JPS6233765A - マグネトロンスパツタ装置 - Google Patents

マグネトロンスパツタ装置

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JPS6233765A
JPS6233765A JP17144285A JP17144285A JPS6233765A JP S6233765 A JPS6233765 A JP S6233765A JP 17144285 A JP17144285 A JP 17144285A JP 17144285 A JP17144285 A JP 17144285A JP S6233765 A JPS6233765 A JP S6233765A
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JP
Japan
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target
yoke
substrate
support
permanent magnets
Prior art date
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Pending
Application number
JP17144285A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Kanda
英一 神田
Shigetomo Sawada
沢田 茂友
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6233765A publication Critical patent/JPS6233765A/ja
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  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 反応性マグネトロンスパッタ法を用いて基板上にα−F
e203等の酸化物被膜を形成する装置であって、ター
ゲットのスパッタされない部分に付着したターゲットの
酸化物等よりなる堆積物が、基板上に再付着するのを防
止し、この堆積物が基板上に再付着するために起こる膜
欠陥を生じないようにしたマグネトロンスパッタ装置。
〔産業上の利用分野〕
本発明は各種磁気記録媒体や、半導体集積回路素子の製
造に用いられるマグネトロンスパッタ装置の改良に係り
、特に反応性マグネトロンスパッタ法を用いて基板上に
薄膜を形成する際、ターゲット表面の非スパツタリング
部分に付着した堆積物が基板上に再付着して膜欠陥が生
じるのを防止したターゲット支持体の構造に関する。
例えば、アルミニウム基板等の非磁性基板上に、α、F
e203膜を反応性マグネトロンスパッタ法等を用いて
形成し、これを酸化、還元性のガス雰囲気内で熱処理し
てγ−Fe203膜の磁性膜に変換し、磁気ディスクを
形成する。
このような磁気記録媒体を反応性マグネトロンスパッタ
法にて製造する場合、基板上にターゲットの酸化物等の
不要な堆積物が付着するのを防止し、この堆積物の付着
によるビットエラーの現象を防止するマグネトロンスパ
ッタ装置が要望されている。
〔従来の技術〕
第4図は従来のマグネトロンスパッタ装置の説明図で、
図示するように気密容器1内の基板設置台2上に非磁性
基板3が設置され、この基板3と対向する位置にシャッ
タ4を介してターゲット支持体5が配設されている。
このターゲット支持体5の平面図を第5図に示す。第4
図および第5図に示すように、ターゲット支持体5の内
部には直方体形状のヨーク6が設置され、その上には支
持体5の内周に沿うような枠状の形状で表面がS極でヨ
ーク6側がN極の永久磁石7と、その永久磁石7の中央
部には所定の間隔を隔てて直方体形状で、前記した磁石
7と反対の磁極が形成されている永久磁石8が設けられ
ている。この永久磁石7.8の上部には磁気記録媒体形
成用の鉄の板状のターゲット9が設けられている。
更にターゲット支持体5の底部にはターゲット支持体5
内を冷却するための水冷管IOが設けられている。
ここで第4図に示した装置の容器1内を1O−6t。
rrの真空度になるまで排気バルブ11を開放にした状
態で、排気ポンプ12を用いて排気した後、容器1内に
例えばアルゴン(Ar)と酸素(02)が容積比で(1
: 1)のスパッタ用ガスを導入する。そしてモータ1
3を用いて基板3を回転させながら基板設置台2とター
ゲット支持体5間に電源14を用いて高電圧を印加し、
バルブ15を開放にしてガス導入管16より導入された
スパッタ用ガスをプラズマ状態となし、このプラズマ状
のイオンをターゲット9に衝突させ、衝突されたターゲ
ット9の酸化物を基板3上に付着させている。
ここでターゲット支持体5内に設置された永久磁石7と
8によって、基板設置台2とターゲット5間に印加され
ている電界と直交する磁界を発生させ、この磁界によっ
てプラズマ中の電子がターゲット5上でサイクロイド運
動するようにし、高密度なプラズマを形成すると共に、
基板3とターゲット5間に印加される電圧が低電圧でも
プラズマ状態が容易に実現できるような構造にしている
このようなスパッタ装置を通常マグネトロンスパッタ装
置と称し、2極スパツタ装置等に比較して成膜速度が速
く、またプラズマがターゲット5の近傍(表面)に集束
して形成されるため、基板3の温度上昇を防止できる利
点があり、低温で薄膜を形成でき、磁気記録媒体等の製
造方法に最近用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然し、このような装置では、前記した基板3ととターゲ
ット9間の電界、並びにターゲット支持体5に内蔵され
た永久磁石7,8の磁界によって、第6図に示すように
プラズマ中の電子eがターゲット5」二でサイクロイド
運動をしながら移動する。
そのため、電子eが移動しプラズマ密度の高いターゲッ
ト5の領域が、リング状にスパッタされて浸食されるが
、電子eが移動しない即ちプラズマ密度の低いターゲッ
ト5の中央領域5Aと周辺領域5Bは殆ど浸食されない
スパッタされたターゲット5の成分の大部分は基板3に
付着するが、その一部分はプラズマ中のイオンと衝突し
、この衝突した粒子がターゲット5の浸食されていない
部分5A 、 5Bに再び付着して堆積する。
この堆積物は通常ターゲット成分の酸化物であり、高抵
抗体であるため次第に帯電し、更に異常放電等を起こし
て飛散し、その一部は基板に付着する。
このような堆積物の粒子は、一般に正常にスパッタされ
た粒子に比して基板3に対する付着力が弱く、その後の
磁気記録媒体の製造工程で容易に剥がれ、その剥がれた
部分で磁気記録媒体に欠陥を生じる。
このような磁気記録媒体を用いて磁気ディスクを形成す
ると記録、再生時にビットエラーが発生するような不都
合を生じる。
そのため、ターゲット5上のターゲット成分の酸化物等
よりなる堆積物が基板3上に付着しないスパッタ装置が
望まれる。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するのを目的とした本発明の詳細な説
明図を第1図に示し、本発明の装置の磁気回路の構成説
明図を第2図に示す。
第1図および第2図に示すように、本発明のスパッタ装
置はヨーク21の一部21^が脱着できるように、ヨー
ク21.21Aと同一材料で形成されたT字型状の支持
具22を設け、この支持具22の上部表面22Aに脱着
すべきヨーク21八を固着させる。この支持具22の先
端部22Bにはネジ等が設けられこのネジに噛み合うギ
ア(図示せず)等を設け、このギアを図示しないモータ
にて回転させることでト下に移動できる構造とする。
尚、この支持具22は脱着されるヨーク21八 と一体
物として形成しても良い。
〔作用〕
本発明のスパッタ装置は、ターゲット支持体5の中心部
に配置された永久磁石8とターゲット5の周辺部に配置
された永久磁石8とを磁気的に結合しているヨーク21
の一部21Aを脱着できる構造とし、ターゲット9、永
久磁石7,8、ヨーク21から構成される磁気回路に磁
界変化を付与し、基板3上にスパッタされたターゲット
9の成分を被着しないプレスパツタの段階では、ヨーク
21八を下部に引き下げてターゲット9の表面の磁界が
弱くなる状態にし、この状態でターゲット9の表面をク
リーニングしてターゲット9の表面に付着し、前記形成
される磁性膜の欠陥となるターゲット9の酸化物等より
な−る堆積物を除去する。
また基板3上にターゲット9の成分をスパッタさせる段
階では、ヨーク21Aを上部に押し上げてヨーク21に
挿入するようにしてターゲット9の表面の磁界を強くし
た状態でスパッタするようにする。
〔実施例〕
以下、図面を用いながら本発明の一実施例につき詳細に
説明する。
第1図は本発明のマグネトロンスパッタ装置の説明図で
、第2図は本発明の装置に於ける磁気回路の説明図であ
る。
第1図および第2図に示すように、本発明のスパッタ装
置はヨーク21の一部21Aが脱着できるようなヨーク
21と同一材料で形成されたT字型状の支持具22を設
け、この支持具22の上部表面22Aに脱着すべきヨー
ク21Aを固着させる。この支持具22の先端部22B
にはネジ等が設けられこのネジに噛み合うギア(図示せ
ず)等を設け、このギアを図示しないモータにて回転さ
せることで上下に移動できる構造とする。
また前記脱着すべきヨーク21Aと前記支持具22とを
一体的に構成しても良い。
ごのような装置を用いて基板3上に磁性膜をスパッタさ
せる場合について説明する。
第1図の気密容器1の基板設置台2上に非磁性のアルミ
ニウム基板3を設置する。一方この基板3に対向するよ
うにシャッタ4を介して鉄で形成されたターゲット9を
有するターゲット支持体5を配設する。
この状態で容器1内を1O−6torr程度の真空度に
なる迄、排気バルブ11に連なる排気ポンプ12を用い
て排気する。
次いでバルブ15を開放にして、ガス導入管16よりA
rガスと02ガスが容禎比で(1: 1)のスパッタ用
ガスを導入する。またこの時点で前記した支持具22を
下方に引出し、ヨーク21よりヨーク21八を下方に引
き出す。このようにすれば、第2図に示すように、ヨー
ク21を通過してターゲット9の周囲に配置されている
永久磁石7のN極より永久磁石8のS極に至る磁力線は
ヨーク21の断面積がヨーク21Aを引き出しているた
め小さくなりこの部分で飽和する。この影響によってタ
ーゲット9、永久磁石7,8、ヨーク21に依って形成
される磁気回路に変化を生じ、ターゲット9の表面に付
与される磁界も弱くなる。この状態で基板3を設置した
基板設置台2をモータ13によって回転させ、ターゲッ
ト9上をシャフタ4で覆い、基板3とターゲット9間に
電源14を用いて所定の電圧を印加する。
この時に発生するプラズマ状のスパッタガスイオンは、
ターゲット9の磁界強度が弱いので、ターゲット9上で
集束されずにターゲット9の全面に衝突し、以前の成膜
工程に於いて、ターゲ・ノド9面の非浸食領域に堆積さ
れた膜欠陥の原因となるターゲットの酸化物等の堆積物
が飛散されると共にターゲット9の表面が清浄な状態と
なる。
次いでシャッタ4を移動させて基板3とターゲット9の
間より除去すると共に、支持具22を上部に移動させて
ヨーク21^をヨーク21に挿入する。
この状態ではヨーク21^が挿入されることでヨーク2
1全体の断面積が増加するため、磁石7より磁石8に至
る磁力線が飽和せず、ターゲット9の表面に磁界が付与
される。この状態でスパッタを行えばターゲット9の表
面に磁界が印加された状態で高速に成膜でき、膜欠陥の
ない薄膜が得られる。
またその他の実施例として、第3図に示すように磁気回
路を構成するヨークの形状を31、及び32の如く平板
状に形成し、この下側のヨーク32を上側のヨーク31
より引き離した状態でターゲット9の表面をクリーニン
グし、下側のヨーク32を上側のヨーク31に装着して
基板3上にターゲット9の成分をスパッタするとヨーク
の形状が第1の実施例に比して簡単な構造となる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明のマグネトロンスパッタ装置に
よれば、成膜に先立ちM車な操作でターゲットの表面の
清浄化を図れるため、成膜される薄膜にターゲット示ら
のターゲットの酸化物等の堆MI物の粗大粒子の飛散が
無くなり、異物突起やピンホール等の欠陥の無い薄膜が
得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のマグネトロンスパッタ装置の説明図、 第2図は本発明の装置の磁気回路の構成を示す説明図、 第3図は本発明の装置の磁気回路の他の実施例を示す説
明図、 第4図は従来のマグネトロンスパッタ装置の説明図、 第5図は従来の装置のターゲットの平面図、第6図は従
来のターゲットの表面状態を示す斜視図である。 図において、 ■は気密容器、2は基板設置台、3は基板、4はシャッ
タ、5はターゲット支持体、7.8は永久磁石、9はタ
ーゲット、10は水冷管、11は排気バルブ、12は排
気ポンプ、13はモータ、14は電源、15はバルブ、
16はガス導入管、21.21A、31.32はヨ庫灸
明句装置託9H図 第 1 図 斗泥明/l硅入掛冬/1丁克明回 +珂勾うeJ4n*tplQtjl”JtJtA、0R
−q El eEIA@ 3因 屹トAト跣−図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 スパッタ用ガス雰囲気にした真空容器(1)内にターゲ
    ット支持体(5)を設置し、該ターゲット支持体(5)
    にヨーク(21)、永久磁石(7、8)および基板(3
    )上に被着すべき成分を持つターゲット(9)を配設し
    、該基板(3)とターゲット(9)間に電圧を印加する
    とともに、前記ターゲット(9)の表面で発生する磁界
    を用いてターゲット(9)の成分を基板(3)上に付着
    させる装置に於いて、 前記ヨーク(21)の一部(21A)を脱着できる構造
    として、前記永久磁石(7、8)の磁力線が通過する前
    記ヨーク(21)の断面積を変化させ、該ヨーク(21
    )を介して前記ターゲット(9)の表面に付与される永
    久磁石(7、8)からの磁界の強度を変化させるように
    したことを特徴とするマグネトロンスパッタ装置。
JP17144285A 1985-08-02 1985-08-02 マグネトロンスパツタ装置 Pending JPS6233765A (ja)

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JP17144285A JPS6233765A (ja) 1985-08-02 1985-08-02 マグネトロンスパツタ装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63186765U (ja) * 1987-05-26 1988-11-30
CN112739848A (zh) * 2018-09-27 2021-04-30 株式会社爱发科 磁控管溅射装置用磁铁单元

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63186765U (ja) * 1987-05-26 1988-11-30
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