JPS62358B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62358B2 JPS62358B2 JP57011615A JP1161582A JPS62358B2 JP S62358 B2 JPS62358 B2 JP S62358B2 JP 57011615 A JP57011615 A JP 57011615A JP 1161582 A JP1161582 A JP 1161582A JP S62358 B2 JPS62358 B2 JP S62358B2
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- JP
- Japan
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- recess
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Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 12
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 8
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/08—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
- F04C18/082—Details specially related to intermeshing engagement type pumps
- F04C18/088—Elements in the toothed wheels or the carter for relieving the pressure of fluid imprisoned in the zones of engagement
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary-Type Compressors (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、油冷式のスクリユー圧縮機に関する
ものである。
ものである。
従来のこの種のスクリユー圧縮機たとえば特公
昭56―17559号公報に開示のものは、第１図に示
すように、ケーシング（図示せず）内に互いにか
み合う一対の雄ロータ１および雌ロータ２が矢印
３，４の方向にそれぞれ回転するように収納され
ており、両ロータ１，２の回転に伴つて雄ロータ
１の溝６および雌ロータ２の溝７内のガスは圧縮
され、吐出ポート５を経て吐出室（図示せず）に
吐出される。
昭56―17559号公報に開示のものは、第１図に示
すように、ケーシング（図示せず）内に互いにか
み合う一対の雄ロータ１および雌ロータ２が矢印
３，４の方向にそれぞれ回転するように収納され
ており、両ロータ１，２の回転に伴つて雄ロータ
１の溝６および雌ロータ２の溝７内のガスは圧縮
され、吐出ポート５を経て吐出室（図示せず）に
吐出される。
上記雄ロータ１および雌ロータ２が、図示の回
転位置にある場合、両ロータ１，２は点８〜１０
の３個所で理論的に接触している。通常は両ロー
タ１，２を円滑に回転させるために、前記接触部
分８〜１０には漏洩が余り大きくならない程度の
僅かな隙間が設けられている。
転位置にある場合、両ロータ１，２は点８〜１０
の３個所で理論的に接触している。通常は両ロー
タ１，２を円滑に回転させるために、前記接触部
分８〜１０には漏洩が余り大きくならない程度の
僅かな隙間が設けられている。
両ロータ１，２のかみ合い部分には、接触点
８，９と９，１０をそれぞれ両端にした空間１
１，１２がそれぞれ形成されており、その一方の
空間１１はロータ１，２の回転に伴つて容積が膨
張しつつ適宜溝状に形成され、この空間１１はロ
ータ１，２の他端で吸込側（図示せず）に連通し
ている。
８，９と９，１０をそれぞれ両端にした空間１
１，１２がそれぞれ形成されており、その一方の
空間１１はロータ１，２の回転に伴つて容積が膨
張しつつ適宜溝状に形成され、この空間１１はロ
ータ１，２の他端で吸込側（図示せず）に連通し
ている。
他方の空間１２は容積が収縮しつつ適宜溝状に
形成され、両ロータ１，２のロープ表面で囲まれ
ると共に、ロータ端部以外は外部に対して閉じた
空間に形成されている。前記のように空間１１は
吸込側に連通しているため、高圧の吐出ガスがそ
の空間１１に漏洩すると、圧縮ガスの損失となる
から吐出ポート５は空間１１に連通しないように
設けなければならない。
形成され、両ロータ１，２のロープ表面で囲まれ
ると共に、ロータ端部以外は外部に対して閉じた
空間に形成されている。前記のように空間１１は
吸込側に連通しているため、高圧の吐出ガスがそ
の空間１１に漏洩すると、圧縮ガスの損失となる
から吐出ポート５は空間１１に連通しないように
設けなければならない。
一方、吐出ポート５は吐出抵抗を減少させるた
め、吐出面積をできるだけ大きくする方が望まし
い。従来、吐出ポート５には前記相反する要求を
バランスさせるために、その吐出ポート５の中央
に点１３〜１５を結んで形成される突起部１６が
設けられている。通常、前記１３，１４間は接触
点８の軌跡に、点１４，１５間は接触点９の軌跡
にそれぞれ沿つて設定されている。
め、吐出面積をできるだけ大きくする方が望まし
い。従来、吐出ポート５には前記相反する要求を
バランスさせるために、その吐出ポート５の中央
に点１３〜１５を結んで形成される突起部１６が
設けられている。通常、前記１３，１４間は接触
点８の軌跡に、点１４，１５間は接触点９の軌跡
にそれぞれ沿つて設定されている。
上記のように吐出ポート５を設定すると、空間
１２はロータ１，２の回転によりある位置以上に
前進したところで、吐出ポート５から離れて流体
の出入口のない閉じた空間を形成する。この閉空
間１２はさらにロータ１，２の回転に伴つて容積
を減少し続けるから、閉止空間１２中に閉じ込め
られた液体は異常に加圧される。このためロータ
１，２は振動と騒音を発生するばかりでなく、ロ
ータおよびケーシングに過度に荷重が付加される
ので、極端な場合にはロータの損傷および軸受の
寿命短縮を招く恐れがある。
１２はロータ１，２の回転によりある位置以上に
前進したところで、吐出ポート５から離れて流体
の出入口のない閉じた空間を形成する。この閉空
間１２はさらにロータ１，２の回転に伴つて容積
を減少し続けるから、閉止空間１２中に閉じ込め
られた液体は異常に加圧される。このためロータ
１，２は振動と騒音を発生するばかりでなく、ロ
ータおよびケーシングに過度に荷重が付加される
ので、極端な場合にはロータの損傷および軸受の
寿命短縮を招く恐れがある。
上述の従来例では、閉止空間１２に液体が閉じ
込められるのを防止するために、第２図に示すよ
うにロータ１のロープ先端に凹部１７ａ，１７ｂ
が設けられている。これらの凹部１７ａ，１７ｂ
は閉じ込みを幾分緩和する効果があるが、凹部１
７ａ，１７ｂの大きさには自から制約がある。そ
の理由は、ロープ先端に凹部を設けると、この凹
部から閉じ込み時以外のときにも、流体ガスが漏
洩するので大きな損失を招くからである。したが
つて凹部１７ａ，１７ｂを余り大きくすることが
できないため、閉じ込み防止に対する効果は十分
でない。またロープ先端を前記のように複雑な形
状に形成すると、加工工具の寿命を縮めるから生
産性の見地からも好ましくない。
込められるのを防止するために、第２図に示すよ
うにロータ１のロープ先端に凹部１７ａ，１７ｂ
が設けられている。これらの凹部１７ａ，１７ｂ
は閉じ込みを幾分緩和する効果があるが、凹部１
７ａ，１７ｂの大きさには自から制約がある。そ
の理由は、ロープ先端に凹部を設けると、この凹
部から閉じ込み時以外のときにも、流体ガスが漏
洩するので大きな損失を招くからである。したが
つて凹部１７ａ，１７ｂを余り大きくすることが
できないため、閉じ込み防止に対する効果は十分
でない。またロープ先端を前記のように複雑な形
状に形成すると、加工工具の寿命を縮めるから生
産性の見地からも好ましくない。
また、実開昭54―104514号公報には、前記閉止
空間１２内の流体を吐出空間に逃がすことが示さ
れている。
空間１２内の流体を吐出空間に逃がすことが示さ
れている。
しかし、この先行技術の場合、吐出側端面から
見た際の閉止空間の幅は、狭くしかも、該閉止空
間の容積が零となつた瞬間から吸入側領域となる
ので、前記閉止空間の油を吐出空間に逃がすため
の噛込防止孔が、前記閉止空間が零となつた直後
から吸入側領域に位置することになり、噛込防止
孔がロータの溝部分に面している間は、吐出空間
と吸入側とが噛込防止孔を介して連通する。その
ため、噛込防止孔は吐出空間から吸込側に圧縮ガ
スを流す通路となつてしまう。
見た際の閉止空間の幅は、狭くしかも、該閉止空
間の容積が零となつた瞬間から吸入側領域となる
ので、前記閉止空間の油を吐出空間に逃がすため
の噛込防止孔が、前記閉止空間が零となつた直後
から吸入側領域に位置することになり、噛込防止
孔がロータの溝部分に面している間は、吐出空間
と吸入側とが噛込防止孔を介して連通する。その
ため、噛込防止孔は吐出空間から吸込側に圧縮ガ
スを流す通路となつてしまう。
本発明の目的は、閉止作動空間への液状閉じ込
みによつて生起される振動や騒音を解消する際に
吐出側から吸込側へのガス漏れを最小にできるス
クリユー圧縮機を提供することにある。
みによつて生起される振動や騒音を解消する際に
吐出側から吸込側へのガス漏れを最小にできるス
クリユー圧縮機を提供することにある。
本発明の特徴は、ケーシングのロータ吐出側端
面と対向する内壁面に、凹部を有し、この凹部の
輪郭の一部は、前記作動空間が吐出ポートと隔絶
されて閉止作動空間が形成されたときにおける雌
ロータの前記閉止作動空間を形成している溝の先
行クランク形状に実質的に沿う形状になつてお
り、前記作動空間が吐出ポートと隔絶されて閉止
作動空間となつた後に該閉止作動空間と前記凹部
とが連通されるものである。
面と対向する内壁面に、凹部を有し、この凹部の
輪郭の一部は、前記作動空間が吐出ポートと隔絶
されて閉止作動空間が形成されたときにおける雌
ロータの前記閉止作動空間を形成している溝の先
行クランク形状に実質的に沿う形状になつてお
り、前記作動空間が吐出ポートと隔絶されて閉止
作動空間となつた後に該閉止作動空間と前記凹部
とが連通されるものである。
上記の構成によれば、一対のロータがかみ合い
ながら回転して圧縮動作を行つている状態におい
て、吐出行程終了直前の作動空間が吐出ポートと
から隔絶され、閉止作動空間が形成された直後
に、該閉止作動空間と凹部とが連通し、該閉止作
動空間内の液体は凹部に流れ込むので、さらにロ
ータ回転が進行して該閉止作動空間の容積が収縮
しても液体の閉じ込みはなくなる。
ながら回転して圧縮動作を行つている状態におい
て、吐出行程終了直前の作動空間が吐出ポートと
から隔絶され、閉止作動空間が形成された直後
に、該閉止作動空間と凹部とが連通し、該閉止作
動空間内の液体は凹部に流れ込むので、さらにロ
ータ回転が進行して該閉止作動空間の容積が収縮
しても液体の閉じ込みはなくなる。
また閉止作動空間に閉じ込められる流体はほと
んどが液体（油）で占められ、閉止作動空間から
凹部に流れ込むのは、大部分が液体なので、凹部
（ロータの溝部に面したときは吸込側と連通す
る）すなわち吸込側には、ガスがほとんど流れ込
んでくることはなく、吐出側から吸込側へのガス
漏れを最小にすることができる。
んどが液体（油）で占められ、閉止作動空間から
凹部に流れ込むのは、大部分が液体なので、凹部
（ロータの溝部に面したときは吸込側と連通す
る）すなわち吸込側には、ガスがほとんど流れ込
んでくることはなく、吐出側から吸込側へのガス
漏れを最小にすることができる。
さらに、閉止作動空間と凹部とは、雌ロータ先
行フランク形状に沿つた曲線で連通するので、閉
止作動空間の液体が凹部に流れる際の抵抗がほと
んどなく、異常な圧力上昇は起こらない。
行フランク形状に沿つた曲線で連通するので、閉
止作動空間の液体が凹部に流れる際の抵抗がほと
んどなく、異常な圧力上昇は起こらない。
以下本発明の一実施例を図面について説明す
る。
る。
第３図および第４図において、１，２は一対の
互いにかみ合う雄ロータと雌ロータで、この両ロ
ータ１，２は、吐出側端面で点８，９，１０の３
個所で理論上接触している。１２は、ロータ１，
２の間に形成された収縮しつつある閉止作動空間
であり、ロータ１，２が第３図に示す位置では、
前記閉止作動空間１２は、吐出ポートの縁５ａと
隔絶されている。２０は、ケーシングの吐出側端
面（内壁面）２４に設けられた凹部であり、この
凹部２０は、第３図、第４図に示すように吸込側
に連通している。この凹部２０の輪郭の一部、す
なわち第３図の点２１，２２間の曲線は第３図に
示すように、閉止作動空間１２が形成されたとき
における雌ロータ２の先行フランク形状に合せて
設定されている。
互いにかみ合う雄ロータと雌ロータで、この両ロ
ータ１，２は、吐出側端面で点８，９，１０の３
個所で理論上接触している。１２は、ロータ１，
２の間に形成された収縮しつつある閉止作動空間
であり、ロータ１，２が第３図に示す位置では、
前記閉止作動空間１２は、吐出ポートの縁５ａと
隔絶されている。２０は、ケーシングの吐出側端
面（内壁面）２４に設けられた凹部であり、この
凹部２０は、第３図、第４図に示すように吸込側
に連通している。この凹部２０の輪郭の一部、す
なわち第３図の点２１，２２間の曲線は第３図に
示すように、閉止作動空間１２が形成されたとき
における雌ロータ２の先行フランク形状に合せて
設定されている。
上記構成であるから、吐出行程終了直前におい
て吐出ポート５から隔絶された閉止作動空間１２
に閉じ込められた流体（油）は、この閉止作動空
間１２が吐出ポート５から隔絶された直後に、曲
線２１〜２２を介して凹部２０と連通し始め、ロ
ータ１，２のかみ合い回転による前記閉止作動空
間１２の収縮に応じて、その内部の流体（油）が
凹部２０に流れ込む。そして凹部２０から吸入側
に排出される。これによつて、閉止作動空間１２
内の液体（油）が逃げ場を失つた状態で閉止作動
空間の容積が収縮する閉じ込みは解消され、また
同時に、閉止作動空間の流体はほとんどが油であ
る上、作動空間が閉止状態となつた後に該閉止作
動空間と凹部とを直通するので、吐出孔５から閉
止作動空間１２および凹部２０を経由するガス漏
れはほとんどない。吐出行程終了直前の閉じ込み
が問題になるロータ位置における前記閉じ込み容
積は、ロータの押しのけ容積全体から見れば僅か
な量である。たとえば雄ロータ１のラツプ角が
300度のロータでは、吐出が完全に終了する、す
なわち容積が零になる位置から20度手前のロータ
回転角において吐出ポートを締切ると、閉じ込み
容積は押しのけ容積の0.1％程度である。
て吐出ポート５から隔絶された閉止作動空間１２
に閉じ込められた流体（油）は、この閉止作動空
間１２が吐出ポート５から隔絶された直後に、曲
線２１〜２２を介して凹部２０と連通し始め、ロ
ータ１，２のかみ合い回転による前記閉止作動空
間１２の収縮に応じて、その内部の流体（油）が
凹部２０に流れ込む。そして凹部２０から吸入側
に排出される。これによつて、閉止作動空間１２
内の液体（油）が逃げ場を失つた状態で閉止作動
空間の容積が収縮する閉じ込みは解消され、また
同時に、閉止作動空間の流体はほとんどが油であ
る上、作動空間が閉止状態となつた後に該閉止作
動空間と凹部とを直通するので、吐出孔５から閉
止作動空間１２および凹部２０を経由するガス漏
れはほとんどない。吐出行程終了直前の閉じ込み
が問題になるロータ位置における前記閉じ込み容
積は、ロータの押しのけ容積全体から見れば僅か
な量である。たとえば雄ロータ１のラツプ角が
300度のロータでは、吐出が完全に終了する、す
なわち容積が零になる位置から20度手前のロータ
回転角において吐出ポートを締切ると、閉じ込み
容積は押しのけ容積の0.1％程度である。
実施例では、凹部２０が吸入側２３に連通して
いる場合を説明したが、凹部２０の容積を前記作
動空間１２の容積より大きくした場合には必ずし
も前記閉止空間１２と凹部２０が連通したときに
吸入側２３と連通していなくてもよい。この場合
には、閉止作動空間１２から凹部２０に流れた流
体（油）は直ちに吸入側２３に排出されないが、
大きな容積による緩衝作用により異常な高圧を発
生しない。
いる場合を説明したが、凹部２０の容積を前記作
動空間１２の容積より大きくした場合には必ずし
も前記閉止空間１２と凹部２０が連通したときに
吸入側２３と連通していなくてもよい。この場合
には、閉止作動空間１２から凹部２０に流れた流
体（油）は直ちに吸入側２３に排出されないが、
大きな容積による緩衝作用により異常な高圧を発
生しない。
また、凹部２０は、一般に鋳造により形成され
るので凹部２０の輪郭の一部、すなわち点２１，
２２間の曲線は、必ずしも正確に雌ロータ先行フ
ランク形状に合せて加工できない。閉止作動空間
１２が吐出ポート５から隔絶された直後にその閉
止作動空間１２が凹部２０に連通するのが理想で
あるが、ロータ１，２間あるいはロータ１，２と
ケーシング（図示せず）との間に僅かな隙間があ
るので、多少のタイミングの遅れは許容される。
るので凹部２０の輪郭の一部、すなわち点２１，
２２間の曲線は、必ずしも正確に雌ロータ先行フ
ランク形状に合せて加工できない。閉止作動空間
１２が吐出ポート５から隔絶された直後にその閉
止作動空間１２が凹部２０に連通するのが理想で
あるが、ロータ１，２間あるいはロータ１，２と
ケーシング（図示せず）との間に僅かな隙間があ
るので、多少のタイミングの遅れは許容される。
以上説明したように本発明によれば、吐出行程
終了直前において吐出ポートから隔絶された閉止
作動空間の内部の液体を、該閉止作動空間が吐出
ポートから隔絶された直後に凹部に収容している
ので、閉止作動空間内の液体が逃げ場を失つた状
態で閉止作動空間が収縮するいわゆる閉じ込みを
解消することができ、液体の閉じ込みによる振動
や騒音の発生がないとともに、吐出側から吸込側
へのガス漏れを最小にできるスクリユー圧縮機を
提供できる。
終了直前において吐出ポートから隔絶された閉止
作動空間の内部の液体を、該閉止作動空間が吐出
ポートから隔絶された直後に凹部に収容している
ので、閉止作動空間内の液体が逃げ場を失つた状
態で閉止作動空間が収縮するいわゆる閉じ込みを
解消することができ、液体の閉じ込みによる振動
や騒音の発生がないとともに、吐出側から吸込側
へのガス漏れを最小にできるスクリユー圧縮機を
提供できる。
第１図は、従来のスクリユー圧縮機のケーシン
グの吐出端面におけるロータと吐出ポートの構成
を示す説明図、第２図は従来の閉じ込み防止策を
示す図、第３図は本発明のスクリユー圧縮機の一
実施例におけるケーシングの吐出端面の構成を示
す説明図、第４図は第３図のＡ―Ａ線における断
面図である。 １，２……ロータ、１２……閉止作動空間、２
０……凹部、２３……吸込側、２４……ケーシン
グ内壁。
グの吐出端面におけるロータと吐出ポートの構成
を示す説明図、第２図は従来の閉じ込み防止策を
示す図、第３図は本発明のスクリユー圧縮機の一
実施例におけるケーシングの吐出端面の構成を示
す説明図、第４図は第３図のＡ―Ａ線における断
面図である。 １，２……ロータ、１２……閉止作動空間、２
０……凹部、２３……吸込側、２４……ケーシン
グ内壁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 吸入および吐出ポートを有するケーシング内
に、雌雄一対のロータが互いにかみ合つた状態で
回転可能に収納され、ケーシングと両ロータとに
よつて形成される作動空間が吐出行程終了直前で
吐出ポートと隔絶されて閉止作動空間を形成する
スクリユー圧縮機において、ケーシングのロータ
吐出側端面に対向する壁面に、凹部を有し、この
凹部の輪郭の一部は、前記閉止作動空間が形成さ
れたときにおける雌ロータの前記閉止作動空間を
形成している溝の先行フランク形状に実質的に沿
う形状になつており、前記作動空間が吐出ポート
と隔絶されて閉止作動空間となつた後に該閉止作
動空間と前記凹部、該凹動と吸込側とがそれぞれ
連通されることを特徴とするスクリユー圧縮機。 ２ 特請請求の範囲第１項において、前記凹部の
輪郭は、この凹部が前記閉止作動空間と連通した
ときに同時に吸入側とも連通する形状となつてい
ることを特徴とするスクリユー圧縮機。 ３ 特許請求の範囲第１項において、凹部の容積
は、前記作動空間が凹部と連通する直前の作動空
間が凹部と連通する直前の作動空間の容積よりも
大きくかつ、凹部と前記閉止作動空間とが連通し
たとき、該凹部は、吸入側および他の作動空間と
連通しない輪郭となつていることを特徴とするス
クリユー圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1161582A JPS58131388A (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | スクリユ−圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1161582A JPS58131388A (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | スクリユ−圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58131388A JPS58131388A (ja) | 1983-08-05 |
| JPS62358B2 true JPS62358B2 (ja) | 1987-01-07 |
Family
ID=11782816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1161582A Granted JPS58131388A (ja) | 1982-01-29 | 1982-01-29 | スクリユ−圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58131388A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013024192A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Kobe Steel Ltd | ギアポンプ |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0320481Y2 (ja) | 1985-06-29 | 1991-05-02 | ||
| JPS6336083A (ja) * | 1986-07-29 | 1988-02-16 | Mayekawa Mfg Co Ltd | スクリユ−式圧縮機の吐出ポ−ト部の圧力緩和装置 |
| US6042352A (en) * | 1998-08-12 | 2000-03-28 | Argo-Tech Corporation | Bearing with pulsed bleed configuration |
| JP5000962B2 (ja) | 2006-09-28 | 2012-08-15 | 株式会社日立産機システム | スクリュー圧縮機 |
| JP5422260B2 (ja) * | 2009-05-28 | 2014-02-19 | 株式会社日立製作所 | オイルフリースクリュー圧縮機 |
| JP5775016B2 (ja) * | 2012-03-14 | 2015-09-09 | 株式会社日立産機システム | スクリュー圧縮機 |
| CN107208640B (zh) | 2015-01-15 | 2019-03-08 | 阿特拉斯·科普柯空气动力股份有限公司 | 喷油真空泵元件 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3610787A (en) * | 1970-03-10 | 1971-10-05 | Alexandr Ivanovich Borisoglebs | Rotary screw machine |
| JPS54104514A (en) * | 1978-02-03 | 1979-08-16 | Akebono Brake Ind | Brake assembly parts for brake motor |
-
1982
- 1982-01-29 JP JP1161582A patent/JPS58131388A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3610787A (en) * | 1970-03-10 | 1971-10-05 | Alexandr Ivanovich Borisoglebs | Rotary screw machine |
| JPS54104514A (en) * | 1978-02-03 | 1979-08-16 | Akebono Brake Ind | Brake assembly parts for brake motor |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013024192A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-02-04 | Kobe Steel Ltd | ギアポンプ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58131388A (ja) | 1983-08-05 |
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