JPS6238919Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238919Y2 JPS6238919Y2 JP13859280U JP13859280U JPS6238919Y2 JP S6238919 Y2 JPS6238919 Y2 JP S6238919Y2 JP 13859280 U JP13859280 U JP 13859280U JP 13859280 U JP13859280 U JP 13859280U JP S6238919 Y2 JPS6238919 Y2 JP S6238919Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- opening
- fused
- film
- bag body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- Bag Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はバルブ袋に関するものである。さらに
詳しくは、物資を注入する供給口が物資を充填し
た後、自動的に閉塞されるよう成形された熱可塑
性樹脂製のバルブ袋に関するものである。
詳しくは、物資を注入する供給口が物資を充填し
た後、自動的に閉塞されるよう成形された熱可塑
性樹脂製のバルブ袋に関するものである。
従来、肥料や顔料および合成樹脂原料などの粉
末または粒状の物資を合成樹脂製の袋に充填する
場合、ポリエチレンやポリ塩化ビニールなどの熱
可塑性樹脂から成形された管状フイルムを所定の
寸法に裁断し、その片方開口部を熱融封した袋内
にそれらの物資を充填し、他方の開口部を熱融封
していた。また、最近ではロール巻きしたチユー
ブ状フイルムに自動的に充填し両開口部の熱シー
ルをできる機械が普及し簡便化している。しかし
充填する物資が粉状物の場合は、充填後に融封さ
れる部分に粉状物が付着する。そのため熱融封し
ても密封効果が充分でなく、長時間の在庫中や衝
撃によつて融封部の破袋を生ずることが多い。一
方、この点を解決するための合成樹脂製バルブ袋
が知られている。しかし、その供給口の融着部分
が破損しやすいこと、複雑なために製造しにくい
こと、物資供給の際に作業性が悪いなどの欠点が
あつた。
末または粒状の物資を合成樹脂製の袋に充填する
場合、ポリエチレンやポリ塩化ビニールなどの熱
可塑性樹脂から成形された管状フイルムを所定の
寸法に裁断し、その片方開口部を熱融封した袋内
にそれらの物資を充填し、他方の開口部を熱融封
していた。また、最近ではロール巻きしたチユー
ブ状フイルムに自動的に充填し両開口部の熱シー
ルをできる機械が普及し簡便化している。しかし
充填する物資が粉状物の場合は、充填後に融封さ
れる部分に粉状物が付着する。そのため熱融封し
ても密封効果が充分でなく、長時間の在庫中や衝
撃によつて融封部の破袋を生ずることが多い。一
方、この点を解決するための合成樹脂製バルブ袋
が知られている。しかし、その供給口の融着部分
が破損しやすいこと、複雑なために製造しにくい
こと、物資供給の際に作業性が悪いなどの欠点が
あつた。
本考案の目的はこれらの問題点が解決されたバ
ルブ袋を提供することである。すなわち、融着部
分の破損がなく、袋の製作の簡単な合成樹脂製の
バルブ袋を提供することである。
ルブ袋を提供することである。すなわち、融着部
分の破損がなく、袋の製作の簡単な合成樹脂製の
バルブ袋を提供することである。
本考案のバルブ袋は管状フイルムを所望の寸法
に裁断して袋本体1とし、該袋本体1の一部が折
れ線状または曲線状に切られ、その切り口が供給
口の内口2となり、その口片が供給口の閉塞弁3
となり、該袋本体1と同種のフイルム片4が該閉
塞弁3の外側を覆い、該フイルム片4の一方は融
着されずに三方が融着7され、該融着において融
着されていない一方が供給口の外口5、フイルム
片4と袋本体1で形成される空間が供給口の導路
6となつており、かつ前記裁断部9,9′の融封
部8,8′が前記融着部7と重なり合わないよう
に融封されてなるバルブ口付合成樹脂製袋であ
る。
に裁断して袋本体1とし、該袋本体1の一部が折
れ線状または曲線状に切られ、その切り口が供給
口の内口2となり、その口片が供給口の閉塞弁3
となり、該袋本体1と同種のフイルム片4が該閉
塞弁3の外側を覆い、該フイルム片4の一方は融
着されずに三方が融着7され、該融着において融
着されていない一方が供給口の外口5、フイルム
片4と袋本体1で形成される空間が供給口の導路
6となつており、かつ前記裁断部9,9′の融封
部8,8′が前記融着部7と重なり合わないよう
に融封されてなるバルブ口付合成樹脂製袋であ
る。
本考案を具体的に説明するためその一例を図の
バルブ袋の製法についてのべる。熱可塑性樹脂製
の管状フイルムを所望の寸法に裁断し袋本体1と
する。管状フイルムの重なり合つたフイルムの一
方を図のごとく〓字形に切断して供給口の内口2
とし、口片を供給口の閉塞弁3とする。管状フイ
ルムと同種の矩形状のフイルム片4を、図のよう
に〓字形の切り口が該フイルム片4の片方による
ように置き、該短形状フイルム片4の三方(矩形
フイルム片の三辺)を図の7のごとく〓型に融着
し、一方(矩形フイルム片の一辺)を融着しな
い。この融着しない部分が供給口の外口5とな
る。融着によつて形成されるフイルム片4と袋本
体1の間の供給口の外口5から内口2までの空間
は供給口の導路6となる。最後に管状フイルムの
裁断部9,9′を融封8,8′されてバルブ袋とな
る。
バルブ袋の製法についてのべる。熱可塑性樹脂製
の管状フイルムを所望の寸法に裁断し袋本体1と
する。管状フイルムの重なり合つたフイルムの一
方を図のごとく〓字形に切断して供給口の内口2
とし、口片を供給口の閉塞弁3とする。管状フイ
ルムと同種の矩形状のフイルム片4を、図のよう
に〓字形の切り口が該フイルム片4の片方による
ように置き、該短形状フイルム片4の三方(矩形
フイルム片の三辺)を図の7のごとく〓型に融着
し、一方(矩形フイルム片の一辺)を融着しな
い。この融着しない部分が供給口の外口5とな
る。融着によつて形成されるフイルム片4と袋本
体1の間の供給口の外口5から内口2までの空間
は供給口の導路6となる。最後に管状フイルムの
裁断部9,9′を融封8,8′されてバルブ袋とな
る。
本考案の合成樹脂袋の袋本体1は、特に限定す
るものではないが、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニールなどのフイルムまたはシー
トであり、インフレーシヨン押し出し成形など通
常の方法で管状に成形されたものが好ましい。ま
た、顔料、可塑剤、充填剤、帯電防止剤などの添
加剤の添加、表面印刷などは必要に応じて施され
たものがよい。本考案の袋本体1とフイルム片4
は同種の樹脂で造られたものが好ましく、厚みは
必要に応じて任意に選ぶことができるが、フイル
ム片4は袋本体1と同等またはそれ以上の厚みが
好ましい。供給口の内口2は袋本体1の一部を切
つた切り口である。その形状は〓型、<型、⊂
型、半円型などであるが図のような〓型が好まし
い。
るものではないが、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニールなどのフイルムまたはシー
トであり、インフレーシヨン押し出し成形など通
常の方法で管状に成形されたものが好ましい。ま
た、顔料、可塑剤、充填剤、帯電防止剤などの添
加剤の添加、表面印刷などは必要に応じて施され
たものがよい。本考案の袋本体1とフイルム片4
は同種の樹脂で造られたものが好ましく、厚みは
必要に応じて任意に選ぶことができるが、フイル
ム片4は袋本体1と同等またはそれ以上の厚みが
好ましい。供給口の内口2は袋本体1の一部を切
つた切り口である。その形状は〓型、<型、⊂
型、半円型などであるが図のような〓型が好まし
い。
本考案のフイルム片4の形状は、特に限定しな
いが、矩形状が適当である。このフイルム片4の
袋本体1への融着7はフイルム片4の三方を融着
し一方を融着しない。その典型的な融着の型は矩
形の三辺を融着した型であるが、供給口の内口
2の形状に応じて〓型、〓型、〓型、1/2〜3/4円
型など変形することができる。この融着に際して
その先端を図のごとく直角に約10mm程融着10す
ることは融着部が引きさかれて破損するのを防止
する効果がある。供給口の内口2、外口5、導路
6の大きさを規制するフイルム片4の大きさは特
に限定をしないが、袋本体1の大きさ、袋本体1
に粉体などを供給するため差込む供給パイプの大
きさなどによつて決定され、通常袋本体1の1/4
〜1/20の面積である。
いが、矩形状が適当である。このフイルム片4の
袋本体1への融着7はフイルム片4の三方を融着
し一方を融着しない。その典型的な融着の型は矩
形の三辺を融着した型であるが、供給口の内口
2の形状に応じて〓型、〓型、〓型、1/2〜3/4円
型など変形することができる。この融着に際して
その先端を図のごとく直角に約10mm程融着10す
ることは融着部が引きさかれて破損するのを防止
する効果がある。供給口の内口2、外口5、導路
6の大きさを規制するフイルム片4の大きさは特
に限定をしないが、袋本体1の大きさ、袋本体1
に粉体などを供給するため差込む供給パイプの大
きさなどによつて決定され、通常袋本体1の1/4
〜1/20の面積である。
本考案における融封、融着は、通常加熱してフ
イルムまたはシートを溶融してシールすることで
あるが、接着剤などを使用し融着または接着する
ことも含まれる。
イルムまたはシートを溶融してシールすることで
あるが、接着剤などを使用し融着または接着する
ことも含まれる。
本考案のバルブ袋に充填する物資としては、粒
状、粉状の如何なる物資でもよく、石灰、肥料、
顔料などをあげることができる。本考案のバルブ
袋は物資の注入の際融着部分の破損がなく、ま
た、長期間の在庫積み、運送の際の衝撃、寒い時
期の作業においても袋が破れる事故が起らず、安
心して使用することができる。特に融着部7の先
端を直角に融着部分10をのばすことは、粉体を
袋に供給注入する際に融着部分がひきさかれて破
損するのを防止する。本考案のバルブ袋は、供給
口の内口2の切り口がL型、<型、⊂型、半円型
であるので、該口片が閉塞弁の働きをし、かつ、
袋に物資を供給する際の供給パイプ(供給ノズ
ル)の該袋へのさし込みが極めて容易になるとと
もに物資を袋に注入供給する際に内部の空気がス
ムーズに抜けるため、物資の充填作業がしやす
く、作業性が良いといつた利点を有している更
に、本考案のバルブ袋は構造が簡単でバルブ袋を
製造するのが容易である利点がある。
状、粉状の如何なる物資でもよく、石灰、肥料、
顔料などをあげることができる。本考案のバルブ
袋は物資の注入の際融着部分の破損がなく、ま
た、長期間の在庫積み、運送の際の衝撃、寒い時
期の作業においても袋が破れる事故が起らず、安
心して使用することができる。特に融着部7の先
端を直角に融着部分10をのばすことは、粉体を
袋に供給注入する際に融着部分がひきさかれて破
損するのを防止する。本考案のバルブ袋は、供給
口の内口2の切り口がL型、<型、⊂型、半円型
であるので、該口片が閉塞弁の働きをし、かつ、
袋に物資を供給する際の供給パイプ(供給ノズ
ル)の該袋へのさし込みが極めて容易になるとと
もに物資を袋に注入供給する際に内部の空気がス
ムーズに抜けるため、物資の充填作業がしやす
く、作業性が良いといつた利点を有している更
に、本考案のバルブ袋は構造が簡単でバルブ袋を
製造するのが容易である利点がある。
第1図はバルブ袋の正面図、第2図は第1図の
A−B線の断面図である。
A−B線の断面図である。
Claims (1)
- 管状フイルムを所望の寸法に裁断して袋本体1
とし、該袋本体1の一部が折れ線状または曲線状
に切られ、その切り口が供給口の内口2となり、
その口片が供給口の閉塞弁3となり、該袋本体1
と同種のフイルム片4が該閉塞弁3の外側を覆
い、該フイルム片4の一方は融着されずに三方が
融着7され、該融着において融着されていない一
方が供給口の外口5、フイルム片4と袋本体1で
形成される空間が供給口の導路6となつており、
かつ前記裁断した部分の融封部が前記融着部7と
重なり合わないように融封されてなるバルブ口付
合成樹脂製袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13859280U JPS6238919Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13859280U JPS6238919Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5763046U JPS5763046U (ja) | 1982-04-14 |
JPS6238919Y2 true JPS6238919Y2 (ja) | 1987-10-03 |
Family
ID=29498613
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13859280U Expired JPS6238919Y2 (ja) | 1980-09-29 | 1980-09-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6238919Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-09-29 JP JP13859280U patent/JPS6238919Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5763046U (ja) | 1982-04-14 |
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