JPS6233490Y2 - - Google Patents

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JPS6233490Y2
JPS6233490Y2 JP19303281U JP19303281U JPS6233490Y2 JP S6233490 Y2 JPS6233490 Y2 JP S6233490Y2 JP 19303281 U JP19303281 U JP 19303281U JP 19303281 U JP19303281 U JP 19303281U JP S6233490 Y2 JPS6233490 Y2 JP S6233490Y2
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fan
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detection circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の技術分野 本考案は電子計算機、通信装置等の電子装置を
冷却するフアンの回転異常検出回路に関する。
(2) 技術の背景 一般に、電子計算機、通信装置等の電子装置に
は、装置の電子部品等を冷却するための冷却フア
ンが設置されている。これらの電子部品は発熱す
るものであるため、冷却する必要があり、従つ
て、適宜に冷却されて所定の機能を発揮するもの
である。この冷却が停止されると、これらの電子
部品は温度が異常に上昇して所定の機能を発揮で
きなくなるばかりでなく損傷する場合があり、ま
た電子装置全体の故障を招くことがある。従つ
て、少くとも電子装置がパワーオンされている
間、冷却用フアンは確実に所定の冷却作用(すな
わち、正常回転)をつづける必要がある。このた
め、電子装置には、一般に、フアンの回転異常を
検出する装置が設けられ、該検出装置はフアンの
異常回転時には異常信号を、別に設けた警報装置
に送出するものである。この種の検出装置は種々
のものであるが、確実に回転異常を検出すること
が可能で安価であるものが望ましい。一般に、フ
アンに加わる負荷電流は、フアン起動時では大き
く、フアン回転数が所定数に達すると小さくなつ
て一定値に落着くものである。本考案はこのよう
な負荷電流の変化を利用して案出されたものであ
る。
(3) 考案の目的 本考案は、フアン起動時と、その後におけるフ
アンの負荷電流値の変化を利用して、電子装置の
パワーオン時及びリセツト時毎にフアン回転を点
検し、回転異常を早期に検出して異常信号を送出
し得るフアン回転異常検出回路を提供することを
目的とするものである。
(4) 考案の構成 この目的を達成するために、本考案に依れば、
電子装置を冷却するフアンの回転異常検出回路に
おいて、フアン電流を検出する検出回路と、フア
ンの電源がパワーオン時に前記検出回路の値を記
憶する第1の記憶回路と、該第1の記憶回路の記
憶値と前記検出回路の出力値との差を演算して該
比較値と第1の所定値とを比較する第1の比較回
路と、前記電源のパワーオン時に起動する第1の
タイマーとを具備して、該第1のタイマーによる
所定時間計時後に比較値が前記第1所定値より小
さいときにフアン回転異常信号を送出するように
し、さらに前記回転異常検出回路は、電子装置が
リセツトされたとき前記フアンをオフにするスイ
ツチ回路と、電子装置がリセツトされたとき前記
検出回路の値を記憶する第2の記憶回路と該第2
の記憶回路の記憶値と前記検出回路の出力値との
差を演算して該第2の比較値と第2の所定値とを
比較する第2の比較回路と、前記リセツト時に起
動する第2のタイマーとを具備し、リセツト前の
値と該第2のタイマーによる所定時間計時後フア
ンを再起動したときの値とを比較した第2の比較
値が第2の所定値より大きいときにフアン回転異
常信号を送出するようにしたことを特徴とするフ
アン回転異常検出回路が提供される。
(5) 考案の実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。第1図と第2図は本考案の原理を説明
するための経時線図であり、第1図は電子装置の
回路用と共通のフアン電源がパワーオンされた時
の説明図で、第2図は前記電源がパワーオンされ
ている状態において論理回路部等のリセツト時に
おける説明図である。第3図は本考案のフアン回
転異常検出回路のブロツク図である。
第1図において、符号1は電子回路の電圧の経
時線図、1aは電圧が零状態の部分、V1は回路
の電圧、2はフアンの負荷電流の経時線図、2a
は電流が零状態の部分、3は第1のタイマーの計
時経過を示す線図、4は時間tの経過を示す線
図、t1は電源がパワーオンされた時点、t2とt3
タイマーの起動時点と計時終了時点をそれぞれ示
す。図示のように、t1で電源がパワーオンされる
と、回路とフアンとに電流が同時に流れる。そし
て、回路電圧はV1に立ち上り、フアン電流はV2
に立ち上る。フアンの初期電流V2は、停止して
いるフアンを起動するため、大きく立ち上る。そ
して、時間の経過に伴いフアンの回転抵抗の減少
によつて、上記V2は下降してV4に落着く。線図
3に示すように、第1のタイマーはt1時点よりわ
ずかにおくれたt2時点で起動し所定時間後t3時点
で計時を終了する。このt2とt3との時点における
それぞれのフアン電流V2とV3との電流差ν
検出する。一方、フアンが正常状態であるときの
上記電流差を予め定めておきこれを所定値(基準
値)νとする。このνと上記νとの大きさを比
較すればフアン回転の異常を検出できることにな
る。すなわち、フアンの回転が何らかの理由によ
つて阻害されている場合は、フアンの初期電流
V2はV4に下降するまでに必要以上に時間がかか
る。このためt3時点におけるV3は基準値より大き
くなり、νは所定値νより小さくなる。従つ
て、νの大きさがν以上のときはフアン回転は
正常であり、νよりも小さいときはフアン回転は
異常であると判断することができる。
第2図において、第1図と同一符号は第1図と
同一部分を示す。符号5は第2のタイマーの計時
経過を示す線図である。t4とt5は第2のタイマー
の起動時点と計時終了時点をそれぞれ示す。この
場合は、t4時点でリセツト時と同時にフアン電流
を遮断し、かつ第2のタイマーが起動する。この
ときのフアン電流V4を記憶しておく。そして所
定時間後すなわちt5時点で再びフアン電源がパワ
ーオンされフアンが再駆動される。t5時点におけ
るフアン電流V′3とV4の差をν′とする。そし
て、第1図の場合と同じ要領で予め定めたt5時点
における第2の所定値(基準値)をν′とする。
このν′と上記ν′との大きさを比較すればフア
ン回転の異常を検出することができる。すなわ
ち、フアンの回転摩擦等が異常に大きい場合は、
フアン電源を短時間遮断してもフアン回転は急速
に低下もしくは停止する。このためt5時点におけ
る再駆動電流V′3は所定値よりも大きくなり、こ
の結果ν′の値は第2の所定値ν′よりも大きく
なる。従つて、t5時点において、ν′の大きさ
が所定値ν′以下のときはフアン回転は正常であ
り、ν′より大きいときはフアン回転は異常であ
ると判断できる。本考案は以上説明したように、
フアンの起動時、又はフアン電源を一時的に遮断
した後のフアン再駆動時におけるフアン負荷電流
値の変化を利用して案出されたものである。
第3図において、符号S1は電源スイツチ、S
2はリセツトスイツチ、PWは電源ユニツト、RL
はリレー、Fはフアン、Rは抵抗、10は検出回
路、AMPは増幅器、ADはA/D変換器、RE1
とRE2はそれぞれ第1と第2のレジスタ、C1
とC2はそれぞれ第1と第2の比較器、FF1と
FF2とFF3はそれぞれ第1と第2と第3のフリ
ツプフロツプ、TM1とTM2はそれぞれ第1と
第2のタイマー、ORはオアゲート、aはパワー
レデイ(Power Ready)信号、bは第1のタイ
マTM1のパルス信号、cは検出回路10の出力
信号、dはリセツト信号、eはフアン回転異常信
号、fは第2のタイマーTM2のパルス信号をそ
れぞれ示す。尚、上記比較器C1,C2はそれぞ
れ演算回路を具備しているものである。同図にお
いて、電源S1をパワーオンすると、電源電圧
(フアン用及び回路用)が立ち上り、その電圧が
安定したところでパワーレデイ信号aが電源ユニ
ツトPWを介して出力される。一方リレーRLは通
常は閉じておりフアンFに電流が流れている。こ
の電流の電流値は抵抗Rの端子電圧を増幅器
AMPによつて増幅して検出され、その出力は
A/D変換器ADによつてデジタル信号(信号
c)に変換される。
以下、第3図において、電源S1のパワーオン
時におけるフアン回転異常検出について第1図も
同時に参照しながら説明する。電源S1がオンさ
れて、パワーレデイ信号aが出力された時点にお
ける検出回路10からの信号cの値(第1図にお
けるV2に相当)を第1のレジスタRE1に記憶さ
せておく。この記憶時点と略同時点(第1図のt2
時点)に第1のタイマTM1が起動される。一
方、第1のレジスタRE1の記憶値V2と信号cの
値の差は常に第1の比較器C1によつて演算さ
れ、かつ予め定めた所定値(第1図の説明におけ
るν)と比較され、その差が所定値ν以下であれ
ば比較器C1は出力“1”(異常信号)を出力す
る。第1のタイマTM1が所定時間の計時を終了
するとパルス信号bをFF1に出力する。この終
了時点(第1図t3)で第1の比較器C1が出力
“1”を出力していれば(第1図においてν
νの場合)、FF1がセツトされオアゲートORを
介してフアン回転異常信号eが警報装置(図示な
し)に送出される。
次に、第3図において、リセツト時におけるフ
アン回転異常検出について、第2図も同時に参照
して説明する。リセツト時(第2図t4時点)に
は、リセツトパルス信号dによつてFF2がセツ
トされる。FF2がセツトされたとき(第2図の
t4時点)リレーRLは開となりフアン電流は遮断
され、同時にこの時点t4での信号cの値(第2
図、V4)が第2のレジスタRE2に記憶される。
この記憶値V4と信号cの値は常に第2の比較器
C2によつて演算され、かつその差は予め定めた
所定値(第2図の説明におけるν′)と比較され
る。そして、その差が所定値ν′以上のとき比較
器C2は出力“1”を異常信号として出力する。
第2のタイマーTM2はリセツトパルス信号dで
起動され(t4時点)、所定時間の計時を終了した
時点(第2図t5)でパルス信号fを出力する。パ
ルス信号fでFF2はリセツトされ、この結果リ
レーRLが復旧して、フアン電流が再び流れる
(第2図、t5時点)。この時点t5で比較器C2が
“1”を出力していれば(第2図においてν′
所定値νよりも大きい場合)FF3がセツトされ
オアゲートORを介して異常信号eが警報装置
(図示なし)に送出される。
以上説明したように作用し、電源スイツチS1
のパワーオン時におけるフアン回転の点検は、フ
アンの軸受の焼付き、油切れ及びゴミ付着、フア
ンの羽根の変形、フアン内に異物混入等があつた
場合、電源がパワーオンされ所定時間経過後フア
ンモータ電流が減少しないことを検出するもので
ある。一方、リセツト時のフアン回転の点検は、
回転摩擦が正常値よりも大きい場合は、短時間の
フアン電源の遮断でもフアン回転が急速に低下も
しくは停止するので、再通電の際の再駆動電流が
大きくなることを検出する。
(6) 考案の効果 以上、詳細に説明したように、本考案のフアン
回転異常検出回路は、簡単な構成でかつ電子装置
のパワーオン時及びリセツト時に常にフアン回転
を点検して、フアン回転異常の早期発見が可能で
あり、電子装置の稼動率向上等の効果大なるもの
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本考案の原理を説明するため
の経時線図であり、第1図は電子装置の電源がパ
ワーオンされたときの説明図、第2図は前記電源
がパワーオンされている状態でのリセツト時にお
ける説明図である。第3図は本考案のフアン回転
異常検出回路のブロツク図である。 S1……電源スイツチ、S2……リセツトスイ
ツチ、F……フアン、RE1……第1のレジスタ
(第1の記憶回路)、RE2……第2のレジスタ
(第2の記憶回路)、10……検出回路、AM……
増幅器、AD……A/D変換器、FF1,FF2,
FF3……フリツプフロツプ、C1……第1の比
較器(第1の比較回路)、C2……第2の比較器
(第2の比較回路)、TM1……第1のタイマー、
TM2……第2のタイマー、V2……フアン起動時
の電流(第1の記憶値)、V4……リセツト時の電
流(第2の記憶値)、ν……第1の比較値、
ν′……第2の比較値。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子装置を冷却するフアンの回転異常検出回路
    において、フアン電流を検出する検出回路と、フ
    アンの電源がパワーオン時に前記検出回路の値を
    記憶する第1の記憶回路と、該第1の記憶回路の
    記憶値と前記検出回路の出力値との差を演算して
    該比較値と第1の所定値とを比較する第1の比較
    回路と、前記電源のパワーオン時に起動する第1
    のタイマーとを具備して該第1のタイマーによる
    所定時間計時後に比較値が前記第1所定値より小
    さいときにフアン回転異常信号を送出するように
    し、さらに前記回転異常検出回路は、電子装置が
    リセツトされたとき前記フアンをオフにするスイ
    ツチ回路と、電子装置がリセツトされたとき前記
    検出回路の値を記憶する第2の記憶回路と、該第
    2の記憶回路の記憶値と前記検出回路の出力値の
    差を演算して該第2の比較値と第2の所定値とを
    比較する第2の比較回路と、前記リセツト時に起
    動する第2のタイマーとを具備し、リセツト前の
    値と該第2のタイマーによる所定時間計時後フア
    ンを再起動したときの値とを比較した第2の比較
    値が第2の所定値より大きいときにフアン回転異
    常信号を送出するようにしたことを特徴とするフ
    アン回転異常検出回路。
JP19303281U 1981-12-28 1981-12-28 フアン回転異常検出回路 Granted JPS58100433U (ja)

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JPS58100433U JPS58100433U (ja) 1983-07-08
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JP19303281U Granted JPS58100433U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 フアン回転異常検出回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5340117B2 (ja) * 2009-11-20 2013-11-13 キヤノン株式会社 ファンを有する画像形成装置

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JPS58100433U (ja) 1983-07-08

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