JPS6234331Y2 - - Google Patents

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JPS6234331Y2
JPS6234331Y2 JP1983177259U JP17725983U JPS6234331Y2 JP S6234331 Y2 JPS6234331 Y2 JP S6234331Y2 JP 1983177259 U JP1983177259 U JP 1983177259U JP 17725983 U JP17725983 U JP 17725983U JP S6234331 Y2 JPS6234331 Y2 JP S6234331Y2
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JP
Japan
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rotation
piece
shaft
regulating
restriction
Prior art date
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JP1983177259U
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JPS6084841U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、軸等を360゜の範囲で回動規制する
ための装置に関する。
(従来技術) 例えば実公昭46−27906号公報あるいは実公昭
49−31378号公報に示された装置のように、1回
転の範囲内で動作させる機構においては、一般
に、第3図イに見られるようにその軸に植設した
ストツパピンaを固定部材bに当接させるように
するか、もしくは、第3図ロに見られるように軸
周に穿つた溝c内に固定ピンeを挿入するかして
その回動を1回転の範囲内で抑える手段が講じら
れている。ところが、この種の機構ではピンaの
径dに相当する分、もしくは溝cの始端と終端間
の肉厚fに相当する分回動角が少なくなるため、
例えばアームの回動角を測定するような装置にお
いては、回動量を360゜まで正確に測定し得ない
といつた問題が生じる。
(目的) 本考案はかかる問題に鑑みてなされたものであ
つて、その目的とするところは、軸等を正確に
360゜回転させることのできる簡単な回動規制装
置を提供することにある。
(構成) そこで、以下に本考案の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示すものであつ
て、図中符号1は、図示しない固定部材上に固設
された規制片で、先端が二等辺三角形状をなすこ
の規制片は回動軸3の軸心方向に延びていて、各
辺は後述する駒8の当接面2a,2bとして構成
されている。
他方、この規制片1によつて規制される軸3に
は、上記した規制片1と対応する軸端に規制片1
の先端と接触しない程度の小径部4が形成され、
さらにこの一部に設けた凹部5には、規制片1の
各当接面2a,2bと当接する側面7a,7bを
有する水滴型の駒8が先端を小径部4の周上より
突出するよう支点ピン9により可回動的に枢支さ
れている。6a,6bは小径部4に形成した規制
面で、この規制面6a,6bは、規制片1に駒8
が当接して支点ピン9が規制片1の中心線と一致
した点に達したところで駒8の回動を拘束するよ
うになされている。
上述した実施例において、いま図中右回転して
きた軸3がその回動終端付近に達すると、小径部
4の周上より突出した駒8が規制片1に接触して
図中左方向に回動し凹部5の左側面6bに衝当つ
て停止する(第2図イ)。これにより、駒8の右
側面7aは規制片1との当接面となつて、軸3は
規制片1の中心線上に駒8の支点ピン9が位置す
るようにして回動が阻止される。
この状態でつぎに軸3が左回りに1回転する
と、その終端付近において今度は駒が図中右方向
に変移して凹部5の右側面6aに阻止され、駒8
の左側面7bが規制片1と当接して上記したと同
様に、駒8の支点ピン9が規制片1の中心線上に
位置した点、つまり、回動始端から360゜正確に
回動した点で軸3の回動は阻止されることにな
る。
(効果) 以上述べたように本考案によれば、二等辺三角
形状をなす規制片の先端を被回動規制軸の軸心に
向けて延出する一方、被回動規制軸の端面に、規
制片の先端側面に当接して揺動する駒部材を軸支
するとともに、該端面に、駒部材の枢支点が規制
片の中心線上に位置した点でこれを拘束する基制
面を設けたので、少ない部材をもつて簡単に構成
されたものであるにもかかわらず、軸の回転方向
によつてその都度反対方向に変位する駒により軸
をその始端から終端まで360゜正確に回転させる
ことができる。しかも、通常のストツパ機構と同
様、固定部材上に軸の回動を規制する規制片を設
けるようにしたので、狭い配設スペースのもとで
も被回動規制軸の回動を確実に規制することがで
きるばかりでなく、規制片と当接する駒部材を被
回動規制軸の端面に枢支したことにより、規制片
と駒部材との当接の際に生じる抵抗を最小限に止
めて、被回動規制軸に与えるトルクを可及的に小
さくし、この種の回動規制装置を計測器等の精密
な装置へ適用させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回動規制装置
の斜視図、第2図イ,ロは、同上装置による回動
規制状態を説明する図、第3図イ,ロは、従来装
置の一例を示す斜視図である。 1……規制片、3……軸、4……小径部、5…
…凹部、8……駒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二等辺三角形状をなす先端部を被回動規制軸の
    軸心に向けて延出させた固定部材上の規制片と、
    端面に、該規制片の先端部側面に当接して揺動す
    る駒部材を枢支し、かつ該端面に、上記駒部材の
    枢支点が上記規制片の中心線上に位置した点にお
    いて上記駒部材を上記規制片との間で拘束する規
    制面を形成した上記被回動規制軸とよりなる回動
    規制装置。
JP17725983U 1983-11-15 1983-11-15 回動規制装置 Granted JPS6084841U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17725983U JPS6084841U (ja) 1983-11-15 1983-11-15 回動規制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17725983U JPS6084841U (ja) 1983-11-15 1983-11-15 回動規制装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6084841U JPS6084841U (ja) 1985-06-11
JPS6234331Y2 true JPS6234331Y2 (ja) 1987-09-02

Family

ID=30385148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17725983U Granted JPS6084841U (ja) 1983-11-15 1983-11-15 回動規制装置

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JP (1) JPS6084841U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128560U (ja) * 1974-08-26 1976-03-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128560U (ja) * 1974-08-26 1976-03-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6084841U (ja) 1985-06-11

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