JPS6234502Y2 - - Google Patents

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JPS6234502Y2
JPS6234502Y2 JP19887382U JP19887382U JPS6234502Y2 JP S6234502 Y2 JPS6234502 Y2 JP S6234502Y2 JP 19887382 U JP19887382 U JP 19887382U JP 19887382 U JP19887382 U JP 19887382U JP S6234502 Y2 JPS6234502 Y2 JP S6234502Y2
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JP
Japan
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tank
bellows
air
valve
opening
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JP19887382U
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JPS59101951U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はタンク内に収容した液体をヒータで加
熱し、その液体をエアーポンプ機構による圧縮空
気で加圧してタンクから注出させるエアー式保温
ポツトに関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
この種のポツトにおいては、タンク内に収容し
た液体の上層空間部にエアーポンプ機構を介して
圧縮空気を圧送するが、エアーポンプ機構の一操
作ごとの空気圧送量は一定であるのに対し、液体
の上層空間部の容積はその液体の減少に応じて
徐々に大きくなつていく。したがつてタンク内に
液体が充分に満たされているもとにおいては、エ
アーポンプ機構の一操作で充分に液体を注出させ
ることができるが、液体が減少してくると、一操
作に応じる注出量が減少し、数度に亘つて操作し
なければ、充分な注出量を得られないという問題
があつた。
〔考案の目的〕
本考案はこのような点に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、タンク内の液体の
収容量が減少してもそれを補つて注出量の低下を
抑制することができるようにしたエアー式保温ポ
ツトを提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案は、エアーポンプ機構を操作する動作に
連動する常開のスイツチ機構を設け、少なくとも
このスイツチ機構の閉成時にヒータの電源回路を
常閉することを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て説明する。図中1は円筒状の外装ケースで、こ
のケース1の下端開口に脚環2が、上端開口に支
持環3がそれぞれ装着されている。外装ケース1
の内部には有底円筒状のタンク4が収納され、こ
のタンク4は上端開口縁にフランジ5を有し、こ
のフランジ5が支持環3の内周縁に形成された支
持段部6にパツキング7を介して衝合している。
タンク4の外底面には取付片8が溶接等により固
着され、また脚環2の内周開口部に底蓋9が設け
られ、この底蓋9から上記取付片8に亘つてねじ
10が螺挿され、このねじ10の締付けにより、
タンク4の固定が図られている。
タンク4の上端開口部には皿形状に形成された
中栓12が着脱自在に装着されている。この中栓
12はタンク4の開口部内側に嵌合する円筒状の
胴部13と、この胴部13の上端周縁から水平に
延出してタンク4のフランジ5に対向する鍔部1
4と、胴部13の下端周縁からその外周側に突出
してタンク4の内周面に接する突部15とを一体
に有している。そしてこの中栓12の外周に弾性
材からなる環状のパツキング16が装着されてい
る。このパツキング16は断面がL形をなし、上
記胴部13の周面から鍔部14の内面に亘る部分
に配置し、鍔部14の内面に配置する部分がタン
ク4のフランジ5に弾性的に衝合し、この衝合に
よりタンク4内の気密が保たれている。
中栓12の内底中央部には中栓摘み17がねじ
17aにより取付けられ、この中栓摘み17には
弁室18が形成され、この弁室18にポツトの転
倒時における湯の漏出を防止する逆止弁19が収
納されている。そして弁室18の上面に空気流入
口20aが、下面に複数の空気流出孔20b…が
形成され、空気流入口20aに扁平環形状のパツ
キング27が装着されている。
支持環3の上面には逆椀形状の上蓋21がピン
21aを介して回動自在に設けられ、この上蓋2
1には頂部に凹所22が形成され、下面開口部に
基板23が取付けられている。そしてこの上蓋2
1内にエアーポンプ機構を構成するベローズ24
が収納されている。このベローズ24は下端に支
持板25を有し、この支持板25の中央部にその
下面側に僅かに突出する流出筒26が一体形成さ
れ、この流出筒26が基板23を貫通して上記パ
ツキング27の上面の周辺に気密的に圧着してい
る。ベローズ24の上面中央部には開口30が形
成され、この開口30にベローズ弁31が摺動自
在に挿入され、このベローズ弁31と上記支持板
25との間にスプリング32が設けられ、このス
プリング32によりベローズ弁31が上方側に弾
性的に付勢されている。ベローズ弁31の下端に
は係止爪33が一体に形成され、この係止爪33
が上記開口30の下端周縁に係合し、この係合に
よりベローズ弁31の抜け出しが防止されている
とともに、そのベローズ弁31と一体的にベロー
ズ24の全体が上記スプリング32により上方側
に弾性的に付勢されている。上記開口30の上端
内周縁にはテーパ状に切欠する弁座34が形成さ
れ、またベローズ弁31にその弁座34と対向し
てパツキング35が設けられている。ベローズ2
4の内部は、通常時にはベローズ弁31の周面の
切欠窓37を通して大気中に連通し、ベローズ弁
31が下降し上記パツキング35が上記弁座34
に衝合した際に上記開口30が密封されて大気中
との連通が断ち切られるようになつている。ベロ
ーズ24の上面には保強板36が設けられ、この
保強板36はベローズ24の外径寸法とほぼ同寸
かそれ以上の大きさに形成されているとともに、
上記開口30の外周部分に嵌着してベローズ24
に一体的に取付けられている。
上蓋21の凹所22には押し体40が回動およ
び上下動自在に収容され、また凹所22の底部中
央から上方に向けて押圧筒41が摺動自在に挿入
され、この押圧筒41の上端がねじ42を介して
押し体40に連結されている。押圧筒41は下端
にフランジ43を一体に有し、このフランジ43
が上記ベローズ弁31の上面に衝合し、またその
ベローズ弁31の上面中央部から案内筒44が一
体に突出し、この案内筒44が押圧筒41の内周
に摺動自在に嵌入している。押し体40の下端周
縁部からは均等的に複数の案内片45…が一体に
突出し、これら案内片45…の先端に対向して凹
所22の底面に円弧状の切欠孔46…が形成され
ている。各案内片45…の先端縁には係合段部4
7が形成され、この係合段部47が上記切欠孔4
6の一端側の縁部に係合し、この係合により押し
体40の下降が阻止されている。押し体40の内
部にはコイルスプリング48が設けられ、このコ
イルスプリング48の一端が上蓋21の凹所22
に、同じく他端が押し体40の内壁面にそれぞれ
掛止され、このスプリング48により押し体40
が上記係合段部47と切欠孔46とが係合する回
動方向に弾性的に付勢されている。凹所22の内
底部には一つの切欠孔46の他方側の縁部に位置
して常開のスイツチ49が配置し、このスイツチ
49の作動子49aが切欠孔46の内側に僅かに
突出している。
タンク4の底部一側寄りには流出管50が加締
め等により取付けられ、この流出管50の上端は
タンク4の内底面から僅かにその上方に突出して
いる。支持環3にはほぼ逆U字状をなす案内路5
1が形成され、この案内路51の一端に逆止弁5
2を介して導通管53が接続されている。そして
導通管53の下端および上記流出管50の下端に
それぞれ例えばゴム製の継手54,55が装着さ
れている。継手54,55の両者は接続筒56を
介して互いに接続し、その接続筒56の外周中間
部には周方向に沿つて連続する突条57が一体に
形成されている。上記案内路51の他端には流出
筒58が形成され、この流出筒58の外周に導出
管59が嵌着され、この導出管59は下方に垂直
に延出してその延出端の端面を導出口60となし
ている。導出管59の外周には注出管64が重合
し、この注出管64は外装ケース1の前面に取付
けられた化粧板65を介して昇降自在に支持され
ている。注出管64の外周はこの注出管64とね
じ66を介して一体的に連結するカバー67で被
われ、このカバー67の下端面から注出管64の
先端の注出口68が突出している。
タンク4の下端外周面にはヒータ69が巻き付
けられ、このヒータ69によりタンク4内におい
て湯が沸かされ、その湯温がサーモスタツト70
を介して一定に保持されるようになつている。な
お、71はプラグ受け、72は把手、73は上蓋
21のロツク機構である。第4図は電気回路を示
し、ヒータ69およびサーモスタツト70が電源
74に対して直列に接続し、そしてそのサーモス
タツト70に対して上蓋21に設けられた常開の
スイツチ49が並列に接続されている。なお、7
5は運転スイツチである。
次に作用について説明する。タンク4内に収容
された液体つまり水は、ヒータ69により加熱さ
れ、湯となり、その湯温がサーモスタツト70の
通断動作により一定に保たれる。この湯を注出さ
せる場合には、まず押し体40をコイルスプリン
グ48に抗して回動操作する。この回動操作によ
り、案内片45の係合段部47が切欠孔46の縁
部から離脱しその案内片45の先端縁全長域部が
切欠孔46に対向して案内片45の下降が可能の
状態となるとともに、案内片45の一側縁がスイ
ツチ49の作動子49aに当接し、スイツチ49
が閉成される。この状態で押し体40を押圧操作
する。この押圧操作により案内片45が切欠孔4
6を通してその下方に突出するとともに、押圧筒
41を介してベローズ弁31が押圧され、下降す
る。ベローズ弁31の下降に伴いパツキング35
が受座34に衝合し、ベローズ24の開口30が
密封されるとともに、この状態でベローズ24が
ベローズ弁31を介して押圧されて内部の空気が
圧縮され、この圧縮空気が空気流入口20a、弁
室18、各空気流出孔20b…を通つてタンク4
内に流入する。この流入によりタンク4内の湯が
加圧され、この加圧によりその湯が流出管50か
ら導通管53を通して押し上げられるとともに、
導出管59を通して導出口60から導出され、さ
らに注出管64を通して注出口68から注出され
る。
押し体40の押圧を解除すると、スプリング3
2の弾性力でまずベローズ弁31が上昇して受座
34からパツキング35が離間し、これに応じて
ベローズ24内に開口30を通して外部から空気
が流入し、この流入に伴いベローズ24が圧縮状
態から伸張状態に復元するとともに、押し体4
0、押圧筒41、ベローズ弁31が当初の位置に
上昇復帰する。このような動作の繰り返しにより
タンク4内の湯が順次注出されるものである。な
お、押し体40を上昇復帰させた状態のもとでそ
の押圧体40から手を離すと、スプリング48の
付勢力により押し体40が回動し、案内片45の
係合段部47が切欠孔46の縁部に係合し、押し
体40の不用意な下降が阻止され、またスイツチ
49が開放する。
ところで、押し体40を操作する際には、前述
のようにその動作に連動してスイツチ49が閉成
し、この閉成によりサーモスタツト70の状況に
拘らずヒータ69が連続的に通電され、したがつ
てタンク4の湯温が上昇する。タンク4内の湯量
が多い場合においては、その温度上昇が少ない
が、湯量が減少すればするほど温度上昇率は上つ
てその湯から盛んに蒸気が発生し、タンク4内の
圧力が上昇する。このため、湯量が減少してタン
ク4の空間部容積が増大し、ベローズ24の一動
作によつて圧送される空気量が相対的に減少して
も、それがタンク4内の蒸気圧により補なわれ、
したがつてタンク4内の湯を適量に注出させるこ
とができる。勿論、タンク4内に多量の湯が収容
されている場合には、ベローズ24の一動作で圧
送する空気により充分に適量の湯を注出させるこ
とができる。
なお、上記実施例においては、エアーポンプ機
構をベローズにより構成したが、他の構成であつ
てもよく、また常開のスイツチもそのエアーポン
プ機構を操作する動作に連動するようにすればど
のような個所に取付けても何ら差し支えない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、タンク内
の液体の収容量が減少してもそれを補つて適量の
液体を注出させることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
の断面図、第2図は第1図中の−線に沿う断
面図、第3図は第2図中の−線に沿う断面
図、第4図は電気回路図である。 4……タンク、24……ベローズ(エアーポン
プ機構)、49……スイツチ、69……ヒータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンク内に収容した液体をヒータで加熱し、そ
    の液体をエアーポンプ機構による圧縮空気で加圧
    してタンクから注出させるものにおいて、上記エ
    アーポンプ機構を操作する動作に連動する常開の
    スイツチ機構を設け、少なくともこのスイツチ機
    構の閉成時に上記ヒータの電源回路を常閉するこ
    とを特徴としたエアー式保温ポツト。
JP19887382U 1982-12-28 1982-12-28 エア−式保温ポツト Granted JPS59101951U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19887382U JPS59101951U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 エア−式保温ポツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19887382U JPS59101951U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 エア−式保温ポツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59101951U JPS59101951U (ja) 1984-07-09
JPS6234502Y2 true JPS6234502Y2 (ja) 1987-09-03

Family

ID=30424431

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19887382U Granted JPS59101951U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 エア−式保温ポツト

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JPS59101951U (ja) 1984-07-09

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