JPS623805Y2 - - Google Patents

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JPS623805Y2
JPS623805Y2 JP1980060625U JP6062580U JPS623805Y2 JP S623805 Y2 JPS623805 Y2 JP S623805Y2 JP 1980060625 U JP1980060625 U JP 1980060625U JP 6062580 U JP6062580 U JP 6062580U JP S623805 Y2 JPS623805 Y2 JP S623805Y2
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JP
Japan
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paper
manuscript
lines
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ink
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JP1980060625U
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JPS56163534U (ja
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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電気記録式騰写原紙製版装置(以下
単に製版装置という)に用いる原稿用紙に関し、
特に熱によつて減色または消色する案内枠や罫線
(以下画線という)を有する原稿用紙にかかわ
る。
一般にこの種の製版装置は文字や図形等の情報
を記載した原稿用紙の紙面に光線を照射して、紙
面より反射する光量を受光器により受光すると共
に、この受光器により電気信号を変換された情報
信号を増幅器により増幅し、得られた信号によつ
て電気記録式騰写原紙に放電記録することにより
原稿に対応した騰写用の原紙が製版できるように
なつている。また上記製版装置に用いる原稿には
原稿を容易に作成する際の目安として画線が予め
表示されているが、これら画線は製版時には全く
必要のないものである。このため従来では原稿用
紙上の画線は製版する際受光器が感知しない程度
の薄いインクなどで表示したり、また予め鉛筆な
どで画線を表示して原稿作成後これを消去する方
法が採られている。しかし前者の薄いインクなど
で表示されたものにあつては原稿作成時にも見難
いため、原稿作成者が早期に疲労すると共に、印
刷初期のように画線が濃く印刷されているような
場合はこれを受光器が感知することもあるので、
原稿用紙印刷の際のインク濃淡管理が大変であ
る。また受光器の経時変化により受光器の感度が
変つたり、また原稿用紙製造メーカによつても画
線濃度のバラツキがあるなどから、原稿用紙を使
用する際にも神経を使う必要があるなどの不具合
があつた。また後者の画線を鉛筆などで記入する
方法は、その都度画線を描いたり、またこれを消
去するのが面倒であると共に、原稿自体を鉛筆で
書いた場合、画線のみを消去するのは困難であ
り、原稿の一部が消えたりし鮮明な騰写原紙が得
られなくなる不具合があつた。
この考案はかかる従来の不具合を改善する目的
でなされたもので原稿用紙上の画線を熱を加える
ことによつて減色または消色するインクにより表
示した電気記録式騰写原紙製版装置用原稿用紙を
提供して原稿の作成を容易とすると共に、画線な
どが記録されることのない鮮明な騰写原紙が得ら
れるようにしたものである。
以下この考案の一実施例を図面を参照して詳述
する。図において1は原稿用紙4の基材で、この
基材1上にマイクロクリスタリンワツクスを薄く
塗布して剥離層2が形成されており、この剥離層
2の表面にエチルアルコール69部、エチルセルロ
ース6部、ガムロジン10部、ゲルオールD(新日
本理化製)3部、高級アルコール2部及びフタロ
シアニングブルー10部よりなるインクによつて所
定の画線3が印刷などの手段で表示されている。
上記画線3の濃度は一般の印刷物と同程度の例え
ば青色である。勿論他の色でもよい。
次に上記原稿用紙4を用いて原稿を作成した
後、吸収性のよい吸取り紙5を第2図に示すよう
に重ねて、その上から150℃に加熱したアイロン
で押圧して原稿用紙4全体を加熱すると共に、そ
の後吸取り紙5を剥離したところ、上記インクに
より表示された画線3のすべては吸取り紙5側に
第3図のように転写されて、原稿用紙4′上には
きわめて薄い画線3の痕跡が残る程度で、ほとん
ど着色は見られなかつた。次にこの原稿用紙4′
を市販の製版装置(GOM−608型、学研製)に取
付けてビニールフアツクス原紙(アジア原紙製)
に放電製版したところ、画線3の全く記録されな
い鮮明な騰写原紙が得られた。
また第4図以下は別の実施例を示すもので、上
質紙よりなる原稿用紙8の基材6の表面に没食子
酸6部、P−フエニルフエノール4部、クリスタ
ルバイオレツトラクトン2部及びガムロジン1
部、高級アルコール1部、エチルセルロース5
部、トルオール30部よりなるインクを用いて方眼
罫7を印刷などの手段で表示した。この方眼罫7
の濃度は一般の印刷物と同程度の例えば青色であ
る。勿論他の色でもよい。
次に上記原稿用紙8を用いて原稿を作成した
後、その上から160℃に加熱したアイロンを押圧
したところ、上記方眼罫7は消色され原稿作成時
の情報のみが後へ残つた。次にこの原稿用紙8′
を市販の騰写フアツクス(SH−600型)に取付け
て、ビニールフアツクス原紙(アジア原紙製)に
放電製版したところ方眼罫7の全く記録されない
鮮明な騰写原紙が得られた。
この考案は以上詳述したように、原稿用紙の紙
面に加熱することにより減色または消色するイン
クによつて画線を表示したことから、原稿作成の
際これら画線が目安となつて原稿の作成が容易に
行なえると共に、上記画線は通常の印刷物と同等
の濃度を有することから、原稿作成者が早期に疲
労することもない。また画線を印刷する際にも一
般の印刷物と同等の濃度管理をすればよいことか
ら、管理が容易となると共に、不良品の発生率も
低減する。また上記画線は加熱によりほとんど消
滅することから原紙製版の際原紙に記録されるこ
ともなく、これによつて鮮明な騰写原紙が容易に
得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
す断面図、第4図及び第5図は他の実施例を示す
平面図である。 1は基材、3は画線、4は原稿用紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙面上に加熱することによつて減色または消色
    するインクにより画線を表示してなる電気記録式
    騰写原紙製版装置用原稿用紙。
JP1980060625U 1980-05-06 1980-05-06 Expired JPS623805Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980060625U JPS623805Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980060625U JPS623805Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06

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Publication Number Publication Date
JPS56163534U JPS56163534U (ja) 1981-12-04
JPS623805Y2 true JPS623805Y2 (ja) 1987-01-28

Family

ID=29655055

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JP1980060625U Expired JPS623805Y2 (ja) 1980-05-06 1980-05-06

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JPS56163534U (ja) 1981-12-04

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