JPS6238151Y2 - - Google Patents

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JPS6238151Y2
JPS6238151Y2 JP1981006807U JP680781U JPS6238151Y2 JP S6238151 Y2 JPS6238151 Y2 JP S6238151Y2 JP 1981006807 U JP1981006807 U JP 1981006807U JP 680781 U JP680781 U JP 680781U JP S6238151 Y2 JPS6238151 Y2 JP S6238151Y2
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JP
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tube holes
row
fins
fin
plate
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JP1981006807U
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JPS57165980U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案はプレートフインにスリツトフインを設
けたプレートフイン型熱交換器の改良に関す
る。
(ロ) 従来の技術 従来、この種熱交換器として第1図に示す如
き構成を有したものが知られている。即ち、
1′はプレートフインで、空気流れ方向Wと直
交する方向に形成された複数の管穴A1…,B1
…,C1…からなる管穴列を下流側管穴列の管
穴が上流側管穴列の管穴間に位置する如く空気
流れ方向に複数列設け、空気流れ方向と直交す
る方向に隣接する管穴間に複数のスリツトフイ
ン31′〜34′を設けることにより、熱交換効率
を向上させることが行われている。尚、スリツ
トフインとはプレートフイン1′に一対の切込
みを入れこの切込み間を立上げることにより形
成したものであり、管穴には熱交換パイプ2が
挿通固定される。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 このように熱交換パイプ2をプレートフイン
1′に千鳥状に配設したプレートフイン型熱交
換器において、従来のスリツトフイン31′〜3
4′は管穴列の中心線Xa,Xb…に対して対称に
設けられていた為に、プレートフイン1′の管
穴の下流域、例えば破線ハツチングで示す部分
Z′が広く残つてしまい、この部分の熱交換効率
が良くないので、熱交換効率を十分に向上させ
ることができないものであつた。
この為、特開昭52−136447号公報で提示され
ているように切起しルーバを管穴間に幅一杯に
設けるようにしたものが試みられていたが、フ
インに管穴の列が対称に設けられている為、風
下側の管穴の下流域には円弧状の切起しルーバ
が存在せず、この部分の熱交換効率が悪い問題
点を有していた。
又、実開昭51−10656号公報で提示されてい
るように、伝熱管(熱交換パイプ)よりフイン
の空気入口端までの寸法を、出口端までの寸法
より大きくしたクロスフイン形熱交換器(プレ
ートフイン型熱交換器)が試みられていたが、
伝熱管の下流域には空気が流れない死んだ部分
が空気流れ方向に沿つて細長く残つてしまい、
熱交換効率が悪い問題点を有していた。
本案はかかる問題点を解決したプレートフイ
ン型熱交換器を提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 プレートフインと、このフインの管穴を貫通
し千鳥状に配設される熱交換パイプとから構成
され、前記プレートフインには空気流れ方向と
直交する方向に形成された前記管穴の列を空気
流れ方向に複数設けると共に、各列の管穴の間
に複数のスリツトフインを空気流れ方向に沿つ
て形成したプレートフイン型熱交換器におい
て、最後列の管穴がプレートフインの風下側端
縁と隣接するように管穴の各列の位置をプレー
トフインの風下側端縁側にずらすと共に、前記
複数のスリツトフインをこのフインのうちの風
上側スリツトフインが管穴の列間の中央線より
も風上側に位置するように管穴の列の中心線に
対して非対称に設けるようにしたものである。
(ホ) 作 用 熱交換パイプが3列設けられたプレートフイ
ン型熱交換器において、最前列の管穴の下流域
部分には中央列の熱交換パイプの存在により空
気がある程度流れると共に中央列の管穴の下流
域部分には最後列の熱交換パイプの存在により
空気がある程度流れるが、最後列の管穴の下流
域部分には空気がほとんど流れない。
(ヘ) 実施例 第2図及び第3図に基づいて説明すると、プ
レートフイン1に空気流れ方向と直交する方向
に設けられる管穴A1,A2,A3の列と管穴B1
B2の列と管穴C1,C2,C3の列の夫々の位置を
最後列の管穴C1,C2,C3がプレートフイン1
の風下側端縁と隣接するようにプレートフイン
1の風下側端縁側にずらすと共に、これら各列
の管穴の間に設けられる複数のスリツトフイン
〜3をこのフインのうちの風上側スリツ
トフイン3が管穴の列間の中央線Y1,Y2
りも風上側に位置するように管穴の列の中心線
Xa,Xb,Xcに対して非対称に設けることによ
り、最前列の管穴A1,A2,A3と中央列の管穴
B1,B2の下流域部分Zを狭くすると共に、最
後列の管穴C1,C2,C3の下流域部分を更に狭
くするようにしている。
このように構成したのは、最前列の管穴
A1,A2,A3の下流域部分には千鳥状に配設さ
れた中央列の熱交換パイプの存在により、又、
中央例の管穴B1,B2の下流域部分には千鳥状
に配設された最後列の熱交換パイプの存在によ
り空気が管穴A1,A2,A3,B1,B2の後側に回
り込んである程度流れるが、最後列の管穴
C1,C2,C3の下流域部分には空気がほとんど
流れないことを考慮したからで、空気が流れに
くい管穴の下流域の平坦な部分は極力狭くなり
熱交換効率の向上が図られる。
尚、第2図の実施例ではスリツトフイン3
〜3の管穴近傍部分O1,P1…を管穴C2,C3
…周囲に沿つて流れる空気の流れW1に対しス
リツトフインの前縁(空気の流れ方向に対して
前)が略直交するように屈曲させ、管穴周囲の
熱交換効率を向上させるようにしているが、本
案はこれに限定されず第4図の如くスリツトフ
イン3〜3の管穴近傍部分を屈曲させなく
ても良い。
(ト) 考案の効果 本案によれば、最後列の管穴がプレートフイ
ンの風下側端縁と隣接するように管穴の各列の
位置をプレートフインの風下側端縁側にずらす
ことによつて、最後列の管穴の空気が流れにく
い下流域部分を極力狭くするようにしたので、
熱交換効率を向上させることができる。
しかも、複数のスリツトフインをこのフイン
のうちの風上側スリツトフインが管穴の列間の
中央線よりも風上側に位置するように管穴の列
の中心線に対して非対称に設けたので、最前列
及び中央列の管穴の熱交換効率が悪い平坦な下
流域部分も狭くなり、熱交換効率を更に向上さ
せることができる。
又、本案によれば、例えば管穴3列のプレー
トフインを切断して管穴2列と1列のプレート
フインを製作してもスリツトフインが切断され
ないのでフイン強度が弱くならないと共に、こ
の形態でも全ての管穴の下流域の平坦な部分が
狭くなり、フイン強度と熱交換効率が優れた異
形のプレートフインを同一金型を用いて製造す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示すプレートフイン型熱交換
器の要部縦断面図、第2図は本案の一実施例を示
すプレートフイン型熱交換器の要部縦断面図、第
3図は第2図の−線断面図、第4図は本案の
他の実施例を示すプレートフイン型熱交換器の要
部縦断面図である。 1……プレートフイン、A1,B1,C1……管
穴、3〜3……スリツトフイン、Xa,Xb…
…管穴の列の中心線、Y1,Y2……管穴の列間の
中央線、W……空気流れ方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレートフインと、このフインの管穴を貫通し
    千鳥状に配設される熱交換パイプとから構成さ
    れ、前記プレートフインには空気流れ方向と直交
    する方向に形成された前記管穴の列を空気流れ方
    向に複数設けると共に、各列の管穴の間に複数の
    スリツトフインを空気流れ方向に沿つて形成した
    プレートフイン型熱交換器において、最後列の管
    穴がプレートフインの風下側端縁と隣接するよう
    に管穴の各列の位置をプレートフインの風下側端
    縁側にずらすと共に、前記複数のスリツトフイン
    をこのフインのうちの風上側スリツトフインが管
    穴の列間の中央線よりも風上側に位置するように
    管穴の列の中心線に対して非対称に設けたことを
    特徴とするプレートフイン型熱交換器。
JP1981006807U 1981-01-20 1981-01-20 Expired JPS6238151Y2 (ja)

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JP1981006807U JPS6238151Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20

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JPS57165980U JPS57165980U (ja) 1982-10-19
JPS6238151Y2 true JPS6238151Y2 (ja) 1987-09-29

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ID=29805081

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2508631Y2 (ja) * 1990-05-16 1996-08-28 ダイキン工業株式会社 熱交換器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5110656B2 (ja) * 1971-09-29 1976-04-06
JPS5175250A (ja) * 1974-12-25 1976-06-29 Hitachi Ltd Netsukokanki
JPS52136447A (en) * 1976-05-12 1977-11-15 Hitachi Ltd Heat exchanger

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5110656U (ja) * 1974-07-10 1976-01-26

Patent Citations (3)

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JPS57165980U (ja) 1982-10-19

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