JPS6239464Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6239464Y2 JPS6239464Y2 JP7366781U JP7366781U JPS6239464Y2 JP S6239464 Y2 JPS6239464 Y2 JP S6239464Y2 JP 7366781 U JP7366781 U JP 7366781U JP 7366781 U JP7366781 U JP 7366781U JP S6239464 Y2 JPS6239464 Y2 JP S6239464Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- drive mechanism
- arithmetic control
- correction
- control unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 2
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、位置決め誤差をその都度補正できる
記録装置に関し、特に X−Y駆動機構を有する記録装置に関する。
記録装置に関し、特に X−Y駆動機構を有する記録装置に関する。
従来よりX−Y駆動機構を有する例えばX−Y
プロツタ等の記録装置が知られている。この種の
記録装置には、記録部の移動量に応じた電圧を発
生させ該電圧が或る一定値になるまで記録部を移
動させる負帰還方式と、始点を正確に位置決めし
ておき、移動量に応じたパルス数或いはアナログ
電圧をX−Y駆動機構に与えるオープンループ方
式とがある。負帰還方式は、位置決め精度はいい
がサーボ機構を必要とし高価であることと、帰還
方式のため応答性が悪いという欠点を持つている
ため安価な記録装置にはオープンループ方式が広
く用いられている。
プロツタ等の記録装置が知られている。この種の
記録装置には、記録部の移動量に応じた電圧を発
生させ該電圧が或る一定値になるまで記録部を移
動させる負帰還方式と、始点を正確に位置決めし
ておき、移動量に応じたパルス数或いはアナログ
電圧をX−Y駆動機構に与えるオープンループ方
式とがある。負帰還方式は、位置決め精度はいい
がサーボ機構を必要とし高価であることと、帰還
方式のため応答性が悪いという欠点を持つている
ため安価な記録装置にはオープンループ方式が広
く用いられている。
この種の装置では、ステツピングモータ、プー
リー及びワイヤとで構成される駆動機構が用いら
れるのが普通である。このような駆動機構では、
記録精度はモーター軸に取付けられたプーリーと
ワイヤの平均半径と両者のなじみ具合により決ま
る。例えば、「200mmX方向に移動せよ」という指
令に対し200±0.5mmに収めようとすると、プーリ
ー半径、ワイヤ半径そして両者のなじみ具合を±
(1/400)=±0.25%という高精度なものにする必
要がある。このような高精度の位置決めができた
としても、工場出荷後の経年変化或いは修理等に
より位置決め精度は簡単に狂つてしまう。また、
位置決め精度がきびしいので、例えば5台の装置
を製造したとしても厳密な意味での互換性は無い
ことになる。
リー及びワイヤとで構成される駆動機構が用いら
れるのが普通である。このような駆動機構では、
記録精度はモーター軸に取付けられたプーリーと
ワイヤの平均半径と両者のなじみ具合により決ま
る。例えば、「200mmX方向に移動せよ」という指
令に対し200±0.5mmに収めようとすると、プーリ
ー半径、ワイヤ半径そして両者のなじみ具合を±
(1/400)=±0.25%という高精度なものにする必
要がある。このような高精度の位置決めができた
としても、工場出荷後の経年変化或いは修理等に
より位置決め精度は簡単に狂つてしまう。また、
位置決め精度がきびしいので、例えば5台の装置
を製造したとしても厳密な意味での互換性は無い
ことになる。
本考案は、このような点に鑑みてなされたもの
で、X−Y駆動機構を有する記録装置において位
置決めのゆるみ等による位置決め誤差をその都度
補正する機構を設けて高い位置決め精度が維持で
き従つて高精度の記録ができる記録装置を実現し
たものである。以下、図面を参照して本考案を詳
細に説明する。
で、X−Y駆動機構を有する記録装置において位
置決めのゆるみ等による位置決め誤差をその都度
補正する機構を設けて高い位置決め精度が維持で
き従つて高精度の記録ができる記録装置を実現し
たものである。以下、図面を参照して本考案を詳
細に説明する。
図は、本考案の一実施例を示す構成図である。
同図において、1は各種キーより構成されるキー
ボードである。2は、該キーボードの出力信号を
受ける演算制御部である。該演算制御部としては
例えばマイクロコンピユータが用いられる。3
は、該演算制御部の出力を受けるY方向用ステツ
ピングモータである。4は、該モータに軸を介し
て接続されたプーリーである。5は、同じく演算
制御部2の出力を受けるX方向用ステツピングモ
ータ、6は該モータに軸を介して接続されたプー
リーである。W1はプーリー4に巻回されたワイ
ヤ、W2はプーリー6に巻回されたワイヤであ
る。7は、X方向の位置決め補正用のデイジタル
スイツチ、8はY方向の位置決め補正用デイジタ
ルスイツチである。このように構成された装置の
動作を以下に説明する。
同図において、1は各種キーより構成されるキー
ボードである。2は、該キーボードの出力信号を
受ける演算制御部である。該演算制御部としては
例えばマイクロコンピユータが用いられる。3
は、該演算制御部の出力を受けるY方向用ステツ
ピングモータである。4は、該モータに軸を介し
て接続されたプーリーである。5は、同じく演算
制御部2の出力を受けるX方向用ステツピングモ
ータ、6は該モータに軸を介して接続されたプー
リーである。W1はプーリー4に巻回されたワイ
ヤ、W2はプーリー6に巻回されたワイヤであ
る。7は、X方向の位置決め補正用のデイジタル
スイツチ、8はY方向の位置決め補正用デイジタ
ルスイツチである。このように構成された装置の
動作を以下に説明する。
キーボード1から指令信号を入力し、X−Y駆
動機構を原点に相当する位置に移動させる。次
に、原点相当位置(例えば印字部のペン位置)へ
物差しの目盛0をセツトする。次に、例えばX方
向に200mm動かす命令を実行し実際にペンが動い
た距離を実測する。実測値が例えば199mmだつた
とすると、X方向補正スイツチ7を+1.0に設定
する。補正スイツチ7の設定方法は以下のとおり
である。即ち、実際の移動距離が設定量にlxだ
け足りなかつたとき、補正スイツチ7には+lx
を設定する。逆に、実際の移動距離が設定量をl
xだけ越えたとき、補正スイツチ7には−lxを設
定する。演算制御部2は、補正スイツチ7から与
えられる設定値±lxから次式で与えられる補正
量αを算出する。
動機構を原点に相当する位置に移動させる。次
に、原点相当位置(例えば印字部のペン位置)へ
物差しの目盛0をセツトする。次に、例えばX方
向に200mm動かす命令を実行し実際にペンが動い
た距離を実測する。実測値が例えば199mmだつた
とすると、X方向補正スイツチ7を+1.0に設定
する。補正スイツチ7の設定方法は以下のとおり
である。即ち、実際の移動距離が設定量にlxだ
け足りなかつたとき、補正スイツチ7には+lx
を設定する。逆に、実際の移動距離が設定量をl
xだけ越えたとき、補正スイツチ7には−lxを設
定する。演算制御部2は、補正スイツチ7から与
えられる設定値±lxから次式で与えられる補正
量αを算出する。
α=200/200−δ (1)
ここでδは符号を含むlxを表わす。例えば、
前記例でいうとα=200/199となる。演算制御部
2は、以降のX方向の移動量に関してαだけの補
正を行う。例えば、X方向に300mm移動させる命
令を受けた場合、演算制御部2は300X(200/19
9)mm相当分のパルスをテツピングモータ3に出
力する。これにより実際の移動距離は丁度300mm
に等しくなる。以上、X軸方向の補正について説
明したが、Y軸方向の補正についても全く同様で
あるので説明を省略する。
前記例でいうとα=200/199となる。演算制御部
2は、以降のX方向の移動量に関してαだけの補
正を行う。例えば、X方向に300mm移動させる命
令を受けた場合、演算制御部2は300X(200/19
9)mm相当分のパルスをテツピングモータ3に出
力する。これにより実際の移動距離は丁度300mm
に等しくなる。以上、X軸方向の補正について説
明したが、Y軸方向の補正についても全く同様で
あるので説明を省略する。
以上の操作により、X方向の補正量α及びY方
向の補正量βを記憶しておき、以降の移動に際し
ては補正を行いながら移動するので正確な移動を
行うことができる。従つて、高精度の記録を行う
ことができる。なお、上述した位置補正操作は、
記録装置を使用するたびごとに行う必要はない。
月に1度程度の補正操作で十分である。精度がそ
れほど要求されないものであれば、半年に1度或
いは1年に1度程度でもよい。修理した場合等に
おいては位置決めがずれる場合があり得るので、
その都度補正することが望ましい。本考案装置
は、X−Yプロツタに限る必要はなく、X−Y駆
動機構を有する記録装置であれば同様に適用する
ことができる。また、上述の説明ではX−Y記録
装置を例にとつて説明したがこれに限る必要はな
く、1軸方向のみの記録装置についても全く同様
に適用できることはいうまでもない。
向の補正量βを記憶しておき、以降の移動に際し
ては補正を行いながら移動するので正確な移動を
行うことができる。従つて、高精度の記録を行う
ことができる。なお、上述した位置補正操作は、
記録装置を使用するたびごとに行う必要はない。
月に1度程度の補正操作で十分である。精度がそ
れほど要求されないものであれば、半年に1度或
いは1年に1度程度でもよい。修理した場合等に
おいては位置決めがずれる場合があり得るので、
その都度補正することが望ましい。本考案装置
は、X−Yプロツタに限る必要はなく、X−Y駆
動機構を有する記録装置であれば同様に適用する
ことができる。また、上述の説明ではX−Y記録
装置を例にとつて説明したがこれに限る必要はな
く、1軸方向のみの記録装置についても全く同様
に適用できることはいうまでもない。
以上詳細に説明したように本考案によれば位置
決め誤差をその都度補正する機構を設けて高い位
置決め精度が維持でき従つて高精度の記録ができ
る記録装置を実現することができる。
決め誤差をその都度補正する機構を設けて高い位
置決め精度が維持でき従つて高精度の記録ができ
る記録装置を実現することができる。
図は、本考案の一実施例を示す構成図である。
1……キーボード、2……演算制御部、3,5
……ステツピングモータ、4,6……プーリー、
7,8……補正スイツチ。
……ステツピングモータ、4,6……プーリー、
7,8……補正スイツチ。
Claims (1)
- 各種信号を入力するキーボードと、該キーボー
ドからの信号を受けると共に各種演算制御を行う
演算制御部と、該演算制御部のパルス出力を受け
るステツピングモータと、該ステツピングモータ
により駆動される駆動機構と、該駆動機構に取付
けられた記録部と、記録部移動方向の位置決め補
正量を前記演算制御部に与える補正量設定器とに
より構成されてなる記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7366781U JPS6239464Y2 (ja) | 1981-05-21 | 1981-05-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7366781U JPS6239464Y2 (ja) | 1981-05-21 | 1981-05-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57185067U JPS57185067U (ja) | 1982-11-24 |
JPS6239464Y2 true JPS6239464Y2 (ja) | 1987-10-08 |
Family
ID=29869440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7366781U Expired JPS6239464Y2 (ja) | 1981-05-21 | 1981-05-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6239464Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-21 JP JP7366781U patent/JPS6239464Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57185067U (ja) | 1982-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3555254A (en) | Error correcting system and method for use with plotters, machine tools and the like | |
JPH0268609A (ja) | ステージ位置決め補正方法及び装置 | |
WO1998043139A1 (fr) | Procede se rapportant a la correction d'une commande de decalage et systeme de servocommande dans lequel la commande de decalage est corrigee | |
US4612709A (en) | Apparatus for measuring positional movement of a numerically controlled machine tool | |
JPS6294251A (ja) | 位置制御装置 | |
JPS6239464Y2 (ja) | ||
JP3480192B2 (ja) | Xyステージの位置決め装置 | |
US4604562A (en) | Feedback-controlled workpiece positioning system | |
JPS6110715A (ja) | 絶対位置検出方式 | |
JPH03290705A (ja) | 数値制御装置 | |
JP3844423B2 (ja) | 距離測定装置および距離測定方法 | |
JPH0563807B2 (ja) | ||
JPS63185757A (ja) | ガイドレ−ル自動幅寄せ装置 | |
JPH10227603A (ja) | 渦電流式距離測定装置の調整方法および渦電流式距離測定装置 | |
JPH04117186A (ja) | 高精度移動ステージ装置 | |
JPH0798256A (ja) | 駆動力測定装置 | |
JPH0382013A (ja) | ステージ位置決め制御方法 | |
JP3240083B2 (ja) | 位置決め制御方法 | |
JPH04158540A (ja) | ウェハープローバ | |
JPH0319752A (ja) | 位置決め方法 | |
JPS6459994A (en) | Device for automatically installing electronic component | |
JPH09293771A (ja) | 移動制御方法 | |
KR930007781B1 (ko) | 로보트의 위치 제어방법 | |
JPS5543678A (en) | Control system for x-y plotter | |
JP2521271Y2 (ja) | 記録装置 |