JPS6233750Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6233750Y2 JPS6233750Y2 JP11287482U JP11287482U JPS6233750Y2 JP S6233750 Y2 JPS6233750 Y2 JP S6233750Y2 JP 11287482 U JP11287482 U JP 11287482U JP 11287482 U JP11287482 U JP 11287482U JP S6233750 Y2 JPS6233750 Y2 JP S6233750Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- float
- flotation
- buoyancy
- floating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 56
- 238000005188 flotation Methods 0.000 claims description 24
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 7
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 claims description 4
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 208000003028 Stuttering Diseases 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はタンク内において層分離している浮
上液を排出する浮上液排出装置に関するものであ
る。
上液を排出する浮上液排出装置に関するものであ
る。
一般に、従来のタンク内に貯蔵される異種の液
体の比重の軽い液体である浮上液を排出する装置
においては、水密な一定の浮力を有するフロート
により入口部分が浮上支持される排出管が取付け
られており、排出管入口から排出管を通つて浮上
液を取入れてタンク外部に排出するようになつて
いる。この様な従来の浮上液排出装置は、浮上液
入口に続く排出管内に浮上液が流入した場合に数
10mmの吃水の変化を生じ所要の吃水にすることが
不可能となり、従つて浮上液のみを抜出すことが
極めて困難になるなどの欠点がみられる。
体の比重の軽い液体である浮上液を排出する装置
においては、水密な一定の浮力を有するフロート
により入口部分が浮上支持される排出管が取付け
られており、排出管入口から排出管を通つて浮上
液を取入れてタンク外部に排出するようになつて
いる。この様な従来の浮上液排出装置は、浮上液
入口に続く排出管内に浮上液が流入した場合に数
10mmの吃水の変化を生じ所要の吃水にすることが
不可能となり、従つて浮上液のみを抜出すことが
極めて困難になるなどの欠点がみられる。
従つて、この考案の目的はこの様な従来におけ
る欠点を除去するために、浮力の調整が可能なフ
ロートを用いることによつて浮上液取入れ部の吃
水を自由に変化させ、浮上液のみを抜出すことが
できるようにした浮上液排出装置を提供すること
にある。
る欠点を除去するために、浮力の調整が可能なフ
ロートを用いることによつて浮上液取入れ部の吃
水を自由に変化させ、浮上液のみを抜出すことが
できるようにした浮上液排出装置を提供すること
にある。
この考案によれば、浮上液排出装置は、空気あ
るいは不活性ガス等の気体を出し入れして浮力の
調整ができるフロートを有する浮上液取入れ部
と、入口が浮上液取入れ部に開口し且つスイベル
継手によつて回転自在に連結された排出管とから
成り、フロートの浮力を調整して浮上液取入れ部
の吃水を変えることによりタンク内の貯蔵液から
層分離している浮上液のみを取出しできるように
設けられている。
るいは不活性ガス等の気体を出し入れして浮力の
調整ができるフロートを有する浮上液取入れ部
と、入口が浮上液取入れ部に開口し且つスイベル
継手によつて回転自在に連結された排出管とから
成り、フロートの浮力を調整して浮上液取入れ部
の吃水を変えることによりタンク内の貯蔵液から
層分離している浮上液のみを取出しできるように
設けられている。
第1,2図にはこの考案に従つた浮上液排出装
置の一実施例が示されており、第2図にはフロー
ト11と浮上液取入れ部8の拡大斜視図が示され
ている。図示される様に貯蔵液3から層分離して
いる異種の浮上液2を有するタンク1において、
この考案の浮上液排出装置は、下部が開放されて
いる剛性材料のフロート11と上部開放箱形の浮
上液取入れ部8とが一体的に取付けられて成り、
この浮上液取入れ部8の堰板9に浮上液取入れ溝
10が、また底面に浮上液取入れ口7が設けら
れ、排出管6が接続されている。浮上液取入れ口
7に接続された排出管6は、例えば2個のスイベ
ル継手5を介して、タンク1に設けられている排
出ノズル4と接続され、浮上液取入れ部8が昇降
自在に作動できるように構成されている。また、
フロート11に接続されている空気管12は、排
出管6に沿つて設けられた空気管13の一端とフ
レキシブル管14を介して連結され、空気管13
の他端はフレキシブル管15を介して空気入口ノ
ズル16に連結されている。従つて、空気または
不活性ガス等の気体を空気入口ノズル16から空
気管13,12を通じフロート11内に圧入して
浮力を調整し、浮上液取入れ部8を所要の吃水に
することができるようになつている。
置の一実施例が示されており、第2図にはフロー
ト11と浮上液取入れ部8の拡大斜視図が示され
ている。図示される様に貯蔵液3から層分離して
いる異種の浮上液2を有するタンク1において、
この考案の浮上液排出装置は、下部が開放されて
いる剛性材料のフロート11と上部開放箱形の浮
上液取入れ部8とが一体的に取付けられて成り、
この浮上液取入れ部8の堰板9に浮上液取入れ溝
10が、また底面に浮上液取入れ口7が設けら
れ、排出管6が接続されている。浮上液取入れ口
7に接続された排出管6は、例えば2個のスイベ
ル継手5を介して、タンク1に設けられている排
出ノズル4と接続され、浮上液取入れ部8が昇降
自在に作動できるように構成されている。また、
フロート11に接続されている空気管12は、排
出管6に沿つて設けられた空気管13の一端とフ
レキシブル管14を介して連結され、空気管13
の他端はフレキシブル管15を介して空気入口ノ
ズル16に連結されている。従つて、空気または
不活性ガス等の気体を空気入口ノズル16から空
気管13,12を通じフロート11内に圧入して
浮力を調整し、浮上液取入れ部8を所要の吃水に
することができるようになつている。
この様に構成されたこの考案の浮上液排出装置
においては、空気または不活性ガス等の気体を空
気入口ノズル16から空気管13,12を介して
フロート11内に圧入して浮力を調整し、浮上液
取入れ部8を所要の吃水にすることによつて、浮
上液取入れ部8は浮上液2を浮上液取入れ溝10
から取り入れて排出管6を介して外部に排出す
る。排出管6に浮上液2が流入して外部に排出さ
れて吃水が変化した場合には、フロート11内の
気体を出し入れすることにより吃水を一定に保つ
ことによつて浮上液2のみを排出管6を介して外
部に取出すことができる。また、この実施例では
フロート11は剛性材料としたが、軟性材料の袋
状のものを用いることもできる。更に、第3図に
示される様に中実の水密なフロート17にこの考
案での上述の様な浮力可変のフロート11をだき
合わせるよう組合わせて取付けても良く、この場
合には吃水の変化量が小さいため、出し入れする
気体量を少なくすることができる。
においては、空気または不活性ガス等の気体を空
気入口ノズル16から空気管13,12を介して
フロート11内に圧入して浮力を調整し、浮上液
取入れ部8を所要の吃水にすることによつて、浮
上液取入れ部8は浮上液2を浮上液取入れ溝10
から取り入れて排出管6を介して外部に排出す
る。排出管6に浮上液2が流入して外部に排出さ
れて吃水が変化した場合には、フロート11内の
気体を出し入れすることにより吃水を一定に保つ
ことによつて浮上液2のみを排出管6を介して外
部に取出すことができる。また、この実施例では
フロート11は剛性材料としたが、軟性材料の袋
状のものを用いることもできる。更に、第3図に
示される様に中実の水密なフロート17にこの考
案での上述の様な浮力可変のフロート11をだき
合わせるよう組合わせて取付けても良く、この場
合には吃水の変化量が小さいため、出し入れする
気体量を少なくすることができる。
この様に、この考案によれば、気体の出し入れ
により浮力の調整が可能なフロートを用いること
によつて、浮上液排出装置は所要の吃水を得るこ
とができ、浮上液のみを排出することができる等
の効果が得られるものである。
により浮力の調整が可能なフロートを用いること
によつて、浮上液排出装置は所要の吃水を得るこ
とができ、浮上液のみを排出することができる等
の効果が得られるものである。
第1図はこの考案に従つた浮上液排出装置の概
略説明図、第2図はこの考案に従つた浮上液排出
装置の浮上液取入れ部とフロートの拡大斜視図、
第3図は浮力可変フロートに水密なフロートを付
加した別の実施例を示す第2図と同様な斜視図で
ある。 図中、1……タンク、2……浮上液、3……貯
蔵液、4……排出ノズル、5……スイベル継手、
6……排出管、7……浮上液取入れ口、8……浮
上液取入れ部、9……堰部、10……浮上液取入
れ溝、11……フロート、12,13……空気
管、14,15……フレキシブル管、16……空
気入口ノズル、17……フロート。
略説明図、第2図はこの考案に従つた浮上液排出
装置の浮上液取入れ部とフロートの拡大斜視図、
第3図は浮力可変フロートに水密なフロートを付
加した別の実施例を示す第2図と同様な斜視図で
ある。 図中、1……タンク、2……浮上液、3……貯
蔵液、4……排出ノズル、5……スイベル継手、
6……排出管、7……浮上液取入れ口、8……浮
上液取入れ部、9……堰部、10……浮上液取入
れ溝、11……フロート、12,13……空気
管、14,15……フレキシブル管、16……空
気入口ノズル、17……フロート。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 空気あるいは不活性ガス等の気体を出し入れ
して浮力の調整ができるフロートを有する浮上
液取入れ部と、入口が浮上液取入れ部に開口し
且つスイベル継手によつて回転自在に連結され
た排出管とから成り、フロートの浮力を調整し
て浮上液取入れ部の吃水を変えることによりタ
ンク内の貯蔵液から層分離している浮上液のみ
を取出しできるようなつた浮上液排出装置。 2 浮力の調整ができる該フロートに、別の中実
の水密なフロートをだき合わせて取付けるよう
にした実用新案登録請求の範囲第1項記載の浮
上液排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11287482U JPS5919592U (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | 浮上液排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11287482U JPS5919592U (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | 浮上液排出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5919592U JPS5919592U (ja) | 1984-02-06 |
JPS6233750Y2 true JPS6233750Y2 (ja) | 1987-08-28 |
Family
ID=30261502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11287482U Granted JPS5919592U (ja) | 1982-07-27 | 1982-07-27 | 浮上液排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5919592U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7338475B2 (en) * | 2004-12-17 | 2008-03-04 | Cardinal Health 303, Inc. | Electret enhanced automatic IV drip chamber shutoff |
KR20230127998A (ko) | 2021-01-08 | 2023-09-01 | 가부시키가이샤 에바라 세이사꾸쇼 | 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법 |
-
1982
- 1982-07-27 JP JP11287482U patent/JPS5919592U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5919592U (ja) | 1984-02-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES2009534A6 (es) | Un dispositivo flotante para la limpieza de la superficie de un liquido. | |
US2497177A (en) | Differential gravity skimmer | |
DK1206601T3 (da) | Apparatur til opsamling af materiale flydende på et legeme af vand | |
JPS6233750Y2 (ja) | ||
US3969777A (en) | Overflow-siphoning device for swimming pools and the like | |
FR2702232B1 (fr) | Dispositif d'écremage flottant. | |
SU992250A1 (ru) | Топливный бак транспортного средства | |
KR870000090Y1 (ko) | 수세변기용 급수장치 | |
JPH0478993U (ja) | ||
JP3019200U (ja) | 手動吸い上げポンプ | |
ATE256795T1 (de) | Abflussmengenregelvorrichtung für regenrückhaltebecken | |
JPH0661548B2 (ja) | 上澄水排出装置 | |
JPH0361984U (ja) | ||
JPH02222793A (ja) | 上澄水排出装置 | |
JPH03123594U (ja) | ||
JPH0385218U (ja) | ||
JPH02150100U (ja) | ||
JPH0478607U (ja) | ||
JPS62109799U (ja) | ||
JPH0417895U (ja) | ||
JPH0365723U (ja) | ||
JPH02150090U (ja) | ||
JPH01124288U (ja) | ||
JPS5915112A (ja) | 空気式ラバ−ダムの上流水位を自動的に一定に保持する装置 | |
JPH03105995U (ja) |