御回路506B
のみにより偏光制御が行われ、第2の光結合器507B
のみで信号光と局部発振光の合波が行われる。第1およ
び第2の光分岐器502.503の分岐比にかかわらず
、混合回路510において相加されて出力される検波信
号のレベルは一定であるので、信号光の光へテロダイン
検波の実行は、瞬断なくかつ出力レベルも一定の状態で
、偏光制御の実行が第1の偏光制御回路506Aから第
2の偏光制御回路506Bに移行する。偏光制御の実行
が第1の偏光制御回路506Aから第2の偏光制御回路
506Bに完全に移行した時点から、第2の偏光制御素
子504Bの駆動電圧V2Jが第2の偏光制御素子駆動
回路505Bから制御部508に出力され、第1の偏光
制御素子504Aの駆動電圧v11はv21*に制御さ
れる。すなわち、第1および第2の偏光制御回路506
A、 506Bの状態が以前と逆転した状態となる。以
後、信号光の偏光状態の変化に応じて、偏光制御の実行
を第1および第2の偏光制御回路506A、 506B
ので交互に移行させ続けることにより、永久的に無瞬断
で安定な光ヘテロダイン検波を行うことができる。
なお、第1および第2の偏光制御回路506A。
506Bからの出射光を合波した後光ヘテロダイン検波
を行うという方法では、原理的に上述の出射光の合波の
際に3dBの損失を受けるという問題があるが、本発明
による光ヘテロダイン検波装置ではこのようなことはな
く、低挿入損失な装置が実現できる。
(実施例) 以下に、本発明について、図面を用いて詳細に説明する
第2図は本発明の一実施例を示す光ヘテロダイン検波装
置の平面図である。ニオブ酸リチウム基板100上にT
iを熱拡散させて、幅10pmのチャネル導波路101
が形成されている。このチャネル導波路101は、波長
1.55pmにおいて単一モードの導波路として働く。
さらに、真空蒸着法およびフォトリソグラフィ法を用い
てチャネル導波路101部分またはその付近にCr−A
l電極を形成することにより、第1および第2の光分岐
器102.103、第1および第2の位相変調器104
A、 104B、第1および第2のモード変換5105
A、 105B、第1および第2の光結合1107A。
107Bが構成されている。チャネル導波路101の第
1および第2の光分岐器102.103のそれぞれの入
力側にある導波路端面、第1および第2の光結合器10
7A。
107Bのそれぞれの出力側にある導波路端面には、そ
れぞれ入力用単一モードファイバ108、局部発振光源
であるアイソレータを内蔵したレーザ・ダイオード10
9、第1および第2の光検出器であるアバランシ・フォ
トダイオードll0A、 ll0Bが結合されている。
第1のアバランシ・フォトダイオード110Aノ出力側
は位相制御回路116の入力側に接続されている。この
位相制御回路116は、第1および第2の光分岐器10
2.103の出力側以後の光導波路および導線の長さな
どの非対称性によって生ずる2つの検波信号間の位相差
を補償するためのものである。位相制御回路116の出
力側および第2のアバランシ・フォトダイオード110
Bの出力側は、混合回路112の入力側に接続されてい
る。混合回路112の出力側は増幅器113の入力側に
接続されている。増幅器113の出力信号の一部は、第
1および第2の偏光制御素子駆動回路114A、 11
4Bおよび位相制御回路116に入力し、それぞれ第1
および第2の偏光制御回路の共通のフィードバックルー
プ(後述)、および位相制御回路116のフィードバッ
クループを構成している。位相制御回路116ではぐ混
合回路112からの出力が最大となるように位相制御を
行う。制御部115は第1および第2の偏光制御素子駆
動回路114A、 114Bと、第1および第2の光分
岐器102.103の分岐比の制御を行う。入射偏光の
位相制御を行う第1および第2の位相変調器104A、
 104Bと、入射偏光の偏光角制御を行う第1および
第2のモード変換器105A、 105Bによりそれぞ
れ第1および第2の偏光制御素子111a。
111bが構成されている。さらに、第1および第2の
偏光制御素子111A、 IIIBと、第1および第2
の偏光制御素子駆動回路114A、 114Bと、前述
した共通のフィードバックループによりそれぞれ第1お
よび第2の偏光制御回路が構成されている。偏光制御方
法は、増幅器113からの出力が最大となるようにする
フィードバック制御を行う。この偏光制御回路は第1図
に示した第1および第2の偏光制御回路506A。
506Bに対応する。
以」二において第1および第2の光分岐器102゜10
3は、ステップト・デルタベータ・リバーサル法を用い
た分布結合によるものである。第1の光分岐器102で
は、偏光依存性を持たない導波路構成となっている。第
1および第2の光分岐器102.103の導波路間隔は
3pmであり、その全長は5mmである。第1および第
2の位相変調器104A、 104Bの電極は14pm
であり、全長は10mmである。第1および第2のモー
ド変換器105A、 105Bは、くし型構造の電極を
チャネル導波路101上に設けたものであり、全長は1
5m、mである。第1および第2の光結合器107A。
107Bは分布結合によるものであり、導波路間隔は3
pmであり、その全長は5mmである。第1および第2
の位相変調器104A、 104.B、第1および第2
のモード変換器105A、 105B ノ駆動電圧をそ
れソ1Vxp、 V2P。
vlm、72mトすルトv1.オよびV2PはOvから
30Vまで□′、j −イi) の値を、Vimおよび72mはOVから20Vまでの値
をとることができる。また、第1および第2の位相変調
B104A、 104Bにおいて入射偏光の位相差を2
y+rad変化させるのに必要な駆動電圧は12Vであ
る。第1および第2のモード変換器105A、 105
Bにおいて入射偏光の偏光角を2rrrad変化させる
のに必要な駆動電圧は9vである。第1および第2の位
相変調器104A。
104Bは、その駆動電圧28V以上または2■以下に
なると、第1および第2のモード変換器105A、 1
05Bはその駆動電圧が18V以上または2V以下にな
ると、偏光制御の実行の移行が開始される。
次にこの先へテロダイン検波装置、特に偏光制御系の動
作について説明する。第3図(a)、 (b)、 (c
)、 (d)。
(e)はそれぞれ、各時刻における偏光制御を実現し得
る第1および第2の位相変調器104A、 1orn、
第1および第2のモード変換器105A、 105Bの
駆動電圧v1.。
V2P、 Vlm、 V2m(黒丸(・)で示しである
)、第1および第2の光分岐器102.103からの第
1の偏光制御素子111A側および第2の偏光制御素子
111B側への出力のである。ここでPlとP2の和は
1となるように定めである。また、各時刻における偏光
制御を実現し得る第1および第2の位相変調器104A
、 104Bと、第1および第2のモード変換器1.0
5A、 105Bの駆動電圧VIP、 V2P、 Vl
m、 V2mのうちで、実際の駆動電圧v1.。
V2T)、 ■1m、 V2mはそれぞれ第3図(a)
、 (b)、 (c)、 (d)において実線で示しで
ある。さらに、VITI*、 V2P”、 Vim”。
v2m*はそれぞれ第3図(a)、 (b)、 (c)
、 (d)において破線で示しである。ここでv1p*
はV 1pのうちで、Vlpが2つ存在するときはvl
、と異なるものであり、Vlpが3つ存在するときは大
きさが中位のものである。V2P*。
■1♂、V2m*についても同様である。時刻toにお
いて、P1=、P2=0であり、第1の偏光制御回路に
よって偏光制御が行われており、第1の位相変調器10
4Aおよび第1のモード変換器105Aの駆動電圧■1
.。
■1rnは第1の偏光制御素子駆動回路114Aから制
御部115に出力されている。この時点での偏光制御を
実現し得る第1の位相変調器104Aおよび第1のモー
ド変換器105Aの駆動電圧V1p、Vxmはそれぞれ
3個および2個存在し、そのうちでその大きさが大きい
方からいずれも2番目のものがVIP”、 Vl、m*
となっている。第2の位相変調器104Bおよび第2の
モード変換器105Aノ駆動電圧V2p、v2mハ、そ
れぞれvl、*およびVl、m”となるように制御部1
15によって制御されている。
時刻t】において、第1の位相変調器104Aの駆動電
圧Vll)は28Vに達する。この時点から第1および
第2の光分岐器102.103からの第1の偏光制御素
子111A側への出力の割合P1は減少し始め、逆に第
2の偏光制御素子111B側への出力の割合P2は減少
し始める。時刻t2において、Pl、=0.P2=1と
なり偏光制御の実行は完全に第2の偏光制御回路に移行
する。
時刻t1からt2の間では、第1および第2の位相変調
器104A、 104Bおよび第1および第2のモード
変換器105A、 105Bの駆動電圧V1p、 V2
1)、 Vlm、 V2mは、いずれも制御部115の
制御を受けずに、第1および第2の偏光制御回路におい
て独立にフィードバック制御されている。時刻t2以後
、第2の位相変調器104Bおよび第2のモード変換器
105Bの駆動電圧V2P、 V2mは第2の偏光制御
素子駆動回路114Bから制御部115に出制御回路に
おいて独立にフィードバック制御されている。時刻慎以
後も以上のような第1および第2の偏光制御回路間にお
ける偏光制御の実行の移行を続ける。したがって、この
光ヘテロダイン検波装置への入射光の偏光状態の変化に
かかわらず常に安定な検波出力が混合回路510の出力
側から得られる。第4図は第1図に示した光ヘテロダイ
ン検波装置における制御部115の構成を示すブロック
図である。
なお、ここでは位相変調器およびモード変換器の駆動電
圧の入出力を行う回路およびこれらの駆動電圧とその限
界値との比較を行う回路をそれぞれpゲート、mゲート
、およびp判別回路2m判別回路と呼ぶことにする。破
線内が制御部115である。第1のpゲート301Aは
、第1および第2の偏光制御素子駆動回路114A、 
114Bから第1および第2の位相変調1104A、 
104B(第4図には示していない)の駆動電圧V1p
、 V2pを入力し、その出力側はvlpまたはV2P
を出力するか、またはハイインピーダンス状態にするか
のいずれかである。同様に第1のmゲート力される。時
刻t2における偏光制御を実現し得る第2の位相変調器
104Bおよび第2のモード変換器105Bの駆動電圧
V2P、 Vs+mは、それぞれ3個および2個存在し
、そのうちでその大きさが大きい方から2番目および1
番目のものがVZP*、 72m”となっている。第1
の位相変調器104Aおよび第1のモード変換器105
A(7)駆動電圧Vtp、 Vlm、 l、t、それぞ
れV2.*およびv2m*となるように制御部115に
よって制御される。
時刻t3において、第2のモード変換器105Bの駆動
電圧V2mは2vに達する。この時点から第1および第
29光分岐器102.103からの第2の偏光制御素子
111B側への出力の割合P2は減少し始め、逆に第1
の偏光制御素子111A側への出力の割合P1は増加し
始める。時刻しにおいて、P1=1.P2=Oとなり偏
光制御の実行は再び第1の偏光制御回路に移行する。時
刻t3から時刻負の間では、第1および第2の位相変調
器104A、 104Bおよび第1および第2のモード
変換器105A、 105Bノ駆動電圧VIP、 V2
P、 Vlm、 72mは、いずれも制御部115の制
御を受けずに第1および第2の偏光301Aは、第1お
よび第2の偏光制御素子駆動回路114A、 114B
カら第1および第2のモード変換器105A。
105B(第3図には示していない)の駆動電圧V1m
72mを入力し、その出力側はvlmまたは72mを出
力するか、またはハイインピーダンス状態にするかのい
ずれかである。p判別回路302Aは、第1のpゲー)
 301AからVlpまたはV2Pが出力されていると
き、Vnp > 28VまたはVnp≦2V(n=1.
2)となるとトリガパルスを発生する。同様にm判別回
路302Bは、第1のmゲート301BがらVlmまた
は72mが出力されているとき、Vnm≧18Vまたは
Vnm<2V(n=1.2)となるとトリガパルスを発
生する。Vnp*発生器303Aは、第1のpゲート3
01AからVnpが出力されているときVnpに対応す
るVnp”(n=1.2)を発生し、第2のpゲー) 
304Aに出力する。同様にVnm”発生器303Bは
、第1のmゲート301BがらVnmが出力されている
ときVnmに対応するVnm”(n=1.2)を発生′
し、第2のmゲート304Bに出力する。第2のpゲー
ト304Aおよび第2のmゲート304Bは、それぞれ
入力電圧V1n”およびVim”を第1の偏光制御素子
駆動回路114Aへ出力する場合、第2の偏光制御素子
駆動回路114Bへ出力する場合、どちらの出力側もハ
イインピーダンス状態にする場合の3つの状態のいずれ
かをとる。OR回路305は、p判別回路302Aおよ
びm判別回路302Bからの出力信号を入力して、それ
らの論理和な出力する。光分岐器制御回路306は、O
R回路305からトリガパルスが入力すると、第1およ
び第2の光分岐器102.103の分岐比の変更を行い
、それが完了すると、トリガパルスを出力する。ゲート
制御回路307は、OR回路305からトリガパルスが
入力すると、第1のpゲー) 301Aおよび第1のm
ゲート301Bの出力をハイインピーダンス状態にし、
第2のpゲー) 304Aおよび第2のmゲート304
Bのいずれの出力もハイインピーダンス状態にする。続
いてゲート制御回路307に第1および第2の光分岐器
102.103の分岐比の変更完了時に光分岐器制御回
路306からトリガパルスが入力すると、第1のpゲー
ト301A(第1のmゲート301B)(以下括弧山同
志が対応している)において、ハイインピーダンス出力
し、出力がv2p(72m)のときはvlp(vlm)
を出力するように制御する。同時に第2のpゲート30
4A(第2のmゲート304B)において、ハイインピ
ーダンスになる前に入力電圧Vnp*(Vnm*)が第
1の偏光制御素子駆動回路114Aへ出力されていた場
合は、第2の偏光制御素子駆動回路114Bへ出力し、
入力電圧Vnp*(Vnm*)が第2の偏光制御素子駆
動回路114Bへ出力されていた場合は、第1の偏光制
御素子駆動回路114Aへ出力するように制御する。
次にこの制御部115の動作について説明する。第5図
は第3図に示した光ヘテロダイン検波装置の動作に対応
した、第1のpゲー) 304Aおよび第1のmゲート
301Bの出力状態、第2のpゲート304Aおよび第
2のmゲー) 304Bの出力状態、p判別回路302
Aのトリガパルス出力、m判別回路302Bのトリガパ
ルス出力、OR回路305の出力、光分岐器制御回路3
06のトリガパルス出力を表わしたものである。時刻t
oからtlまでは、第1の偏光制御素子駆動回路114
Aから入力した第1の位相変調器104Aおよび第1の
モード変換器105Aの駆動電圧V1p、 Vlmが、
それぞれ第1のpゲー) 301Aおよび第1のmゲー
ト301Bから出力されている。さらにVnp*発生器
303AおよびVnm*発生器303Bによって、それ
ぞれV1p*オよヒv1m*カ発生され、第2 (7)
 pグー1−304Aおよび第2のmゲー) 304B
がら第2の偏光制御素子駆動回路114Bに出力されて
いる。また、光分岐器制御回路306は、第1および第
2の光分岐器102.103における分岐比がP1=L
P2=0となるように制御している。時刻t1において
VIP = 28Vとなり、p判別回路302Aより発
生したトリガパルスを受けて、OR回路305からトリ
ガパルスが光分岐器制御回路306およびゲート制御回
路307に入力する。そこで、第1および第2の光分岐
器における分岐比の変更が始まり、第1および第2のp
ゲート301A、 304Aおよび第1および第2のm
ゲート301B、 304Bの出力はすべてハイインピ
ーダンス状態にされる。
時刻t2において、第1および第2の光分岐器102゜
103における分岐比がPl、=O,P2=1となり、
分岐比回路307は、第1のpゲー) 301Aおよび
第1のmゲー) 301Bは、それぞれV2Pおよび7
2mを出力し、第2のpグー1−304Aおよび第2の
mゲート304Bは、それぞれv2.*およびVzm*
を第1の偏制御素子駆動回路114Aに出力するように
制御する。
時刻t3において■2m=2■となり、m判別回路30
2Bより発生したトリガパルスを受けて、OR回路30
5からトリガパルスが光分岐器制御回路306およびゲ
ート制御回路307に入力する。そこで、第1および第
2の光分岐器における分岐比の変更が始まり、第1およ
び第2のpゲート301A、 304.Aおよび第1お
よび第2のmゲート301B、 304Bの出力はすべ
てハイインピーダンス状態にされる。
時刻t4において、第1および第2の光分岐器102゜
103における分岐比がP1=1.P2=Oとなり、分
岐比の変更が完了し、光分岐器制御回路307からトリ
ガパルスが出力される。これを受けて、ゲート制御回路
307は、第1のpゲート301Aおよび第1−のmゲ
ー) 301Bは、それぞれvlpおよびvlmを出力
し、第2のpゲート304Aおよび第1のmゲー) 3
04Bは、それぞれvlp本およびv1m*を第2の偏
光制御素子駆動回路114Bに出力するように制御する
。以後、同様の動作を続ける。
なお、偏光制御の実行の移行に要する時間、すなわち時
刻t1からt2および時刻t3から−までの時間はlp
sである。また、信号光に対する挿入損失5dBで、ニ
オブ酸リチウム基板100の形状は20 X 30mm
2であり、小型・低損失のものが得られた。
以上の光ヘテロダイン検波装置では、第1および第2の
光分岐器102.103にそれぞれ信号光および局部発
振光を入射させたが、この関係を逆にしてもよい。この
場合には、局部発振光の偏光状態が信号光の偏光状態と
一致するように、偏光制御を行う。制御方法としては、
信号光の偏光状態をモニタするフィードフォワード制御
か、検波出力をモニタするフィードバック制御を行う。
第1および第2の光分岐器102.103の分岐比、お
よび第1および第2の偏光制御回路の制御の方法は、上
述した方法と同様である。
2つの検波信号の位相差は、位相制御回路116により
電気的に補償したが、第1または第2の光結合器107
A、 107Bの出射光の位相を制御することにより行
ってもよい。
基板はニオブ酸リチウムに限定されず、PLZTやGa
Asなど電気光学効果を有する材料であればよい。この
場合、それぞれ適当な方法によりチャネル導波路を形成
する。レーザ・ダイオード109の出射光は、チャネル
導波路端面に直接入射させないで、偏波面保存ファイバ
を間に介して入射させてもよい。導波路型の各素子は、
マイクロオプティクスで実現してもよい。たとえば、第
1および第2の光分岐器102.103は液晶スイッチ
、第1および第2の偏光制御素子111A、 IIIB
は光ファイバに圧力を印加して偏光制御するものや電気
光学材料を用いたもの、第1および第2の光結合器10
7A、 107Bはテーパ状に融着したファイバ型結合
器などを用いてもよい。
(発明の効果) 本発明による光ヘテロダイン検波装置では、任意の偏光
状態の信号光に対して、長時間にわたり瞬断無く安定に
かつ低損失で光ヘテロダイン検波を行うことができるた
め、信頼性の高い光ヘテロダイン通信を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による光ヘテロダイン検波装置の原理を
示すブロック図、第2図、第3図、第4図、第5図は、
それぞれ本発明の一実施例を示す光ヘテロダイン検波装
置の平面図、動作の一例を示すタイムチャート、制御部
のブロック図、制御部の動作の一例を示すタイムチャー
トである。 図において、 100・・・ニオブ酸リチウム基板 101・・・チャネル導波路 102、103.502.503・・・光分岐器104
A、 104B・・・位相変調器105A、 105B
・・・モード変換器107A、 107B、 507A
、 507B・・・光結合器108・・・入力用単一モ
ードファイバ109・・・レーザダイオード 110A、 ll0B・・・アバランシ・フォトダイオ
ード111A、 IIIB、 504A、 504B・
・・偏光制御素子112、510・・・混合回路  1
13・・・増幅器114A、 114B、 505A、
 505B・・・偏光制御素子駆動回路115、508
・・・制御部   116・・・位相制御回路301A
、 304A、・pゲート  301B、 304B・
mゲート302A・・・p判別回路   302B・・
・m判別回路303A−Vnp”発生器  303B−
Vnm”発生器305・・・OR回路     306
・・・光分岐器制御回路307・・・ゲート制御回路 
500・・・入力用導波路501・・・局部発振光源 506A、 506B・・・偏光制御回路509A、 
509B・・・光検出器 珊汐 図 P判別回子各3θ?Δのトリ〃ハ゛ノしスを力m判別回
顕引3θ2E3の)−リ刀′ハルス泪方θA)但l各3
ガの上刃 光分り柑氷制蓚p回2作3θ6 の)−!、177”パルス謳力

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 入射光を2つに分岐する分岐比可変の第1の光分岐器と
    、当該第1の光分岐器で分岐された各々の光の偏光状態
    をそれぞれ制御する第1、第2の偏光制御回路と、局部
    発振光源と、当該局部発振光源からの光を2つに分岐す
    る分岐比可変の第2の光分岐器と、前記偏光制御回路で
    偏光状態を制御された光と前記第2の光分岐器により分
    岐された光をそれぞれ合波する第1、第2の光結合器と
    、当該第1の光結合器で合波された光を受ける第1の光
    検出器と、第2の光結合器の出力光を検出する第2の光
    検出器と、当該第1、第2の光検出器からの出力信号を
    相加する混合回路とを少なくとも具備していることを特
    徴とする光ヘテロダイン検波装置。
JP60179602A 1985-08-14 1985-08-14 光ヘテロダイン検波装置 Pending JPS6239828A (ja)

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