JPS6236509Y2 - - Google Patents

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JPS6236509Y2
JPS6236509Y2 JP15976782U JP15976782U JPS6236509Y2 JP S6236509 Y2 JPS6236509 Y2 JP S6236509Y2 JP 15976782 U JP15976782 U JP 15976782U JP 15976782 U JP15976782 U JP 15976782U JP S6236509 Y2 JPS6236509 Y2 JP S6236509Y2
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JP
Japan
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liquid supply
mixed
mixing block
path
communication path
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JP15976782U
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JPS5965730U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は個別に供給された少なくとも2種類
の液体を相互に混合させて流出させるためのミキ
シングブロツクに関するものである。
例えばポリオールとイソシアネートとを混合し
て接着剤として使用する場合、これらの2液をミ
キシングブロツクに送り込んだ後、内周面にスパ
イラル溝を形成した混合管にて混合させつつミキ
シングブロツクから流出させているが、これらの
2液は互いに混合することにより接着剤として使
用可能な状態になり、また適正な配合割合いであ
れば、混合させた時点では急激な硬化は生じず、
低粘度の液体状態となつている。しかしながら前
記2液を境界面が生じるように静止状態で接触さ
せておくと、その境界面で反応が進行して高粘度
でかつ高粘着性の膜状生成物が生じる。この膜状
生成物は柔軟であるために攪拌によつて形状を変
え、ミキシングブロツクや流路の内壁に付着して
閉塞の原因となるので、従来では、前記2液の流
出を停止させた際のミキシングブロツク内でのそ
のような生成物の発生を極力少なくするために、
ミキシングブロツク内の流路を細くかつ短く設定
し、液の滞留量を少なくしている。しかしながら
たとえ少量であつても前記2液が界面で接触して
いれば、その界面で反応が生じて膜状の生成物が
発生し、前記2液の流出および停止を繰返すうち
にその膜状生成物が次第にミキシングブロツク内
に付着滞積し、ついには流路が閉塞してしまうお
それがあり、そのため従来では、定期的に分解掃
除を行なわなければならない問題があつた。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、分解掃除の必要がほとんどなく、しかもコン
パクトなミキシングブロツクを提供することを目
的とするものである。すなわちポリオールとイソ
シアネートとは同一容器内に静止状態で入れてお
くと、その比重差によつて2層に分離し、両者の
界面で反応が速やかに進行し、粘度および粘着性
の高いウレタンが界面に生じるが、両者を攪拌混
合した場合は、粘度および粘着性が直ちには増大
しない。
そこでこの考案は、内部に形成した2以上の液
体供給路を流出口側と流入口側との少なくとも2
個所で連通させて環状の流路を形成し、その環状
のうち各供給路を連通させる連通路内に、磁石に
よつて吸引される移動体を収容し、かつその連通
路の両端側に、交互にオン・オフ可能な電磁石を
配置し、これら電磁石によつて前記移動体を連通
路内で往復動させることにより、内部の液体を攪
拌混合するよう構成したことを特徴とするもので
ある。
以下この考案の実施例を添付の図面を参照して
説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す縦断正面図
であり、第2図はその側面図であつて、本体1の
下部に1対の流入ポート2,3が形成され、これ
ら各ポート2,3には、第1液供給管4と第2液
供給管5とがそれぞれ接続されており、また本体
1の上部に流出ポート6が形成され、その流出ポ
ート6には、内周面にスパイラル溝を構成した混
合管7が接続されている。一方の流入ポート2に
連通する第1流路8と他方の流入ポート3に連通
する第2流路9とは、流出ポート6側において本
体1の一方の側面から穿孔した連通路10によつ
て連通しており、その連通路10の本体1の側面
での開口部がプラグ11によつて密閉されてい
る。また第1および第2の各流路8,9は、流入
ポート2,3側において本体1の両側面から穿孔
した第2の連通路12によつて連通され、その第
2の連通路12の両端開口部がプラグ13,14
によつて密閉されている。したがつて第1および
第2の流路8,9は、流入ポート2,3側および
流出ポート6側において各連通路10,12によ
つて連通し、ここに環状流路15が形成されてい
る。
前記第2の連通路12には、磁石によつて吸引
される移動体例えば鋼球16が移動自在に収容さ
れており、またその第2の連通路12の両端部に
対応する本体1の側面に電磁石17,18がそれ
ぞれ配置され、第2の連通路12の開口端に嵌め
込んだプラグ13,14が各電磁石17,18の
磁極になつている。また、第1および第2の流路
8,9と第2の連通路12との交差部に、前記鋼
球16が、各流入ポート2,3側に落ち込むこと
を防止するため、前記プラグ13,14に取付け
た丸棒状のストツパー19,20が配置されてい
る。さらに各流入ポート2,3に接続した第1液
供給管4と第2液供給管5との先端部に、各供給
管4,5内への逆流を防止するための逆止弁2
1,22が配置されている。
つぎに上記のように構成したミキシングブロツ
クの作用を、ポリオールとイソシアネートとを混
合させる場合を例に採つて説明する。
第1液供給管4からポリオールを供給し、第2
液供給管5からイソシアネートを供給すると、こ
れらの2液は逆止弁21,22を押し開き、第1
および第2の流路8,9を経て連通路10内で混
合し、しかる後流出ポート6に接続した混合管7
内で更に混合されつつ所定個所に送り出される。
ポリオールおよびイソシアネートの供給を停止す
ると、逆止弁21,22が閉じるため、ミキシン
グブロツク内にこれらの2液が滞留し、そのまま
放置すると各液がその比重差によつて2層に分離
するが、上記のミキシングブロツクでは、前記各
電磁石17,18を交互にオン・オフすることに
より、前記鋼球16が第2の連通路12内を往復
動し、その結果ポリオールとイソシアネートとが
鋼球16に押されて環状流路15内を正逆両方向
に流動し、相互に攪拌・混合される。したがつて
上記のミキシングブロツクでは、2液の供給を停
止した際に、電磁石17,18を交互にオン・オ
フすることにより、内部に滞留した2液を混合・
攪拌させることができるので、ポリオールとイソ
シアネートとが境界面を伴つて分離することがな
く、その結果、粘性および粘着性の高い膜状生成
物が発生しないために流路の閉塞のおそれがな
く、それに伴い分解掃除などの面倒なメンテナン
スを省くことができる。
なお、上記の実施例では、第2の連通路12の
内部に鋼球16を収容した構成としたが、この考
案では、環状流路15のうち流出ポート6側の連
通路10内に鋼球16を収容し、それに合わせて
その連通路10の両端部側に電磁石を配置しても
よい。また移動体は鋼球16に限定されるもので
はなく、磁石によつて吸引し得るものであれば、
その形状は任意でよい。
以上の説明から明らかなようにこの考案のミキ
シングブロツクによれば、電磁石を交互にオン・
オフして移動体を環状流路内で移動させることに
より、内部に滞留した2液を相互に攪拌・混合さ
せることができ、したがつてポリオールとイソシ
アネートとを混合させて接着剤として使用する場
合であつても、流路内での膜状生成物の発生やそ
れに伴う付着物の発生を防止でき、その結果分解
掃除などの面倒なメンテナンスを省くことができ
る。また電磁石によつて移動体を往復動させる構
成であるから、特に大きな動力源を設ける必要が
なく、しかも全体の構成をコンパクトなものにす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す縦断正面
図、第2図はその側面図である。 1……本体、2,3……流入ポート、6……流
出ポート、8……第1流路、9……第2流路、1
0……連通路、12……第2の連通路、15……
環状流路、16……鋼球、17,18……電磁
石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体の内部に形成された2以上の液体供給路が
    流出口側と流入口側との少なくとも2個所で連通
    されて環状の流路が形成され、その環状の流路の
    うち前記各液体供給路を連通させる連通路内に、
    磁石によつて吸引される移動体が移動自在に収容
    され、かつ交互にオン・オフされる1対の電磁石
    が、前記移動体を収容した連通路の両端側に配置
    されていることを特徴とする攪拌装置を内蔵した
    ミキシングブロツク。
JP15976782U 1982-10-22 1982-10-22 撹拌装置を内蔵したミキシングブロツク Granted JPS5965730U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15976782U JPS5965730U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 撹拌装置を内蔵したミキシングブロツク

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15976782U JPS5965730U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 撹拌装置を内蔵したミキシングブロツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5965730U JPS5965730U (ja) 1984-05-02
JPS6236509Y2 true JPS6236509Y2 (ja) 1987-09-17

Family

ID=30351592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15976782U Granted JPS5965730U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 撹拌装置を内蔵したミキシングブロツク

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JP (1) JPS5965730U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6837653B2 (ja) * 2016-09-20 2021-03-03 大川原化工機株式会社 多流体処理器

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Publication number Publication date
JPS5965730U (ja) 1984-05-02

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