JPS6234122B2 - - Google Patents
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- JPS6234122B2 JPS6234122B2 JP56010956A JP1095681A JPS6234122B2 JP S6234122 B2 JPS6234122 B2 JP S6234122B2 JP 56010956 A JP56010956 A JP 56010956A JP 1095681 A JP1095681 A JP 1095681A JP S6234122 B2 JPS6234122 B2 JP S6234122B2
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- JP
- Japan
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- magnetic
- silicon steel
- magnetic core
- amorphous
- core
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- Expired
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- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 claims description 23
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 7
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N iron Substances [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 4
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/24—Magnetic cores
- H01F27/245—Magnetic cores made from sheets, e.g. grain-oriented
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F3/00—Cores, Yokes, or armatures
- H01F3/10—Composite arrangements of magnetic circuits
- H01F2003/106—Magnetic circuits using combinations of different magnetic materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は磁気回路用の磁心の改良に関するもの
である。従来、例えば変圧器を代表とする磁気回
路用の磁心はケイ素鋼板が使用されているが、電
気抵抗率が低く電力の損失が大きく現在さらに改
良が行なわれている。また非晶質磁性体は珪素鋼
板に比べ電気抵抗率は高く、しかも電力の損失が
小さいが、磁束密度Ｂsが珪素鋼板に比べ2/3程度
と小さいため、動作範囲がせまく、磁心としての
用途が限定されるという欠点があつた。
である。従来、例えば変圧器を代表とする磁気回
路用の磁心はケイ素鋼板が使用されているが、電
気抵抗率が低く電力の損失が大きく現在さらに改
良が行なわれている。また非晶質磁性体は珪素鋼
板に比べ電気抵抗率は高く、しかも電力の損失が
小さいが、磁束密度Ｂsが珪素鋼板に比べ2/3程度
と小さいため、動作範囲がせまく、磁心としての
用途が限定されるという欠点があつた。
本発明は、かかる欠点を除去するものである。
以下、本発明の構成を詳説する。非晶質磁性体と
方向性珪素鋼板または高珪素鋼板のいずれかから
なる結晶磁性体とを１ずつ交互に積層することに
より、理論的に予想された電力損失よりはるかに
小さい電力損失の磁心を得た。
以下、本発明の構成を詳説する。非晶質磁性体と
方向性珪素鋼板または高珪素鋼板のいずれかから
なる結晶磁性体とを１ずつ交互に積層することに
より、理論的に予想された電力損失よりはるかに
小さい電力損失の磁心を得た。
次に本発明の一実施例を第１図、第２図を用い
て説明する。
て説明する。
第１図は本発明の一実施例である変圧器用の磁
心の斜視図、第２図は同磁心の特性図である。
心の斜視図、第２図は同磁心の特性図である。
0.35mm厚の方向性珪素鋼板（G10）２と60μｍ
厚のFe78Si10B12（数字は原子％）の非晶質磁性
薄帯３と絶縁膜１とを交互に13枚を積層し磁心を
形成した。このとき方向性珪素鋼板と非晶質金属
の間に絶縁膜を入れた、そしてこのようにして得
た磁心の鉄損を第２図に示す。損失測定方法は、
確率的エルゴード測定法を応用したＵ関数計を使
用した。なお、点線は、本発明による磁心装置が
理論的に予想される60Hzでの電力損失を失す。こ
れらの交互に１枚ずつ積層した磁心がより低い鉄
損値を示すという効果は例えば珪素鋼板と非晶質
金属薄帯を２枚以上複数枚ずつ交互に積層した磁
心に比べ特に顕著である。複数枚ずつ重ねた磁心
ではおのおのの鉄損値から理論的に予想される値
にほぼ一致した。ここで理論的に求めた値とは方
向性珪素鋼板と非晶質合金薄帯のそれぞれの磁化
曲線（Ｂ―Ｈ曲線）と磁束密度―鉄損曲線（Ｂ―
Ｗ曲線）から動作磁束密度を仮定して求めた値
（参考文献特開昭54−113100号）である。上述の
結果は方向性珪素鋼板と非晶質合金が磁気的に強
く影響を及ぼし合つていることを意味している。
厚のFe78Si10B12（数字は原子％）の非晶質磁性
薄帯３と絶縁膜１とを交互に13枚を積層し磁心を
形成した。このとき方向性珪素鋼板と非晶質金属
の間に絶縁膜を入れた、そしてこのようにして得
た磁心の鉄損を第２図に示す。損失測定方法は、
確率的エルゴード測定法を応用したＵ関数計を使
用した。なお、点線は、本発明による磁心装置が
理論的に予想される60Hzでの電力損失を失す。こ
れらの交互に１枚ずつ積層した磁心がより低い鉄
損値を示すという効果は例えば珪素鋼板と非晶質
金属薄帯を２枚以上複数枚ずつ交互に積層した磁
心に比べ特に顕著である。複数枚ずつ重ねた磁心
ではおのおのの鉄損値から理論的に予想される値
にほぼ一致した。ここで理論的に求めた値とは方
向性珪素鋼板と非晶質合金薄帯のそれぞれの磁化
曲線（Ｂ―Ｈ曲線）と磁束密度―鉄損曲線（Ｂ―
Ｗ曲線）から動作磁束密度を仮定して求めた値
（参考文献特開昭54−113100号）である。上述の
結果は方向性珪素鋼板と非晶質合金が磁気的に強
く影響を及ぼし合つていることを意味している。
次に、本発明の他の実施例を第３図を用いて説
明する。
明する。
第３図は本発明の他の実施例である変圧器用の
磁心の斜視図である。
磁心の斜視図である。
0.35mm厚の結晶質の方向性珪素鋼板（G10）２
ａと60μｍ厚のFe78Si10B12（数字は原子％）の
非晶質磁性薄帯３ａと絶縁膜１ａとの１枚ずつ交
互に６枚を積層し、積層体を形成し、さらに、こ
れをトロイダル状に２回巻いて、トロイダル型ト
ランスコア形状の磁心を形成した。また、このと
き方向性珪素鋼板２ａと非晶質磁性薄帯３ａとの
間に前記実施例と同様に絶縁層１ａを介在させ
た。このようにして得た磁心の鉄損は第２図に示
す前記実施例の鉄損とほぼ同様なものであつた。
このようにトロイダル状に積層することにより磁
心の製造が容易となるばかりでなく、磁化容易軸
が長手方向に向いた結晶質磁性板を使用すること
により、磁界方向と磁化容易軸とを一致させるこ
とができるので一層の磁気特性の向上を図ること
ができる。
ａと60μｍ厚のFe78Si10B12（数字は原子％）の
非晶質磁性薄帯３ａと絶縁膜１ａとの１枚ずつ交
互に６枚を積層し、積層体を形成し、さらに、こ
れをトロイダル状に２回巻いて、トロイダル型ト
ランスコア形状の磁心を形成した。また、このと
き方向性珪素鋼板２ａと非晶質磁性薄帯３ａとの
間に前記実施例と同様に絶縁層１ａを介在させ
た。このようにして得た磁心の鉄損は第２図に示
す前記実施例の鉄損とほぼ同様なものであつた。
このようにトロイダル状に積層することにより磁
心の製造が容易となるばかりでなく、磁化容易軸
が長手方向に向いた結晶質磁性板を使用すること
により、磁界方向と磁化容易軸とを一致させるこ
とができるので一層の磁気特性の向上を図ること
ができる。
次に本発明の他の実施例を第４図を用いて説明
する。第４図は本発明の他の実施例である磁心の
特性図である。0.38mm厚の結晶質の高珪素鋼板
Fe100-xSix（×＝3.2，4.6，5.1，5.3，5.4，5.6，
6.3重量％）と50μｍ厚のFe78Si10B12，
Fe4Co66Si17B13又はFe78Ni8Si10B12（数字は原子
％）の非晶質磁性薄帯と絶縁膜とを前記実施例の
ように１枚ずつ交互に６枚を積層し、積層体を形
成し、さらにこれをトロイタル状に２回巻いて、
トロイダル型トランスコア形状の磁心を形成し
た。また、積層のとき高珪素鋼板と非晶質磁性薄
帯との間に前記実施例と同様に絶縁層を介在させ
た。このようにして得た磁心の鉄損を60Hzで測定
し、第４図に示した。
する。第４図は本発明の他の実施例である磁心の
特性図である。0.38mm厚の結晶質の高珪素鋼板
Fe100-xSix（×＝3.2，4.6，5.1，5.3，5.4，5.6，
6.3重量％）と50μｍ厚のFe78Si10B12，
Fe4Co66Si17B13又はFe78Ni8Si10B12（数字は原子
％）の非晶質磁性薄帯と絶縁膜とを前記実施例の
ように１枚ずつ交互に６枚を積層し、積層体を形
成し、さらにこれをトロイタル状に２回巻いて、
トロイダル型トランスコア形状の磁心を形成し
た。また、積層のとき高珪素鋼板と非晶質磁性薄
帯との間に前記実施例と同様に絶縁層を介在させ
た。このようにして得た磁心の鉄損を60Hzで測定
し、第４図に示した。
第４図において、曲線Ａは従来の結晶質の高珪
素鋼板による磁心、曲線ＢはFe78Si10B12（数字
は原子％）非晶質薄帯とFe100-xSix（添字は重量
％）の結晶質高珪素鋼板との積層による磁心、曲
線ＣはFe4Co66Si17B13（数字は原子％）非晶質薄
帯とFe100-xSix（添字は重量％）結晶質高珪素鋼
板との積層による磁心、および曲線Ｄは
Fe70Ni8Si10B12（数字は原子％）の非晶質薄帯と
Fe100-xSix（添字は重量％）結晶質高珪素鋼板と
の積層による磁心の鉄損を示す。また点線は第２
図で求めたものと同様の方法で求めた理論値、一
点鎖線はFe78Si10B12非晶質合金の鉄損値を示
す。他の非晶質合金もほぼ同様な値を示した。
素鋼板による磁心、曲線ＢはFe78Si10B12（数字
は原子％）非晶質薄帯とFe100-xSix（添字は重量
％）の結晶質高珪素鋼板との積層による磁心、曲
線ＣはFe4Co66Si17B13（数字は原子％）非晶質薄
帯とFe100-xSix（添字は重量％）結晶質高珪素鋼
板との積層による磁心、および曲線Ｄは
Fe70Ni8Si10B12（数字は原子％）の非晶質薄帯と
Fe100-xSix（添字は重量％）結晶質高珪素鋼板と
の積層による磁心の鉄損を示す。また点線は第２
図で求めたものと同様の方法で求めた理論値、一
点鎖線はFe78Si10B12非晶質合金の鉄損値を示
す。他の非晶質合金もほぼ同様な値を示した。
以上のように、本発明によれば鉄損の少ない磁
気特性の優れた磁心を提供することができる。
気特性の優れた磁心を提供することができる。
第１図は本発明の一実施例である磁心の斜視
図、第２図は同磁心の特性図、第３図は本発明の
他の実施例である磁心の斜視図、第４図は本発明
の他の実施例である磁心の特性図である。 １，１ａ……絶縁膜、２，２ａ……結晶質の方
向性珪素鋼板、３，３ａ……非晶質磁性薄帯。
図、第２図は同磁心の特性図、第３図は本発明の
他の実施例である磁心の斜視図、第４図は本発明
の他の実施例である磁心の特性図である。 １，１ａ……絶縁膜、２，２ａ……結晶質の方
向性珪素鋼板、３，３ａ……非晶質磁性薄帯。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 非晶質磁性体と、方向性珪素鋼板または高珪
素鋼板のいずれかからなる結晶質磁性体とを１枚
ずつ交互に積層したことを特徴とする磁心。 ２ 非晶質磁性体と結晶質磁性体とを交互に積層
した積層帯をトロイダル状に巻回したことを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の磁心。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56010956A JPS57126113A (en) | 1981-01-27 | 1981-01-27 | Magnetic core |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56010956A JPS57126113A (en) | 1981-01-27 | 1981-01-27 | Magnetic core |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57126113A JPS57126113A (en) | 1982-08-05 |
| JPS6234122B2 true JPS6234122B2 (ja) | 1987-07-24 |
Family
ID=11764634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56010956A Granted JPS57126113A (en) | 1981-01-27 | 1981-01-27 | Magnetic core |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57126113A (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6249606A (ja) * | 1985-08-29 | 1987-03-04 | Fujitsu Ltd | コイルの搭載方法 |
| JPH0453163Y2 (ja) * | 1985-12-13 | 1992-12-14 | ||
| JP2005104008A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Mitsui Chemicals Inc | 磁性基材およびその積層体ならびに用途 |
| JP2007311652A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Denso Corp | アモルファス積層材及びアモルファス積層材の製造方法及び回転電機の鉄心の製造方法 |
| EP2320439A4 (en) * | 2008-09-03 | 2018-05-02 | Hitachi Industrial Equipment Systems Co., Ltd. | Wound iron core for static apparatus, amorphous transformer and coil winding frame for transformer |
| EP2698796A1 (de) * | 2012-08-16 | 2014-02-19 | Siemens Aktiengesellschaft | Kern für einen Transformator oder eine Spule sowie Transformator mit einem solchen Kern |
| JP6327835B2 (ja) * | 2013-11-05 | 2018-05-23 | 株式会社トーキン | 積層磁性体、積層磁心およびその製造方法 |
| JPWO2017033873A1 (ja) * | 2015-08-21 | 2018-08-09 | 吉川工業株式会社 | ステータコア及びそれを備えたモータ |
| JP6655787B2 (ja) * | 2015-11-25 | 2020-02-26 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | モータ |
| JP2018078207A (ja) * | 2016-11-10 | 2018-05-17 | 株式会社日立産機システム | 積鉄心、その製造方法およびそれを用いた変圧器 |
| HUE045135T2 (hu) * | 2016-12-02 | 2019-12-30 | Abb Schweiz Ag | Félhibrid transzformátormag |
| CN111064335B (zh) * | 2020-01-02 | 2021-07-09 | 东南大学 | 一种非晶材料的e型双绕组定子轴向磁通电机 |
| WO2024029367A1 (ja) * | 2022-08-02 | 2024-02-08 | Ｅｃｄｌ合同会社 | 物性を制御した複合積層軟磁性薄帯 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5739518A (en) * | 1980-08-22 | 1982-03-04 | Takaoka Ind Ltd | Manufacture of coiled iron core |
-
1981
- 1981-01-27 JP JP56010956A patent/JPS57126113A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5739518A (en) * | 1980-08-22 | 1982-03-04 | Takaoka Ind Ltd | Manufacture of coiled iron core |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57126113A (en) | 1982-08-05 |
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