JPS6233668A - 刻印機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、刻印文字リングのセンサによる回転随時検出
をすることができる刻印機に関する。

従来の刻印機は、文字リングに対しては随時に回転の検
出はなされておらず、回転不良による刻印ミスが生じて
も、その刻印の時点ではそのまま見逃されてしまい、結
果として、製品に刻印ミスしたものが混入してしまうと
いう欠点を有している。

本発明はかかる点に鑑み、文字リングの回転をセンサで
一打刻毎に随時検出し得るようにしたもので、刻印ミス
する直前で、回転不良が検出し得るこの種の刻印機を提
案することを主たる目的とする。

以下本発明の一実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。

第１図は本発明刻印機の一実施例を示す図である。刻印
機３は、刻印ヘラ）′４の下降による下死点で、文字リ
ング１によりワーク５に打刻し、打刻後刻部へラド４を
上昇させ、上昇中刻印ヘッド４の文字リング１の１ピッ
チ回転機構（図示せず）が作動し、文字リング１のカウ
ントアツプが行なわれるものである。

その動作を随時検知すべく、文字リング１の凹凸の検出
が可能なセンサ２が、刻印へラド４の文字リング１に対
応する位置に設けられている。このことにより、文字リ
ング１の検出箇所との距離を一定に保ち、上下の動作に
かかわりなく位置を検出することができる。

＠２図Ａ、Ｂ、Ｃは、文字リング１の各カウントアツプ
時の動作を示す。同図Ａはカウントアツプのスタート時
を示し、センサ２は文字リング１の　　　゛凸面に対応
しているため、出力状態となる。同図Ｂはカウントアツ
プの中間地点を示し、センサ２は文字リング１の凹面に
対応しているため、出力状態にない。同図Ｃはカウント
アツプの終了時を示し、文字リング１は次の凸面に移り
、よってセンサ２は再び出力状態となる。

このような確実な実行により、文字リング１は、正常な
カウントアツプを行なうことになる。

第３図はカウントアツプ時、センサ２より出力する信号
の各状態を示している。同図Ａは正常状態の信号出力を
示しており、第２図Ａ→同図Ｂ→同図Ｃに示す動きと同
期している。

第３図Ｂは、異常の状態すなわち文字リング１の回転不
能になった時の信号状態を示しており、第２図Ａに示す
ような当初のオン信号の持続した状態となっている。つ
まりカウントアツプを実行していないことを示す。

＠３図Ｃは、同じく異常時の信号状態を示しており、第
２図ＡからＢの位置で停止してしまった状態を示してい
る。

以上のセンサ２からの出力信号の夫々の変化を、公知の
マイコン及びシーケンサなどの比較機能を有する制御機
器で、−打刻ごとにチェックすることにより、カウント
アツプ時の文字リングの所定の回転の動作を随時検出す
ることができる。そして上記のような異常が出力された
ときは、直ちに刻印機械を停止させて、修理に処するこ
とができることになる。

以上述べたごとく本発明によれば、文字部が凸で、文字
間が凹となるように形ｒ＆された文字リングに、その凹
凸の変化を検出するセンサを設け、センサの出力信号に
より、文字リングの回転状態をチェックするように構成
したので、 随時、出力信号を刻印機にフィードバックすることによ
り、打刻直前でカウントアツプミスがわかり、直ちに刻
印機を停止する等、そのまま刻印ミスせずに済むため、
刻印機の性能・信頼性を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明刻印機の一実施例を示す斜視図、第２図
Ａ、Ｂ、Ｃはリングの位置検出状態の説明に供する図、
第３図Ａ、Ｂ、Ｃはセンサに生じた出力信号の説明に供
する線図である。 １・・・文字リング、２・・・センサ、３・・・刻印機
、４・・・刻印ヘッド。 出願人代理人　弁理士　秋　山　　　高第ブ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文字部が凸で、文字間が凹となるように形成された文字
   リングに、その凹凸の変化を検出するセンサを設け、セ
   ンサの出力信号により、文字リングの回転状態をチェッ
   クすることを特徴とする刻印機。