JPS6233515B2 - - Google Patents

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JPS6233515B2
JPS6233515B2 JP54040231A JP4023179A JPS6233515B2 JP S6233515 B2 JPS6233515 B2 JP S6233515B2 JP 54040231 A JP54040231 A JP 54040231A JP 4023179 A JP4023179 A JP 4023179A JP S6233515 B2 JPS6233515 B2 JP S6233515B2
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JP
Japan
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housing
detonator
conductor
electric
tubular
Prior art date
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Application number
JP54040231A
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English (en)
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JPS54151109A (en
Inventor
Daburyuu Hoomuzu Uein
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ATK Launch Systems LLC
Original Assignee
Thiokol Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Thiokol Corp filed Critical Thiokol Corp
Publication of JPS54151109A publication Critical patent/JPS54151109A/ja
Publication of JPS6233515B2 publication Critical patent/JPS6233515B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F42AMMUNITION; BLASTING
    • F42BEXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
    • F42B3/00Blasting cartridges, i.e. case and explosive
    • F42B3/10Initiators therefor
    • F42B3/18Safety initiators resistant to premature firing by static electricity or stray currents

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は着火装置に係り、特に、周囲環境に通
常存在する普通の強さの電界作用や外来の高周波
信号に対して不感であり従つてそれによつて着火
されることのない様な保安型電気雷管に係る。
電気雷管は、鉱山や採石所や建物の取りこわし
や道路のブラステイングのために爆薬に着火した
り、照明弾や爆薬やロケツトの様な兵器を着火し
たりすることを含む数多くの目的に広く利用され
ている。又、最近では、小さく畳んであるものを
ふくらますため好ましい手段として圧力容器に含
まれた爆発性ガス発生体が開発され、自動車の安
全空気袋をふくらます装置に着火する様に、電気
雷管が使用されている。
典型的に、電気雷管の付勢端子は、平行なロツ
ド導体によつて、火工物質を含む容器即ちカツプ
の内部に接続される。別の形態、即ち同軸型のも
のに於いては、1方の導体が管状でありそして他
方の導体がその中心に配置されたロツドである。
これら2つの形式の電気雷管に於いては、容器の
中の導体端が抵抗線即ちブリツジで一緒に結合さ
れ、そしてこの抵抗線は充分な電流で付勢された
時に火工物質をその点火温度まで速かに加熱する
様に設計されている。
電気雷管の付勢端子はアンテナとして働いて外
来の高周波や静電エネルギを拾い上げる傾向があ
るというのが電気雷管に伴う長年の問題であつ
た。特に問題なのはレーダ信号である。というの
は、これらの信号は雷管を点火することのできる
大きな強度の一時的なピークを形成する傾向があ
るからである。この様な点火は、雷管の火工物質
をそれに接触した金属部分によつてその燃焼温度
まで加熱するか、或いは火工物質へのコロナ放電
又はスパークによつて生じる。
公知技術で提案された解決策は2つある。先ず
第1に、抵抗線への経路に於いて雷管の導体間
に、フエライトビーズやデイスクキヤパシタや抵
抗ヘツダの様な装置を配置することである。これ
らの装置は渦電流消散の如きによつて外来の高周
波電気エネルギを減衰し、このエネルギが抵抗線
及び火工物質に到達する前にその大きさを減少す
るために設けられている。更に、導体の1方が雷
管のために設けられた外部導電性筐体即ちケース
に電気的に接続され、そして筐体は雷管が設置さ
れる装置の部分に接地される。この接続は、抵抗
線に確立される傾向のある電位を火工物質以外の
経路を経て接地する。
この様な構成は電気雷管の多くの用途に対して
満足であるが、受け入れることができない用途が
他にもある。特に、雷管を用いて、自動車の安全
空気袋をふくらます装置を点火する場合にはこの
解決策は容認できない。というのは、雷管の導体
又は端子の1方が常時接地されていることが、こ
の様な使用目的では当然雷管に接続される診断回
路即ち監視回路の妨げになるからである。この診
断回路は、自動車が始動されるたびに、衝撃セン
サ及びそれに組合わされた回路の作動が適正であ
ることをチエツクするために設けられており、雷
管端子のこの様な接地接続は例えばケーブルハー
ネスに短絡が生じた場合でも適正な作動であると
いう偽の指示を与えることがある。
本発明の目的はたくさんあるが、火工装填物
(火薬)に対する電気・熱シールドを電気雷管に
設け、それにより火工装填物に発生される傾向の
ある安全スレツシユホールド値以上の静電エネル
ギ及び熱を、上記シールドにより、火工装填物を
分路する経路を通して離れ去る様に導き捨て去る
ことが1つの目的である。
本発明の別の目的は、電気雷管の付勢端子に誘
起される傾向のある高周波信号を渦電流消散の如
きによつて減衰するための従来型手段を含む電気
雷管に、火工装填物を取り巻き且つスパークギヤ
ツプを含む導電性シールドを設けることであり、
このスパークギヤツプは火工装填物に発生される
傾向のあるスレツシユホールド値以上の静電位が
このスパークギヤツプを横切るアークによつて消
散される様に接地されている。
本発明の特定の目的は、自動車用の空気袋をふ
くらませる装置を点火するための電気雷管を提供
することであり、レーダ設備や、外来高周波及び
静電エネルギのその他の源では偶発的に点火でき
ない様な電気雷管を提供することである。
本発明の更に特定の目的は、自動車の空気袋を
ふくらます装置のための電気雷管を提供すること
であり、空気袋をふくらませる装置に組合せて設
けられた衝撃感知診断回路即ち監視回路の作動を
妨げない様に、外部から誘起される高周波及び静
電エネルギを減衰し且つアークを飛ばさせること
によりこれらエネルギが電気雷管を点火すること
がない様にした電気雷管を提供することである。
本発明のこれらの目的及び他の目的は、1対の
電気導体を有しそしてその1端を抵抗即ちブリツ
ジ線で一緒に接続した様な電気雷管を提供するこ
とによつて達成される。これらの導体は火工物質
が装填された導電性・熱伝導性容器即ちカツプの
壁を貫通する。1方の導体は容器に電気的接続さ
れ或いは容器がプラスチツクで作られている場合
には容器に設けられた金属ホイル裏張りに電気的
接続され、そして他方の導体はそこから電気的に
絶縁される。抵抗線はこれに充分な大きさの電流
が流れた時に火工物質を着火する。本発明による
雷管は、電気絶縁スリーブによつて導電性容器及
び導体から離間された導電性の外部筐体即ちケー
スを更に備えている。容器と外部筐体との配置並
びにそれらの間の間隔は、静電気及び熱を火工装
填物のまわりを通つてそこから離れ去る様に導き
易い経路を与える様なものである。特に、火工装
填物に蓄積される傾向のある所定のスレツシユホ
ールド強さ即ち値以上の静電荷は、容器又はその
金属ホイル裏張りから、接地された筐体へとアー
クをとばす様にせしめられる。かくて静電荷は火
工装填物を着火できない様にされる。
以下添付図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。全ての添付図面及び説明全体を通して同じ部
分は同じ参照番号で示す。
第1図に示された本発明の実施例の電気雷管は
導電性の管状着火本体即ち雷体5を備えており、
この筐体は点火即ち着火さるべき他の装置にこれ
を装着するための環状フランジ6を有している。
電気絶縁スリーブ7が筐体5の内部に嵌着されそ
して管状の電気導体8がスリーブ7の内部に嵌着
される。導体8から筐体5までのスパークギヤツ
プに所与のスレツシユホールド強度以上のエネル
ギを与える様に、スリーブ7の厚みと、導体8と
筐体5との間隔とが入念に計算される。
第2の導体9はロツドの形態をしており、そし
て第1及び第2の仕切体10及び11の各々によ
つて筐体5の中心に配置される。第1の仕切体1
0は比較的薄く、導電性であり、そして管状導体
8にプレスばめされる。この仕切体10はロツド
導体9のまわりに嵌着する絶縁口環12によつて
ロツド9から絶縁される。管状導体8の1端部1
3とでもつて、仕切体10は第1の室14を形成
し、この室は火工組成物即ち物質15を収容す
る。小さなブリツジ即ち抵抗線16が火工物質の
中に埋め込まれ、そしてその1端は第1の仕切体
10を通して延びたロツド導体9の端部17に接
続される。抵抗線16の他端は仕切体10に電気
的に接続される。これは以下で詳細に述べる様に
上記スパークギヤツプによつて抵抗線16の接地
をなし、従つて外来の電気的な高周波や静電エネ
ルギではコロナ放電を生じることができず、そし
て火工物質15を通してアークが生じない様にす
る。第1の室14は導電性のプレート18即ちエ
ンドキヤツプによつて閉ざされ、このエンドキヤ
ツプはその外端を型押しすることによつて管状導
体8に保持される。従つて、火工物質15は良熱
伝導・導電体の壁によつて完全に包囲され、それ
により、抵抗線16に発生され勝ちな所定スレツ
シユホールド値以上の熱や余計な静的エネルギ
は、火工物質15を通らずに第1室14の壁を通
して流れ去る。
保持リング19は短い内部フランジ20を有
し、これは内側に延びて、筐体5の端部の環状グ
ルーブ21の中にはめ込まれる。保持リング19
の外部フランジ22も内側へ延び且つ筐体5の端
上に延び、スリーブ7及び第1導体8を保持する
助けをする。保持リング19のこの外部フランジ
22はスリーブ7の内側に延びたフランジ23に
よつて管状導体8の端から離間され、従つて管状
導体8から保持リング19までのスパークギヤツ
プが形成される。保持リング19のフランジ22
は、筐体5の環状肩部24とスリーブ7と管状導
体8とでもつて、スリーブ7及び導体8を筐体5
に保持するストツパ手段をなす。
第2の仕切体11によつて管状導体8に第2の
室25が作られる。この仕切体11は、管状導体
8の物質で作られた第1図に示す様におそらくそ
れと一体的であつてもよいし、或いは導体間に少
なくとも10000オームの抵抗値を与える様な電気
抵抗性の物質で作られてもよい。仕切体11が導
電率の高い物質で作られる場合には、この仕切体
は絶縁チユーブ26によつて第2導体即ちロツド
導体9から絶縁される。この場合は、抵抗性のヘ
ツダ27が電気コネクタ28に組み込まれ、その
電気導体29に接触し、そしてその電気導体間に
少なくとも10000オームの抵抗値を与える。この
第2の仕切体11が導体8と9との間に少なくと
も10000オームの抵抗値を与える抵抗性物質で作
られる場合には、この仕切体11が、雷管を点火
するに充分な程強力なエネルギの外来電気パルス
に対して減衰装置として働く。これは、特に導体
及び抵抗線のインダクタンスが甚だしいものにな
る様な周波数スペクトルの上端の周波数の外来エ
ネルギについて云えることである。
2つのフエライトビーズ30が第2の室25に
装填され、ロツド導体9はその整列された中央穴
31を貫通する。これらのフエライトビーズ30
は、導体8及び9によつて捨い上げられ勝ちな高
周波電気信号を、渦電流消散の如きによつて減衰
する様に働く。
導体8及び9は典型的には銅、黄銅又は青銅で
作られ、絶縁スリーブ7は射出成形された絶縁材
であるのが好ましく、筐体5は鋼で作られ、そし
て火工物質は典型的に過塩素酸カリウムとジルコ
ニウム又はチタンの混合体である。抵抗性ヘツダ
27及びフエライトビーズ30は市場で入手でき
る金属酸化物又はプラスチツクマトリクスに埋め
込まれた金属粒子である。
別の実施例では、スリーブ7に多数の孔32が
設けられ、これらの孔には、フエライトビーズ3
0及び管状導体8から筐体5へと良好に熱を伝達
するためにシリコーングリース33が充填される
(第1図の右側を参照されたい)。
本発明で主として取り上げる典型的な高周波ノ
イズや外来信号は周波数が高く且つ電圧も大きな
ものであるが、雷管を付勢及び作動する様に意図
された直流信号よりも相当に電流量が低いことを
特徴とするものである。この様な外来エネルギは
アンテナとして働く導体8及び9の端子34へと
誘起される。一般に、この外来エネルギのほとん
どは、先ず抵抗性ヘツダ27により、次いでフエ
ライトビーズ30により消散される。この様にし
て消散されずそして抵抗線16に到達するエネル
ギは全て管状導体8へと導かれる。なおも外来エ
ネルギが所定のスレツシユホールド強さ以上の強
度を有している場合には、エンドキヤツプ18か
ら保持リングのフランジ22へ至るスパークギヤ
ツプを横切つて筐体5へとアークを飛ばす様にさ
れる。管状導体8から筐体5へ至る別のスパーク
ギヤツプも端子端に与えられる。
第2図は保持リング19及びグルーブ21を排
除した第1図の電気雷管実施例の変型を示してい
る。これは、管状導体8及びスリーブ7が筐体5
の中にプレスばめされるか又はそこに接着される
場合に可能である。この実施例では、絶縁スリー
ブ7が管状導体8及び筐体5よりも若干短く作ら
れ、外部からの電気エネルギをスパークさせるた
めのエアギヤツプ35が導体8と管体5との間に
設けられる。
第3図及び4図に示された本発明の平行導体ロ
ツドの電気雷管実施例は、管状の導電性金属の外
部筐体即ちケース36を備え、これは点火又は着
火さるべき別の装置に雷管を装着するための環状
フランジ37を有している。筐体36及びフラン
ジ37は第1図の実施例の筐体5及びフランジ6
に類似している。然し乍ら、筐体36は、非導電
性プラスチツクの装填物カツプ39と、端子コネ
クタピン42及び43を各々持つた2つの平行導
体ロツド40及び41と、2つのフエライトビー
ズ44及び45とを保持するために参照番号38
で示された型押部を備えている。
導体ロツド40及び41は抵抗性ヘツダ46を
貫通し、それと接触し、そしてフエライトビーズ
44及び45の整列した穴を通して装填物カツプ
39へと至る。ヘツダ46は筐体36と導体ロツ
ド40及び41の各々との間に少なくとも10000
オームの抵抗値を与える抵抗性物質で作られる。
端子コネクタピン42及び43を点火回路に接続
するために適当な電気コネクタ(図示せず)が設
けられる。或いは、コネクタピン42及び43が
点火回路に直結されてもよい。
本発明のこの実施例によれば、プラスチツクの
装填物カツプ39の底及び側壁は金属ホイル裏張
り47で裏張りされ、この物質は良熱伝導性及び
導電性を呈するものである。火工物質の装填物4
8はカツプ39に収容され、そして保護蓋即ちカ
バー50により、金属ホイル裏張り47の縁49
がカツプの外部に露出される様にしてカツプに保
持され且つそこに保護され、カバー50はカツプ
39の開放端付近の肩部51にのせられる。カバ
ー50はプレスばめの様な適当な手段によるか或
いは接着剤によつて位置保持される。本発明の第
3図の実施例の1形態に於いてはカバー50が導
電性プレートより成り、別の形態に於いてはカバ
ー50が非導電性プレートより成る。
抵抗線即ちブリツジ52が火工装填物48に埋
め込まれ、この抵抗線の1端は導体40の端部5
3に接続されそしてその他端は導体41の端部5
4に接続される。保護カバー50及び装填物48
を除去して電気雷管を上から見た第4図に示され
た様に、導体端部53は装填物カツプ39の金属
ホイル裏張り47に電気的に直結される。然し乍
ら、導体端部54は金属ホイル裏張り47から絶
縁される。この目的のため、参照番号55で示さ
れた様に金属ホイル裏張り47の小部分が導体端
部54のまわりから切り取られている。所望なら
ば、第1図の実施例の様な絶縁口環を導体41の
端部54のまわりに設置してこれを金属ホイル裏
張り47から電気的に絶縁してもよいということ
を理解されたい。
この構成によれば、抵抗線52の1端は金属ホ
イル裏張り47に電気的に直結されそしてその他
端は裏張りから絶縁される。更に、保護蓋即ちカ
バー50が導電性物質で作られた場合には、導体
端部54を裏張り47から電気的に絶縁するに要
する金属ホイル裏張り47の小さな切り取り部分
以外は、火工装填物48が良導電性を呈する金属
壁で完全に包囲される。カバー50が非導電性物
質で作られた場合には、その側面及び底面のみが
この様に包囲される。
本発明のこの実施例の両形態によれば、外部筐
体36の端にある型押部38は金属ホイル裏張り
47の縁49と筐体36との間に入念に測定され
たスパークギヤツプを与える様に縁49から離間
され、筐体36は電気雷管が装着される装着に接
地される。
この構成では、第1図の実施例の場合と同様
に、通常接地されていない端子42及び43に誘
起される余計な電気エネルギの大部分が、先ず抵
抗性ヘツダ46により、次いでフエライトビーズ
44及び45による消散される。この様にして発
生されて抵抗線52に到達することのある更に強
力な静電エネルギ及び熱は、金属ホイル裏張り4
7により、火工装填物48のまわりを通つてそこ
から離れ去る様に導かれる。この静電エネルギが
所定のスレツシユホールド強さ即ち値以上である
場合には、これが装填物カツプ39の壁を横切つ
て、火工装填物48とは拘りのない経路を経て、
接地された金属雷体36へとアークを飛ばす。こ
れは、保護カバー50が非導電性物質で作られて
いても達成される。然し乍ら、保護カバーとして
は金属、ひいては導電性物質を使用することが好
ましい。なぜならば、良好な熱伝導性が与えられ
ると共に完全な電気シールドが得られるからであ
る。この様にして、外部からの電気的な高周波信
号及び静電圧が火工装填物48に通じたりこれを
着火するに充分な集中的な熱を生じたりすること
がない様にされる。
かくて、本発明により、雷管端子から延びる電
気導体がその1端で抵抗線即ちブリツジ線により
一緒に接続される様な電気雷管の技術に、進歩が
与えられた。これらの導体は良熱伝導性及び導電
性の容器の壁を貫通し、この容器には火工物質が
装填されそしてこの火工物質の中に抵抗線が埋め
込まれる。抵抗線の1端は容器に電気的に直結さ
れそしてその他端はそこから電気的に絶縁され
る。更にこの雷管は絶縁部材によつて容器から離
間された接地された導電性外部筐体即ちケースを
備えており、これらの配置は熱及び静電エネルギ
を火工装填物のまわりを通つてそこから離れ去る
様に導くため火工装填物とは別の経路を与える様
にされる。従つて抵抗線即ちブリツジ線に発生さ
れる傾向のある静電荷は悪影響を及ぼさずに容器
から、接地された筐体へとアークを飛ばす様にせ
しめ、そして火工装填物を着火できない様にされ
る。以上に述べた本発明の各実施例に於いてはこ
の所望の結果が顕著に得られるが、前記した様な
アーク放電が生じた際に、通常接地されていない
雷管端子乃至は導体の1方を瞬間的に接地する様
にしてもよい。この様な瞬間的な接地接続は、必
要とされる診断回路の適正な作動を妨げるもので
はない。この診断回路は電気雷管が自動車の安全
空気袋をふくらます機械を点火するのに用いられ
た時にこの電気雷管に組合わされるものである。
本発明の好ましい実施例について詳細に説明し
たが、本発明の範囲から逸脱せずに細部を変更で
きるということを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による同軸型電気雷管の好まし
い実施例を示す長手方向断面図、第2図は第1図
に類似したその変型を示す部分図、第3図は本発
明による平行ロツド型電気雷管の実施例を示す長
手方向断面図、そして第4図は或る部分を除去し
た第3図の電気雷管の頂面図である。 5……筐体、6……環状フランジ、7……絶縁
スリーブ、8……管状電気導体、9……ロツド導
体、10,11……仕切体、14……第1の室、
15……火工物質、16……抵抗線、18……導
電性プレート、19……保持リング、25……第
2の室、28……電気コネクタ、30……フエラ
イトビーズ、36……筐体即ちケース、37……
環状フランジ、39……装填物カツプ、40,4
1……導体ロツド、42,43……端子コネクタ
ピン、44,45……フエライトビーズ、46…
…抵抗性ヘツダ、47……金属ホイル裏張り、4
8……火工物質、50……カバー、52……抵抗
線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 火薬15と、この火薬を着火するための電気
    手段8,9,10,16,17,28,34とを
    備え、この電気手段は1対の電気導体8,9,2
    9,34を備え、その各々は端子10,17を有
    し、そしてこれら端子10,17間に抵抗線16
    が接続された電気雷管に於いて、 上記火薬15を収容するために導電性の筐体5
    が設けられ、上記導体8,9,29,34はこの
    筐体の外部へ延び、 上記火薬15に対して包囲関係で上記筐体5内
    に導電性の壁10,13,18が設けられ、上記
    壁10,13,18は上記筐体5から電気絶縁さ
    れ、上記端子の1方10は上記壁10,13,1
    8に電気的に接続され、そして端子の他方17は
    それから絶縁され、それにより上記端子10,1
    7に発生された静電エネルギは上記壁10,1
    3,18によつて上記火薬15のまわりを通つて
    それから離れ去る様に導かれ、 そして更に、上記壁10,13,18と筐体5
    との間にスパークギヤツプ23が設けられ、従つ
    てスレツシユホールド値以上の静電エネルギはア
    ークによつて上記壁10,13,18から上記筐
    体5へと放電されることを特徴とする電気雷管。 2 外部から誘起される傾向のある高周波信号及
    び静電エネルギを減衰するための手段27,30
    が上記導体8,9,29,34に関連して上記筐
    体5に設けられている特許請求の範囲第1項記載
    の電気雷管。 3 上記筐体5は管の形態をしており、上記壁1
    0,13,18はその1端に位置され、上記導体
    8,9,29,34はその他端に於いて筐体5の
    外部へと延び、上記壁10,13,18は管状の
    部分13を含み、この部分は上記筐体5に対して
    同心的に配置される特許請求の範囲第2項記載の
    電気雷管。 4 上記管状部分13の延長部8は上記導体の1
    方より成り、他方の導体は上記管状延長部8に対
    して中央に配置されたロツド9より成り、上記管
    状部分13及び延長部8の各々と上記筐体5との
    間には絶縁スリーブ7が挿入され、上記壁10,
    13,18は上記管状部分13に接続された導電
    性仕切体10を備え、この仕切体10は穴12を
    有し、この穴を通して上記導体ロツドが延び、上
    記導体ロツド9は上記仕切体10から絶縁され、
    上記導電性仕切体10と上記管状延長部8の第2
    の仕切体11とで室25を形成し、この室25は
    少なくとも1つのフエライトビーズ30を備え、
    このビーズ30は上記導体ロツド9が貫通して延
    びる中央穴を有し、そして上記火薬15をとじ込
    めておくため上記管状部分13の端に導電性のエ
    ンドキヤツプ18が保持された特許請求の範囲第
    3項記載の電気雷管。 5 上記エンドキヤツプ18に隣接した上記絶縁
    スリーブ7は上記筐体5及び上記管状部分13よ
    りも短く、従つて上記筐体5と上記管状部分13
    との間にスパーキングのためのエアギヤツプ35
    が設けられた特許請求の範囲第4項記載の電気雷
    管。 6 保持リング19を更に備え、この保持リング
    は内部フランジ20と、外部フランジ22と、内
    側に延びたフランジ23とを有しており、内部フ
    ランジ20は内側へと延び、そして上記火薬15
    に隣接した上記筐体5の端部にあるグルーブ21
    へと嵌着され、外部フランジ22は上記絶縁スリ
    ーブ7及び管状部分13並びに延長部8を上記筐
    体5に保持するため内側へと延び、そして内側に
    延びたフランジ23は上記絶縁スリーブ7の端に
    あり、上記保持リング19の外部フランジ22を
    上記管状部分13の端から離間している特許請求
    の範囲第4項記載の電気雷管。 7 上記導電性のエンドキヤツプ18とは反対側
    の端で上記筐体5に固定された装着手段6を更に
    備え、この装着手段6は上記筐体5と一体的な環
    状フランジであり;上記第2の仕切体11の他方
    の側にコネクタレセプタクル34を更に備え、且
    つコネクタ28を更に備え、このコネクタ28は
    上記コネクタレセプタクル34に嵌着しそして上
    記導体ロツド9の端を受け入れ、このコネクタ2
    8は円筒体27に支持される管状コネクタ8及び
    ロツドコネクタ9と接触するための導電性の接続
    体29を備え、円筒体27は少なくとも10000Ω
    の電気抵抗値を有した物質で作られる特許請求の
    範囲第4項記載の電気雷管。 8 上記絶縁スリーブ7は多数の孔32を有し、
    そして上記管状電気導体部分13及び延長部8か
    ら上記筐体5への熱伝達を促進するため上記孔3
    2に充填するシリコーングリース33を更に備え
    た特許請求の範囲第4項記載の電気雷管。 9 上記1対の導体は上記筐体36の長手方向に
    互いに平行に延びたロツド40,41を備え;上
    記火薬を保持するための絶縁カツプ39を備え、
    このカツプ39は上記筐体36の端に配置され、
    上記導電性の壁は上記カツプ39の内部側面及び
    底面に形成された金属ホイル裏張り47を備え、
    上記カツプの底面は仕切体を形成し、この仕切体
    を貫通して各ロツドの端53,54が延び、1方
    のロツド53は上記金属ホイル裏張り47に接続
    されそして他方のロツド54はそこから絶縁さ
    れ、上記火薬48を上記カツプに保持するための
    保護蓋50を更に備え、この蓋50は上記カツプ
    39の開端へと延び、上記金属ホイル裏張り47
    の縁49は上記筐体36の端38に隣接して上記
    カツプの外部へと露出されて、それとでもつてス
    パークギヤツプを形成する特許請求の範囲第3項
    記載の電気雷管。 10 外部から誘起される傾向のある高周波信号
    及び静電エネルギを減衰するための手段44,4
    5,46が上記ロツド40,41に関連して上記
    筐体36に設けられる特許請求の範囲第9項記載
    の電気雷管。
JP4023179A 1978-04-03 1979-04-03 Safety electric detonator Granted JPS54151109A (en)

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