JPS6235471Y2 - - Google Patents

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JPS6235471Y2
JPS6235471Y2 JP1979049517U JP4951779U JPS6235471Y2 JP S6235471 Y2 JPS6235471 Y2 JP S6235471Y2 JP 1979049517 U JP1979049517 U JP 1979049517U JP 4951779 U JP4951779 U JP 4951779U JP S6235471 Y2 JPS6235471 Y2 JP S6235471Y2
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JP
Japan
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needle
guide pipe
needle body
stopper
handle
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Expired
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JP1979049517U
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JPS55148738U (ja
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  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鍼灸用針に関するものである。
従来、鍼灸用の針は針体および針柄からなり、
手指でもつて身体に刺入していたが、これには相
当の熟練を要し、かつ不衛生であつた。そこで、
各種の刺入補助器具が使用されることになつた
が、その分構造が複雑化し、従つて高価となつて
いた。また、急性肝炎ビールス等病菌の感染を防
止するために、使用後必ず滅菌処理を施す必要が
あるが、上記補助器具は材料的にこの滅菌処理に
適さないものが多く、従つて滅菌処理によつて耐
用年数が縮小されるため、益々費用が嵩む等の問
題があつた。一方、近年において、針を通して人
体に弱電流を流す電気治療法が普及しつつある
が、この治療法を施す場合に、針をもつた施術者
に漏電し、これによつて治療効果が半減するとと
もに、長時間の治療を続けると施術者の疲労が激
しいという問題もあつた。
また、別の重大な問題として、施術中、最大刺
入状態、すなわち針体が全長に亘つて体内に刺入
された状態で該針体が根元から折れてしまう場合
があり、このような場合、体中に埋まつた針体の
抜き取りが非常に面倒で、被施術者にも苦痛を与
える、という問題もあり、かかる点の解決が待望
されていた。
本考案は上記の点に鑑み、安価で使い捨てにで
き、また電気治療における施術者への漏電を防止
できるうえ、施術中に針体が根元から折れても、
必ず針体付根部一定長さ部分を体外に突出させて
容易に抜き取ることができる鍼灸用針を得んとす
るものであり、その構成は次の通りである。
本考案は、針体11および該針体11の上部に
一体に連設された針柄12からなる針本体1と、
この針本体1が挿通されるガイドパイプ2とによ
つて構成される鍼灸用針であつて、上記ガイドパ
イプ2を電気絶縁体にて形成し、かつ、上記針本
体1における針柄12の上部に、上記ガイドパイ
プ2の上端に係止されるストツパ13を設けてな
り、上記針柄12における該ストツパ13より下
部の長さl1を上記ガイドパイプ2の全長l2よりも
所定寸法短かく形成することにより、針体11を
ガイドパイプ2から下方に最大限突出させた状態
で該針体11の付根部所定長さ部分がガイドパイ
プ2内に残留しうるように構成したことを特徴と
する鍼灸用針である。
以下、本考案の実施例を図に依拠して説明す
る。
1は針本体、2はガイドパイプで、針本体1は
針体11と針柄12とを一体に連設して成り、こ
の針本体1をガイドパイプ2に挿通させて、本考
案にかかる鍼灸用針が構成される。
針本体1の針柄12は、補助具を用いることな
くそれだけで充分所期の機能が得られるように図
示の如く長く形成し、この針柄12の上部を扁平
に圧潰することによつてストツパ13を形成して
おり、このストツパ13によつて、第2図に示す
如く針体11がガイドパイプ2下方に完全に突出
しないように、いいかえれば針体11を最大刺入
させたときでも、その付根部一定長さ部分がガイ
ドパイプ2内に残留しうるように構成している。
従つて、寸法的には、針柄12におけるストツパ
13より下部の長さl1をガイドパイプ2の長さl2
よりも所定寸法(たとえば5mm程度)短かくして
いる。こうして、針体11が付根から折れてもそ
の付根部一定長さ部分が皮膚外に突出してその抜
き取りを容易にでき、被施術者に苦痛を与えるこ
とのないようにしている。また、ガイドパイプ2
は、電気治療法を行なう場合に施術者への漏電を
防止するためにプラスチツク等の電気絶縁体にて
形成している。
なお、針柄12のストツパ13は、加工の容易
性およびコストの点で上記のように針柄上部を扁
平に圧潰して形成すればとくに有利であるが、一
体成形によつて針柄12に鍔状に形成する等、他
の手段によつて形成してもよい。
しかして、この針を使用するときは、第3図に
示すようにガイドパイプ2の下端面を体表Aの施
術個所に当てた状態で、針柄12を上から軽く叩
きながら針体11を所謂つぼに刺入させる。この
とき、針本体1はガイドパイプ2にガイドされて
スムーズに刺入される。また、通電治療を行なう
場合は、電極の一方をガイドパイプ2の上方に突
出した針柄12の上部に、他方を患者の手などに
接続すればよい。この場合、ガイドパイプ2を電
気絶縁体にて形成しているから、施術者がこのガ
イドパイプ2に触れても施術者に漏電するおそれ
はなく、従つてメータ表示通りの電流を正確に患
者に流すことができる。このため、良好な治療効
果が得られるとともに、従来問題となつていた漏
電による施術者への悪影響を防止することができ
る。また、このように施術者がガイドパイプ2に
触れてもつまんでも全く差支えないため、治療上
非常に便利となる。
なお、この針は、第4図に示すようにアルミホ
イール製等の袋3中に複数本、互いに1本ずつ切
取り可能に区画して封入した状態、または1本ず
つ別々の袋に封入した状態で販売、保管すること
ができる。一方、製造後の滅菌処理は、上記封入
状態で放射線(ガンマー線)を照射する方法等に
よつて行なえばよい。また、使用前に針本体1と
ガイドパイプ2とが不測に分離しないように、第
3図に示す如く針本体1の針柄12とガイドパイ
プ2とに跨つてレツテル4等を貼着し仮止めして
おくのが望ましい。
本考案は上記のように構成したから、非常に安
価な使い捨て針として提供することができる。従
つて、本考案の針を使用することによつて、滅菌
処理の問題や病菌感染の問題を解消することがで
きる。しかも、本来の鍼機能を充分果たし得ると
ともに、通電治療において施術者への漏電を防止
し得て良好な治療効果および施術者保護効果をあ
げることができる。さらに、施術中、針体11が
付根から折れても、必ず付根部所定長さ部分が体
外に突出するように構成してあるため、その針体
の抜き取りが非常に容易となり、被施術者に苦痛
を強いることもなくなる等、実用上きわめて有益
なものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は分解斜視
図、第2図は断面図、第3図は使用方法を説明す
るための断面図、第4図は包装状態の一部切欠斜
視図である。 1……針本体、11……針体、12……針柄、
13……ストツパ、2……ガイドパイプ、l1……
針柄におけるストツパより下部の長さ、l2……ガ
イドパイプの全長。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 針体11および該針体11の上部に一体に連設
    された針柄12からなる針本体1と、この針本体
    1が挿通されるガイドパイプ2とによつて構成さ
    れる鍼灸用針であつて、上記ガイドパイプ2を電
    気絶縁体にて形成し、かつ、上記針本体1におけ
    る針柄12の上部に、上記ガイドパイプ2の上端
    に係止されるストツパ13を設けてなり、上記針
    柄12における該ストツパ13より下部の長さl1
    を上記ガイドパイプ2の全長l2よりも所定寸法短
    かく形成することにより、針体11をガイドパイ
    プ2から下方に最大限突出させた状態で該針体1
    1の付根部所定長さ部分がガイドパイプ2内に残
    留しうるように構成したことを特徴とする鍼灸用
    針。
JP1979049517U 1979-04-13 1979-04-13 Expired JPS6235471Y2 (ja)

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JP1979049517U JPS6235471Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13

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JP1979049517U JPS6235471Y2 (ja) 1979-04-13 1979-04-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55148738U JPS55148738U (ja) 1980-10-25
JPS6235471Y2 true JPS6235471Y2 (ja) 1987-09-09

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ID=28935256

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000334024A (ja) * 1999-05-31 2000-12-05 Nobuari Takakura 安全鍼、プラシーボ鍼及びダブルブラインド用鍼セット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5030070Y2 (ja) * 1972-03-24 1975-09-03
JPS4924089U (ja) * 1972-05-31 1974-03-01
JPS5255872Y2 (ja) * 1972-12-27 1977-12-16
JPS53119195U (ja) * 1977-02-28 1978-09-21

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JPS55148738U (ja) 1980-10-25

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