JPS6238666A - 感熱記録装置 - Google Patents

感熱記録装置

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Publication number
JPS6238666A
JPS6238666A JP17842385A JP17842385A JPS6238666A JP S6238666 A JPS6238666 A JP S6238666A JP 17842385 A JP17842385 A JP 17842385A JP 17842385 A JP17842385 A JP 17842385A JP S6238666 A JPS6238666 A JP S6238666A
Authority
JP
Japan
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time
boundary
dots
energization
level
Prior art date
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Application number
JP17842385A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehisa Dobashi
秀久 土橋
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Nikon Corp
Original Assignee
Nippon Kogaku KK
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Publication date
Application filed by Nippon Kogaku KK filed Critical Nippon Kogaku KK
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Publication of JPS6238666A publication Critical patent/JPS6238666A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はサーマルヘッドを用いた感熱記録装置において
1行分の印字を行う場合、サーマルヘッドの発熱素子を
複数ブロックに分け、該ブロックの印字動作時刻を変え
て行なう印字方式に関する。
(発明の背景) 感熱記録に用いられるサーマルヘッドでは発熱素子の数
が1行分の画素数と同じだけ必要であり、画像の大きさ
によっては例えば1280個以上に及ぶことがある。こ
のように画素数が多い場合には全ドツトを発熱させる時
に流れる最大電流値は極めて大きくなり、そのため大電
源が必要となる。
そこで発熱体を複数、例えば2つのブロックに分け、各
ブロック毎に順次時刻を変えて通電発熱させる方式が知
られている。この場合例えば単純にあるドツト間を境界
としてブロック分けすると境界部分では発熱温度が十分
に高くならず一様の濃度で印字されるべき部分に境界部
分があたるととなり同志の画素の印字濃度が不連続とな
り白っぽい点が生じ、これが記録紙の移動にともない白
っぽいスジとなって現われ、写真のごときハードコピー
には致命的な欠陥を生じてしまう。
そこで本願出願人は既に以下の如き提案をおこなってい
る。
即ち、ある画素を境界の画素とし、境界の画素の発熱素
子には2度の通電ブロックの各々の開始時刻からある時
間だけ通電発熱させ、その際境界のドツトの通電時間は
1回目の通電時間と2回目の通電時間は本来のレベルよ
りも小さい値に変換され前記2度の通電によって所定の
印字濃度となるように制御して境界部の印字濃度が適正
になるような印字方式である。
以下、前記提案を図面を用いて更に説明する。
尚、ここでは境界の位置は各行毎にランダムに変えられ
、特定ドツトのみが他のドツトよりも通電回数が多くな
るのを防ぎ、また必ずしも完全に適正ではない境界のド
ツトを画面全体にランダムに分散させる事により前記画
像欠陥をより目立たなくしている。
第2図は前記提案技術を示すブロック図であり、階調情
報を含むアナログ画像SAVはA/D変換器1等を用い
て1画素毎のデジタル画像信号SDVに変換される。
RAMはデジタルデータを一時蓄えるランダムアクセス
メモリ、2は全体のシーケンスを制御するコントローラ
、3はコンパレータで4の基準レベル発生回路の出力と
RAMの出力を比較し、その結果をサーマルヘッドTH
に送出する。
8はレベル変換回路であり、lのA/D変換器からの1
画素毎の濃度レベルデータSovの値を別な値をもった
デジタル濃度レベルデータasovに変換する。
81は境界アドレス発生回路であって、1ライン毎に2
点のアドレスSN、 、SN、を出力するものであり、
SNI 、SN、の値をNl、Ntとし、また1ライン
分の画素数をMとすると Nt −Nl =%M+lなる関係をもち、マタN +
、NZの値はライン毎にランダムに変化する。
82は領域選別回路であり、1ライン分の画素を前記S
N、 、SNz及びコントローラ2からの濃度レベルデ
ータのアドレス信号5Alllをもとに3つの領域に分
け(第4図ABC参照)、係数発生回路83に領域選別
信号S□、SAWを出力する。係数発生回路83ではコ
ントローラ2からの係数選択信号Sαβと前記領域識別
信号S□、SAW及び濃度レベルデータSDVをもとに
係数信号aを出力する。84は乗算回路であり前記係数
信号aの値を濃度レベルデータS□の値にかけ算し、レ
ベル変換した濃度レベルデータaSゎ、を出力する。
以下各部の動作を説明する。
いま第1ライン目のデータをとり込み、印字するものと
する。
まずコントローラ2の指示により境界アドレス発生回路
81より第1ラインの境界ドツトのアドレス信号S N
 l、S N zが出力され、領域選別回路82に入力
される。
つづいてコントローラ2の制御により、A/Di換され
る画素のアドレス信号S、。がA/D変換器1、領域選
別回路82に出力され、A/D変換器工では当該アドレ
スの画素のアナログ信号SAvをデジタル濃度レベルデ
ータSovに変換し、領域選別回路82では前記境界ド
ツトアドレス信号SN+ 、SNz、及びアドレス信号
SADをもとに領域選別信号S□、S□を出力する。ま
た係数発生回路83では前記領域選別信号SIP% S
A!1及びコントローラ2からの係数選択信号Sαβさ
らに当該画素の4度しベルデータSOVをもとにある係
数値aを出力する。
このときSαβはまずLレベルの信号であって、係数信
号aはβ7なる値を選定され、従って乗算回路84で入
力濃度レベルデータ5IIVがαAsI)Vに変換され
、RAMの当該画素のアドレス値と、Sαβ(このとき
L)によって決定されるメモリ空間へ〇に記憶される。
つづいて同一アドレスにおいてSαβが“H”になり、
よって係数信号はβ1なる値を選定され、従って乗算回
路84でS圓はβll5IIVに変換されRAMの当該
アドレス値とSαβ(この時“H”)によって決定され
るメモリ空間B。に記憶される。これで1画素分の濃度
レベルデータが2[!の値で別々なメモリ空間に記憶さ
れ、以下他の1ライン分のすべての画素について同様な
動作が行なわれ、1ライン分の濃度レベルデータの記憶
が終了する。このとき画素のアドレス値によって係数a
は以下のように変化する。当該画素のアドレスが前記境
界アドレスSN、またはSN2 と一致したとき、っま
り5Ao=SN、またはS a o ” S N tの
とき(N域B)領域選別信号SIFが°H”となり、5
IIPが“H”であり、前記係数選択信号Sαβが“L
”のとき係数値はαい、Sαβが“H”のときβ7とな
る。β7は係数群αのうち、当該画素の濃度レベルがn
のときの値で、β9は同様に係数群βのうちの濃度レベ
ルがnのときの値である。また当該画素のアドレスSA
I、がSNI <SAD<SNtなる関係のとき(SN
域A)領域選別信号S□が“H”となり、S、、≦SN
、または5AIl≧SN、ノとき(領域C)領域選別信
号S□は“L”となり、領域選別信号S□が“H”であ
って係数選択信号Sαβが“Loのとき係数aは1、領
域選別信号S□が“H”であって係数選択信号Sαβが
“H”のときa=Q、領域選別信号SAI+が“Loで
あって係数選択信号Sαβが“L”のときa=o、wI
域選別信号SAlが“L”で係数選択信号Sαβが′H
゛のときa−1となる。入力濃度レベルデータ5Ilv
の値がnレベルのときのこれらの信号の関係を表−1に
示す。
表−1 人力濃度レベルの値によってβ1、β0はそれぞれ固有
の値をもつ。
第4図にこれらの信号のタイムチャートを示す。
本図の(a)は画素のアドレス信号5AD1 (b)は
係数選択信号Sαβ、(C)は領域選別信号S82、(
d)は領域選別信号SA1、(e)は係数信号aの値を
示す、また本図においてはアドレスN、の画素の入力濃
度レベルSD%lの値はNo、アドレスNtの画素の入
力濃度レベルはN2としている。
以上のように1ライン分の画素のレベル変換後の濃度レ
ベルデータが記憶されると当8亥ラインの印字動作に入
る。
印字は1ラインを2つの通電ブロックに分けて行なうが
、第1の通電ブロックでは例えば前記RAMのメモリ空
間のうちのAMの領域データにもとづき、第2の通電ブ
ロックではBsの領域のデータにもとづき印字を行なう
すなわち、第2図においてコントローラ2により第1の
通電ブロックにおいては前記RAMの八〇の領域からデ
ータがよみ出されるようになされ、まず第ルベルの印字
動作時に基準レベル発生回路4から基準レベル信号sa
yが第ルベルの所定値に七°ントされ、つづいてRAM
のAMの領域に変換されて記憶された濃度レベルデータ
asovがアドレス順にサーマルヘッドへのデータ転送
りロック(図示せず)に同期して順次読み出され、各画
素毎の濃度レベルデータasovが前記基準レベル信号
5IIFと比較され、aS ovfJ<S Byより大
きいとき或いは等しいときは印字を、濃度レベルデータ
aS++VがSlより小さい時には非印字をそれぞれ意
味する“1′、“0”の信号SM。に変換されクロック
に同期してサーマルヘッドに転送される。
第ルベルのすべての画素のデータが転送し終わるとコン
トローラ2からラッチ信号(図示せず)がサーマルヘッ
ドに供給され、別にタイミングをとっているサーマルヘ
ッド駆動信号(図示せず)により第ルベルの印字が始ま
る。つづいて第2レヘル以降のデータが前記基準レベル
信号S++yが各レベルの所定値に変更されたのち同様
にasovがS。に変換され第ルベルの動作と同様な動
作が最終レベルまでくり返され、第1通電ブロックの印
字が終了する。つづいて第2通電ブロックの印字動作が
、こんどはRAM内のBn領域のデータにもとづいて、
同様にくり返され1ラインの印字動作が終了する。
このとき各画素(発熱素子)に通電される時間は表−2
のようになっている。
一定値りとし、画素の本来の濃度レベルをnとしている
すなわちgl域Bのドツトを境界ドツトとし、境界ドツ
トでは第1通電ブロックにおいて本来のレベルの通電時
間がα、の係数で補正されて通電され、第2i1!11
ブロツクではβ7の係数で補正され、しかも領域A内の
隣接ドツトとはα。ntの時間だけ同時に通電されるた
め境界部の温度低下が補正され、また領域B内の隣接ド
ツトとはβ・ntの時間だけ同時に通電されるため同様
に境界部の温度低下が補正される。また係数α7、β7
を適当に選ぶことにより、温度過上昇もおさえられ、し
かも境界のドツトは再通電ブロックで通電されるため、
第2通電ブロックとの境界側では第1通電ブロック時の
蓄熱のためより高温になってしまうがβ、をα。より小
さく選ぶことによりその現象もさけられる。α7、β7
は実験的に求められる最適値を与えておけば境界はほと
んど目立たなくなる。また境界ドツトはライン毎にラン
ダムに変わるため、他のドツトより通電回数の多い境界
ドツトが全ドツトにほぼ均一にゆきわたるため特定のド
ツトの寿命が早期につきることもさけられる。
第3図に上記既提案技術によって通電されるパルスのタ
イムチャートを示す。(a)は前記領域人のドツト(b
)は領域B、(C)は領域Cのドツトの通電パルスを示
す。各領域のドツトとも濃度レベルはn、Lレベル当り
の印字時間はtである。
しかるに上記提案技術においてはα7、β7を実験的に
求めなくてはならず、またサーマルヘッド及び記録紙等
が変わった場合にα7、β4の値も変えなければならな
いこともあり得る。また境界のドツトは1ライン通電期
間に2度通電パルスが加わるため他のドツトに比べ負担
が大きく、サーマルヘッド全体の平均寿命を縮めるとい
う欠点があった。
(発明の目的) そこで本発明はこれらの欠点を解決し、1行分の印字を
2回の通電時間に分けて行なうことによ、り必要な電源
の容量を約半分におさえ、しかも前記通電時間の境界部
分の目立たない感熱プリンタを得ることを目的とする。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示す電気的ブロック図であ
る。
10はコントローラで、各ブロックの制御を行なう、1
1はA/D変換器であり、コントローラ10からのアド
レス情報SADで指定された画素のアナログ信号を、デ
ジタル信号の濃度レベルデータSOVに変換する。
12はパラレル・インパラレル・アウト、シリアル・イ
ン、 11114.。
シフト等の機能をもつシフトレジスタであり、コントロ
ーラ10からのロード信号SLDにより前記濃度レベル
データSovをパラレルロードし、この状態ではパラレ
ル出力よりS□をそのまま出力する。またSovをパラ
レルロードした後コントローラ10からのシフトクロッ
ク5s11を受けるとシリアル入力端子を“L”に固定
しであるためSl、vの最上位ビットの上に“L“を付
加し、各ビットを1ビット分ずつ最下位ビット側にシフ
トする。すなわち5OVO値を2に変換する。
13はランダムアクセスメモリであり、コントローラ1
0からのアドレス信号SADで指定された領域にシフト
レジスタ12の出力aSovを読み込み、またはSAD
で指定された領域からのデータを読み出す。読み込み読
み出しの制御はコントローラ10によっている。
14はコンパレータであり2つの人力信号aSI、vと
5IIFとを比較し、asov≧S□なる時“H“、a
sov<S++yなる時“L”の30信号を出力する。
15は領域選別回路で、コントローラからのアドレス更
新パルスC0と境界ドツトアドレス信号S8とから領域
選別信号S□とS□を出力する。
16はブリセ′ンタブルアツプダウンカウンタでプリセ
ットデータS□の値を読み込んだ後カウントパルスS、
にの数だけカウントアツプ、カウントダウン動作を行な
う。カウントアツプ、カウントダウンの制御は通電ブロ
ック識別信号5l−2によって行なわれ、ここではS 
+−Zが“H”のときカウントアツプ、Sl−ZがL”
のときカウントダウン動作を行なう。17はゲート回路
で、前記領域選別信号S1、S□、及びコントローラか
らの通電ブロック識別信号S I−2とからscDをふ
り分はサーマルヘッド用データ信号3110を出力する
THはサーマルヘッドで、第5図に概略ブロック図を示
す。同図において1はデータ入力端子、2はデータ転送
用のクロック入力端子、3はラッチ信号入力端子、4は
サーマルヘッド駆動信号入力端子である。また5はシフ
トレジスタで前記データ入力端子1に入力されるデータ
が2のクロック入力端子に入力されるクロック信号に同
期してシリアル入力される。6はラッチ回路で、前記ラ
ッチ信号入力端子3に人力されるラッチ信号によりシフ
トレジスタ5内のデータがパラレルに転送される。7は
ナントゲートでラッチ回路6の出力と前記サーマルヘッ
ド駆動信号とがともに“H”のとき発熱素子D1〜D1
゜に電流が流れる。
DI、Dz 、−−−−DI。はおのおの画素13画素
2゜−m−一画素10の印字をうけもつ発熱素子である
本構成のサーマルヘッドでは例えばはじめにルーベル目
の各画素の印字、非印字のデータを全画素分送り込み送
りおわった所でラッチ信号を加えてう゛ンチ回路にルー
ベル目のデータを転送するラッチ回路6にデータが転送
されるとラッチ回路の各画素毎の出力と前記サーマルヘ
ッド駆動信号がアンドされ、当該発熱素子に通電される
。該ルーベル目の印字は次のレベルのデータが転送され
た後、ラッチ回路にラッチされるまでつづき、すなわち
第2レベル目のラッチパルスが入った時点でルーベル目
の印字が終了する。と同時に第2レベル目の印字が開始
され、順次最終レベルの印字まで同様な動作がくりかえ
される。ここで前記サーマルヘッド駆動信号は第2レベ
ル目のデータがラッチされた時点から、最終レベルのデ
ータがラッチされ、従ってこの時点から最終レベルデー
タによる印字が開始され、最終レベルの印字が終了する
までの時間が経過した時点まで“H”となるよう制御さ
れる。この時のタイムチャートを第6図に示す。 つづ
いて第1図にもどって同図に示す本発明の動作説明に入
る。ここでは簡単のため全画素数は10個であり、階調
数は4(階調レベル0.1.2.3、)であるとする。
また境界ドツトアドレス信号S8は3に固定されている
ものとする。
各画素のアドレスはその値が1,2.3−−−−10と
割りふられており、同数の発熱素子をもつサーマルヘッ
ドの発熱素子に端からDr 、Dt −−−−Dl。な
る付番をし、アドレス1の画素がり、に、アドレス10
の画素がり、。に対応するものとする。
また領域選別回路15は15aに示すプリセッタブルダ
ウンカウンタと15bに示すトグルフリップフロップよ
り構成され、カウンタ15aは+門進ダウンカウンタ(
Mは全ドツト数でここでは10、すなわち15aは5進
ダウンカウンタ)であり、その出力は例えば3をプリセ
ットした場合アドレス更新パルスC8のlパルス毎に3
.2、l、0.4.3、−一一一と変化し、出力が0の
間リップル出力S*、、が“l(”となる。またトグル
フリップフロップ15bはSIPが“Hlに立ち上がる
毎にその出力SABが反転する。令弟1行目のデータが
表−3に示すように各画素のレベルが与えられており、
そのデータをRAM13にとり込むとすると、まずコン
トローラ10より境界トンドアドレス信号58−3が1
53のカウンタにプリセットされると、15aの出力は
3になりSIPはL′である。
表−3 つづいて15aにアドレス更新パルスCえが1パルス加
えられカウンタ15aのカウント値は2になり、またア
ドレス信号5All=1がA/D変換器11、及びRA
M13に与えられ、A/D変換器11ではアナログ画像
信号SAVから第1ライン目の画素1の濃度レベルデー
タ5nv(”3)を出力し、またコントローラ10から
シフトレジスタ12にロード信号SLDが入力され、S
pvの値がシフトレジスタ12の出力にそのまま現われ
る。このときカウンタL5aのリップル出力Ssrば“
L”であるので、RAM13にはアドレス1に画素1の
濃度レベルデータs、、=3がそのまま記憶される。つ
づいてアドレス更新パルスCKが1パルス加えられ、カ
ウンタ15aのカウント値は1になり、またアドレス信
号snvは2になり、画素1のときと同様にRAM13
のアドレス2に画素2の濃度レベルデータSov”’O
が記憶される。引続き同様にアドレス更新パルスがカウ
ンタ15aに加えられ、その出力はOになり、リップル
出力5IIPが“■(”になる、またA/D変換器11
ではアドレス3の画素の濃度レベルデータS□−2を出
力し、シフトレジスタ12ではその値が読み込まれる。
ここでS□が“H”であることにより、コントローラ1
0からシフトクロックSりlがシフトレジスタ12に加
えられ、従ってシフトレジスタ12からは第3画素の濃
度レベルデータ5DV=2が%5ov=1となって出力
され、RAML3にばASo−””1がアドレス3に記
憶される。さらにアドレス更新パルスがカウンタ15a
に加えられカウント値は4になり、またアドレス値は4
であり、このときリップル出力S□は“L″にもどり従
ってアドレス4の画素の濃度レベルデータS□−1はそ
のままRAM13のアドレス4の領域に記憶される。以
下同様に順次くりかえされ、最終画素10までのデータ
がRAM内に取り込まれると第■ラインのデータ読み込
みが終了する。この量温度レベルデータSDVのA倍は
前記アドレス3の画素の他にアドレス8の画素に対して
も行なわれる。
すなわちアドレス8の画素の濃度レベルデータは3/2
=1 <量子化される)となりRAM内に1が記憶され
る。これはカウンタ15aが5進カウンタであるため、
プリセットした画素と、その画素から5だけ離れた画素
のときリップル出力5llFが“H゛となり、シフトレ
ジスタ12で1ビット分シフトされるからである。以上
で1ライン目の濃度レベルデータが全部とり込み終え、
続いて1ライン目の印字動作に移る。
前記lライン目のRAM13内に記憶されたデータにも
とづき印字が行なわれるが、1ラインを2つの通電ブロ
ックに分けて印字し、はじめに第1通電ブロックの印字
動作から説明する。ますカウンタ15aに、前記書き込
み時の境界ドツトアドレス信号3N−3が第1ライン目
の固有の境界ドツトアドレス値としてプリセットされ、
またこのときTFF15bの出力が“L”にブリセツト
される。通電ブロック選別信号S+−zは第1通電ブロ
ックを示す“L”に設定される。またカウンタ16には
5Pl=3(最高階調レベル値)がプリセットされ、通
電ブロック識別信号S +−zが“Loであるのですな
わちカウントダウン動作に設定される。つづいてコント
ローラ10からアドレス更新パルスがカウンタ15aに
加えられカウント値は2になり、このときリップル出力
SIPは“L”であり、またアドレス1が5Allによ
りRAM13に与えられRAMからは第1画素の濃度レ
ベルデータSvv”3が読み出され、コンパレータ14
では5nv−3とカウンタ16の出力5lIF=3とを
比較し、Sov≧5IIFなるゆえ5C11を“H”と
して出力する。
つづいてアドレス更新パルスCXがカウンタ15aに加
えられ、またアドレス信号5A11が2になり第2画素
目の濃度レベルデータ5ov−0が読み出され、コンパ
レータ14ではSow−0と5ay−3とを比較し、S
CDを“L”として出力する。同様に第10画素まで動
作をくり返し、順次比較データSCI、が出力され、こ
のときカウンタ16のSIFの値が3であることから第
3レベルの比較出力が終了する。つづいて第2レベルの
比較出力、第ルベルの比較出力を、第2レベルにおいて
はカウンタ16にSCKが1パルス入力され、すなわち
Slが2になってから、第3レベルの比較出力を得るの
と同様にして得、つづいて第ルベルにおいてカウンタ1
6に再びSCKが1パルス入力され、すなわちSRFが
1になってから同様の動作により比較出力が得られる。
以上で第1通電ブロックでのレベルの比較出力がすべて
得られたわけであるが、この時同時にゲート回路17で
上記レベル比較出力を以下に説明するごとくふりわけて
サーマルヘッドTHにデータSNDが送り込まれる。す
なわちゲート回路17では通電ブロック識別信号5l−
Jsカウンタ15aのリップル信号S0、及びTFF 
15 bの出力S■とから、S l−4が“L”のとき
S□とSAMの論理和信号をSCOと論理積し、またS
l−□が“H”のときS□とS□の反転との論理積の反
転信号をSCDと論理積し、データをふり分ける。
第2通電ブロックでは通電ブロック識別信号S+−2が
“H”に設定され、よってカウンタ16はアップカウン
ト動作になる。カウンタ16の出力Slはlで終わって
いたのでそのままレベル比較動作に入る。その動作は第
1通電ブロック時の動作と全く同じであり、ただちがう
のはカウンタ16の出力5IIFが1からはじまり3で
終わるため、レベル比較動作のレベル順序がちがうだけ
である。
以上の各動作をタイムチャートをもって説明する。
第7図において<a>は第1通電ブロックの第3レベル
の比較出力sco+−z、(b)は同ブロック第2レベ
ルの比較出力5CDI−2、(C)は同ブロック第2レ
ベルの比較出力Sco+−+、(d)は第2ブロツクの
第ルベル比較出力5C1lf−1 、(e)は同ブロッ
ク第2レベルの比較出力5Cut4、(f)は同ブロッ
ク第3レベルの比較出力5CD2、である* SCD+
−1とS cot−+ 、S cDI−tと5cot−
z 、S cDI−sとs cot−zとは時刻はずれ
ているが同じ形態の信号である。これら(a)〜(f)
の信号は(a)、(b)−−−−(f)の順に時系列に
80信号として現われる。その間に第4通電ブロックで
は(g)のゲート信号SGIが第2通電ブロックでは(
h)のSG2がそれぞれSGIと(a)、(b)、(c
) 、Sewと(d)  (e)<r> と論理積され
5)Il+としてサーマルヘッドに送られる。(i)は
前記カウンタ15aのリップル出力S□、(j)はTF
F15bの出力SAlであり、5et−3□ORSRF
  5ct−5IPAND SAWである。ふたたび述
べるが(a)〜(f)は(a)が終了した後(b)  
・ (b)が終了したのち(C)−一一一なる時間関係
にあり、(a)〜(C)の各時間においてSGIは1回
ずつ計3回、(d)〜(f)の各時間においてS、は1
回ずつ計3回、また(a)〜(f)の間にS□、S□は
各6回図の波形をくり返す。
上記各波形によりゲート回路17より出力されるS、I
Dの波形を同図(k)〜(p)に示す、またこのときサ
ーマルヘッドには各ドツト毎の81がタイミングを計っ
てクロックに同期して送られている。
第8図に各ドツト毎の通電パルスが印加される時刻と時
間関係を示す。
同図においてtoはラインの印字開始時刻、1゜は第1
通電ブロックの第3レベルの印字終了時刻でありかつ第
2レベルの印字開始時刻、t2は同ブロック第2レベル
の印字終了かつ第ルベルの印字開始・t3は第1通電プ
ロツク第ルベルの印字終了かつ第2通電ブロックの第ル
ベル印字開始、以下同様の各時刻を示す。ここで各ドツ
トの通電時間をみるとL0〜t6の各時刻間の時間を一
定値t8とすると第1画素ではtXx3、第2画素では
txxO1第3〜第10画素まで各々tX×2、tx×
1、tX×3、tX×3、tX×2、txX2、tx×
0、t、xlとなっており、各画素のもともとのレベル
数の1x倍とほとんど同じであり、ちがうのは境界のド
ツト3と8において、もともとのレベルが奇数レベルだ
ったものだけが量子化誤差によってルベル分小さくなっ
ているだけである。しかし、各発熱素子には連続してパ
ルスが印加されるので境界にえらばれた画素のレベルが
奇数であったもののみがその印字濃度が若干小さくなる
だけであり、階調数がある程度大きい濃度レベルではそ
の誤差は小さくなり、さして問題にならない。
以上で1ライン目の印字が終了するわけであるが、つづ
いて2ライン目以降が紙送りをなされた後、上記同様の
動作がくり返され、所定のライン数までくり返すと1画
面分の動作が完了し、階調を有するモノクロ画像が得ら
れる。
なお本実施例では境界のドツトを3と8に固定して説明
したが、境界のドツトはそのレベルが奇数のとき結果的
な通電時間がルベル分小さくなり、また他のドツトとは
通電の時刻が変則的であり、印字状況によっては境界部
が視認される可能性があるため境界位置はライン毎にラ
ンダムに変えることが望ましい。
また本実施例の階調数、全印字画素数等限定されたもの
でないことは言うまでもない。
また本実施例では境界のドツトのレベルを変換するため
にシフトレジスタを用いているが、これに限定されるも
のでなく、同様の効果を得る例えばROMなどを用いて
もかまわないことはいうまでもない。
また上記実施例ではサーマルへラドの発熱ドツトを2つ
の通電ブロックに分けたものを示したが、これに限られ
る事無く、4つ以上の偶数に分けてこれを更に2つの通
電ブロックに再編成しても良い。
また両ブロックに共通化するドツトは境界1つにつき1
ドツトに限定しなくてもよく、例えば複数個設定し、そ
の複数個のドツトのレベルの変換係数をそれぞれ変えて
もよい。
またさらに本発明の背景の項で説明した既提案技術と同
様に境界ドツトのレベルを1回目の通電ブロックと2回
目の通電ブロックで独立に決定し、しかるに1回目の通
電ブロックでは高いレベルから低いレベルに、2回目の
通電ブロックでは低いレベルから高いレベルに印字を行
なってもよい。
第9図はこれを説明する為の図で各ドツト毎のパルスが
印加される時刻と時間関係を示すものであって、前記実
施例での第8図に対応する図である。第9図は前記実施
例で示した3ドツト目のデータのレベル2を1回目1.
2回目1.8ドツト目のレベル3を1回目2.2回目1
とした場合を示す。
(発明の効果) 以上のように本発明によればサーマルヘッドを用いた悪
態記録において、1ラインの印字を2つの通電ブロック
分けて時系列的に行なう際、ブロック境界のドツトが再
通電ブロックにまたがって通電されるため、境界のドツ
トは隣接するドツトとレベルに対応した時間同時に発熱
し、境界部の印字濃度は適正化され、また境界のドツト
の通電時間はそのドツトのもつ本来のレベルに対応した
通電時間にほぼ等しいため境界のドツト自身の印字濃度
も適正なものになっており、しかも境界のドツトの通電
パルスは連続しており、従って1ラインの印字を行うの
に2回の通電が連続しているので実質的に1回の通電と
なるので他のドツトと同じ条件となり、境界のドツトの
みが常時2回通型されることにより負担が太き(なり、
境界のドツトの寿命が他のドツトに比べて短くなる欠点
もなくなる。また境界のドツトに対してレベルの値の変
換は単に2あるいはレベルに固有な値にするだけでよく
、従来技術のようにレベルに応じた何種類もの変換係数
を必要としない利点がある。また各通電ブロックの最大
印字ドツト数は全ドツト数をMとしたとき+M+1であ
り、電源の有効利用も実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は既
提案技術を示すブロック図、第3図は既提案技術による
信号のタイムチャート、第4図は既提案技術による信号
のタイムチャート、第5図は本発明に用いるサーマルヘ
ッドの概略ブロック図、第6図は本発明の実施例のタイ
ムチャート、第7図は本発明の実施例のタイムチャート
、第8図は本発明の一実施例の動作説明図、第9図は本
発明の他の実施例の動作説明図である。 〔主要部分の符号の説明〕 TH−・・・・・・・−サーマルヘッド10−・・・−
−−一−−コントローラ11−・−・−A/D変換器 12・−・・−−−−−・シフトレジスタ13−・−・
・・・−RAM 14−・・−・−コンパレータ 15・−−−−−一・−・領域選別回路15a−・−・
−−−−−プリセッタブルダウンカウンタ15b・−・
−−−−−1−グルフリフプフロソブ16−−−−−−
−−−・〜カウンタ 17−・・−・−・・−ゲート回路 出願人   日本光学工業株式会社 代理人 弁理士 渡 辺  隆 男 1Xt (O 第3図 I+、I+−−NIリ  !  カ  鳴ゝ 9〜99
− ゝ 9

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ライン状に並んだ複数の発熱ドットを備えたサー
    マルヘッドと、 前記発熱ドットの各々に通電する時間を制御してプリン
    ト出力画像の各画素の階調を制御する階調制御手段と、 前記サーマルヘッドの発熱ドットを第1の駆動時間に駆
    動される第1の通電ブロックとそれに続く第2の駆動時
    間に駆動される第2の通電ブロックに分割して時分割駆
    動する駆動手段とを有し、該駆動手段は前記2個の通電
    ブロックの境界付近の発熱ドットについては第1及び第
    2の駆動時間の両方に共通して駆動される如く構成され
    た感熱記録装置であって、 前記駆動手段は前記境界付近の発熱ドットの通電制御を
    第1の駆動時間内では通電の終了時点が第1の駆動時間
    の終了時点に一致する如く、第2の駆動時間内では通電
    の開始時点が第2の駆動時間の開始時点に一致する如く
    制御し、 もつて前記境界付近の発熱ドットが実質的に前記第1、
    第2両方の駆動時間にまたがつて連続的に駆動される如
    く構成したことを特徴とする感熱記録装置。
  2. (2)前記階調制御手段は、第1の通電ブロックの発熱
    ドットの制御を、通電時間の終了時刻と前記第1の駆動
    時間の終了時点とを一致させ、濃度信号に従つて通電の
    開始時刻を制御することによつて階調制御を行ない、前
    記第2の通電ブロックの発熱ドットの制御を、通電時間
    の開始時刻と前記第2の駆動時間の開始時点とを一致さ
    せ、濃度信号に従つて通電の終了時刻を制御することに
    よつて階調制御を行なう如く構成したことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の感熱記録装置。
  3. (3)前記2個の通電ブロックの境界付近の発熱ドット
    はその通電時間のほぼ1/2を第1の駆動時間に駆動さ
    れ、残りのほぼ1/2を第2の駆動時間に駆動される如
    く構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の感熱記録装置。
JP17842385A 1985-08-13 1985-08-13 感熱記録装置 Pending JPS6238666A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02500097A (ja) * 1987-06-03 1990-01-18 イーストマン・コダック・カンパニー 熱形プリンタの加熱素子へのエネルギー付与
JP2002351221A (ja) * 2001-05-30 2002-12-06 Ricoh Co Ltd 現像装置および画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02500097A (ja) * 1987-06-03 1990-01-18 イーストマン・コダック・カンパニー 熱形プリンタの加熱素子へのエネルギー付与
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