JPS6235870B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6235870B2
JPS6235870B2 JP53091909A JP9190978A JPS6235870B2 JP S6235870 B2 JPS6235870 B2 JP S6235870B2 JP 53091909 A JP53091909 A JP 53091909A JP 9190978 A JP9190978 A JP 9190978A JP S6235870 B2 JPS6235870 B2 JP S6235870B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adapter
workpiece
envelope
compression spring
pressure plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53091909A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5519447A (en
Inventor
Isao Shibano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP9190978A priority Critical patent/JPS5519447A/ja
Publication of JPS5519447A publication Critical patent/JPS5519447A/ja
Publication of JPS6235870B2 publication Critical patent/JPS6235870B2/ja
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  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はワークを加圧する加圧機構を改良した
電子ビーム溶接装置に関するものである。
ワークを溶接する際、電子ビームの熱影響によ
つて溶接個所が浮きあがり、ワークが変形したま
ま溶接されてしまうという問題点がある。この問
題点を解消するため、電子ビームによりワークを
加工する際に、通常は、ワークを加圧しながら溶
接が行なわれる。電子ビーム溶接において、ワー
クを加圧するに要する力は、ワークの大きさ、電
子ビームの出力などによつて異なるが、通常数百
Kgを必要とする。
第1図は電子ビーム溶接装置における加圧機構
の基本的構想の一例を示すものである。同図にお
いて、プレート1を介して機台2に取付けられた
筒状の外囲器3内にアダプタ4′が上下摺動可能
に内装され、該アダプタ4′の軸心に、ベアリン
グ5を介して加圧プレート6を下端に有する回転
軸7が回転可能に保持され、ベアリング5の内輪
5Aがスナツプリング8によつて回転軸7に固定
され、ベアリング5の外輪5Bはスナツプリング
9によつてアダプタ4′に固定されているもので
ある。
また、アダプタ4′の上面とプレート1との間
には圧縮ばね10を介装して常時ばね圧をアダプ
タ4′に作用させ、これを下方に圧下しており、
加圧プレート6に向き合わせてその下方にワーク
11を支えるステーシヨン軸12が上下動並びに
回転可能に設置されているものである。このステ
ーシヨン軸12にワーク11を保持し、該ステー
シヨン軸12を上昇させると、ワーク11の上面
は、圧縮ばね10に抗して加圧プレート6を押し
上げて圧着される。次いでステーシヨン軸12を
一方向に回転せると、該プレート6は該ワーク1
1の回転にならつてワーク11と一体に同方向に
回転をするものである。
しかしながら、加圧プレート6の回転中心はこ
れを支持するベアリング5の制約を受け、一方、
ワーク11の回転中心は、これを支えるステーシ
ヨン軸12の制約を受けるため、加圧プレート6
とワーク11との回転中心が必ずしも一致せず、
両者の回転中心がずれたときには加圧プレート6
とワーク11との接触面ですべりが生じ、ワーク
11を損傷させるという結果を生ずる。とくに多
数個のステーシヨン軸12を備え、ワーク11を
順送りで溶接を行なう量産機においてはすべての
ステーシヨン軸12に加圧プレート6の回転中心
を一致させるためにはきわめて精密な加工精度と
調整が必要となる。
本発明はこれ等問題点を解消し、ワークを支え
るステーシヨン軸の回転軸心に加圧プレートを自
動的にならわせ、ワークの回転中心と、加圧プレ
ートの回転軸心とを合致させて加圧を行なうこと
ができるようにしたことを特徴とするものであ
る。
以下本発明の実施例を第2図によつて説明す
る。なお、第2図中、第1図と同一構成部分には
同一番号を附して説明する。すなわち、機台2に
固定されたプレート1に円筒状の外囲器3を取付
け、該外囲器3の内部に、外囲器3の内径よりや
や小径のアダプタ4を上下摺動可能に内装し、該
アダプタ4の軸心に、ボールベアリング5を介し
て加圧プレート6を下端に有する回転軸7を回転
可能に支持させ、プレート1とアダプタ4との間
に圧縮ばね10を介装してこのばね圧力をアダプ
タ4に作用させる点は第1図の構成と同様であ
る。本発明においては圧縮ばね10の下端をばね
受け13で受け、ばね受け13とアダプタ4との
間にスラストベアリング14を介在させたもので
ある。該スラストベアリング14は、アダプタ4
の上面の同一円周上の数個所に、球面座4Aを形
成し、該球面座4A内に球面座4Aの曲面に沿わ
せてリテーナ15に保持された多数の小球16を
配列し、該小球16上に一個の大球17を載置
し、その上周面の一部でばね受け13の下面を支
持させたものである。
なお、ボールベアリング5の内輪5Aはスナツ
プリング8で回転軸7に固定され、外輪5Bがス
ナツプリング9でアダプタ4に固定されており、
外囲器3の下部開口縁にはその内周面に下方に向
けて内径が減少するテーパ18が付され、アダプ
タ4の外面にはこのテーパ18に対応して外径が
下方に向けて減少するテーパ19が付されてい
る。したがつてアダプタ4と、外囲器3との間に
は一定の隙間が形成され、アダプタ4が上方に押
し上げられたときには外囲器3内でアダプタ4が
その軸心と直交する平面内で半径方向に移動可能
となり、またアダプタ4が圧縮ばね10の押圧力
を受けて下降するときには、前記テーパ18およ
び19に沿つて、アダプタ4はワーク11の回転
中心に向けて誘導されることとなる。
なお、加圧プレート6に向き合わせてその下方
にはステーシヨン軸12が上下動ならびに回転可
能に設置されている。実施例において、ステーシ
ヨン軸12にワーク11を設置してその溶接を行
なうときには、まず、ステーシヨン軸12を上昇
させて、ワーク11の上面を加圧プレート6に圧
着し、ステーシヨン軸12を一方向に回転させな
がらビーム溶接を行なうが、加圧プレート6とワ
ーク11との回転中心にずれがあるときには、加
圧プレート6は、ワーク11の回転にならつて一
体に回転するとともにスラストベアリング14の
各ボール16,17の転動により回転軸7の軸心
に直交する平面上を半径方向に自由に円滑に移動
して自動的に調心作用が行なわれ、ワーク11と
加圧プレート6との回転軸心が合致する。
したがつて、本発明は、加圧プレート6を支え
るアダプタ4が、圧縮ばね10のばね圧を受けな
がらその回転軸心に直交する平面上を自由に移動
しうるようにしたためにステーシヨン軸12を上
昇させて該軸12と加圧プレート6との間でワー
ク11を保持して一方向に回転させることにより
自動的に両者の軸心が合致し、従来のようにワー
ク11と加圧プレート6との間にすべりを生じさ
せることがなく、ワーク11を定位置で圧着しな
がら回転させてビーム溶接を行なうことができ
る。また、ばね受けけ13と、アダプタ4との間
に介在させるスラストベアリング14として、ア
ダプタ4に形成した球面座4A内に沿わせて配列
した小球16,16…とその上面に支持させた大
球17との組合せを用いることにより、加圧下に
おいて、各ボール16,17の転動によりアダプ
タ4を回転軸心と直交する平面上を円滑に移動さ
せて無理なく回転軸7の回転軸心をワーク11の
回転軸心に合致させることができる。
さらに本発明においては、外囲器3の開口縁内
周およびこれに向き合うアダプタ4の周面にそれ
ぞれワーク11の回転中心方向に向けてアダプタ
4を誘導するテーパ18,19を設けたために、
ステーシヨン軸12を下降させたときにアダプタ
4はばね圧力を受けて両テーパ18,19の誘導
によりステーシヨン軸12に保持されたワーク1
1の定位置を押圧させることができる。したがつ
て本発明装置によれば装置全体の製作および調整
時間を大幅に軽減した電子ビーム溶接装置を得る
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は電子ビーム溶接装置の加圧機構に圧縮
ばねのみを用いた場合の断面図第2図は本発明電
子ビーム溶接装置の加圧機構部分を示す縦断面図
である。 1…プレート、2…機台、3…外囲器、4A…
球面座、4…アダプタ、5…ベアリング、6…加
圧プレート、7…回転軸、10…圧縮ばね、11
…ワーク、13…ばね受け、14…スラストベア
リング、15…リテーナ、16…小球、17…大
球、18,19…テーパ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 機台に固定された外囲器内に、アダプタと、
    該アダプタを圧下させる圧縮ばねとを内装し、前
    記アダプタに加圧プレートを回転可能に支持させ
    てワークを支えるステーシヨン軸の上方に向き合
    せに設置し、前記圧縮ばねを受けるばね受けとア
    ダプタとの間にアダプタを外囲器内でワークの回
    転にならつてその回転軸心と直角な平面上を一定
    範囲内で移動可能に支えるスラストベアリングを
    介装させ、該スラストベアリングを、アダプタ上
    面に形成した球面座の曲面に沿わせてリテーナに
    保持させて配列した多数の小球と、該小球上に支
    えて前記ばね受けの一部に当接させる大球とによ
    り構成し、前記アダプタを収容する外囲器の開口
    縁およびこれに対応するアダプタ周面に前記圧縮
    ばねで押圧されるアダプタをワークの回転中心方
    向に向けて誘導するテーパを付したことを特徴と
    する電子ビーム溶接装置。
JP9190978A 1978-07-27 1978-07-27 Electron beam welder Granted JPS5519447A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9190978A JPS5519447A (en) 1978-07-27 1978-07-27 Electron beam welder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9190978A JPS5519447A (en) 1978-07-27 1978-07-27 Electron beam welder

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5519447A JPS5519447A (en) 1980-02-12
JPS6235870B2 true JPS6235870B2 (ja) 1987-08-04

Family

ID=14039699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9190978A Granted JPS5519447A (en) 1978-07-27 1978-07-27 Electron beam welder

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5519447A (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52160172U (ja) * 1976-05-29 1977-12-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5519447A (en) 1980-02-12

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