JP5775016B2 - スクリュー圧縮機 - Google Patents
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Description
まず、図1〜9を参照しながら本発明の第1実施形態について説明する。本発明は、スクリュー圧縮機全般に適用可能であるが、以下においては、水潤滑スクリュー圧縮機の例について説明する。
突起部226は、圧縮空気の吐出が終了し、ロータ105,106の吐出側端面において噛合いが外れる過程で、噛み合った雄ロータ105の歯面と雌ロータ106の歯面との間に生じる吐出室側と吸入室側とを連通する漏洩隙間であるアキシャル連通路120をシールするために設けられている。しかし、このアキシャル連通路120は、図5の下方から上方に順次隙間面積を増加させながら移動する(図5では、例として幾つかが重ね書きされている)。なお、アキシャル連通路120は、始点121が雌ロータ106の歯先に近い位置に沿って形成され、終点122が雄ロータ105の歯先に近い位置に沿って形成されるため、図5に示すような形状となっている。ただし、アキシャル連通路120は、図5の下方の位置においては、まだ、アキシャル連通路(漏洩隙間)120の面積は小さいため、ロータ105,106の回転が進んで多少連通路面積が大きくなった位置から、シール効果を持たせればよい。また、完全にアキシャル連通路120の形成開始からシールするように突起部226を形成すると、吐出時におけるロータ105,106の溝からの圧縮空気の吐出抵抗が増大する。このようなアキシャル連通路120のシールと吐出抵抗の増大防止との相反する2つの要求を勘案した中間形状が従来の突起部226に採用されている。そのため、突起部226の先端の輪郭線は、雄ロータ側の点127と雌ロータ側の点128とを結ぶ水平線119で形成されている。また、図4に示すように、雄ロータ105の軸中心147と雌ロータ106の軸中心148とを結ぶ連結直線149と、水平線119との距離Hは、水平線119の位置を示すものであるが、経験的に任意の値に設定されていた。
第1実施形態に係るスクリュー圧縮機100では、外部から吸入ポート103を経て吸入した空気は、ロータ105,106の隣接する歯間に形成された溝内に吸入され、ロータ105,106の回転により溝内の容積が減少することによって圧縮される。
すなわち、性能向上を図りつつ、アキシャル連通路120の効果的なシールと吐出抵抗の増大防止とを実現し得るスクリュー圧縮機100を提供することができる。
次に、図10を参照しながら本発明の第2実施形態について説明する。
図10は、本発明の第2実施形態に係るスクリュー圧縮機の図1のB−B線に沿う軸直角断面図である。図1〜図9に示したものと同じ構成については同じ符号を付して重複する説明を省略し、主に第1実施形態と相違する点について説明する。
次に、図11を参照しながら本発明の第3実施形態について説明する。
図11は、本発明の第3実施形態に係るスクリュー圧縮機の図1のB−B線に沿う軸直角断面図である。図1〜図9に示したものと同じ構成については同じ符号を付して重複する説明を省略し、主に第1実施形態と相違する点について説明する。
次に、図12〜図14を参照しながら本発明の第4実施形態について説明する。第1実施形態についての説明は第4実施形態に取り込まれるものとして説明を省略し、主に第1実施形態と相違する点について説明する。
101 メインケーシング(ケーシング)
102 サブケーシング(ケーシング)
103 吸入ポート
104,104a,104b アキシャル吐出ポート
105 雄ロータ
106 雌ロータ
111,112 ボア
120 アキシャル連通路
123,124,125 輪郭線
126,126a,126b 突起部
130 圧縮機ユニット
147 雄ロータの軸中心
148 雌ロータの軸中心
149 連結直線
αm 回転角度
Claims (4)
- 螺旋状の歯を有する回転可能な雄ロータ及び雌ロータと、
前記雄ロータ及び前記雌ロータを互いに噛み合わせた状態で収納可能なボア、前記ボアに流体を吸入するための吸入ポート、及び前記ボアから圧縮された流体を吐出するための吐出ポートを有するケーシングと、を備え、
前記吐出ポートは、前記雄ロータ及び前記雌ロータの軸方向に開口して形成されたアキシャル吐出ポートを有し、
前記アキシャル吐出ポートの輪郭の一部が当該アキシャル吐出ポートの中央部に向けて突出するように延びた突起部が、前記ケーシングに形成されており、
前記アキシャル吐出ポートの輪郭のうちの前記突起部の先端の輪郭線は、前記雄ロータ側よりも前記雌ロータ側の方が、前記雄ロータの軸中心と前記雌ロータの軸中心とを結ぶ連結直線に対して近付くように傾斜していることを特徴とするスクリュー圧縮機。 - 前記突起部の先端の輪郭線は、前記雄ロータ側よりも前記雌ロータ側の方が前記連結直線に対して近付くように傾斜する直線であることを特徴とする請求項1に記載のスクリュー圧縮機。
- 前記突起部の先端の輪郭線は、前記雄ロータの回転方向と逆方向側の歯面である雄ロータ後進面、又は前記雄ロータ後進面に対向し得る前記雌ロータの歯面である雌ロータ後進面の、吐出側端縁の歯形形状を呈することを特徴とする請求項1に記載のスクリュー圧縮機。
- 前記突起部の先端の輪郭線は、前記雄ロータと前記雌ロータとの吐出側端面における前記連結直線上の噛合い位置から前記雄ロータの回転方向に対して前記雄ロータの回転角度が−18°〜−7°の位置にある、前記雄ロータの回転方向と逆方向側の歯面である雄ロータ後進面、又は前記雄ロータ後進面に対向し得る前記雌ロータの歯面である雌ロータ後進面の、吐出側端縁の歯形形状の集合により規定される範囲内に存在することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のスクリュー圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012056816A JP5775016B2 (ja) | 2012-03-14 | 2012-03-14 | スクリュー圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012056816A JP5775016B2 (ja) | 2012-03-14 | 2012-03-14 | スクリュー圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013189925A JP2013189925A (ja) | 2013-09-26 |
JP5775016B2 true JP5775016B2 (ja) | 2015-09-09 |
Family
ID=49390426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012056816A Active JP5775016B2 (ja) | 2012-03-14 | 2012-03-14 | スクリュー圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5775016B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110285054A (zh) * | 2019-06-14 | 2019-09-27 | 泉州市华德机电设备有限公司 | 一种水润滑螺杆式空气压缩机 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58131388A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-05 | Hitachi Ltd | スクリユ−圧縮機 |
JPH10213085A (ja) * | 1997-01-28 | 1998-08-11 | Kobe Steel Ltd | スクリュ圧縮機およびそのケーシングの鋳造方法 |
-
2012
- 2012-03-14 JP JP2012056816A patent/JP5775016B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013189925A (ja) | 2013-09-26 |
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