JPS6238866A - ガソリン吸入器 - Google Patents
ガソリン吸入器Info
- Publication number
- JPS6238866A JPS6238866A JP17823085A JP17823085A JPS6238866A JP S6238866 A JPS6238866 A JP S6238866A JP 17823085 A JP17823085 A JP 17823085A JP 17823085 A JP17823085 A JP 17823085A JP S6238866 A JPS6238866 A JP S6238866A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasoline
- fibers
- inhaler
- filter
- porous substance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はガソリン吸入器、詳しくは可搬式エンジンのガ
ソリン吸入器に関するものである。
ソリン吸入器に関するものである。
(従来技術)
可搬式エンジンのガソリン容器(1)には、容器の姿勢
によらずガソリン(2)を吸入できるよう第3図の様に
ゴムチューブ製の吸入器(3)が使用されている。その
構造詳細断面を第3図に示す。
によらずガソリン(2)を吸入できるよう第3図の様に
ゴムチューブ製の吸入器(3)が使用されている。その
構造詳細断面を第3図に示す。
即ち前側のガソリン導入部たるフェルトチューブ(5)
にしみ込んだガソリン(2)はゴムチューブ(6)を通
り、フィルタ(9)を通じて気化器(図示せず)へと導
びかれる(矢印)。おもり(8)は吸入器が容器の姿勢
によらず常に鉛直に垂れ下がり、ガソリンと接する様に
つけられている。フィルタ(9)はガソリン中に含まれ
る異物の除去のためにつけられている。この異物とはも
ともとガソリンに含まれていたものもあるが、フェルト
チューブから抜は出るフェルトぐずである場合も多い。
にしみ込んだガソリン(2)はゴムチューブ(6)を通
り、フィルタ(9)を通じて気化器(図示せず)へと導
びかれる(矢印)。おもり(8)は吸入器が容器の姿勢
によらず常に鉛直に垂れ下がり、ガソリンと接する様に
つけられている。フィルタ(9)はガソリン中に含まれ
る異物の除去のためにつけられている。この異物とはも
ともとガソリンに含まれていたものもあるが、フェルト
チューブから抜は出るフェルトぐずである場合も多い。
なお(10)はふたである。
(発明が解決しようとする問題点)
上記従来のガソリン吸入器に於いてはフィルタ詳しくは
アルミニウム焼結フィルタが使われているためコスト高
となる。
アルミニウム焼結フィルタが使われているためコスト高
となる。
上記に鑑み本発明はこのような問題点を解消するため開
発されたものである。
発されたものである。
(問題点を解決するための手段)
即ち本発明のガソリン吸入器は、前側のおもりとガソリ
ン導入部、及び後側のゴムチューブを備えるガソリン吸
入器に於いて(第1図参照)、ガソリン導入部に繊維と
繊維によって互いに連結された結節よりなる微細繊維組
織を有する多孔質体を用いることを特徴とする。
ン導入部、及び後側のゴムチューブを備えるガソリン吸
入器に於いて(第1図参照)、ガソリン導入部に繊維と
繊維によって互いに連結された結節よりなる微細繊維組
織を有する多孔質体を用いることを特徴とする。
(作用)
上記組織の多孔質体を用いることにより、従来のフェル
トチューブとフィルタを併用し、コストダウンを計るも
のである。
トチューブとフィルタを併用し、コストダウンを計るも
のである。
(実施例)
以下実施例の第1図について本発明の詳細な説明する。
本発明に於いては、ガソリン導入部に従来のフェルトチ
ューブ(5)(第2図参照)の代わりに繊維と繊維によ
って互いに連結された結節よりなる微細繊維組織を有す
る多孔質体(11)例えば多孔質チューブを用いる。従
来のフィルタ(9)(第2図参照)は用いない。なお第
1図中第2図と同一符号は同一部位を表わしている。
ューブ(5)(第2図参照)の代わりに繊維と繊維によ
って互いに連結された結節よりなる微細繊維組織を有す
る多孔質体(11)例えば多孔質チューブを用いる。従
来のフィルタ(9)(第2図参照)は用いない。なお第
1図中第2図と同一符号は同一部位を表わしている。
多孔質体としてこのような構造のものを用いるのは組織
が強固でフェルトの様に繊維の離脱がないためであり、
四弗化エチレン樹脂製のものは特に優れている。多孔質
体の平均孔径が0.1〜10μmであれば毛細管現象に
よるガソリンの吸入と同時にガソリン中の異物の除去が
でき、フィルタの役割も果たせる。そのため従来の別に
取り付けられていたフィルタを無くすことができ構造の
単純化、コストダウンが可能となる。
が強固でフェルトの様に繊維の離脱がないためであり、
四弗化エチレン樹脂製のものは特に優れている。多孔質
体の平均孔径が0.1〜10μmであれば毛細管現象に
よるガソリンの吸入と同時にガソリン中の異物の除去が
でき、フィルタの役割も果たせる。そのため従来の別に
取り付けられていたフィルタを無くすことができ構造の
単純化、コストダウンが可能となる。
また多孔質体に四弗化エチレン樹脂を用いると、樹脂の
撥水性によりガソリン中の水分を遮断し、吸入器内に水
分を入れないという効果もある。
撥水性によりガソリン中の水分を遮断し、吸入器内に水
分を入れないという効果もある。
なお上記多孔質体を製造するには、特公昭42−135
60号に記載された方法を基本的に用いることができる
。まず、四弗化エチレン樹脂未焼給粉末に液状潤滑剤を
混和し、押出し、圧延等により成形する。この成形物か
ら液状潤滑剤を抽出、加熱蒸発等により除去し、あるい
は除去せずして成形物を少なくとも一軸方向に延伸する
。熱収縮防止状態にて焼結温度の約327℃以上に加熱
して延伸した構造を焼結固定すると強度の向上した四弗
化エチレン樹脂多孔質体が得られる。ここで熱収縮防止
状態とは収縮を完全に防止した状態だけでなく、一部収
縮を許す状態をも含むものとする。
60号に記載された方法を基本的に用いることができる
。まず、四弗化エチレン樹脂未焼給粉末に液状潤滑剤を
混和し、押出し、圧延等により成形する。この成形物か
ら液状潤滑剤を抽出、加熱蒸発等により除去し、あるい
は除去せずして成形物を少なくとも一軸方向に延伸する
。熱収縮防止状態にて焼結温度の約327℃以上に加熱
して延伸した構造を焼結固定すると強度の向上した四弗
化エチレン樹脂多孔質体が得られる。ここで熱収縮防止
状態とは収縮を完全に防止した状態だけでなく、一部収
縮を許す状態をも含むものとする。
この四弗化エチレン樹脂多孔質体は非常に細い繊維とそ
の繊維により互に連結された結節とから成るミクロ構造
を有しており、その繊維径と長さ、結節の大きさやそれ
らの数は延伸と焼結の条件により変化させ得るため、得
られる多孔質体の孔径と気孔率も自由に決定し得る。こ
のようなミクロ構造を有する四弗化エチレン樹脂多孔質
体は特に機械的強度の優れたものであり、本発明の目的
には好適である。
の繊維により互に連結された結節とから成るミクロ構造
を有しており、その繊維径と長さ、結節の大きさやそれ
らの数は延伸と焼結の条件により変化させ得るため、得
られる多孔質体の孔径と気孔率も自由に決定し得る。こ
のようなミクロ構造を有する四弗化エチレン樹脂多孔質
体は特に機械的強度の優れたものであり、本発明の目的
には好適である。
(発明の効果)
以上の説明から明らかな通り、本発明によれば下記の様
な効果がある。
な効果がある。
ガソリン導入部がフィルタを兼用する。従ってガソリン
導入部とは別に設けられていたフィルタがなくなるので
、組立作業の手間が省け、コストダウンになる。
導入部とは別に設けられていたフィルタがなくなるので
、組立作業の手間が省け、コストダウンになる。
第1図は本発明のガソリン吸入器の縦断面図、第2図は
従来のガソリン吸入器の縦断面図、第3図はガソリン吸
入器付ガソリン容器の断面図で図(alは容器が水平に
ある場合、図(blは容器が傾斜している場合を夫々例
示している。 (1)・・・容器、(2)・・・ガソリン、(3)・・
・吸入器、(6)・・・ゴムチューブ、(8)・・・お
もり、(10)・・・ふた、(11)・・・繊維と繊維
によって互いに連結された結節よりなる微細繊維組織を
有する多孔質体第1図 、t2図 オ 3 図 (a) (b)
従来のガソリン吸入器の縦断面図、第3図はガソリン吸
入器付ガソリン容器の断面図で図(alは容器が水平に
ある場合、図(blは容器が傾斜している場合を夫々例
示している。 (1)・・・容器、(2)・・・ガソリン、(3)・・
・吸入器、(6)・・・ゴムチューブ、(8)・・・お
もり、(10)・・・ふた、(11)・・・繊維と繊維
によって互いに連結された結節よりなる微細繊維組織を
有する多孔質体第1図 、t2図 オ 3 図 (a) (b)
Claims (5)
- (1)前側のおもりとガソリン導入部、及び後側のゴム
チューブを備えるガソリン吸入器に於いて、ガソリン導
入部に繊維と繊維によつて互いに連結された結節よりな
る微細繊維組織を有する多孔質体を用いることを特徴と
するガソリン吸入器。 - (2)多孔質体がチューブ状である特許請求の範囲第(
1)項記載のガソリン吸入器。 - (3)多孔質体が四弗化エチレン樹脂製である特許請求
の範囲第(1)項記載のガソリン吸入器。 - (4)多孔質体の繊維の径が0.1〜5μmである特許
請求の範囲第(1)項記載のガソリン吸入器。 - (5)多孔質体の平均孔径が0.1〜10μmで、気孔
率が30〜95%である特許請求の範囲第(1)項記載
のガソリン吸入器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17823085A JPS6238866A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | ガソリン吸入器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17823085A JPS6238866A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | ガソリン吸入器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6238866A true JPS6238866A (ja) | 1987-02-19 |
Family
ID=16044865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17823085A Pending JPS6238866A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | ガソリン吸入器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6238866A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114981U (ja) * | 1989-03-03 | 1990-09-14 |
-
1985
- 1985-08-12 JP JP17823085A patent/JPS6238866A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02114981U (ja) * | 1989-03-03 | 1990-09-14 | ||
JPH0611537Y2 (ja) * | 1989-03-03 | 1994-03-23 | 新電元工業株式会社 | 樹脂封止型電子回路装置 |
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