JPS6238442A - ロ−ルフイルム搬送装置 - Google Patents

ロ−ルフイルム搬送装置

Info

Publication number
JPS6238442A
JPS6238442A JP17816585A JP17816585A JPS6238442A JP S6238442 A JPS6238442 A JP S6238442A JP 17816585 A JP17816585 A JP 17816585A JP 17816585 A JP17816585 A JP 17816585A JP S6238442 A JPS6238442 A JP S6238442A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
film
cartridge
drive shaft
roll film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17816585A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanori Saito
斎藤 孝律
Osami Kato
修身 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP17816585A priority Critical patent/JPS6238442A/ja
Publication of JPS6238442A publication Critical patent/JPS6238442A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、装填されたフィルムカートリッジの4ル 収容リー→にリール駆動軸を回動押圧して嵌合連結し、
リール駆動によシロールフィルムの巻戻しを行なうロー
ルフィルム搬送装置に関し、例えばロール状マイクロフ
ィルムの所定駒を検索してスクリーン上で閲読したり、
あるいは閲読および複写を選択的に行なったりするため
のリーダやり一ダブリンタにおけるロールフィルムキャ
リアに利用される。
従来の技術 ロールフィルムカートリッジは現在、第10図に見られ
るような米国の3 M(Minnesota Mini
ng& Manufacturing)  Mタイプ・
カートリッジAと、第11図に見られるようなANS 
I (Amer 1canNational  5ta
ndards  In5titute、lnc、)規格
タイプ・カートリッジBとに大別される。
これらタイプのカートリッジAやBは、それに収容され
ているリールa、やblに対応するリール駆動軸を受は
入れて嵌合連結させ、リールalやblの駆動が可能と
なる。この嵌合連結は、リールa1の場合、凹部a2内
に進入してその奥壁に回転押圧されるリール駆動軸の先
端駆動ビンが、凹部a2央壁に開設された受動孔a3の
何れかと対向した゛とき、その対向した受動孔a3に嵌
シ込むことでなされる。’)’Fb1の場合、角孔b2
の開口部に回動押圧される角形リール駆動軸が、角孔b
2と向きが一致したときその角孔b2に嵌シ込むことで
なされる。
動軸の回転速度が遅い場合には、リールalやblが摩
擦力によりリール駆動軸と共に回転して嵌合不良を生じ
、逆に、この摩擦力に打ち勝つようにリール駆動軸を高
速で回転させると、抑圧時にはリールa1やblが停止
しているためにリール駆動軸との速度差が大きく、抑圧
初期に空反りして圧接嵌合部の摩耗や相互剤υ取り、そ
れらに基因して発生する微粉によりフィルムを傷めると
いった問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたもので、装填
されたカートリッジの収容リールへのリール駆動軸の嵌
合をなめらかに、且つ確実に行なうことにより、フィル
ムやl)−ルの損傷を防止することを目的とするもので
ある。
前述した目的を達成するために、本発明は、収容リール
もしくは収容リールに巻回されたロールフィルムに対し
接離可能に設けられ、接触状態において収容リールの回
動を阻止する規制手段と、収容リールにリール駆動軸が
回動押圧される際に前記規制手段を作動させる手段とを
備えたものである。
(以下余白) 実施例 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
ロールフィルムカートリッジには、第10図に示すよう
な米国の3 M (Minnesota Mining
 &Manufacturing) Mタイプ・カート
リッジAと、第11図に示すようなA N S I (
American NationalStandard
s In5titute、Inc、 )規格タイプ・カ
ートリッジBとに大別されるが、本実施例のロールフィ
ルムキャリアは両方のカートリッジを使用できるもので
ある。
第1図は、中央の投影レンズ1が設置された投影位置の
左右にロールフィルムカートリッジAないしBの装填部
2と、ロールフィルム巻取リール3とを持ち、マイクロ
フィルム用のリーダーやリーダー・プリンターに用いら
れるロールフィルムキャリアを示している。
装填部2は、矢符イで示されるように側方がらカートリ
ッジAやBを出し入れするハウジング形態で、その後方
および前部にリール駆動軸4と該駆動軸に対するリール
押し付は押圧子5とが設けられ、さらに装填されるカー
トリッジAおよびBに対するM、ANSI各タイプフィ
ルム先端送り出し機構6および7もカートリッジ装填部
外層りに併設装備されている(第1図、第2図)。
装填部2と巻取リール3との間に、第1図に示されるよ
うなガイド板8 、9 、10やガイドロー   ゛う
対11、ガイドローラ12.13によって、投影位置を
経由したロールフィルム搬送経路14 が形成されてい
る。ガイドローラ12の軸にはローラの回   □転に
伴ってパルスを発生するエンコーダ12aか連結されて
いる。投影位置にはマイクロフィルム挾持用上下ガラス
板15 、16や照明光源しか設けられている。上下ガ
ラス板15.16間は、カートリッジAやBから送り出
されるロールフィルムF1やF2が通るようにロールフ
ィルムローディング時自動や手動で開かれるようになっ
ているが、閉じられてもロールフィルムFl、F2の走
行用隙間を持っている。
リール駆動軸4は、第1図から第4図に示されるように
、モータ17にギヤ連結18された基軸41と、この基
軸41の先端外周に嵌合され、ピン19と長孔20との
嵌り合いによる案内で、基軸41に対し所定範囲の単独
軸線方向移動可能にされた筒軸本体42と、該筒軸本体
42の先端内周に嵌合され、ピン2】と長孔22との嵌
り合いによる案内で、筒軸本体42に対し所定範囲の軸
線方向相対移動vT能にされたカートリッジA用のMタ
イプリール駆動軸、13と、筒軸本体42内周途中の角
孔42aにフランジ44b後方の後端角軸44aが同体
回転可能に嵌合され、駆動軸43の中心丸孔内に縦通さ
れた角軸であるANSIタイプリール駆動軸44との組
合せ体とされている。
リール駆動軸4は、基軸41の一端部がモータ17やそ
の駆動軸と共にフレーム対23に軸受されると共に、筒
軸本体42途中外周部を軸方向において固定されている
ベアリング2・1を介し揺動フレーム25に保持されて
いる。揺動フレーム25は第6肉に見られるようなE型
体をなし、下段支持接片25 aの基部近くが垂直軸2
6で枢支され、上中段支持片25b、25Cの自由端部
間で筒軸本体42途中を保持している。この保持は、筒
軸本体42上のベアリング24に被嵌されたリング27
 外周の垂直な直径線上2箇所に突設のピン27aを、
上中段支持片25b、25C自由端部の長孔25dに嵌
め合わせることでなされており、揺動フレーム25の軸
26を中心とした揺動で筒軸本体42が軸線方向に進退
させられる。
Mタイプリール駆動軸43は、その先端にカートリッジ
Aに収容されているリールalの駆動軸受入口部a2に
嵌り込むフランジ43aが固着され、その前面直径線上
2箇所に駆動ピン43bを固設している。この駆動ピン
43bはフランジ43aが回転しなから凹部a2に弾性
的に嵌め込まれて行(とき、凹部a2の奥壁に開設され
ている中心軸線周り4箇所の受動孔a3の直径線上で対
向するどれかの組に嵌り込み、回転駆動力をリールal
に伝達するようにしている。
駆動軸43は、そのフランジ43aと筒軸本体42の先
端との間に働かせたばね28によって、筒軸本体42に
対し常時前方への最大進出位置にあるよつ付勢され、フ
ランジj3aの凹部a2 への弾性的嵌め込み作用を行
う。
一方、筒軸本体42は、リング27外周の水平な直径線
上2箇所に突設されたピン271)と、装填部2裏に固
設された・左右一対の回り止めガイド金具29との間に
動かせたばね30によって、ばね28を介しMタイプリ
ール駆動軸43を第3図、第4図のリール駆動位置に保
つよう付勢されている。
これに対し揺動フレーム25の下段支持片25aにはソ
レノイド31が連結され、ソレノイド31かオンされた
とき揺動フレーム25を後方へ揺動させ、はね30に抗
し筒軸本体42を後退させ、 駆動軸43 、44を第
1図リール非駆動位置に保つようにしている。このリー
ル非駆動位置は、別のソレノイド32にピン33と長孔
34との嵌り合いで連結されたストッパー35が下段支
持片25aの自由端に係合することでなされる。
ストッパー35はその途中が軸支36され、揺動フレー
ム25のリール非駆動位置への揺動時、先端フック部3
5aが通過する下段支持片25aに一旦押し上げられた
後自重で下動して下段支持片25aとの前記係合を行う
ANSIタイプリール駆動軸44は、四角柱形状に形成
されており、Mタイプリール駆動軸43の先端フランジ
43aがロールフィルムカートリッジBのリールb1側
面に圧着した状態でリールb1の四角形の角孔b2に最
大してリールblを駆動するに充分な量だけ、フランジ
43aから突出可能で、しかもMタイプ駆動軸43がリ
ールa1と駆動可能に連結するときフランジ4.3aの
前面から突出しない状態を採り得る。
押圧子5は装填部2の前壁裏面にはね37によりリール
駆動軸4側へ付勢して設けられ、カートリッジAやBが
装填されるとき先端テーパ一部5aに押圧を受けて後退
し、装填されたカートリッジAそのものないしカートリ
ッジBに収容されているリールb1をリール駆動軸4に
対し第8図。
第9図の如く押し付け、Mタイプリール駆動軸43とリ
ールa1、ANSIタイプリール駆動軸44とリールb
lのどちらの連結状態をも確実なものとする。
巻取リール3は、モータ38とギヤ連結39した駆動軸
40に装着され、駆動軸40はモータ38と共にフレー
ム対41に保持されている。
Mタイプフィルム先端送り出し機構6は、第10図に仮
想線で示されているように、Mタイプフィルムカートリ
ッジAの窓a4に対し矢符口方向に出入りするように設
けられたがイドローラ42により、リールa1に巻回し
ているフィルムF1 の先端のリーダーfを送り出す。
ガイドローラ42は、第2図及び第5図に示されるよう
に、水平軸43で枢支されたベルクランク型レバー44
の一端に軸支され、軸43上の中間プーリ45を介して
モータ70により適時駆動されるベルト伝動系46.7
1によって駆動される。レバー44はその他端に働かせ
たばね47によりガイドローラ42を窓a4外の待機位
置に常時位置させるよう付勢されると共に、他端に連結
しているソレノイド48の働きによってはね47に抗し
ガイドローラ42を窓a4内に臨ませるようにされてい
る。
ANSIタイプフィルム先端送先端口機構7は、第11
図て仮想線で示されているように、ANSIタイプフィ
ルムカートリッジBの底部長孔b3に対し矢符凸方向に
出入りされる駆動ベルト49と、カートリッジBの前部
フィルム送り出し口b4に対し矢符二方向に出入りされ
るガイドベルト50とで、リールblに巻回しているフ
ィルムF2の先端を送り出す。
駆動ベルト49は、第2図及び第5図に示すようにフレ
ーム51に保持された横設駆動軸52上のブーU32a
と、駆動軸52に基部が枢支された二股支持レバー53
の作動腕53a先端部上プーリ54、欣。
との間に張設されると共に、横設駆動軸52端部6プー
IJ52bに巻回されたベルト駆動系72を介し、適時
回転駆動される。二股支持レバー53は、その受動腕5
3bを、上端を軸支55されると共にロータリソレノイ
ド56とはね57で連結された揺動レバー58の下端部
上揺動ピン58aに受けられ、ソレノイド56オン時に
レバー58の揺動によりピン58aにより持ち上げまた
オフ時に持ち下げられて、駆動ベルト49を前記長孔b
3に対し出入りさせる。 。
ガイドベルト50は、装填部2の後壁から突設された軸
59に基端を枢支された支持レバー60先端のU字形折
返し上向き片60a外面の上下プーリ61.62間に張
設されている。軸59上には駆動軸52とギヤ連結63
されたプーリ64が空転可能に設けられ、支持レバ−6
0先端U字状部内でプーリ62の回転軸65上に設けら
れている従動プーリ66と前記プーリ64との間にベル
ト67が張設されて、ガイドベルト50も駆動ベルト4
9と共に駆動軸52により同時駆動されるようにしてい
る。支持レバー60は、二股支持レバー53の受動腕5
3bとばね68で連結され、二股支持レバー53が駆動
ベルト49を長孔b3に出入りさせるのに伴い、ガイド
ベルト50もフィルム送り出し口b4に対し同時的に出
入りさせるようにしている。
以上のロールフィル今キャリアを装備した合板76は、
基台77に対し長孔78とピン79との嵌り合いによる
案内で光学系に対して前後移動可能に保持され、基台7
7に固設されたラック80が台板76の窓76aから台
板76上へ臨み、合板76上に設置されたピニオン81
と噛み合わされている。
ピニオン81は、台板76上のフレーム8゛2に取付け
られたモータ83に直結され、モータ83の駆動により
合板76が前後動されてロールフィルムF1    。
やF2の投影部前後位置を調節できるようにしている。
装填部2内には、上下一対のカートリッジ検出スイッチ
84.85が第1図仮想線のように設けられ、装填され
るカートリッジA、Bに対し第7図一点鎖線および二点
鎖線のように対向し、上部スイッチ84はカートリッジ
A、Bどちらの装填によっても押動されて、カートリッ
ジAやBの装填を検出するのに対し、下部スイッチ85
は、カートリッジAの装填のみによって押動され、スイ
ッチ84の押動を条件として、スイッチ85が押動され
たか否かにより装填されたカートリッジのタイプを検出
可能とする。
第12図は本実施例における制御回路を示すもので、メ
モリ機能を備えたマイクロコンピュータ100によって
制御している。
巻取リール3を回転駆動するモータ38は、抵抗R+、
R2,R:+と共にブリッジ回路を形成しており、この
ブリッジ回路には、トランジスタ101を介して電圧可
変器104から電圧が印加されている。各抵抗R1,R
,2,R3の値は、モータ38の停止時において平衡状
態となるように設定されている。また、ブリッジ回路の
出力端子X、Yは抵抗R4,R5を介[7て差動増幅器
102に接続されており、この差動増幅器102はコン
パレータ103に接続されている。また、コンパレータ
103には、周波数を電圧に変換するF/V変換器10
4を介してエンコーダ12aか接続されており、コンパ
レータ103の出力端子はマイクロコンピュータ100
の入力ポートP■1に接続されている。
モータ38は、トランジスタ101をオンするこ乏によ
り回転駆動されるのであるか、この回転に伴ってモータ
38には逆起電力が発生する。この逆起電力はモータ3
8の回転数に比例して増加し、ブリッジ回路の出力端子
X、Y間にこれに応じた電位差を生じさせる。従って、
コンパレータ103には差動増幅器102からモータ3
8の回転速度に応じた電圧が入力される。一方、エンコ
ーダ12aはフィルムF1やF2の搬送速度に応じてパ
ルスを発生するため、コンパレータ103にはF/V変
換器103からフィルムF1やF2の搬送速度に応じた
電圧が入力される。コンパレータ103は、これらの電
圧を比較し、互いに一致した時、およびF/V変換器1
04、からの電圧か差動増幅器102からの電圧よりも
高くなった時に入カポ−)PIl  に信号を出力する
また、マイクロコンピュータ100の入力ボートには、
コンパレータ103からの出力のほかに、エンコーダ1
2a、カートリッジAやBの装填を検出するスイッチ8
4およびカートリッジAの装填のみを検出するスイッチ
85からの出力がそれぞれ入力され、一方、マイクロコ
ンピュータ100の出力ポートからは、巻取用のモータ
38を駆動するだめのトランジスタ101への信号のほ
かに、駆動軸4を復帰させるソレノイド31への信号、
駆動軸4を突出させるソレノイド32への信号2Mタイ
プフィルム先端送り出し機構6をセットするソレノイド
48への信号、ANSIタイプフィルム先端送先端口機
構7をセットするソレノイド56への信号、先端送り出
し機構6,7を回転駆動させるモータ70を駆動する信
号およびモータ38への印加電圧を変更する信号がそれ
ぞれ出力されている。
モータ38の回転速度は、電圧可変器105への入力信
号に応じて印加電圧が変更されることにより可変である
以下、第13図(a)および[b)を参照しなからロー
ディング動作について説明する。
カートリッジAやBを装填部2へ装填すると、カートリ
ッジAやBは、押圧子5をばね37に抗し・押しj−退
□けながら装填部2へ進入し、第1図および第2図の仮
想線位置に位置決めされる。この状態で前記スイッチ8
4.85が装填カートリッジのタイプに応じて押動され
る。スイッチ84か押動されたことを確認すると(ステ
ップ■)、第1図、第6図に示すソレノイド32をオン
(ステップ■)し、ロールフィルムのロープインク動作
全開始する。
ソレノイド32がオンされると、ストッパー35は揺動
フレーム25の下段支持片25aから外れ、揺動フレー
ム25はフリーな揺動可能状態となる。
揺動フレーム25がフリーになると、リール駆動軸4に
おける筒軸本体42がそれに働く両側のばね30の付勢
により第4図に示す位置へ押し出され、カートリッジA
に対しては先端フランジ43a がリールa1の凹部a
2に、また、カートリッジBに対しては駆動ピン43b
がリールb1の側面凹部b5に嵌り込んでリールal、
blを位置決めする。
リールal、b1が位置決めされたことを、ソレノイド
32のオンと共にスタートされた遅延タイマの終了(ス
テップ■、■)によって確認すると、モータ17をオン
する(ステップ■)と共に、ソレノイド48もしくはロ
ータリンレノイド56をオンしくステップ■、■)、フ
ィルム先端送り出し機構を一旦作用可能位置ヘセットす
る。
ここで、装填カートリッジのタイプ判定はスイッチ85
からの信号に基いて行なっており(ステップ■)、Mタ
イプカートリッジAが装填されている場合、ソレノイド
48のオンによりMタイプフィルム先端送り出し機構6
のガイドローラ42がカートリッジAの窓84部に入り
込んでリーダーfの外周面に接触し、一方、ANSIタ
イプフィルムBが装填されている場合、ロータリンレノ
イド56のオンによりANSIタイプフィルム先端送先
端し機構7の駆動ベルト49、ガイドベルト50がカー
トリッジBの長孔b3およびフィルム送り出し口b4部
に入り込んでフィルムF2の外周面に接触する。
カートリッジAやBのリールa1.blには、リール駆
動軸43.44が矢符へのフィルム送り出し方向とは逆
方向に回転しながら圧接されているため、リールa1.
blもまた従動回転しようとする。しかし、カートリッ
ジAか装填されている場合には、ガイドローラ42がフ
ィルムF1の外周面に接触してリールa1の回転を阻止
するため、リール駆動軸43の先端の駆動ビン43bが
凹部a2の奥壁に対し圧接円移動して一組の受動孔a3
へ第8図の如く嵌合する。また、カートリッジBが装填
されている場合には、駆動ベルト49とガイドベルト5
0がフィルムF2の外周面に接触してリールb1の回転
を阻止するため、リール駆動軸44はリールb1の角孔
b2開口部に圧接回転して第9図の如く嵌合する。
この際、受動孔a3が4箇所、また角孔b2が四角形で
あることから、駆動軸43.44を1/4  回転させ
るだけで嵌合を行なうことができ、必要以上の圧接回転
を伴なわないために圧接嵌合部の摩耗や相互削り取り、
それに基因して発生する微粉によりフィルムを傷めると
いった不都合を防止できる。
なお、本実施例において、リール駆動軸43+ 44は
一旦す−ルalやblに当接した後に回転を開始するた
め、その回転速度に係りなく確実に嵌合されるが、リー
ルalやす、へのダメージ軽減のために低速回転される
ことが好しい。
前記した嵌合完了を、モータ17のオンと共にスタート
させた嵌合タイマめ終了(ステップ■、[F])によっ
て確認すると、ソレノイド48やロータリーソレノイド
56を一旦オフしてフィルム先端送り出し機構を非作用
位置に復帰させ(ステップ■)、モータ17の回転速度
を高速に切換えてフィルムの巻き締めを行なう(ステッ
プ■)。
フィルムFtやF2の巻き締めは、次のフィルム送り出
し駆動に対するフィルムの先端応答性を高めるためのも
ので、モータ17の切換えと共にスタートされた巻締タ
イマが終了するまでの一定時間行なわれる(ステップ0
,0)。フィルム巻き締め後、モータ17はオフされ(
ステップ@)、カートリッジのタイプに応じてソレノイ
ド48もしくはロータリンレノイド56がオンされて再
びフィルム先端送り出し機構が作用位置ヘセットされる
(ステップ[F]、0.0)。フィルム送り出し機構6
や7が作用可能位置に達したとき、モータ7oが駆動さ
れてガイドローラ42や駆動ベルト49.ガイドベルト
50が駆動される(ステップ0)。なお、この際駆動軸
4の回転はフリーとなっている。
カートリッジAが装填されている場合、一旦巻   ゛
き締められたフィルムF1にガイドローラ42によって
フィルム送り出し回転を与える。この回転は    ゛
フィルム先端の先端に効率よく伝わると共に、フ   
 ゛イルムF1の先端は腰の強い幅広リーダーfであ 
  □って、フィルム巻回外への外部進行性をもってフ
    □イルム送り出し口a5に向うから、送り出し
口a5へ無理なく確実に送り出される。この際他のフィ
ルム先端送り出し機構7は非作用位置に退避させられて
いて、前記フィルムF1の先端送り出しに何ら影響しな
い。
カートリッジBが装填されている場合、一旦巻き締めら
れたフィルムF2にベルト49によっテフィルム送り出
し回転を与える。この回転は、フィルムF2の先端に効
率よく伝わるものの、フィルムF2の先端に引き出し用
リーダはなく腰が弱いため、フィルムFlの場合よりも
やや応答性が悪い。しかし、フィルムF2の先端が位置
するフィルム巻回外周部に機構7の駆動ベルト49が接
してフィルム送り出し方向に回転するから、フィルムF
2の先端は迅速かつ確実にカー1− IJッジB内をフ
ィルム送り出し口b4へ向わせられる。フィルムF2の
先端は送り出し口b4へ達しても、腰が弱くフィルム巻
回外への外部進行性が低いために、フィルム巻回外周部
から余り離れようとしないが、フィルム送り出し口b4
下部に臨むガイドベルト50により送り出し口b4外へ
蹴り出される。この際他のフィルム先端送り出し機構6
は非作用位置に退避させられていて、前記フィルムF2
先端の送り出しに何ら影響しない。
これらのロールフィルム送り出し動作か正常に行なわれ
たかを確認するために、モータ70 のオンと共にジャ
ムタイマIをスタートさせている。
(ステップ■)。このジャムタイマ■は、ロールフィル
ムの先端がガイドローラ12を通過する際に回転を開始
するエンコーダ12aからの信号に基いてリセットされ
るもので、所定時間を経過してもガイドローラ12が回
転しない時にジャムとして判断しジャム処理を行なう(
ステップΦ、0)。
ジャムタイマ■の終了前にエンコーダ12aの回転開始
を検出したならは(ステップ■)、フィルムF1やF2
の先端を摩擦力を利用して巻取り−ル3へ巻き付けるべ
く、モータ38をフィルム送り出し速度よりも速い速度
で回転駆動する(ステップ@)。
カートリッジAJPBから送り出されたフィルムFlや
F2の先端は、ガイド板8上に乗り、フィルム送り出し
駆動の継続でガイドローラ12を含む搬送径路14を通
じ、既に回転を開始している巻取リール3に達する。こ
の際、ガイドローラ対11は先端にリーダーを持たず進
行性の悪いフィルムF2に対して挾持搬送するよう圧接
され、フィルムF2の巻取リール3への送り付けを確実
に達成させる。また、先端にリーダーfを持った進行性
の良いフィルムF1に対してローラ対11は離隔され、
リーダーfはラフに案内されるだけで搬送径路14をス
ムーズに進んで巻取リール3に達し、ローラ対11の挾
持によってかえって疲労し腰を弱くしたりしないように
される。
ここで、フィルム先端の巻取リール3への巻き付は終了
検出について詳しく述べる。
モータ38により巻取方向へ回転駆動されている巻取リ
ール3は、到着するフィルムF1やF2をその先端から
摩擦力を利用して巻き付けるため、フィルムの巻取リー
ル3への巻き付きが確実になるに従ってモータ38の回
転速度は遅くなり、第12図に示す差動増幅器102か
らの出力は低下する。
一方、ガイドローラ12は、フィルムの”移・動に伴っ
て回転するため、フィルムが巻取り−ル3へ巻き付くに
従ってエンコーダ12aの回転速度は速くなり、F/V
変換器104からの出力は上昇する。
そして、フィルムの巻取り−ル3への巻き付きが確実に
なされ、巻取リール3の回転速度とフィルムの搬送速度
とが一致し、差動増幅器102からの出力とF/V変換
器104からの出力が一致した時点でコンパレータ10
3から巻き付は終了を示す信号が出力される。
これらのフィルム先端巻き付は動作が正常に行なわれた
かを確認するために、モータ38 のオンと共にジャム
タイマ■をスタートさせている(ステップ■)。このジ
ャムタイマ■は、前記したコンパレータ103からの信
号に基いてリセットされるもので、所定時間を経過して
もフィルム搬送速度と巻取リール3の回転速度とが一致
しない時にジャムとして判断しジャム処理を行なう(ス
テップ0.@)。
ジャムタイマHの終了前にコンパレータ1o3からの信
号を検出したならば(ステップの)、次ノ検索動作へ移
行させるべくソレノイド48やロータリンレノイド56
及びモータ70をオフしてフィルム先端送り出し機構6
,7を非作用位置へ復帰、停止させると共にモータ38
をオフしてローディング動作を終了する。
次いで、モータ17およびモータ38の選択的駆動によ
り、ローディング後のフィルムF1やFzを巻き取りま
たは巻き戻ししながら所定駒が投影位置に(るようにし
、所定駒の閲読やプリントを行なう。なお、この検索動
作は従来のものと同様のため、その説明は省略する。
続いて、第13図(C)を参照しながら巻き戻し動作(
以下、リワインドと記す)について説明する。
巻き戻し信号が図示しない操作部から入力されると(ス
テップ0)、モータ17をオンして巻き戻し方向へリー
ル駆動軸4を高速回転させ、カートリッジAやBのリー
ルal、blへフィルムF1゜F2を巻き戻す(ステッ
プ@)。
フィルムF1やF2が巻き戻されてその先端がガイドロ
ーラ12から外れたことをエンコーダ12aの停止によ
り確認すると(ステップ■)、モータ17をオフして巻
き戻し回転を終了すると共にソレノイド31をオンして
リール駆動軸43.44を第1図に示すリール非駆動位
置へ引き戻す(ステップ■、[相])。リール駆動軸4
を支持する揺動フレーム25の下段支持片25aが第6
図に示すようにストッパ35に係合したことを、ソレノ
イド31  のオンと共にスタートされた遅延タイマの
終了によって確認したならば(ステップ■、@)、ソレ
ノイド48をオンしてMタイプロールフィルム先端送り
出し機構6を作用位置へ一時的に移動させる(ステップ
@)。
カートリッジAが装填されている場合、送り出し機構6
の移動によりガイドローラ42か窓a4を通ってフィル
ムFlのリーダーfに当接する。
この状態において、リール駆動軸4との嵌合が既に解除
されているため、ガイドローラ42を介したソレノイド
48からの付勢力によりカートリッジAは装填部2から
押し出され突出した状態となる。
また、カートリッジBが装填されている場合、送り出し
機構6の移動によりガイドローラ42がフィルム送り出
し口b4の上方側面に当接し、カートリッジAの場合と
同様にガイドローラ42 を介したソレノイ・ド48か
らの付勢力によりカートリッ   □ジBは装填部2か
ら押し出され突出した状態となる。
このように、フィルム巻戻しと同時にカートリッジAや
Bを飛び出させる構成であるため、リワインド終了の確
認が容易であるばかりでなく、次のカートリッジとの交
換も迅速に行なうことができる。
本実施例においては、リール駆動軸4の嵌合タイミング
とソレノイド48 、56のオンタイミングとの遅延を
遅延タイマを用いて行なっているが、これに限ることな
くダンパ等を用いることにより機械的に行なってもよい
また、リール駆動軸4の回転開始タイミングについても
、リール駆動軸4の位置決め後に限ることなく、それ以
前の駆動軸4の移動開始と共にオンしてもよい。この場
合には、圧接時におけるリール駆動軸の空回りを避ける
ために低速回転が好しい。
さらに、カートリッジを押し出す機構についても、Mタ
イプロールフィルム先端送り出し機構6を作動させるの
ではなく、別設したレバーとソレノイドを作動させるよ
うにしてもよい。
(以下余白) 発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明は、収容   □
リールにリール駆動軸が回動押圧される際に規制   
□手段によってリールの回転を阻止するため、収容リー
ルへのリール駆動軸の嵌合をなめらかに、且つ確実に行
なうことができ、リールや駆動軸の摩耗、相互剤υ取り
に基因して発生する微粉によシ   :フィルムを傷め
ることもなく、リールの耐久性を   、も向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すロールフィルムキャ
リアの全体斜血図、第2図はフィルム先   :端送り
出し機構の拡大斜面図、第3図はリール駆   ゛動軸
の縦断面図、第4図はリール駆動軸の平面図、第5図は
フィルム先端送り出し機構の駆動系を示す斜視図、第6
図はリール駆動軸の進退動作関連   ′手段の斜面1
図、第7図は各タイプフィルムカート   □′リッジ
とカートリッジタイプ検出スイッチとの関   □係を
示す一部斜面図、第8図はMタイプフィルム   ゝカ
ートリッジ装填時のリール駆動軸連結状態を示す断面図
、第9図はANSIタイプフィルムカートリッジ装填時
のリール駆動軸連結状態を示す断面図、第10図はMタ
イプフィルムカートリッジのリール取出し状態を示す斜
面図、第11図はANSIタイプフィルムカートリッジ
のリール取出し状態を示す斜面図、第12図は本実施例
における制御回路を示す概略図、第13図(a) 、 
(b) 、 (C)はその動作を説明するフローチャー
トである。 2・・フィルムカートリッジ装填部、6・・・Mタイプ
フィルム先端送り出し機構(規制手段)、7・・・AN
SIタイプフィルム先端送先端し機構(規制手段)、1
7・・・モータ、48・・・ンレノイド、56・・・ロ
ータリンレノイド、105・・・電圧可変器、a1+b
1・・・リール。 出願人    ミノルタカメラ株式会社第7図 第2図    第2図 第1θ図 第1/図 第72図 夛ら ム3 図 (C)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、装填されたフィルムカートリッジの収容リールにリ
    ール駆動軸を回動押圧して嵌合連結し、リール駆動によ
    るロールフィルムの巻戻しを行なうロールフィルム搬送
    装置において、 収容リールもしくは収容リールに巻回されたロールフィ
    ルムに対し接離可能に設けられ、接触状態において収容
    リールの回動を阻止する規制手段と、 収容リールにリール駆動軸が回動押圧される際に前記規
    制手段を作動させる手段と、 を備えたことを特徴とするロールフィルム搬送装置。 2、規制手段が収容リールからロールフィルムの先端を
    送り出す送り出し部材であることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のロールフィルム搬送装置。 3、嵌合時におけるリール駆動軸の回転速度がロールフ
    ィルム巻戻し時における回転速度よりも低速であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のロールフィル
    ム搬送装置。
JP17816585A 1985-08-12 1985-08-12 ロ−ルフイルム搬送装置 Pending JPS6238442A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17816585A JPS6238442A (ja) 1985-08-12 1985-08-12 ロ−ルフイルム搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17816585A JPS6238442A (ja) 1985-08-12 1985-08-12 ロ−ルフイルム搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6238442A true JPS6238442A (ja) 1987-02-19

Family

ID=16043754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17816585A Pending JPS6238442A (ja) 1985-08-12 1985-08-12 ロ−ルフイルム搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6238442A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8050820B2 (en) 2005-10-07 2011-11-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8050820B2 (en) 2005-10-07 2011-11-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4370041A (en) Combination photographing and developing apparatus
US5287136A (en) Photographic camera having an improved film transport mechanism
JPS6238442A (ja) ロ−ルフイルム搬送装置
JPH095947A (ja) 巻かれた写真フィルムのカートリッジを容器に挿入する方法及び装置
JPS6238444A (ja) ロ−ルフイルム搬送装置
US5721610A (en) Film image pickup device
JPS6238443A (ja) ロ−ルフイルム搬送装置
US5014929A (en) Film strip feeding apparatus
JPS61231533A (ja) ロ−ルフイルム搬送装置
JPS5823349A (ja) ビデオテ−プレコ−ダの高速移送モ−ド設定機構
JPS61284744A (ja) ロ−ルフイルム搬送装置
US5897070A (en) Automatic film unloading apparatus and intermediate film takeup cartridge of automatic film developing apparatus
JPH08262560A (ja) カメラのカートリッジ装填装置
JPS61233730A (ja) ロ−ルフイルム搬送装置
JPS61233729A (ja) ロ−ルフイルム送り出し装置
US4432509A (en) Apparatus for feeding film
JPH0968750A (ja) カメラ及びカートリッジ移動装置
JP2004192713A (ja) テープドライブ装置
US6526016B1 (en) Transport mechanism for optical disc cartridge
JP2872641B2 (ja) カートリッジ排出装置
JP2872640B2 (ja) カートリッジ装填/排出装置
JP2603540B2 (ja) フイルム搬送装置
JPS61284743A (ja) ロ−ルフイルム搬送装置
JP2000056402A (ja) フィルム収納マガジンとネガキャリアとこれらを備えた写真焼付装置
JPH0141743Y2 (ja)