JPS6239464Y2 - - Google Patents

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JPS6239464Y2
JPS6239464Y2 JP7366781U JP7366781U JPS6239464Y2 JP S6239464 Y2 JPS6239464 Y2 JP S6239464Y2 JP 7366781 U JP7366781 U JP 7366781U JP 7366781 U JP7366781 U JP 7366781U JP S6239464 Y2 JPS6239464 Y2 JP S6239464Y2
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JP
Japan
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recording
drive mechanism
arithmetic control
correction
control unit
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JP7366781U
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JPS57185067U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、位置決め誤差をその都度補正できる
記録装置に関し、特に X−Y駆動機構を有する記録装置に関する。
従来よりX−Y駆動機構を有する例えばX−Y
プロツタ等の記録装置が知られている。この種の
記録装置には、記録部の移動量に応じた電圧を発
生させ該電圧が或る一定値になるまで記録部を移
動させる負帰還方式と、始点を正確に位置決めし
ておき、移動量に応じたパルス数或いはアナログ
電圧をX−Y駆動機構に与えるオープンループ方
式とがある。負帰還方式は、位置決め精度はいい
がサーボ機構を必要とし高価であることと、帰還
方式のため応答性が悪いという欠点を持つている
ため安価な記録装置にはオープンループ方式が広
く用いられている。
この種の装置では、ステツピングモータ、プー
リー及びワイヤとで構成される駆動機構が用いら
れるのが普通である。このような駆動機構では、
記録精度はモーター軸に取付けられたプーリーと
ワイヤの平均半径と両者のなじみ具合により決ま
る。例えば、「200mmX方向に移動せよ」という指
令に対し200±0.5mmに収めようとすると、プーリ
ー半径、ワイヤ半径そして両者のなじみ具合を±
(1/400)=±0.25%という高精度なものにする必
要がある。このような高精度の位置決めができた
としても、工場出荷後の経年変化或いは修理等に
より位置決め精度は簡単に狂つてしまう。また、
位置決め精度がきびしいので、例えば5台の装置
を製造したとしても厳密な意味での互換性は無い
ことになる。
本考案は、このような点に鑑みてなされたもの
で、X−Y駆動機構を有する記録装置において位
置決めのゆるみ等による位置決め誤差をその都度
補正する機構を設けて高い位置決め精度が維持で
き従つて高精度の記録ができる記録装置を実現し
たものである。以下、図面を参照して本考案を詳
細に説明する。
図は、本考案の一実施例を示す構成図である。
同図において、1は各種キーより構成されるキー
ボードである。2は、該キーボードの出力信号を
受ける演算制御部である。該演算制御部としては
例えばマイクロコンピユータが用いられる。3
は、該演算制御部の出力を受けるY方向用ステツ
ピングモータである。4は、該モータに軸を介し
て接続されたプーリーである。5は、同じく演算
制御部2の出力を受けるX方向用ステツピングモ
ータ、6は該モータに軸を介して接続されたプー
リーである。W1はプーリー4に巻回されたワイ
ヤ、W2はプーリー6に巻回されたワイヤであ
る。7は、X方向の位置決め補正用のデイジタル
スイツチ、8はY方向の位置決め補正用デイジタ
ルスイツチである。このように構成された装置の
動作を以下に説明する。
キーボード1から指令信号を入力し、X−Y駆
動機構を原点に相当する位置に移動させる。次
に、原点相当位置(例えば印字部のペン位置)へ
物差しの目盛0をセツトする。次に、例えばX方
向に200mm動かす命令を実行し実際にペンが動い
た距離を実測する。実測値が例えば199mmだつた
とすると、X方向補正スイツチ7を+1.0に設定
する。補正スイツチ7の設定方法は以下のとおり
である。即ち、実際の移動距離が設定量にlx
け足りなかつたとき、補正スイツチ7には+lx
を設定する。逆に、実際の移動距離が設定量をl
xだけ越えたとき、補正スイツチ7には−lxを設
定する。演算制御部2は、補正スイツチ7から与
えられる設定値±lxから次式で与えられる補正
量αを算出する。
α=200/200−δ (1) ここでδは符号を含むlxを表わす。例えば、
前記例でいうとα=200/199となる。演算制御部
2は、以降のX方向の移動量に関してαだけの補
正を行う。例えば、X方向に300mm移動させる命
令を受けた場合、演算制御部2は300X(200/19
9)mm相当分のパルスをテツピングモータ3に出
力する。これにより実際の移動距離は丁度300mm
に等しくなる。以上、X軸方向の補正について説
明したが、Y軸方向の補正についても全く同様で
あるので説明を省略する。
以上の操作により、X方向の補正量α及びY方
向の補正量βを記憶しておき、以降の移動に際し
ては補正を行いながら移動するので正確な移動を
行うことができる。従つて、高精度の記録を行う
ことができる。なお、上述した位置補正操作は、
記録装置を使用するたびごとに行う必要はない。
月に1度程度の補正操作で十分である。精度がそ
れほど要求されないものであれば、半年に1度或
いは1年に1度程度でもよい。修理した場合等に
おいては位置決めがずれる場合があり得るので、
その都度補正することが望ましい。本考案装置
は、X−Yプロツタに限る必要はなく、X−Y駆
動機構を有する記録装置であれば同様に適用する
ことができる。また、上述の説明ではX−Y記録
装置を例にとつて説明したがこれに限る必要はな
く、1軸方向のみの記録装置についても全く同様
に適用できることはいうまでもない。
以上詳細に説明したように本考案によれば位置
決め誤差をその都度補正する機構を設けて高い位
置決め精度が維持でき従つて高精度の記録ができ
る記録装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の一実施例を示す構成図である。 1……キーボード、2……演算制御部、3,5
……ステツピングモータ、4,6……プーリー、
7,8……補正スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 各種信号を入力するキーボードと、該キーボー
    ドからの信号を受けると共に各種演算制御を行う
    演算制御部と、該演算制御部のパルス出力を受け
    るステツピングモータと、該ステツピングモータ
    により駆動される駆動機構と、該駆動機構に取付
    けられた記録部と、記録部移動方向の位置決め補
    正量を前記演算制御部に与える補正量設定器とに
    より構成されてなる記録装置。
JP7366781U 1981-05-21 1981-05-21 Expired JPS6239464Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7366781U JPS6239464Y2 (ja) 1981-05-21 1981-05-21

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JP7366781U JPS6239464Y2 (ja) 1981-05-21 1981-05-21

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Publication Number Publication Date
JPS57185067U JPS57185067U (ja) 1982-11-24
JPS6239464Y2 true JPS6239464Y2 (ja) 1987-10-08

Family

ID=29869440

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JP7366781U Expired JPS6239464Y2 (ja) 1981-05-21 1981-05-21

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JPS57185067U (ja) 1982-11-24

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