JPS6237924A - 基板加熱用ヒ−タ及びそれを用いた基板加熱方法 - Google Patents

基板加熱用ヒ−タ及びそれを用いた基板加熱方法

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JPS6237924A
JPS6237924A JP17789585A JP17789585A JPS6237924A JP S6237924 A JPS6237924 A JP S6237924A JP 17789585 A JP17789585 A JP 17789585A JP 17789585 A JP17789585 A JP 17789585A JP S6237924 A JPS6237924 A JP S6237924A
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JP
Japan
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substrate
heater
heating
heat
heating substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP17789585A
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English (en)
Inventor
Yoshinao Kato
加藤 由尚
Yasunori Ando
靖典 安東
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、真空中で半導体等の基板を加熱するのに用
いられる基板加熱用ヒータ及びそれを用いた基板加熱方
法に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
例えば分子線エピタキシー装置等において、真空中で例
えばGaAs等の半導体の基板を加熱するのに、従来か
ら第4図あるいは第5図に示すような方法が採られてい
る。
第4図においては、例えばモリブデンから成る有底円筒
形の基板ホルダ2を用いて、それの外側底面に基板1を
例えばインジウムで全面にロウ付けすることによって、
当該基板1の保持と基板1と基板ホルダ2との間の熱伝
達を図っている。これは、基板1を基板ホルダ2の外側
底面に単に取り付けただけでは、ミクロ的に見れば両者
間に多くの間隙があって十分な熱伝達が得られないから
である。なお図中の3は基板加熱用のヒータである。
ところが上記のような加熱方法は、インジウムによる基
板1の汚染が起こるためクリーンではなく、しかも後工
程でインジウムの除去処理が必要であるため量産向きで
ないという問題がある。
そのため現状では、第5、図に示すように、リング状の
基板ボルダ4に基板1を装着し、当該基板1を直接、ヒ
ータ3からの輻射熱で加熱する方法が採られている。な
お図中の5は、基板固定用の例えばモリブデンから成る
押え板である。
ところが上記のような加熱方法では、基板1が例えばG
aAs等の化合物半導体の場合には赤外線の透過率が高
いものが多いため、■基板lの加熱に長時間(例えば1
〜2時間)を要する、■温度の均一性が容易に達成され
ず、デバイス化した場合にそれが特性のバラツキとなっ
て表れる、等の問題がある。
また特殊な場合には、第5図の方法において、基板1の
裏面に金属膜をコーティングして熱線吸収の向上を図っ
ているけれども、その場合には余分な前処理を要すると
共に他の金属で基板1を汚染するという問題が生じる。
そのため、量産指向の分子線エピタキシー装置等におい
ては、クリーンであって余分な前後処理を必要とせず、
しかも迅速に基板を加熱することができる手段が求めら
れていた。
そこでこの発明は、上記のような要望に応えることがで
きる基板加熱用ヒータ及びそれを用いた基板加熱方法を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明の基板加熱用ヒータは、発熱体の少なくとも基
板側の表面に基板と同系の材料を設けていることを特徴
とする。
またこの発明の基板加熱方法は、真空中で基板を加熱す
るにあたり、発熱体の少なくとも基板側の表面に基板と
同系の材料を設けた第1のヒータと、そのような材料を
設けていない第2のヒータ、とを用い、初めに第1のヒ
ータで基板を加熱し、次いで第2のヒータで基板を更に
加熱することを特徴とする。
〔作用〕
この発明の基板加熱用ヒータにおいては、発熱体に基板
と同系の材料を設けることによって、基板の吸収スペク
トルに合った輻射線がヒータから放出される。そのため
基板の迅速な加熱が行われる。
またこの発明の基板加熱方法におていは、初めに第1の
ヒータによって基板温度が迅速に立ち上げられ、次いで
第2のヒータによって基板が例えば所定温度にまで加熱
される。これによって、基板が迅速に加熱されると共に
、第1のヒータの長寿命化が図られる。
〔実施例〕
第1図は、この発明の一実施例に係る基板加熱用ヒータ
の一使用態様を示す断面図である。第4図および第5図
と同等部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この例では第5図のヒータ3の代わりに、例えばタンタ
ル、モリブデン、タングステン等の高融点材料から成る
発熱体7の表面を、基板1と同系(同種を含む)の材料
から成るコート層8で覆ったヒータ6を用い、これを基
板1に接近(密接)させて基板1を輻射熱で加熱するよ
うにしている。
上記ヒータ6からは、コート層8の存在によって、基板
1の吸収スペクトルに合った輻射線が放出されるため、
基板1の迅速な加熱が行われる。
特に基板1がGaAs、GaP等のような化合物半導体
の場合には、赤外線の透過率がSi等の場合に比べて高
いため、ヒータ6のコート層8に基板1と同じGaAs
、GaP等の半導体材料を用いて、発熱体7からの輻射
線スペクトルを長波長側にシフトさせて基板1の吸収ス
ペクトルに合わせるようにすると、従来のヒータ3に比
べて一層迅速かつ均一に基板1を加熱することができる
例えば、GaAsの基板1の温度が所定温度(例えば8
00℃)で安定するまでの時間は、第5図に示した従来
例に比べてGaAsのコート層8を有するヒータ6を用
いたものでは1/2〜1/4程度にまで短縮される。し
かも上記し−タ6によれば、従来のように基板1にロウ
付け、金属膜のコーティング等の処理を施す必要がない
ため、クリーンであって余分な前後処理を必要としない
第2図は、この発明の他の実施例に係る基板加熱用ヒー
タの一使用態様を示す断面図である。この実施例のヒー
タ6は、基板1と同系(同種を含む)の材料から成る加
熱用基板9の基板1とは反対側の面に、例えばタンタル
、モリブデン、タングステン等の高融点材料から成る発
熱体7をロウ付は、コーティング、蒸着等によって設け
たものである。この加熱用基板9も上記実施例と同様に
、例えば基板1がG a A s、 G a P等の化
合物半導体の場合には、それと同し半導体(A料で形成
するのが好ましい。
そして、基板1の加熱は、ヒータ6の加熱用基板9側を
基板1に接近(密接)させて行う。その場合、ヒータ6
からは、加熱用基板9が発熱体7によって加熱されるこ
とによって基板lの吸収スペクトルに合った輻射線が放
出されるため、第1図の実施例と同程度の時間で迅速に
基板1を輻射加熱することができる。
尚、第1図あるいは第2図のいずれのヒータ6において
も、当該ヒータ6が所定の高温度(例えば800°C程
度)以上に達すると、コート層8あるいは加熱用基板9
0材利が熱分解する可能性があるため、赤外領域での熱
線の透過率の高い高融点セラミックス材料等でコート層
8あるいは加熱用基板9の表面を更にコーティングして
二重層とし、コート層8あるいは加熱用基板9の熱分解
、蒸発を抑制するようにするのが好ましい。そのように
すれば、当該ヒータ6の長寿命化を図ることができる。
そのためのコーティング材料としては、例えばBN膜、
BNC膜等が採り得る。
次に上記のようなヒータ6を用いた基板加熱方法の例を
第3図を参照して説明する。この加熱方法においては、
第1のヒータである上記ヒータ6と、第2のヒータであ
る従来型のヒータ3の両方を用いる。そして、ヒータ6
を基板1の昇温時の前半に用い、その後さらに所定温度
にまで基板1を加熱するのにヒータ3を用いる。この場
合、ヒータ6はこの図のように、基板1の前面に配置し
て基板1をその前面から加熱するようにした方がスペー
ス的に有利である。これは、例えば分子線エピタキシー
装置において基板1にエピタキシャル成長させる場合、
ヒータ6は、初期加熱が終了してエピタキシャル成長さ
せる段階で基板1の前面から移動させて成長を妨げない
ようにすれば良いからである。
上記のような加熱方法においては、ヒータ6は基板1の
吸収スペクトルに合った輻射線を放出するため、前段階
の加熱において基板1の温度が迅速に立ち上げられる。
しかもそれに伴って基板1の熱線吸収スペクトルが短波
長側にシフトするため、後段のヒータ3による加熱が容
易になる。そして後段においては、ヒータ6を用いずに
ヒータ3を用いて基板1を所定の高温度にまで加熱する
ため、前述したようにヒータ6に更にコーティングを施
さなくても、ヒータ6のコート層8や加熱用基板9の材
料が熱分解するという事態を回避することができる。そ
れゆえ上記のような加熱方法によれば、基板1を迅速に
加熱することができると共に、ヒータ6の長寿命化をも
図ることができる。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明に係る基板加熱用ヒータによれば
、クリーンであって余分な前後処理を必要とせず、しか
も迅速かつ均一に基板を加熱することができる。
またこの発明に係る基板加熱方法によれば、基板を迅速
に加熱することができると共に、基板加熱用ヒータの長
寿命化をも図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る基板加熱用ヒータ
の一使用態様を示す断面図である。第2図は、この発明
の他の実施例に係る基板加熱用ヒータの一使用態様を示
す断面図である。第3図は、この発明の一実施例に係る
基板加熱方法を説明するための基板回りの断面図である
。第4図および第5図は、それぞれ、従来の基板加熱方
法を説明するための基板回りの断面図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空中で基板を加熱するのに用いられるヒータで
    あって、発熱体の少なくとも基板側の表面に基板と同系
    の材料を設けていることを特徴とする基板加熱用ヒータ
  2. (2)真空中で基板を加熱するにあたり、発熱体の少な
    くとも基板側の表面に基板と同系の材料を設けた第1の
    ヒータと、そのような材料を設けていない第2のヒータ
    とを用い、初めに第1のヒータで基板を加熱し、次いで
    第2のヒータで基板を更に加熱することを特徴とする基
    板加熱方法。
JP17789585A 1985-08-12 1985-08-12 基板加熱用ヒ−タ及びそれを用いた基板加熱方法 Pending JPS6237924A (ja)

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