JPS6238787Y2 - - Google Patents

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JPS6238787Y2
JPS6238787Y2 JP17420780U JP17420780U JPS6238787Y2 JP S6238787 Y2 JPS6238787 Y2 JP S6238787Y2 JP 17420780 U JP17420780 U JP 17420780U JP 17420780 U JP17420780 U JP 17420780U JP S6238787 Y2 JPS6238787 Y2 JP S6238787Y2
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paint
scum
paint scum
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lift conveyor
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JP17420780U
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  • Removal Of Floating Material (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、塗装設備などから排出される塗料カ
ス懸濁液より塗料カスを回収するための装置に関
する。
従来、塗装設備から洗浄水などと共に排出され
る塗料カスは、回収池に流入せしめられ、この回
収池で浮上した塗料カスを入力により掬い取つて
次工程へ搬送することが行なわれていた。
しかしながら、このような塗料カス回収手段で
は、作業能率が低く、処理コストが高くなるほ
か、作業環境が悪いという問題点も生じている。
本考案は、これらの問題点の解決をはかろうと
するもので、塗料カスの採取および搬送を機械化
して効率よく回収できるようにした装置を提供す
ることを目的とする。
このため本考案の塗料カス回収装置は、回収池
からポンプにより移送された含水塗料カスを濃縮
するための濃縮槽に、同濃縮槽内に浮上する塗料
カスを掬い取るためのリフトコンベアと、同リフ
トコンベアを吊上げて隣接する次工程に移送案内
するためのチエーンおよびガイドとを備え、且つ
前記リフトコンベアには塗料カスを付着させるた
めの網状板が上記チエーンの機械運動部より下方
に垂下されて、同網状板に付着した塗料カスを分
離すべく、上記網状板の浸漬を許容する溶解槽が
上記次工程に設けられ、同溶解槽における塗料カ
ス分離ののち上記リフトコンベアを再び上記濃縮
槽に導くべく上記のチエーンおよびガイドが無端
状に設けられたことを特徴としている。
以下、図面により本考案の実施例としての塗料
カス回収装置について説明すると、第1〜4図は
本考案の実施例としての塗料カス回収装置を示す
もので、第1図はその系統図、第2図は濃縮槽と
塗料カス分離装置(溶解槽)およびリフト走行路
の配置例を示す平面図、第3図はリフト側面図、
第4図a,bは濃縮槽における邪魔板および堰の
各例を示す説明図である。
第1〜4図に示すように、塗装ブースに接続す
る回収池1に設置された吸込口3または4より、
塗料カス2が水と共に取り出され、ポンプ6によ
つて管路7を通り、濃縮槽8に送られるようにな
つている。
吸込口4は、フロート5などにより液面に追従
し、一定の状態を保つごとく、工夫なされてい
る。
図示していないが塗料カスの吸込は水の落差を
利用してビツトに一度貯留した後、ポンプ6で遠
く離れた濃縮槽8に送ることもできる。
濃縮槽8は水流や滞留時間を考慮して塗料カス
が成長するように工夫をし、分離した水は出口管
11を通り自然流下して回収池1に戻るようにな
つている。濃縮槽8は、第4図a,bに示すよう
に、水面を越流堰16やもぐり堰17により一定
の高さに保てる構造になつていて、越流堰16お
よびもぐり堰17の周囲から、浮上塗料カス2が
流出しないように、水中側に閉放されたもぐり堰
17または邪魔板19を設ける。なお、分離した
水の水槽18を充分大きくしたり、液面制御する
ことにより、出口管11にポンプ(図示していな
い)を設け分離した水を回収池1に戻すこともで
きる。
濃縮槽8は、溶解槽12の近くに隣接して配置
され、この上をループしてチエーン20等が走行
する軌道9を設け、このチエーン20に接続する
リフトコンベア10が上下動しながら移動するよ
うな構造となつている。
また、チエーンおよびガイド9は、上記リフト
コンベア10を溶解槽12における塗料カス分離
の後再び濃縮槽8に導くべく、無端状に設けら
れ、濃縮槽8および溶解槽12を経由するように
配設されている。
そして、このリフトコンベア10の下端には、
第3図に示すごとく、塗料カス2を掬い上げ脱水
するための網状板21が上記チエーン20の機械
運動部より下方に垂下されて取付けられている。
塗料カス分離装置としての溶解槽12は、リフ
トコンベア10における網状板21の浸漬を許容
するように濃縮槽8の次工程として設けられ、外
槽の温水で内槽の溶剤を加熱する構造をもち、側
面適所にヒーター13と溶剤の出入口14,15
とを備えている。なお、回収池1は、塗装ブース
設備の一部である。
ところで、本実施例における上述の各構成は、
次のような背景に基づくものである。
[1] 回収池1にコンベア10を設置しない理
由(回収池1にコンベアを設けた場合の欠
点)。
塗装ブースの循環水の関係から、回収池1
は大きくなるので、塗料カス回収範囲が広く
深くなり、コンベア10の網状板21が大き
くなつて、塗料カス分離装置としての溶解槽
12も大きくしなければならず、かつコンベ
ア設備が大規模になる。
大量の水に塗料カス2が浮遊するため、コ
ンベア10による捕そくがほとんど不可能で
ある。
回収池1で塗料カス2の濃度が低いため、
濃縮に時間がかかり、成長や変質が進む。
塗料カス2は水中に懸濁していると変質し
にくにが、空気中にさらすと変質し易く、付
着性が大きい。しかしながら、一般に、回収
池1と溶解槽12とは離れており、コンベア
10で運ぶと、途中で水が塗料カスが落下
し、溶解槽で処理されないため、汚染を招来
する。
[2] 濃縮槽を設置する理由 回収池1の構造を簡単にすることができ
る。
濃縮槽8には、回収池1内で塗料カス2を
寄せ集めた状態の濃度の濃いものが移送され
るので、塗料カス2が早く成長し、ほぼ連続
で水から分離する本実施例装置が可能にな
る。
[3] ペーパーフイルタを用いる手段が提供さ
れており、塗料カス2を廃棄または焼却するた
めに濾紙に付着させる。この場合ペーパーフイ
ルタ自身が一種の濃縮槽の機能を備えており、
これは従来技術としては、塗装ブースから出る
塗料カス2の回収を自動的に(機械的に)行な
う唯一の手段である。
[4] 塗料カス2を溶解して再生処理するため
には、塗料カス2が溶解されやすくする必要が
ある。このため、溶剤や熱、力を加えることに
なるが、この場合通常金属で製造されるコンベ
ア10の方が濾紙より耐薬品性、耐熱、耐強度
において優れている。また、濾紙は、消耗品で
あり、不要なコストを必要とする。
[5] 塗料カス2の廃却に本実施例の設備のよ
うな溶解手段を用いない場合、着付性が強いた
め、色々の工程を付設する必要があり、設備運
転コスト共膨大になる。
[6] 塗料カスを焼却するのに本設備を採用す
れば、コンベア10を高熱で加熱するので損耗
が激しいのに加えて、焼却後コンベア10から
残存する塗料カス2を落とすための装置が必要
になり、設備が過大になる。
[7] 本装置構成が完成する前のテスト段皆で
は、回収池1で充分塗料カス2を成長させて網
状のものですくい上げ、ビニール袋に入れて溶
解槽12まで運び、閉袋して塗料カス2を溶剤
の入つた溶解槽12に入れ、溶解していたが、
作業が繁雑で多くの工数を要するため、工程を
合理化する本実施例の装置が創作されたのであ
る。
本施例の装置は上述のごとく構成されているの
で、回収池1における塗料カス2濃度の高い所に
設置されている吸込口3または4から取り出され
た塗料カスを含むスラツジは、ポンプ6および管
路7により、離れた濃縮槽8へ搬送される。
塗料カスは付着性が著しく強いが、水と共に移
送されると、機械などへの付着を防ぐことがで
き、遠くへの搬送が可能になる。また、浮上する
塗料カスを槽から取り出すとき、水と空気が一緒
に吸込まれる。浮上する塗料カスを効率よく取り
出すためには、吸込口を水面近くにして少量の水
と共に取り出すが、それだけ空気が混入する割合
が多くなる。
更にポンプ6は多くの場合回収池1の水面より
高い所に設置することが多いため、空気の混入が
あつてもあまり影響を受けずに運転のできるスプ
ルートポンプ(市販品)が採用される。
送水量が多いと、ポンプ6、送水用管路7、出
口管11および濃縮槽装置などが大型になる。
一般の遠心ポンプは、空気が少し入ると性能低
下が著しいため、真空ポンプとの連用が必要とな
り、かつ高濃度スラリーのものはポンプ内に塗料
カスが付着して移送ができなくなる。
濃縮槽8は、一定時間(約10〜15分)以上滞留
する容量の細長い水路状に形成されていて、一方
向への水流を持つ構造となつており、出口側に邪
魔板19を設け、浮上した塗料カス2が出口から
流出しないように、越流堰16またはもぐり堰1
7を備えて、濃縮槽8内の液面を一定に保つよう
になつている。
濃縮槽8に入つた塗料カス2は、出口側にゆつ
くり流れるとき成長して浮上し、最後には邪魔板
19に遮られて留まり、塗料カスの塊をつくる。
一方、水はもぐり堰等を通つて回収池1に戻され
る。
濃縮槽8に平行してリフトコンベア10が水流
と同じ方向に移動し、出口側の傾斜した邪魔板1
9にそつて移動するとき、その付近に成長して浮
上する塗料カス2をリフトコンベア10の網状板
21によつて水面下よりすくい揚げて水切りを行
なうと同時に塗料カス2を網状板21に付着さ
せ、塗料カス2の付着した網状板21をリフトコ
ンベア10によつて次工程へ搬送し、次工程では
塗料カス分離装置12、例えば溶解槽中の溶剤等
により塗料カス2を網状板21より分離して網状
板21を再生し、この後リフトコンベア10を巡
回させることにより巡回しながら再び塗料カス2
を捕収する。
塗料カス2は、塗料カス分離装置12、例えば
溶解槽の中に一緒に入り没すると、塗料カス2は
ここで溶解して、溶液として次工程に送られる。
第2図に示すように、リフトコンベア10は溶
解槽12から出て巡回して再び濃縮槽8に入り、
塗料カス2を取り出す作業を繰返すが、その動き
は濃縮槽8での塗料カスの成長および塗料カス分
離装置例えば溶解槽12での溶解のために一定の
時間が必要になるので、一定速度での連続的な移
動はしない。
以下、本考案の塗料カス回収装置の有する効果
ないし利点について列挙すれば、次のとおりであ
る。
(1) 水利(ポンプ)を利用して塗料カス2を回収
し、搬送するので、すなわち、塗料カス2を水
とともに移送するので、自動化および機械化が
容易となり、回収および搬送の省力化がもたら
される。そして連続作業が可能となり、種々の
操作や作業、保守が容易となるほか、塗料カス
の付着が生じない。
また、塗料カス2の袋詰作業を必要とせず、
そのまま遠くに運べる。
(2) スプルートポンプ(市販品)を装置の一部に
採用することにより設備を小型にすることがで
き、しかも信頼性が増す。
(3) 次工程と組合せ設置して、塗料カス2の回収
を行なえるので、塗料カス2の袋詰作業が不要
となる。
(4) 塗料カス2のスラツジが網状板21以外の機
械運動部に接触しないため、稼動時におけるス
ラツジ浸入による不具合を解消でき、他の装置
等を介することなく隣接する塗料カス分離装置
12(溶解槽)へ塗料カス2を直接搬送して処
理するため、塗料カス2の捕収より溶解等の分
離にいたる時間を大幅に短縮され、塗料カス2
の変質(硬化)が防止されることによつて後続
処理が容易になり作業環境の汚染が著しく低減
される。
(5) チエーン20およびガイド9が濃縮槽8およ
び溶解槽12を経由する状態で無端状に設けら
れているので、塗料カス2を袋詰などにして搬
送する必要がなくなり、袋詰などのわずらしい
作業をなくして自動運転を行なえるようになる
とともに、袋詰しないので、塗料カス2の圧密
程度が少なく、表面積比が大きくフワツとした
状態となり、溶解が容易になる。
(6) 塗料カス2を網状板21とともに搬送し、塗
料カス分離装置12(溶解槽)に網状板21全
体を浸漬させて、溶剤中で物性を利用して処理
するため、塗料カス2が網状板21に強固に付
着している場合でも、塗料カス2を物理的に分
離する場合に比べきわめて容易に分離できるよ
うになり、重力や機械力を利用する場合に比べ
て作業効率を格段に向上させうるとともに、網
状板21を常に新鮮な状態に復帰させて、連続
運転を可能とすることができる。
(7) リフトコンベア10の機械運動部より下方に
網状板21が垂下されているので、機械運動部
が塗料カススラツジに接しないのに加えて、他
の接液部は網状板21と同時に塗料カス分離装
置例えば溶解槽12に入るため、塗料カスの付
着による不具合が生じない。
(8) 濃縮槽8内に浮上する塗料カス2を、リフト
コンベア10の網状板21に付着させてガイド
9およびチエーン20により搬送し、次工程の
溶解槽12の溶剤中で塗料カス2を溶解分離す
るとともに網状板21を再生した後、無端状に
設けられたガイド9およびチエーン20によ
り、リフトコンベア10を再度濃縮槽8へ移動
させるようにすることにより、リフトコンベア
10が巡回しながら塗料カス2を自動的に回収
し、溶解槽12中に供給できる。
(9) 前述の項目[3]〜[7]の不具合が解消さ
れ、塗料カス2の分離回収作業を自動化でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の実施例としての塗料カス
回収装置を示すもので、第1図はその系統図、第
2図は濃縮槽と塗料カス分離装置(溶解槽)およ
びリフト走行路の配置例を示す平面図、第3図は
リフト側面図、第4図a,bは濃縮槽における邪
魔板および堰の各例を示す説明図である。 1……回収池、2……塗料カス、3……吸込口
(沈降塗料カス用)、4……吸込口(浮上塗料カス
用)、5……フロート、6……ポンプ、7……管
路、8……濃縮槽、9……軌道(ガイド)、10
……リフトコンベア、11……出口管、12……
塗料カス分離装置としての溶解槽、13……ヒー
ター、14……溶剤入口、15……溶剤出口、1
6……越流堰、17……もぐり堰、18……分離
水槽、19……邪魔板、20……チエーン、21
……網状板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回収池からポンプにより移送された含水塗料カ
    スを濃縮するための濃縮槽に、同濃縮槽内に浮上
    する塗料カスを掬い取るためのリフトコンベア
    と、同リフトコンベアを吊上げて隣接する次工程
    に移送案内するためのチエーンおよびガイドとを
    備え、且つ前記リフトコンベアには塗料カスを付
    着させるための網状板が上記チエーンの機械運動
    部より下方に垂下されて、同網状板に付着した塗
    料カスを分離すべく、上記網状板の浸漬を許容す
    る溶解槽が上記次工程に設けられ、同溶解槽にお
    ける塗料カス分離ののち上記リフトコンベアを再
    び上記濃縮槽に導くべく上記のチエーンおよびガ
    イドが無端状に設けられたことを特徴とする、塗
    料カス回収装置。
JP17420780U 1980-12-04 1980-12-04 Expired JPS6238787Y2 (ja)

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JPS5799759U JPS5799759U (ja) 1982-06-19
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