JPS6238077Y2 - - Google Patents

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JPS6238077Y2
JPS6238077Y2 JP1982001786U JP178682U JPS6238077Y2 JP S6238077 Y2 JPS6238077 Y2 JP S6238077Y2 JP 1982001786 U JP1982001786 U JP 1982001786U JP 178682 U JP178682 U JP 178682U JP S6238077 Y2 JPS6238077 Y2 JP S6238077Y2
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JP
Japan
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rotor
notch
waste
drain
outlet
Prior art date
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JP1982001786U
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English (en)
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JPS58104494U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はドレンコツクに係り、特に内部に処理
液を満たした容器下部に設けることにより、容器
内に生じた廃棄物を処理液を交換することなく、
随時除去し得るようにしたドレンコツクに関す
る。
例えば、揚物食品を製造する調理容器にあつて
は、時間の経過とともに内部に油粕等の廃棄物が
溜り、これが内部の油を劣化させたりするため、
定期的にこの廃棄物を除去する必要がある。従来
この廃棄物の除去は一旦製造作業を中断して手作
業にて行うか、或は一定時間使用した油を全て廃
棄物とともに排出し、新しい油に交換することで
成されていたが、斯る方法では作業効率が低下す
るにみならず、非常に不経済でもあつた。
本考案は上記の如き問題に鑑み、これを有効、
且つ合理的に解決すべく成されたもので、その目
的とする所は、容器内部に生じた廃棄物を他の作
業を中断することなく、且つ容器内部の処理液を
交換することなく、随時有効に除去し得るように
したドレンコツクを提供するにある。
斯る目的を達成すべく本考案は、ドレンコツク
を容器下部への上向きの取付口、フイルタ付斜め
下向きのドレン排出口及び下向きの廃棄物排出口
を互いに異なる角度位置に設けて成る両端を閉塞
した円筒状の函体と、該函体内部に回転自在に嵌
合保持されると共に、円周面の一個所に前記取付
口、ドレン排出口及び廃棄物排出口のいずれかの
みに連通自在な切欠部を有して成る断面中空円形
の回転子とから構成され、該回転子内部に該回転
子が前記切欠部の切欠口内面と連続し、かつ該切
欠部が前記ドレン排出口に連通された状態で最下
部に水平状に位置する肉盛部を設け、該回転子内
部を前記函体の取付口、ドレン排出口及び廃棄物
排出口に、切欠部を介して順次連通自在にしたこ
とをその要旨とする。
以下に本考案の一実施例を添付図面に基づいて
詳述する。
第1図は本考案に係るドレンコツクの平面図、
第2図、第3図、第4図は作動状態を示す第1図
−線断面図、第5図は第2図−線断面図
である。
図中1は水平配置された函体であり、該函体1
の上部には上方に開口する取付口2が、下部には
下方に開口する廃棄物処理口3が、又側部には斜
め下方に開口するドレン排出口4が夫々一体に成
形されており、上記取付口2は容器最下部(図示
せず)等にボルト結合され、廃棄物排出口3は廃
棄物回収容器(図示せず)等に接続され、又ドレ
ン排出口4は所定メツシユのフイルタ5及び油抜
コツク6を介して不図示のドレン配管等に接続さ
れている。又上記函体1の中央部は有底円筒の一
部を構成しており、これの内径部は第5図に示す
如くテーパ状に成形されている。
上記函体1の中央部には円周面の一個所にのみ
切欠部7を有するテーパ円筒状の回転子8が回転
自在、且つ気密にテーパ嵌合し、この回転子8よ
り突出する一方の回転軸9は函体1の側壁1aを
貫通して外部に臨み、該回転子8は上記回転軸9
の端部に螺合するナツト10にて函体1に固定さ
れている。又回転子8より突出する他方の回転軸
11にはハンドル12が嵌合し、該ハンドル12
は回転軸1の端部に螺合するナツト13にて回転
子8にこれと一体に回転すべく固定されている。
第2図、第3図、第4図中14は肉盛部であ
り、回転子8内部に前記切欠部7の回転方向にお
ける切欠口内面7aと連続し、かつ切欠部7がド
レン排出口4と対向した状態で最下部に水平状に
位置するように形成されている(第3図)。
また、最下部に水平状に位置した肉盛部14の
上面はドレン排出口4の底面部4aよりもやや上
方に位置するため回転子8内部の油は全て確実に
排出される。
第5図中15はシールリングである。
上記函体1と回転子8間には第5図に示す如く
空間Sが形成され、函体1の側壁1aには油抜線
16が螺着せしめられ、空間Sは油抜栓16及び
油抜コツク17を介して油回収ラインに連通して
おり、一方回転子8の側壁8aには円孔18が穿
設され、回転子8の内部と空間Sとは円孔18を
介して相連通している。
次に本ドレンコツクの作用について説明する。
今このドレンコツクは図示しない油容器の最下
部に第2図に示す如き状態で固定されており、こ
の時油抜コツク6,17は共に全閉状態にあるも
のとする。斯る状態にては回転子8の内部はこれ
8の切欠部7を介して上部の油容器内部に連通し
ているため容器内部に生じた油粕等の廃棄物はこ
の回転子8内部の底に溜る。
一定時間経過後、ハンドル12を第2図中反時
計方向(同図中矢印イ方向)に所定角度回転せし
め、第3図に示す如く回転子8の切欠部7をドレ
ン排出口4の位置に一致せしめれば、回転子8の
内部は容器内部との連通を断たれ、回転子8の肉
盛部14は最下部に位置する。斯る状態から油抜
コツク6を開ければ、回転子8内の油はドレン排
出口4からフイルタ5及び油抜コツク6を通過し
て外部へ排出され、結局回転子8内の底、即ち最
下部に位置する肉盛部14上にはフイルタ5を通
過し得なかつた所定粒度以上の廃棄物が溜まる。
次に更にハンドル12を第2図中反時計方向に
所定角度回転せしめ、第4図に示す如く回転子8
の切欠部7を最下位に位置せしめれば、ドレン排
出口4は回転子8外周で閉塞され、廃棄物排出口
3が切欠部7を介して回転子8内部と連通状態と
なり、かつ回転子の肉盛部14が前記廃棄物に対
して垂直状に起立するため肉盛部上面に溜つた廃
棄物は廃棄物排出口3を経て完全に外部に排出除
去される。
更にハンドル12を同方向に回転せしめ、回転
子8を第2図に示す如き位置に復帰せしめれば、
回転子8内部と容器内部は切欠部7を介して再び
連通状態となり、容器内部で生ずる廃棄物の回転
子8内への蓄積が再開され、以後前述と同様の操
作を繰り返せば、他の作業を中断することなく、
効率よく容器内の廃棄物を外部に排出することが
できる。依つて該回転子8を一回転させることに
より油と廃棄物の分離をスムーズに行うことがで
きる。
尚、第2図の状態にて油抜コツク17を開けれ
ば、容器内の油を外部へ排出することができる。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、ド
レンコツクを容器下部への上向きの取付口、フイ
ルタ付斜め下向きのドレン排出口及び下向きの廃
棄物排出口を互いに異なる角度位置に設けて成る
両端を閉塞した円筒状の函体と、該函体内部に回
転自在に嵌合保持されると共に、円周面の一個所
に前記取付口、ドレン排出口及び廃棄物排出口の
いずれかのみに連通自在な切欠部を有して成る断
面中空円形の回転子とから構成され、該回転子内
部に該回転子が前記切欠部の切欠口内面と連続
し、かつ該切欠部が前記ドレン排出口に連通され
た状態で最下部に水平状に位置する肉盛部を設
け、該回転子内部を前記函体の取付口、ドレン排
出口及ぴ廃棄物排出口に、切欠部を介して順次連
通自在にしたことにより、流体中に含まれていて
当該流体よりも比重の大きい粒状物質等の廃棄物
を回転子内に前記取付口及び切欠部を通して流れ
や圧力のポテンシヤルを利用することなく自重に
より自然沈降させて一定量貯留させることがで
き、また回転子を所定角度回転させ切欠部をドレ
ン排出口の位置に合わせると肉盛部上面がドレン
排出口の下面より上方に位置するので該肉盛部上
面に粒状物質等の廃棄物を載せた状態で当該廃棄
物と流体とを分離して流体のみを全て完全にドレ
ン排出口から外部へ排出することができ、さらに
回転子を所定角度回転させ切欠部を廃棄物、排出
口の位置に合わせると前記肉盛部が該排出口に対
して垂直状となるので肉盛部上の粒状物質等の廃
棄物が廃棄物排出口から外部に全て確実に排出す
ることができ、しかも上記廃棄物の貯留、ドレン
の分離排出及び廃棄物のみの排出なる3つの動作
を回転子の回転操作のみで連続的にすることがで
きるので、容器内部からの廃棄物の排出を流体の
流れや他の作業を中断させることなくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案に係るドレンコツクの平面図、第2図〜
第4図は作動状態を示す第1図の−線断面
図、第5図は第2図の−線断面図である。 1……函体、2……取付口、3……廃棄物排出
口、4……ドレン排出口、5……フイルタ、6,
17……油抜コツク、7……切欠部、7a……切
欠口内面、8……回転子、16……油抜栓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器下部への上向きの取付口、フイルタ付斜め
    下向きのドレン排出口及び下向きの廃棄物排出口
    を互いに異なる角度位置に設けて成る両端を閉塞
    した円筒状の函体と、該函体内部に回転自在に嵌
    合保持されると共に、円周面の一個所に前記取付
    口、ドレン排出口及び廃棄物排出口のいずれかの
    みに連通自在な切欠部を有して成る断面中空円形
    の回転子とから構成され、該回転子内部に該回転
    子が前記切欠部の切欠口内面と連続し、かつ該切
    欠部が前記ドレン排出口に連通された状態で最下
    部に水平状に、位置する肉盛部を設け、該回転子
    内部を前記函体の取付口、ドレン排出口及び廃棄
    物排出口に切欠部を介して順次連通自在にしたこ
    とを特徴とするドレンコツク。
JP178682U 1982-01-12 1982-01-12 ドレンコツク Granted JPS58104494U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP178682U JPS58104494U (ja) 1982-01-12 1982-01-12 ドレンコツク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP178682U JPS58104494U (ja) 1982-01-12 1982-01-12 ドレンコツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58104494U JPS58104494U (ja) 1983-07-15
JPS6238077Y2 true JPS6238077Y2 (ja) 1987-09-29

Family

ID=30014790

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP178682U Granted JPS58104494U (ja) 1982-01-12 1982-01-12 ドレンコツク

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JP (1) JPS58104494U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54111131A (en) * 1978-02-20 1979-08-31 Shin Meiwa Ind Co Ltd Opening and closing valve
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JPH038337U (ja) * 1989-06-14 1991-01-25

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JPS58104494U (ja) 1983-07-15

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