JPS6238812B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238812B2 JPS6238812B2 JP17639480A JP17639480A JPS6238812B2 JP S6238812 B2 JPS6238812 B2 JP S6238812B2 JP 17639480 A JP17639480 A JP 17639480A JP 17639480 A JP17639480 A JP 17639480A JP S6238812 B2 JPS6238812 B2 JP S6238812B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- fuse
- container
- fuse element
- extinguishing agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 12
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
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- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は動作表示装置を有するヒユーズに関
するものである。
するものである。
第4図は従来のヒユーズの構造の例を示すもの
である。従来のヒユーズは両端を端子部材1で封
鎖された絶縁筒2の中に、両端を上記端子部材1
に接続されたヒユーズエレメント3が配置され、
そして、このヒユーズエレメント3と電気的に並
列状態になるように表示エレメント4が配設され
ている。表示エレメント4はその一端が端子部材
1から外方向に突出して設置された導電性の円筒
状の容器5aに入り、常時、圧縮バネ5bによつ
て容器5aから突出する方向に付勢された表示棒
5cを引止めている。そして、ヒユーズエレメン
ト3および表示エレメント4の周囲には粒状の消
弧剤6が充填されている。また、表示エレメント
4と端子部材1との間は、絶縁スリーブ7で絶縁
され、表示エレメント4は表示棒5cを引止めた
状態で圧着スリーブ8によつて保持されている。
である。従来のヒユーズは両端を端子部材1で封
鎖された絶縁筒2の中に、両端を上記端子部材1
に接続されたヒユーズエレメント3が配置され、
そして、このヒユーズエレメント3と電気的に並
列状態になるように表示エレメント4が配設され
ている。表示エレメント4はその一端が端子部材
1から外方向に突出して設置された導電性の円筒
状の容器5aに入り、常時、圧縮バネ5bによつ
て容器5aから突出する方向に付勢された表示棒
5cを引止めている。そして、ヒユーズエレメン
ト3および表示エレメント4の周囲には粒状の消
弧剤6が充填されている。また、表示エレメント
4と端子部材1との間は、絶縁スリーブ7で絶縁
され、表示エレメント4は表示棒5cを引止めた
状態で圧着スリーブ8によつて保持されている。
ヒユーズエレメント3および表示エレメント4
の長さは、ヒユーズの定格電圧に応じて長くな
り、高電圧のヒユーズではらせん状または波形
(図示せず)に曲げられて、ヒユーズの長さを短
かくするように配慮されている。
の長さは、ヒユーズの定格電圧に応じて長くな
り、高電圧のヒユーズではらせん状または波形
(図示せず)に曲げられて、ヒユーズの長さを短
かくするように配慮されている。
上記のようなヒユーズに過電流が流れると、ヒ
ユーズエレメント3および表示エレメント4が溶
断してアーク化し、気化したヒユーズエレメント
材料が消弧剤6の粒子間の隙間に拡散し、冷却さ
れて過電流をしや断する。
ユーズエレメント3および表示エレメント4が溶
断してアーク化し、気化したヒユーズエレメント
材料が消弧剤6の粒子間の隙間に拡散し、冷却さ
れて過電流をしや断する。
そして、表示エレメント4の溶断によつて、表
示棒5cが引止めを解かれ、押バネ5bの力によ
つて容器5aより突出してヒユーズが動作したこ
とを表示するように動作する。
示棒5cが引止めを解かれ、押バネ5bの力によ
つて容器5aより突出してヒユーズが動作したこ
とを表示するように動作する。
このようなヒユーズは、表示装置5が端子部材
1よりも突出しているために、外形寸法が大きく
なるという欠点を有している。このため、第5図
に示すように、表示装置5を一方の端子部材1の
内面に取付け、ヒユーズの内部に収納するように
することが多い。
1よりも突出しているために、外形寸法が大きく
なるという欠点を有している。このため、第5図
に示すように、表示装置5を一方の端子部材1の
内面に取付け、ヒユーズの内部に収納するように
することが多い。
しかし、このような構成では、表示装置5を構
成する容器5aとヒユーズエレメント3との間に
十分な距離をとらないと、ヒユーズエレメント3
が溶断した時にその熱で容器5aが損傷された
り、ヒユーズエレメント3と容器5aとで閃絡を
してしまつて、ヒユーズエレメント部の発生アー
クに十分な長さが得られなくなつて、しや断性能
が低下してしまう。このためヒユーズを十分太く
しなければならないという欠点がある。
成する容器5aとヒユーズエレメント3との間に
十分な距離をとらないと、ヒユーズエレメント3
が溶断した時にその熱で容器5aが損傷された
り、ヒユーズエレメント3と容器5aとで閃絡を
してしまつて、ヒユーズエレメント部の発生アー
クに十分な長さが得られなくなつて、しや断性能
が低下してしまう。このためヒユーズを十分太く
しなければならないという欠点がある。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、ヒユーズエレメントを太くす
ることなく、容器との閃絡によつて生じるしや断
性能の低下を防止することができるヒユーズを得
ることを目的とする。
になされたもので、ヒユーズエレメントを太くす
ることなく、容器との閃絡によつて生じるしや断
性能の低下を防止することができるヒユーズを得
ることを目的とする。
この発明に係るヒユーズは、表示棒を収納した
容器とヒユーズエレメントとの間に通気性を有す
る耐熱性絶縁物からなる隔壁を設け、かつこの隔
壁を上記容器に外接する多角形筒状の内壁とこの
内壁に外接する円筒状の外壁とで構成し、両壁及
び容器のそれぞれの間に消弧剤を介在させたもの
である。
容器とヒユーズエレメントとの間に通気性を有す
る耐熱性絶縁物からなる隔壁を設け、かつこの隔
壁を上記容器に外接する多角形筒状の内壁とこの
内壁に外接する円筒状の外壁とで構成し、両壁及
び容器のそれぞれの間に消弧剤を介在させたもの
である。
この発明においては、ヒユーズエレメントが溶
断しても隔壁のために容器との閃絡は生じず、気
化したエレメント部材は消弧材の粒子間に拡散す
るとともに隔壁を通しても拡散する。
断しても隔壁のために容器との閃絡は生じず、気
化したエレメント部材は消弧材の粒子間に拡散す
るとともに隔壁を通しても拡散する。
以下、図面に従つて説明する。
第1図および第2図は、この発明の一実施例の
ヒユーズを示している。図中、第4図および第5
図と同一符号は従来と同様である。9は容器5a
とヒユーズエレメント3との間に設けられた耐熱
性絶縁物からなる隔壁で容器5aと同心状に形成
された筒状をしており、通気性物質からなる。
ヒユーズを示している。図中、第4図および第5
図と同一符号は従来と同様である。9は容器5a
とヒユーズエレメント3との間に設けられた耐熱
性絶縁物からなる隔壁で容器5aと同心状に形成
された筒状をしており、通気性物質からなる。
そして、更にこの隔壁9は、容器5aに外接す
る断面形状が三角形をした内壁9bと、内壁9b
に外接する円筒状の外壁9aとから構成され、容
器5aと内壁9bとの間および内壁9bと外壁9
aとの間にも消弧剤6が充填されている。
る断面形状が三角形をした内壁9bと、内壁9b
に外接する円筒状の外壁9aとから構成され、容
器5aと内壁9bとの間および内壁9bと外壁9
aとの間にも消弧剤6が充填されている。
上記のように、容器5aとヒユーズエレメント
3との間に隔壁9を設けることによつて、両者の
間の間隔をせまくして、振動や衝撃等によつてヒ
ユーズエレメント3が動いても容器5aに接触す
ることはなく、上記従来のヒユーズのように、表
示装置5が損傷されたり、両者の間で閃絡すると
いうことがない。また、外壁9aと内壁9bとか
らなる隔壁9が通気性物質から構成されており、
しかも、外壁9aと内壁9bとの間には消弧剤6
が充填されているので、ヒユーズエレメント3が
溶断すると、気化したエレメント材料は外壁9a
あるいは内壁9bを透過して外壁9aあるいは内
壁9bの中にある消弧剤6の中にも拡散するの
で、外壁9aあるいは内壁9bが存在することに
よるしや断性能への影響が小さくなるという効果
が得られる。
3との間に隔壁9を設けることによつて、両者の
間の間隔をせまくして、振動や衝撃等によつてヒ
ユーズエレメント3が動いても容器5aに接触す
ることはなく、上記従来のヒユーズのように、表
示装置5が損傷されたり、両者の間で閃絡すると
いうことがない。また、外壁9aと内壁9bとか
らなる隔壁9が通気性物質から構成されており、
しかも、外壁9aと内壁9bとの間には消弧剤6
が充填されているので、ヒユーズエレメント3が
溶断すると、気化したエレメント材料は外壁9a
あるいは内壁9bを透過して外壁9aあるいは内
壁9bの中にある消弧剤6の中にも拡散するの
で、外壁9aあるいは内壁9bが存在することに
よるしや断性能への影響が小さくなるという効果
が得られる。
特にこの効果は外壁9aあるいは内壁9bの厚
さを薄くすることによつて強められる。
さを薄くすることによつて強められる。
そして、動作後には、第3図に示すような、ヒ
ユーズエレメント周囲の消弧剤6、外壁9aある
い内壁9b、外壁9aあるいは内壁9b内の消弧
剤6とが一体となつた溶融生成物10ができる。
ユーズエレメント周囲の消弧剤6、外壁9aある
い内壁9b、外壁9aあるいは内壁9b内の消弧
剤6とが一体となつた溶融生成物10ができる。
なお、上記通気性の耐熱性絶縁物としては、多
孔質の磁器や繊維質の耐熱性絶縁物、その代表的
なものとしてガラスクロスが有効である。
孔質の磁器や繊維質の耐熱性絶縁物、その代表的
なものとしてガラスクロスが有効である。
また、第7図では、内壁9bの断面が三角形状
のものを例として示したが、これに限定するもの
ではなく、例えば四角形状、あるいは、その他の
多角形状のものでも上記と同様な効果を得ること
ができることはもちろんである。
のものを例として示したが、これに限定するもの
ではなく、例えば四角形状、あるいは、その他の
多角形状のものでも上記と同様な効果を得ること
ができることはもちろんである。
以上のように、この発明は表示棒を収納した容
器とヒユーズエレメントとの間に通気性を有する
耐熱性絶縁物からなる隔壁を設け、かつこの隔壁
を上記容器に外接する多角形筒状の内壁とこの内
壁に外接する円筒状の外壁とで構成し、両壁及び
容器のそれぞれの間に消弧剤を介在させたので、
ヒユーズエレメントと容器とが接触または接近し
て、表示装置が損傷したりしや断性能が低下する
ことがなく、かつ隔壁を設けたことによるしや断
性能への影響も小さくなるという効果がある。
器とヒユーズエレメントとの間に通気性を有する
耐熱性絶縁物からなる隔壁を設け、かつこの隔壁
を上記容器に外接する多角形筒状の内壁とこの内
壁に外接する円筒状の外壁とで構成し、両壁及び
容器のそれぞれの間に消弧剤を介在させたので、
ヒユーズエレメントと容器とが接触または接近し
て、表示装置が損傷したりしや断性能が低下する
ことがなく、かつ隔壁を設けたことによるしや断
性能への影響も小さくなるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例におけるヒユーズ
の要部を示す縦断面図、第2図は第1図の−
線の断面図、第3図は第2図のヒユーズの動作後
の状態を示す断面図、第4図および第5図は従来
のヒユーズの要部を示す縦断面図である。 図において、1は端子部材、2は絶縁筒、3は
ヒユーズエレメント、4は表示エレメント、5a
は容器、6は消弧剤、9は隔壁、9aは外壁、9
bは内壁である。なお、各図中同一符号は同一ま
たは相当部分を示す。
の要部を示す縦断面図、第2図は第1図の−
線の断面図、第3図は第2図のヒユーズの動作後
の状態を示す断面図、第4図および第5図は従来
のヒユーズの要部を示す縦断面図である。 図において、1は端子部材、2は絶縁筒、3は
ヒユーズエレメント、4は表示エレメント、5a
は容器、6は消弧剤、9は隔壁、9aは外壁、9
bは内壁である。なお、各図中同一符号は同一ま
たは相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 両端が端子部材で閉塞された絶縁筒内に消弧
剤を充填し、上記両端子部材間にヒユーズエレメ
ントと表示エレメントを接続し、上記ヒユーズエ
レメントと所定の間隔をあけて上記絶縁筒内に突
出するように導電性の円筒状の容器を一方の上記
端子部材に固定し、上記表示エレメントが溶断す
ると作動する表示棒を上記容器内に配置したもの
において、上記容器と同心状に配置され、上記容
器に外接する多角形筒状の内壁とこの内壁に外接
する円筒状の外壁とからなり、通気性を有する耐
熱性絶縁物からなる隔壁を配置するとともに、上
記容器と内壁との間および内壁と外壁との間に上
記消弧剤を介在させたことを特徴とするヒユー
ズ。 2 隔壁はガラスクロスであることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のヒユーズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17639480A JPS57101318A (en) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | Fuse |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17639480A JPS57101318A (en) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | Fuse |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57101318A JPS57101318A (en) | 1982-06-23 |
JPS6238812B2 true JPS6238812B2 (ja) | 1987-08-19 |
Family
ID=16012887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17639480A Granted JPS57101318A (en) | 1980-12-12 | 1980-12-12 | Fuse |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57101318A (ja) |
-
1980
- 1980-12-12 JP JP17639480A patent/JPS57101318A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57101318A (en) | 1982-06-23 |
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