JPS6236773A - オ−トチエンジヤ機構付記録媒体走査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、複数の記録媒体、例えばカセットテープを
順次自動的に再生可能にするオートチェンジャ機構付記
録媒体走査装置に関する。

［従来技術］ 一般にこの種の記録媒体走査装首は、複数のカセットテ
ープを収納可能なマガジン〈ケース）が、モータ等の駆
動により、各カセットテープが記録媒体走査装置本体挿
入口位置に配置されるように移動可能に設けられている
と共に、前記装置本体挿入口位置に゛配置されたカセッ
トテープを装置本体内に送り込み、かつ装置本体内のカ
セットテープをマガジン内に送り出すいわゆる送り機構
が設けられている（例えば　ＭＴＬ−１０５ＯＮＹＳＴ
ＥＲＥＯＣＡＳＳＥＴＴＥ　　ＰＬＡＹＥＲ）［発明が
解決しようとする問題点］ しかしながら、このようなオートチェンジミツ機構付記
録媒体走査装置にあっては、走査装置本体とマガジンと
の間を移動させる送り機構が走査装置本体側に設けられ
ているため、走査装置本体が大型化し、かつヘッドクリ
ーニングや装置本体の大型化による装置本体の交！に等
のメインテナンスがしすら（、またオートチェンジャ機
構付専用の装置本体が必要であることから、オートチェ
ンジヤ機構のない通常の記録媒体走査装置を転用できな
いことによるメンテンスの不利もある。

この発明はこのような従来の問題点に着目して創案され
たもので、オートチェンジャ機構付専用の記録媒体走査
装置本体を必要とすることなく、したがって装置本体が
大型化せず、ヘッドクリーニング等のメンテナンスも容
易にできるオートチェンジャ機構付記録媒体走査装置の
提供を目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この目的を達成するためにこの発明は、記録媒体が複数
収納されたケースを、各記録媒体が少なくとｂ再生機能
を有する記録媒体走査ｉ置本体の記録媒体挿入口位置に
配置されるように記録媒体走査装置本体に対し移動可能
に設け、前記記録媒体挿入口位置に配置された記録媒体
を記録媒体走査装置本体内に送り込むと共に、記録媒体
走査装置本体内の記録媒体をケース内に送り出す送り機
構を備えたオートチェンジャ機構付記録媒体走査装置に
おいて、前記送り機構を前記ケースの収納部側に設けた
ものである。

［作用］ 記録媒体が複数収納されたケースを記録媒体走査装置本
体に対し移動させ、前記複数の記録媒体のうちの一つが
装置本体の挿入口位置に配置されたら、ケースの収納部
側に設けられた送り機構がこの記録媒体を装置本体内に
送り込み、装置本体により記録媒体の再生等を行なう。

記録媒体の再生等が終了したら、前記送り機構がこの記
録媒体をケース内に戻す。この記録媒体がケースに戻っ
たらケースは再び装置本体に対し移動し、次の記録媒体
が上記と同様に移動して再生等がなされ、順次この動作
が繰り返される。

［実施例］ 以下、この発明の実施例を図面に基づぎ説明する。

第１図は自動車に車載されるオートチェンジャ機構付の
カセットテープデツキ１（すなわち記録媒体走査装置、
以下単にデツキと呼ぶ）の平面図で、デツキ本体３の右
側部には、第４図に示すカセットテープＣが５本収納さ
れるマガジン（ケース）７が第１図中の上部開口部９ａ
から挿入されるマガジン収納部９が設けられている。

マガジン７は、内部にカセットテープＣの挿入部が図中
上下方向に５つ設けられており、下から順にテープナン
バー“１″〜“５″となっている。

更にマガジン７の上面７ａにはハンドル１１が取付けら
れ、このハンドル１１はマガジン７をマガジン収納部９
に収納する際に、上面７ａと略同−面上になるように回
動可能となっている。

上記デツキ本体３とマガジン収納部９とを有するデツキ
１は第５図に示す車室内のセンタコンソール１３内に車
両後方側（図中の矢印Ｒ方向）をデツキ本体３として設
置されている。デツキ１がセンタコンソール１３内に設
置された状態でのマガジン収納部９の開口部９ａの上方
のセンターコンソール１３には、開口部９ａを車幅方向
に開閉可能な蓋１５が取付けられている。この蓋１５の
車両後方側すなわちデツキ本体３上方のセンタコンソー
ル１３には、車両前後方向に開閉する蓋１７が取付けら
れたマガジン収納スペース１９が形成されている。この
マガジン収納スペース１９はマガジン７の未使用時に保
管する場所である。

センタコンソール１３のデッキ１設置部より車両前方側
には、デツキ１の操作パネル２１が更に前方にはシフト
レバ−２３がそれぞれ配設されている。

第１図に示すマガジン収納部９内には、図中で上下方向
に延設され外周に雄ねじが形成されたセンタシャフト２
５が左右方向略中央部に配設され、センタシャフト２５
左右両側にガイドシャフト２７．２９が設けられている
。センタシャフト２５の雄ねじに螺合するナツト部材３
１を備えたマガジン支持部材３３は、ガイドシャフト２
７．２９に案内されて上下方向に移動可能である。

センタシャフト２５の下端にはプーリ３５が装着され、
このプーリ３５は、マガジン収納部９の下部右側に取付
けられたモータ３７の駆動プーリ３９にベルト４１より
連結されている。すなわち、モータ３７を駆動させるこ
とでマガジン支持部材　゛３３が上下動してマガジン７
内の所定のカセットテープＣがデツキ本体の挿入口３ａ
位置で停止し選択される。

マガジン収納部９に対しデツキ本体３と反対側のマガジ
ン収納部９の右側部には、前記マガジン支持部材３３の
上下動により選択されたカセットテープＣをデツキ本体
３内に送り込み、かつデツキ本体３内からマガジン７側
に送り出す送り機構４２の駆動部４３が装着されている
。駆動部４３は、駆動プーリ４７を備えたモータ４９を
有し、駆動プーリ４７はベル５１を介して従動プーリ５
３に連動連結されている。従動プーリ５３は、マガジン
収納部９に対し回転可能で左右方向に延設されたメイン
シャフト５５の右先端に装着されている。

第２図は、第１図中でのマガジン７の上下動により選択
されたカセットテープＣを左右方向に移動させる送り機
構４２を第１図の■−■方向からみた矢視図である。メ
インシャフト５５の外周には雄ねじが形成され、この雄
ねじにはナツト部材（送り込み部材）５７が螺合し、メ
インシャフト５５の回転によりナツト部材５７はガイド
シャフト５９に案内されて左右方向に移動する。ナツト
部材５７の上端には爪６１が突出しており、これにより
カセットテープＣを左方向−すなわちデツキ本体３側へ
送り込む。デツキ本体３側へ送り込まれたカセットテー
プＣは、デツキ本体３の自動吸込み機構によりデツキ本
体３にセットされる構成となっている。

メインシャフト５５およびガイドシャフト５９の各左先
端は中央支持板６３に支持されており、この支持板６３
と更に左側方の側板６５との間には２本のガイドシャフ
ト６７．６９が延設されている。ガイドシャフト６７．
６９には、デツキ本体３のオートイジェクト機構が働い
てカセットテープＣがマガジン７側に排出された後、カ
セットテープＣをマガジン７側に送り出す送り出し部材
７１が左右方向に移動可能に設けられている。

送り出し部材７１の右側部には、中央支持板６３を貫通
し中央支持板６３に対し左右方向に移動可能に設けられ
た移動シャフト７３の一端が装着され、他端は前記ナツ
ト部材５７に装着されている。すなわち、カセットテー
プＣをデツキ本体３側に送り込むときとは逆方向にモー
タ４９を回転させることで、カセットテープＣは送り出
し部材７１によりマガジン７側に送り出されることにな
る。

送り出し部材７１の上部側にはブツシュレバー７５が右
方向に突出して装着され、このブツシュレバー７５の右
先端７５　ａがカセットテープＣに当接してカセットテ
ープＣを送り出す。ブツシュレバー７５は、第２図の底
面図である第３図に示すように、カセットテープＣをデ
ツキ本体３に送り込むときにはデツキ本体３の自動吸込
み機構が作動する前に二点鎖線図示のようにカセットテ
ープＣの移動通路から外れる位置に、またカセットテー
プＣをデツキ本体３からマガジン７に送り出すときはデ
ツキ本体３がオートイジェクトした後にカセットテープ
Ｃを押圧移動可能な実線図示の位置に、予れぞれビン７
７を中心に回動可能に設けられている。

また、ビン７７にはブツシュレバー７５を第３図中で反
時計方向に付勢する図示しないスプリングが設けられて
おり、前記のようなブツシュレバー７５の反時計方向の
回動は、ブツシュレバー７５がこのスプリングに付勢さ
れながら、図には表われていないが、ブツシュレバー７
５に設けられたガイドビンがガイドレールに案内されて
ガイドビンがガイドレールの変形部に入り込んだとぎに
行なわれる。同様に時計方向の回動はガイドビンがガイ
ドレールの変形部から扱は出したときに行なわれる。

次に、上記のように構成されたオートチェンジャ機構付
記録媒体走査装置の作用を説明する。まず、第４図に示
すようにカセットテープＣをマガジン７内に５本収納す
る。そして、第５図に示すように、このマガジン７をカ
セットテープＣの挿入ロアｂ側をデツキ本体３側に対向
させた状態でマガジン７の収納部側であるセンターコン
ソール１３内に収納する。

このとき、マガジン支持部材３３は第６図に示すように
マガジン７がマガジン収納部９の開口部９ａから若干突
出するような位置に待機している。

この状態でセンタコンソール１３の蓋１５を閉じ、５本
のカセットテープＣのうち適当なテープナンバを操作パ
ネル２１により選択すると、モータ３７が駆動してマガ
ジン７が下降する。このとき、例えばテープナンバ゛３
パを選択したとすると、第７図に示すように斜線を施し
たテープナンバ゛３パのカセットテープＣ３がデツキ本
体３の挿入口３ａに対向する位置となったところでモー
タ３７は停止しマガジン７の移動は停止する。

次に、モータ４９が駆動することでナツト部材５７が第
２図中で左方向に移動し、カセットテープＣ３をデツキ
本体３側に送り込む。このとき、送り出し部材７１もナ
ツト部材５７と共に同方向に移動し、カセットテープＣ
３によるデツキ本体３の自動吸込み機構が作動する前に
ブツシュレバー７５はカセットテープＣ３の移動通路か
ら外れ第３図の二点鎖線図示の位置に回動する。このた
め、カセットテープＣ３は自動吸込み機構によりデツキ
本体３内に挿入される際にブツシュレバー７５が邪魔に
なることはない。

このようにして、第８図に示すようにデツキ本体３内に
挿入されたカセットテープＣ３は、第９図のように下方
に移動してセットされ、カセットテープＣ３の再生が開
始される。

カセットテープＣ３の再生が終了すると、デツキ本体３
のオートイジェクト機構が作動し、カセットテープＣ３
はマガジン７側に押し出され、このオートイジェクト機
構の作動終了後にモータ４９が前記とは逆方向に回転し
、これによりブツシュレバー７５は第３図中で時計方向
に回動して実線位置に復帰すると共に、その右先端７５
ａがカセットテープＣ３に当接してカセットテープＣ３
をマガジン７内の元の位置に送り出し、モータ４９は停
止する。

その侵、操作パネル２１によりデツキ１の作動を停止さ
せる等しなければ、再びモータ３７が駆動しマガジン７
を下降させ、今度はテープナンバ°″４°゛のカセット
テープＣ４が選択されて、前記テープナンバ“３”のカ
セットテープＣ３と同様な動作が行なわれ、この動作は
テープナンバ１″〜１１５　ＩＩの順に繰り返される。

また、この繰り返し動作の途中に、操作パネル２１によ
り希望のテープナンバＯｎを選択することで、この希望
のカセットテープＣｎを適宜再生可能である。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、記録媒体走査装置本体
に対し記録媒体を出し入れする送り機構を記録媒体が複
数収納されるケースの収納部側に設けたため、記録媒体
走査装置本体は大型化することなくオートチェンジャ機
構のない既存のものを使用でき、かつヘッドクリーニン
グ等メンテナンスの面についても送り機構が走査装置本
体側に設けられている従来のものに比べ有利なものとな
る。

【図面の簡単な説明】

添付図面はこの発明の実施例に係わるもので、第１図は
自動車に車載されるカセットテープデツキの平面図、第
２図は第１図のＩＩ−ＩＩ矢視方向から見た送り機構の
正面図、第３図は第２図の底面図、第４図はマガジンへ
のガツトテープの挿入方向を示す斜視図、第５図はマガ
ジンの車室内センタコンソールへの収納方向を示す斜視
図、第６図〜第９図はカセットテープがオートチェンジ
される過程を示す作用説明図である。 ３・・・デツキ本体く記録媒体走査装置）３ａ・・・挿
入口　　　　　７・・・マガジン（ケース）９・・・マ
ガジン収納部　　４２・・・送り機構Ｃ・・・カセット
テープ（記録媒体） 特許出願人　　日産自動車株式会社 ＩＩ２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７１１１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録媒体が複数収納されたケースを、各記録媒体が少な
   くとも再生機能を有する記録媒体走査装置本体の記録媒
   体挿入口位置に配置されるように記録媒体走査装置本体
   に対し移動可能に設け、前記記録媒体挿入口位置に配置
   された記録媒体を記録媒体走査装置本体内に送り込むと
   共に、記録媒体走査装置本体内の記録媒体をケース内に
   送り出す送り機構を備えたオートチェンジャ機構付記録
   媒体走査装置において、前記送り機構を前記ケースの収
   納部側に設けたことを特徴とするオートチェンジャ機構
   付記録媒体走査装置。