JPS6234311A - 磁気ヘツドおよびその製造方法 - Google Patents
磁気ヘツドおよびその製造方法Info
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- JPS6234311A JPS6234311A JP17328685A JP17328685A JPS6234311A JP S6234311 A JPS6234311 A JP S6234311A JP 17328685 A JP17328685 A JP 17328685A JP 17328685 A JP17328685 A JP 17328685A JP S6234311 A JPS6234311 A JP S6234311A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- magnetic head
- glass
- alkoxide
- adhesive agent
- Prior art date
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- Pending
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- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は磁気ヘッドおよびその製造方法に関し、さらに
詳しくは磁気コア等の磁気ヘッド構成部品の組立構造に
接着材による接着構造を含む磁気ヘッドおよびその製造
方法に関するものである。
詳しくは磁気コア等の磁気ヘッド構成部品の組立構造に
接着材による接着構造を含む磁気ヘッドおよびその製造
方法に関するものである。
[従来の技術]
従来、磁気コア等の磁気ヘッド構成部品の組)γ構造に
接着材による接着構造を含む磁気ヘッドでは、接着材と
してエポキシ等の有機系接着材や、ガラスや水ガラスの
ような無機系接着材が用いられている。特に高密度磁気
記録を行なう磁気ヘッドでは磁気ギャップ、トラック幅
を極めて狭くする必要があり、上記のそれぞれの接着材
の特徴を活かして使用している。
接着材による接着構造を含む磁気ヘッドでは、接着材と
してエポキシ等の有機系接着材や、ガラスや水ガラスの
ような無機系接着材が用いられている。特に高密度磁気
記録を行なう磁気ヘッドでは磁気ギャップ、トラック幅
を極めて狭くする必要があり、上記のそれぞれの接着材
の特徴を活かして使用している。
[発明が解決しようとする問題点]
上記の有機系接着材では接着工程において取り扱いが易
しいという長所があるが耐環境安定性の面で問題がある
という欠点がる。また無機系接着材のガラスは耐環境安
定性は良いが、接着方法が接着箇所に流し込んで溶着す
る等の方法であるため取り扱いが難しいという欠点があ
る。また水ガラスでは気泡発生の問題を避けられない。
しいという長所があるが耐環境安定性の面で問題がある
という欠点がる。また無機系接着材のガラスは耐環境安
定性は良いが、接着方法が接着箇所に流し込んで溶着す
る等の方法であるため取り扱いが難しいという欠点があ
る。また水ガラスでは気泡発生の問題を避けられない。
[問題点を解決するための手段]
上記の問題を解決するため本発明にあっては上記のよう
に接着材による接着構造を含む磁気ヘッドにおいて接着
材としてガラス微粒子を充填し。
に接着材による接着構造を含む磁気ヘッドにおいて接着
材としてガラス微粒子を充填し。
前記ガラスの組成に含まれる金属のうち少なくとも1つ
の金属アルコキシドを結合物質にしたちのを用いる構造
を採用し、また磁気ヘッドの製造方法にあっては接着工
程において前記金属アルコキシドを加水分解して水酸化
物とした後に酸化させることにより硬化させる工程を含
む構成を採用した。
の金属アルコキシドを結合物質にしたちのを用いる構造
を採用し、また磁気ヘッドの製造方法にあっては接着工
程において前記金属アルコキシドを加水分解して水酸化
物とした後に酸化させることにより硬化させる工程を含
む構成を採用した。
[作 用]
上述の如き構成に於いて、結合物質としての金属アルコ
キシドを加水分解させて水酸化物とし、さらに加熱して
前記水酸化物を酸化させ、硬化させることにより最終的
に硬化した接着材は完全な無機物であるため、耐環境安
定性に優れている。
キシドを加水分解させて水酸化物とし、さらに加熱して
前記水酸化物を酸化させ、硬化させることにより最終的
に硬化した接着材は完全な無機物であるため、耐環境安
定性に優れている。
またこの接着材は塗布、加熱により接着を行なえ、ガラ
ス等の場合と比べ取り扱いが極めて易しい。
ス等の場合と比べ取り扱いが極めて易しい。
[実施例]
以下、添付した図面を参照して本発明の実施例の詳細を
説明する。
説明する。
[第1実施例]
第1図および第2図は本発明の実施例による磁気ヘッド
の磁気コアと、これを補強する補強板との接着工程を説
明するものである・ 第1図において符号1で示すものが磁気コアであり、巻
線窓1cを有するコア半体1aと、これと対をなすコア
半体1bとを磁気ギャップGを介して突き合わせ、接着
して構成しである。また符号2.2′で示すものが補強
板で磁気コア1の図中上下両面に一致する寸法形状を有
し、巻線窓1cに対応する巻線窓2a、2’aを形成し
である。
の磁気コアと、これを補強する補強板との接着工程を説
明するものである・ 第1図において符号1で示すものが磁気コアであり、巻
線窓1cを有するコア半体1aと、これと対をなすコア
半体1bとを磁気ギャップGを介して突き合わせ、接着
して構成しである。また符号2.2′で示すものが補強
板で磁気コア1の図中上下両面に一致する寸法形状を有
し、巻線窓1cに対応する巻線窓2a、2’aを形成し
である。
本実施例による磁気コアlと補強板2.2′の接着工程
にあっては接着材として、PbO。
にあっては接着材として、PbO。
ZuO,B2O3を主成分とするガラス微粒子を充填し
、このガラスの組成に含まれる金属の金属アルコキシド
としてPbアルコキシドを結合物質とするものを用いた
。
、このガラスの組成に含まれる金属の金属アルコキシド
としてPbアルコキシドを結合物質とするものを用いた
。
まずこの接着材を第1図中の磁気コアlの上下両面と、
補強板2の下面および補強板2′の上面に塗布した後、
第2図に示すように磁気コアlと補強板2.2′を重ね
る。
補強板2の下面および補強板2′の上面に塗布した後、
第2図に示すように磁気コアlと補強板2.2′を重ね
る。
・次にこれを空気中でt o o ’c〜150°C程
度に加熱して、接着材3中のPbアルコキシドを空気中
の水分と反応させ、水酸化鉛とアルコールに加水分解さ
せる。
度に加熱して、接着材3中のPbアルコキシドを空気中
の水分と反応させ、水酸化鉛とアルコールに加水分解さ
せる。
さらにこれを加熱し水酸化鉛を酸化させて酸化鉛とし、
硬化させることにより磁気コアlと補強板2.2′が接
着される。
硬化させることにより磁気コアlと補強板2.2′が接
着される。
以上の工程において接着材3のPbアルコキシドの反応
は始めは有機反応であるが順次無機反応となり、最終的
な硬化接着物質の酸化鉛は完全な無機物であり、充填物
質のガラス微粒子も無機物であるため、硬化後の接着材
3の耐環境安定性は高く、磁気ヘッドの耐環境安定性を
向上できる。
は始めは有機反応であるが順次無機反応となり、最終的
な硬化接着物質の酸化鉛は完全な無機物であり、充填物
質のガラス微粒子も無機物であるため、硬化後の接着材
3の耐環境安定性は高く、磁気ヘッドの耐環境安定性を
向上できる。
また上記のように本実施例の接着材3は簡単な塗布、加
熱により接着を行なえ、ガラス等の場合と比べて取り扱
いが極めて簡単である。
熱により接着を行なえ、ガラス等の場合と比べて取り扱
いが極めて簡単である。
[第2実施例]
上述の第1実施例では接着材3の金属アルコキシドとし
てPbアルコキシドを用いたが、その他の金属アルコキ
シドを用いても良いのは勿論である0例えばSiアルコ
ギシドを用いても良く、この場合上述した工程における
加熱はSiアルコキシドが5i02になるまで行なう。
てPbアルコキシドを用いたが、その他の金属アルコキ
シドを用いても良いのは勿論である0例えばSiアルコ
ギシドを用いても良く、この場合上述した工程における
加熱はSiアルコキシドが5i02になるまで行なう。
「第3実施例1
」−述した第1および第2実施例では接着材3のガラス
微粒子は巾なる充填物質として接着には寄榮していない
が、上述した工程の最終的な酸化。
微粒子は巾なる充填物質として接着には寄榮していない
が、上述した工程の最終的な酸化。
硬化の後、さらに加熱することによりガラス微粒子を融
解させ、融解したガラスにより溶着を行なうことができ
る。この場合従来の困難で問題の多い流し込みによらず
に簡単にガラス溶着を行なえるという利点がある。
解させ、融解したガラスにより溶着を行なうことができ
る。この場合従来の困難で問題の多い流し込みによらず
に簡単にガラス溶着を行なえるという利点がある。
[第4実施例]
第1〜第3実施例において加熱によって得た金属アルコ
キシドの酸化物はガラスと同様なものであるため、さら
に加熱によりこれをも溶隔させて溶着に寄与させること
ができる。
キシドの酸化物はガラスと同様なものであるため、さら
に加熱によりこれをも溶隔させて溶着に寄与させること
ができる。
例えば第2実施例の工程の後、さらに加熱を行なうこと
によりガラス微粒子と5i02をともに融解させ、これ
によりガラス溶着を行なうことができる。
によりガラス微粒子と5i02をともに融解させ、これ
によりガラス溶着を行なうことができる。
なお以上で説明した接着材3のガラス微粒子の組成、融
点等の特性2寸法、形状および充填量等は必要に応じて
選択する。また結合物質に使用する金属アルコキシドは
1種類だけでなく複数種の金属による複合アルコキシド
を用いても良い。またそのアルキル基も接着材3の必要
に応じて選択すれば良い。
点等の特性2寸法、形状および充填量等は必要に応じて
選択する。また結合物質に使用する金属アルコキシドは
1種類だけでなく複数種の金属による複合アルコキシド
を用いても良い。またそのアルキル基も接着材3の必要
に応じて選択すれば良い。
さらにここでは磁気ヘッドの磁気コアと補強板の接着に
ついてのみ説明したが、上述した接着材と接着方法は磁
気ヘッドの他の部分の接着にも適用できるのは勿論であ
る。
ついてのみ説明したが、上述した接着材と接着方法は磁
気ヘッドの他の部分の接着にも適用できるのは勿論であ
る。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように本発明によればガラス微
粒子と金属アルコキシドからなる接着材により磁気ヘッ
ド構成部品の接着を行ない、その場合加熱による加水分
解、酸化により金属アルコキシドを硬化させるので、硬
化後の接着材の耐環境安定性が高く、磁気ヘッドの耐環
境安定性を向上できる。また接着材の接着部分への付着
、加熱という極めて簡単な工程により接着を行なえる。
粒子と金属アルコキシドからなる接着材により磁気ヘッ
ド構成部品の接着を行ない、その場合加熱による加水分
解、酸化により金属アルコキシドを硬化させるので、硬
化後の接着材の耐環境安定性が高く、磁気ヘッドの耐環
境安定性を向上できる。また接着材の接着部分への付着
、加熱という極めて簡単な工程により接着を行なえる。
第1図および第2図はそれぞれ本発明の実施例による磁
気ヘッドの磁気コアと補強板の接着工程を説明する分解
斜視図および斜視図である。 1・・・磁気コア 2,2′・・・補強板3・・
・接着材 ] 利イ捉t it帽ろ≧靜訃糧田 第1図 膣11イm t it l111)J枡護循第2図
気ヘッドの磁気コアと補強板の接着工程を説明する分解
斜視図および斜視図である。 1・・・磁気コア 2,2′・・・補強板3・・
・接着材 ] 利イ捉t it帽ろ≧靜訃糧田 第1図 膣11イm t it l111)J枡護循第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)磁気コア等の磁気ヘッド構成部品を接着する接着材
として、ガラス微粒子を充填し、前記ガラスの組成に含
まれる金属のうち少なくとも1つの金属アルコキシドを
結合物質にしたものを用いたことを特徴とする磁気ヘッ
ド。 2)前記金属アルコキシドとして少なくともケイ素アル
コキシドを用いたことを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載の磁気ヘッド。 3)磁気コア等の磁気ヘッド構成部品を接着する接着材
として、ガラス微粒子を充填し、前記ガラスの組成に含
まれる金属のうち少なくとも1つの金属アルコキシドを
結合物質にしたものを用い、前記接着材による接着工程
において接着部分に付着させた前記接着材の金属アルコ
キシドを加水分解して水酸化物とした後に酸化させるこ
とにより硬化させる工程を含むことを特徴とする磁気ヘ
ッドの製造方法。 4)前記接着工程において前記硬化後に加熱により前記
ガラス微粒子を融解して溶着を行なうことを特徴とする
特許請求の範囲第3項に記載の磁気ヘッドの製造方法。 5)前記接着工程において前記硬化後に加熱により前記
金属アルコキシドの酸化物とガラス微粒子を融解して溶
着を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記
載の磁気ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17328685A JPS6234311A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 磁気ヘツドおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17328685A JPS6234311A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 磁気ヘツドおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6234311A true JPS6234311A (ja) | 1987-02-14 |
Family
ID=15957631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17328685A Pending JPS6234311A (ja) | 1985-08-08 | 1985-08-08 | 磁気ヘツドおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6234311A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03269681A (ja) * | 1990-03-19 | 1991-12-02 | Sharp Corp | 画像認識装置 |
US7520062B2 (en) | 2005-12-06 | 2009-04-21 | Robert Bosch Tool Corporation | Light-plane projecting apparatus and lens |
-
1985
- 1985-08-08 JP JP17328685A patent/JPS6234311A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03269681A (ja) * | 1990-03-19 | 1991-12-02 | Sharp Corp | 画像認識装置 |
US7520062B2 (en) | 2005-12-06 | 2009-04-21 | Robert Bosch Tool Corporation | Light-plane projecting apparatus and lens |
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