JPS6234554A - 卵管閉塞具 - Google Patents
卵管閉塞具Info
- Publication number
- JPS6234554A JPS6234554A JP60174701A JP17470185A JPS6234554A JP S6234554 A JPS6234554 A JP S6234554A JP 60174701 A JP60174701 A JP 60174701A JP 17470185 A JP17470185 A JP 17470185A JP S6234554 A JPS6234554 A JP S6234554A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- obturator
- fallopian tube
- memory alloy
- shape memory
- drive member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Surgical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は卵管を９して避妊するための卵管［従来の技
術］ たとえば避妊方式の一つとして卵管を焼灼することが知
られている。しかし、この避妊方式は手術が困難で術者
の熟練を要する上、再生は完全に不可能であるという欠
点を有する。
術］ たとえば避妊方式の一つとして卵管を焼灼することが知
られている。しかし、この避妊方式は手術が困難で術者
の熟練を要する上、再生は完全に不可能であるという欠
点を有する。
そこで、このような問題を解決するために経内視鏡的に
卵管にシリコンゴム注入管を挿入し、この注入管によっ
て硬化前のシリコンゴムを注入したのちこのシリコンゴ
ムを硬化させることによって卵管を閉塞するということ
が行なわれている。
卵管にシリコンゴム注入管を挿入し、この注入管によっ
て硬化前のシリコンゴムを注入したのちこのシリコンゴ
ムを硬化させることによって卵管を閉塞するということ
が行なわれている。
［発明が解決しようとする問題点］
しかしながら、このような避妊方式によると、卵管内へ
硬化前のシリコンゴムを注入するため、硬化までに時間
が掛り、したがって手術が長時間におよび、患者にとっ
て苦痛が大きいとともに、硬化前のシリコンゴムを注入
するために大掛りな装置が必要となる。また、シリコン
ゴムを扱去して再生する際に、そのシリコンゴムが途中
で切れて再生ができなくなるという問題がある。
硬化前のシリコンゴムを注入するため、硬化までに時間
が掛り、したがって手術が長時間におよび、患者にとっ
て苦痛が大きいとともに、硬化前のシリコンゴムを注入
するために大掛りな装置が必要となる。また、シリコン
ゴムを扱去して再生する際に、そのシリコンゴムが途中
で切れて再生ができなくなるという問題がある。
この発明は、卵管の閉塞や再生を大掛りな装置を用いず
容易かつ確実に行なえるようにした卵管閉塞具を提供す
ることを目的とする。
容易かつ確実に行なえるようにした卵管閉塞具を提供す
ることを目的とする。
［問題点を解決するための手段及び作用］この発明のｒ
ｊｒＡ管閉塞具１は、形状記憶合金からなる駆動部材５
を弾性膜によって形成された被覆体２の内部に収容し、
上記駆動部材５を温度変化させることによって外周面に
突出する突出部７が形成されるようにする。そして、閉
塞具１を卵管に挿入したならば突出部７を突出させるこ
とにより、上記卵管を閉塞する。
ｊｒＡ管閉塞具１は、形状記憶合金からなる駆動部材５
を弾性膜によって形成された被覆体２の内部に収容し、
上記駆動部材５を温度変化させることによって外周面に
突出する突出部７が形成されるようにする。そして、閉
塞具１を卵管に挿入したならば突出部７を突出させるこ
とにより、上記卵管を閉塞する。
［実施例］
以下、この発明の第１の実施例を第１図乃至第５図を参
照して説明する。第１図は閉塞具１を示す。この閉塞具
１は弾性膜によって形成された被覆体２の内部に合成樹
脂からなる変形部材３と、この変形部材３を変形させる
ための押圧部材４とが収容され、これら部材３．４は一
方向性の形状記憶合金からなる駆動部材５で連結されて
いる。
照して説明する。第１図は閉塞具１を示す。この閉塞具
１は弾性膜によって形成された被覆体２の内部に合成樹
脂からなる変形部材３と、この変形部材３を変形させる
ための押圧部材４とが収容され、これら部材３．４は一
方向性の形状記憶合金からなる駆動部材５で連結されて
いる。
つまり、上記変形部材３は底面が開放した円錐状に形成
され、その底面側の周ｖ６が径方向外方へ変形できるよ
うになっている。上記押圧部材５は変形部材３よりも硬
い合成樹脂によって有底円柱状に形成されている。そし
て、押圧部材５はその開放端を上記変形部材３の周壁６
の開放端側の内面に接合させるとともに、この状態でワ
イヤ状の上記駆動部材５で連結されている。この駆動部
材５の最初の加工形状は第２図に示すごとく屈曲した状
態に形成され、この状態の金属の結晶構造は母相となっ
ている。その後室温付近に冷却して塑性変形され、第１
図に示すように全長が長くなるよう直線状に形成されて
いる。この状態の形状記憶合金はマルテンサイト相を形
成している。上記駆動部材５を形成する形状記憶合金が
マルテンサイト層から母相へと逆変態する温度、つまり
駆動部材５が直線状態から屈曲状態へ変形する温度、す
なはち変態温度は体温よりもわずかに高い温度、例えば
４０℃程度に設定されている。したがって、閉塞具１を
４０℃以上に加熱すれば、駆動部材５が屈曲して変形部
材３が押圧部材４側に引かれるから、この変形部材３の
周壁６が径方向外方へ押し開かれて突出し、この部分に
突出部７が形成される。
され、その底面側の周ｖ６が径方向外方へ変形できるよ
うになっている。上記押圧部材５は変形部材３よりも硬
い合成樹脂によって有底円柱状に形成されている。そし
て、押圧部材５はその開放端を上記変形部材３の周壁６
の開放端側の内面に接合させるとともに、この状態でワ
イヤ状の上記駆動部材５で連結されている。この駆動部
材５の最初の加工形状は第２図に示すごとく屈曲した状
態に形成され、この状態の金属の結晶構造は母相となっ
ている。その後室温付近に冷却して塑性変形され、第１
図に示すように全長が長くなるよう直線状に形成されて
いる。この状態の形状記憶合金はマルテンサイト相を形
成している。上記駆動部材５を形成する形状記憶合金が
マルテンサイト層から母相へと逆変態する温度、つまり
駆動部材５が直線状態から屈曲状態へ変形する温度、す
なはち変態温度は体温よりもわずかに高い温度、例えば
４０℃程度に設定されている。したがって、閉塞具１を
４０℃以上に加熱すれば、駆動部材５が屈曲して変形部
材３が押圧部材４側に引かれるから、この変形部材３の
周壁６が径方向外方へ押し開かれて突出し、この部分に
突出部７が形成される。
上記閉塞具１はガイドチューブ８の先端に保持される。
このガイドチューブ８は経内視鏡的に子宮９内に挿入さ
れ、その先端が卵管１０に押し当てられる。つぎに、上
記ガイドチューブ８に押し込み棒１１を挿入して上記閉
塞具１を卵管１０に押し込んだのち、ガイドチューブ８
に代えて加熱プローブ１２を経内視鏡的に子宮９に挿入
し、その先端を上記閉塞具１に接触させてこれを加熱す
る。すると、駆動部材５が収縮して変形部材３の周壁６
が変形させられ、外周面に突出部７が形成されるから、
この突出部７が卵管１０に食込むことによって閉塞具１
が上記卵管１０を確実に閉塞した状態で保持される。
れ、その先端が卵管１０に押し当てられる。つぎに、上
記ガイドチューブ８に押し込み棒１１を挿入して上記閉
塞具１を卵管１０に押し込んだのち、ガイドチューブ８
に代えて加熱プローブ１２を経内視鏡的に子宮９に挿入
し、その先端を上記閉塞具１に接触させてこれを加熱す
る。すると、駆動部材５が収縮して変形部材３の周壁６
が変形させられ、外周面に突出部７が形成されるから、
この突出部７が卵管１０に食込むことによって閉塞具１
が上記卵管１０を確実に閉塞した状態で保持される。
なお、閉塞具１を卵管１０から取り外すには、かん子な
どの処置具（図示せず）を子宮９に経内視鏡的に導入し
、これによって上記閉塞具１を掴んで卵管１０から引き
扱けばよい。
どの処置具（図示せず）を子宮９に経内視鏡的に導入し
、これによって上記閉塞具１を掴んで卵管１０から引き
扱けばよい。
第６図はこの発明の第２の実施例で、これはワイヤをコ
イル状にした駆動部材５を用いたものである。
イル状にした駆動部材５を用いたものである。
第７図と第８図はこの発明の第３の実施例で、これは駆
動部材５が四枚の可動片１５を有する花弁状に形成され
ていて、加熱されることによって各可動片１５の自由端
側が外方へ拡がるようになっている。そして、この駆動
部材５が被覆体２によって被覆されてなる。したがって
、可動片１５が変形すれば、それらの自由端側に対応す
る部分に突出部７が形成されることになるから、第１の
実施例と同様卵管１０を閉塞することができる。
動部材５が四枚の可動片１５を有する花弁状に形成され
ていて、加熱されることによって各可動片１５の自由端
側が外方へ拡がるようになっている。そして、この駆動
部材５が被覆体２によって被覆されてなる。したがって
、可動片１５が変形すれば、それらの自由端側に対応す
る部分に突出部７が形成されることになるから、第１の
実施例と同様卵管１０を閉塞することができる。
なお、駆動部材５は一方向性の形状記憶合金に代わり二
方向性の形状記憶合金で形成してもよい。
方向性の形状記憶合金で形成してもよい。
その場合、突出部７が高温側で突出し、低温側で元に戻
るあるいはその逆に変形するよう設定すればよい。
るあるいはその逆に変形するよう設定すればよい。
［発明の効果］
以上述べたようにこの発明の閉塞具は、弾性膜からなる
被覆体に形状記憶合金からなる駆動部材を収容し、この
駆動部材を温度変化させることによって外周面に突出す
る突出部が形成されるようにした。したがって、卵管に
取込まれた駆動部材を温度変化させるという簡単な操作
で確実に卵管を閉塞することができ、しかも卵管の再生
も確実に行なうことができるなどの利点を有する。
被覆体に形状記憶合金からなる駆動部材を収容し、この
駆動部材を温度変化させることによって外周面に突出す
る突出部が形成されるようにした。したがって、卵管に
取込まれた駆動部材を温度変化させるという簡単な操作
で確実に卵管を閉塞することができ、しかも卵管の再生
も確実に行なうことができるなどの利点を有する。
第１図乃至第５図はこの発明の一実施例を示し、第１図
は閉塞具が変形する前の状態の断面図、第２図は同じく
変形後の断面図、第３図は手術状態の説明図、第４図は
閉塞具を卵管に装着する状態の説明図、第５図は装着後
に変形させた状態の説明図、第６図はこの発明の第２の
実施例を示す閉塞具の断面図、第７図はこの発明の第３
の実施例を示す閉塞具に用いられる駆動部材の変形前の
斜視図、第８図は同じく変形後の斜視図である。 ２・・・被覆体、５・・・駆動部材。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第７図 第８図 第１図 薯３図 第６図 第２図 第４図 第５図
は閉塞具が変形する前の状態の断面図、第２図は同じく
変形後の断面図、第３図は手術状態の説明図、第４図は
閉塞具を卵管に装着する状態の説明図、第５図は装着後
に変形させた状態の説明図、第６図はこの発明の第２の
実施例を示す閉塞具の断面図、第７図はこの発明の第３
の実施例を示す閉塞具に用いられる駆動部材の変形前の
斜視図、第８図は同じく変形後の斜視図である。 ２・・・被覆体、５・・・駆動部材。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第７図 第８図 第１図 薯３図 第６図 第２図 第４図 第５図
Claims (3)
- （１）形状記憶合金からなる駆動部材を弾性膜によって
形成された被覆体の内部に収容し、上記駆動部材を温度
変化させることによって外周面に突出する突出部が形成
されることを特徴とする卵管閉塞具。 - （２）上記駆動部材は二方向性形状記憶合金からなり、
上記突出部は高温側で突出し、低温側で元に戻ることを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の卵管閉塞具。 - （３）上記駆動部材は二方向性形状記憶合金からなり、
上記突出部は低温側で突出し、高温側で元に戻ることを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の卵管閉塞具。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60174701A JPS6234554A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 卵管閉塞具 |
| US07/183,288 US4805618A (en) | 1985-08-08 | 1988-04-11 | Oviduct closing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60174701A JPS6234554A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 卵管閉塞具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6234554A true JPS6234554A (ja) | 1987-02-14 |
Family
ID=15983152
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60174701A Pending JPS6234554A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 卵管閉塞具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6234554A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009132473A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-18 | Uni Charm Corp | 加工装置 |
-
1985
- 1985-08-08 JP JP60174701A patent/JPS6234554A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009132473A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-18 | Uni Charm Corp | 加工装置 |
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