JPS6233113B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6233113B2
JPS6233113B2 JP52043396A JP4339677A JPS6233113B2 JP S6233113 B2 JPS6233113 B2 JP S6233113B2 JP 52043396 A JP52043396 A JP 52043396A JP 4339677 A JP4339677 A JP 4339677A JP S6233113 B2 JPS6233113 B2 JP S6233113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
bogie
frame
framework
track bogie
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52043396A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53128847A (en
Inventor
Aruberutoitsuchi Arendo Georugii
Uradeimiroitsuchi Hokurofusukii Uradeimiiru
Arekusandoroitsuchi Burofu Borisu
Reiboitsuchi Rihoitsuchi Arekusandoru
Iwanoitsuchi Romanofu Efugenii
Ruofuna Uain Gariina
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUPECHIARU KONSUTO GATSUTOROIMASHINA
Original Assignee
SUPECHIARU KONSUTO GATSUTOROIMASHINA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SUPECHIARU KONSUTO GATSUTOROIMASHINA filed Critical SUPECHIARU KONSUTO GATSUTOROIMASHINA
Priority to JP4339677A priority Critical patent/JPS53128847A/ja
Publication of JPS53128847A publication Critical patent/JPS53128847A/ja
Publication of JPS6233113B2 publication Critical patent/JPS6233113B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jib Cranes (AREA)
  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、荷揚機の長手方向軸線すなわち縦
軸のいずれかの側で積荷を持上げ、牽引し、下げ
るようにされた側部ブームを備えた荷揚機に関
し、詳細には、パイプライン建設の場合、みぞに
管列を運搬敷設するように設計された管敷設クレ
ーンに関する。
この発明は大直径(1420mm以上)の管から幹線
配管を建設するために利用され、かなり大きな荷
揚げ能力をもつ管敷設クレーンに応用される場合
に極めて有用となる。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
機関と、トルクを機関からアンダキヤリツジに
伝える伝達装置とを支持した骨組を、運転装置ま
たはアンダキヤリツジにが搭載し、またこのアン
ダキヤリツジは、取扱われるべき管をつかむため
のハンガーを備えた装荷ブームと、つりあいおも
りとを担持し、装荷ブーム、つりあいおもりの両
方が骨組の縦軸の両側に片持ち式に取付けられ、
さらにテークル装置を介して装荷ブーム及び管把
握ハンガーに連結されたホイストを有する搭載装
置を支持しているような管敷設クレーンが知られ
ている。
かかる管敷設クレーンの主要コンポーネントは
トラクタ、主として無限軌道式トラクタである。
従来知られている管敷設クレーンは従来の設計
の無限軌道式トラクタに基づくもので、直径1220
mmの(この直径を含む)管の配管敷設に好適であ
る。
幹線パイプライン建設に現在使用されている更
に大きい直径(1420mm以上)の管を取扱うために
は大巾に高い荷揚能力が従来の管敷設クレーン側
に必要となる。
今までにこの問題の多数の技術的解決法が開発
されている。
特に広汎に使用されているのはつりあいおもり
(所定位置に固定する方式か側方に揺動させる型
式の双方)の質量を増すことである。然しこの問
題をこのように解決すると結局、管敷設クレーン
全体の質量をかなり増すことになるが、それはあ
る場合、トラクタ自体の質量もまた増して、つり
あいおもりがわきに振れ且つ管のハンガーに荷重
が全然ない場合に管敷設クレーン自体の安定性を
保持する必要があるからである。
公知の管敷設クレーンの装荷能力を増すもう一
つの方法は、その重心からの距離を増して安定性
モーメントを大きくする方法である。
かような特許文献からは、機関と伝達装置付き
の枠がトラクタのアンダキヤリツジの縦軸に関し
て非対称に配置され、装荷ブーム装置の反対側に
片寄せられ、すなわち、無負荷管敷設クレーンの
重心がつりあいおもりの方に移動するようになつ
ている管敷設クレーンが知られている。かような
構成上の配置により管敷設クレーンの安定性モー
メントを増大し、その結果、クレーンの質量を増
さずに荷揚能力を増すことができる。
然し公知の管敷設クレーンにおいてその軌間ゲ
ージを2.5乃至2.6m以上に広げることによつて安
定性モーメントを更に有効に増すことができる
が、その結果、かかるクレーンの外形寸法は輸送
状態にあるときに鉄道貨物すきまゲージに適合し
なくなる。かような管敷設クレーンを鉄道で運ぶ
には必ずアンダキヤリツジを取外さなければなら
ない理由がそこにあり、アンダキヤリツジの取外
しは労力のかかる仕事である。
他方、かような管敷設クレーンを自力で輸送す
るか、またはトレーラにのせて輸送することはそ
のアンダキヤリツジの軌間ゲージが大きすぎるた
めに、同様に大きな問題を起す。
従つて、この発明の主目的は、大直径管(1420
mm以上)の建設に適する最小重量と高荷揚能力を
もつ管敷設クレーンを提供することにある。
この発明のもう一つの目的は、アンダキヤリツ
ジを取外さず、従つて運搬に費やす労力を少くし
て鉄道で輸送できる管敷設クレーンを提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記の目的及びその他の目的は、機関と、トル
クを機関から軌道ボギーに伝達するようになつた
変速機とを搭載した枠を支持しているアンダキヤ
リツジと、取扱われるべき管を把持するハンガー
付きの装荷ブームと、つりあいおもりとを担持
し、装荷ブーム、つりあいおもりの両方が骨組の
長手方向軸線の両側に片持ち式に取付けられ、さ
らに装荷ブームと管ハンガーにテークル装置を介
して連結されたホイストを含む搭載装置とを有す
る管敷設クレーンにおいて、アンダキヤリツジが
区分され、すなわち骨組の長手方向軸線の両側に
配置された二台の軌道ボギーから構成され、前記
軌道ボギーの一方が装荷ブームだけを支持し、そ
して、アンダキヤリツジの軌間ゲージを変えるた
めに他方の軌道ボギーに対し骨組の長手方向軸線
と直角な方向にある程度の設定運動を行うことが
できるように他方の軌道ボギーに連結され、装荷
ブームを支持している軌道ボギーにトルクを伝達
する伝達装置の出力ユニツトは伸縮自在につくら
れていることを特徴とする管敷設クレーンによつ
て達成される。
かような構造により、ブーム支持軌道ボギーを
他の軌道ボギーとは反対側に移動して管敷設クレ
ーンを輸送状態から作業状態にもつて行くことが
できる。そればかりではなく、このクレーンのア
ンダキヤリツジの軌間ゲージを最大にすることが
でき、この場合、管敷設クレーンの重心を(無負
荷の時の重心を)つりあいおもりの方に変位さ
せ、それにより管敷設クレーンの安定性モーメン
ト、従つてその荷揚能力を増大させることができ
る。
ブーム支持軌道ボギーを他方の軌道ボギーの方
に変位させると、すなわち、両ボギーを一緒にす
ると、管敷設クレーンは輸送状態になり、その場
合にはそのアンダキヤリツジの軌間ゲージは最小
にされ、その状態におけるその外形寸法は鉄道貨
物すきまゲージと適合し従つて管敷設クレーンは
そのアンダキヤリツジを取外さなくても鉄道によ
り輸送可能となり、なお、自力もしくはトレーラ
によるその輸送条件もまた改善される。
軌道ボギーを、骨組の長手方向軸線と実質的に
垂直な縦軸をもつ油圧シリンダと、前記油圧シリ
ンダと平行でその両側に配置された二つの入子式
の伸縮自在ビームとにより相互に連結して油圧シ
リンダの棒をブーム支持軌道ボギーの枠に関節式
に連結すると共に入子式ビームの伸縮自在の部材
を前記枠に所定位置で固定し、油圧シリンダの胴
部を軌道ボギーの枠に関節式に連結し、入子式ビ
ームの案内を所定位置で前記枠に対して保持する
のが好ましい。
かような構造によりブームを支持する軌道ボギ
ーを円滑に且つ搭載装置の残部を支持する他方の
軌道ボギーに対して干渉することなく骨組の軸線
と直角な方向に移動させることができる。
クレーンのアンダキヤリツジの軌間ゲージは、
クレーン作業中であつても必要ならば調節でき、
或いはクレーンの移動の際に調節することができ
る。
入子式ビームの軸線は実質的に同一平面内にあ
るのが良く、前記ビームの案内の遊動端部は縦ガ
ーダを介して相互に固定され、縦ガーダに沿つて
クレーンの骨組を支持する支持枠を構成するよう
になつているのがよい。この縦ガーダに端部を開
放した孔が穿けられ油圧シリンダの棒がそれを貫
通している。
かゝる構造は相互に配置された入子式ビームに
必要な剛性を与えることができ、それにより装荷
ブームを支持する軌道ボギーを更に精密に走行さ
せることは勿論、油圧シリンダを地上との所要の
すきまを提供するのに足る高さに置くことができ
る。
装荷ブームとつりあいおもりはホイストと共に
U字形枠により各軌道ボギーに取付けられ、前記
U字形枠はそれぞれ軌道ボギーを上方から包囲
し、その端部が軌道ボギー枠に連結されて所定位
置に保持されている。
このU字形枠は、底端部がそれぞれのU字形枠
に関節式に連結された二つの直立部材により構成
されている屈伸自在のガントリを介して相互に連
結されるのか好ましいが、ガントリの頂端部はピ
ン継手を介して相互に連結され前記ピン継手の枢
軸は装荷ブームとホイストとを連結するテークル
装置の溝車を取付けている。
このような構造により搭載装置のU字形枠の両
方の間で前記テークル装置からの負荷を確実に配
分することができる。
この発明の別の実施例によれば、伝達装置の出
力装置としてスプラインのついた従動軸が使用さ
れるが、この従動軸は骨組の長手方向軸線と垂直
な最終各駆動減速装置のハウジングに取付けら
れ、前記最終駆動減速装置のクラツチのケーシン
グを支持している。前記軌道ボギーに面する前記
スプライン軸の端部は軌道ボギーに対し軸線方向
に変位しないようになつているのがその遊動端部
は中空軸または車軸としてつくられている案内の
中に配置され、案内は前記スプライン軸と同軸に
最終駆動減速機ハウジング内に取付けられ、前記
軌道ボギーが行う設定運動中に前記案内に対して
軸線方向に動くことができるようになつている。
従動軸を最終駆動案内に沿つて伸縮自在に設け
ることにより機関からブーム支持軌道ボギーに、
該軌道ボギーを他方の軌道ボギーに対し任意の位
置に置いた状態で、トルクを伝達することがで
き、クレーンのアンダキヤリツジの軌間ゲージを
無段階で調節することができる。
同様に、スプライン軸の自由端部を前記軸上に
設けた球ピボツトを介して案内に取付けることが
有利である。
かような装置はスプライン軸と案内との当りま
たは干渉を一切起さないようにする。
以下この発明の実施例を添付図面を参照して詳
述する。
〔実施例〕
この発明は従来の公知のいかなる管敷設クレー
ンにも適用でき、以下の説明の要旨となるその特
定実施例に限られることはない。
以下この発明の例示として図に示され説明され
るのは、この発明により変形された側部装荷ブー
ムをもつ標準無限軌道式トラクタに基づく管敷設
クレーンである。
管敷設クレーンは周知のものであるのでその装
置を説明する必要はないが、この発明に直接関係
するものか、この発明により設計変更されたもの
については説明する。
添付図面についていえば、第1および第2図は
管敷設クレーンを示すが、このクレーンはこの発
明により、骨組(または本体)2を支持する無限
軌道型アンダキヤリツジ1を含むが、伝達装置4
をもつ機関3(第3および第4図)が骨組2内に
収容され伝達装置4は機関3からアンダキヤリツ
ジ1にトルクを伝達する。
骨組2は、管敷設クレーンの運動と、搭載装置
の作動とを制御する標準制御装置(図示なし)を
装備した運転員の運転台5を取付けている。
搭載装置(同様に管敷設クレーン用に従来採用
された標準のもの)は運搬される管(図示なし)
を把握するハンガー7を備えた装荷ブーム6(第
1および第2図)と、つりあいおもり8とを含
み、装荷ブーム6とつりあいおもり8は両方とも
骨組2の縦軸線“O―O”(第3図)の両側に片
持ち式に取付けられ、搭載装置はさらに、テーク
ル装置10と11を介して装荷ブーム6と管把握
ハンガー7にそれぞれ連結されたホイスト9を含
んでいる。
この発明によりアンダキヤリツジ1は二つの軌
道ボギー12と13(第2乃至第6図)に区分さ
れ、両ボギーは骨組2の縦軸線“O―O”の両側
に配置されている。軌道ボギー12は装荷ブーム
を取付けるが他の軌道ボギー13は骨組2、つり
あいおもり8とホイスト9を担持する。
装荷ブーム6を担持する軌道ボギー12は他の
軌道ボギー13に連結され、骨組2の軸線“O―
O”に垂直な方向に設定運動をボギー13に対し
て自由に行い管敷設クレーンのアンダキヤリツジ
1の軌間ゲージ“H”(第3図)(すなわちカタピ
ラの縦軸線間の距離)を変えるようになつてい
る。
ボギー12をかように動かすために、ボギー1
2は油圧シリンダ14(第5図及び第6図)を介
して他のボギー13に連結し、油圧シリンダ14
の縦軸線の骨組2の軸線“O―O”に実質的に垂
直になつているが、その棒15(第6図)は突起
16を介し軌道ボギー12の枠17に丁番で取付
けられ枠17に装荷ブーム6が取付けられてい
る。前記油圧シリンダ14の胴部18は他の軌道
ボギー13の枠19に丁番で取付けられている。
入子式に伸縮自在の二つのビーム20(第5
図)は油圧シリンダ14の両側にその軸線と平行
に取付けられ、前記ビームはそれぞれ案内21
(第6図)とその中に取付けた伸縮自在の部材2
2からなつている。両ビーム20の伸縮自在の部
材22は装荷ブーム6を担持する軌道ボギー12
の枠17に対して適所に保持されるが、案内21
は他の軌道ボギー13の枠19と連結されてい
る。
入子式に伸縮自在のビーム20の軸線は実質的
に同じ水平面内にあるが、前記ビーム20の案内
21の遊動端部は縦ガーダ23を介して相互に固
定され、クレーン骨組2を担持する軸受枠をガー
ダ23に沿うてつくつている。油圧シリンダ14
の棒15が自由に通過できるように対応開放端穴
24が縦ガーダ23に穿けられている。
装荷ブーム6はU字形枠25(第2図)によつ
て軌道ボギー12に取付けられ、一方、ホイスト
9およびつりあいおもり8はU字形枠26(第2
図)によつて軌道ボギー13に取付けられてい
る。前記U字形枠はそれぞれ各軌道ボギー12と
13のカタピラを上から包囲しその端部はその位
置で前記ボギーの各枠17と19に対して適所に
固定されている。
この発明により前記U字形枠25と26は、二
つの直立部材27,28(第2図)により形成さ
れた屈伸自在のガントリを介して相互に連結さ
れ、前記直立部材27,28の底端部は各U字形
枠25と26にそれぞれ関節式に連結されている
が、頂端部はピン継手29を介して相互に連結さ
れ前記ピン継手の枢軸にはホイスト9と装荷ブー
ム6をワイヤロープを介して相互に連結するテー
クル装置10の溝車30が取付けられている。
機関3から各軌道ボギー12と13のカタピラ
12aと13aにトルクを伝達する伝達装置4
(第3図)は無限軌道トラクタ用の在来のユニツ
ト、例えば歯車箱、中央(または主)駆動装置
(全ては図示していない)は勿論、各無限軌道ボ
ギー12と13の最終減速装置や駆動装置をすべ
て含んでいる。
この発明により、最終駆動減速装置から装荷ブ
ーム6を担持する横に移動できる軌道ボギー12
にトルクを伝達する伝達装置4のユニツトは伸縮
自在になる。
前記伝達装置出力ユニツトと、それと密接に共
働しこの発明により変形された隣接装置の諸部品
と構成部品の特別の特徴を全て以下詳述するが、
この分野で周知で普通に適用される作動ユニツト
はいずれも伝達装置4の構成部品の残りの部品と
して使用することができるものである。
本発明によれば、軌道ボギー12の最終駆動装
置31(第3図)にトルクを伝達するようになつ
ている伝達装置4(第3および第4図)の出力ユ
ニツトとして、従動スプライン軸32(第7図)
が使用されるが、このスプライン軸32は伝達装
置4の各最終駆動減速装置34のハウジング33
内に取付けられ、骨組2の縦軸線“O―O”と直
角に配置される。
前記スプライン軸32は最終駆動減速装置34
のクラツチの歯付きスリーブ36と噛合う歯付き
ケーシング35を支持している。
前記歯付きスリーブ36はハウジング33から
突出するハブ37の延長部上に設定されるが前記
ハブの反対延長部は最終駆動減速装置34の駆動
歯車38を支持し、歯車38はスプライン軸32
のハブ37に対する位置にかゝわらず、回転を軸
32に伝達する。
軌道ボギー12に面するスプライン軸の端部は
ボギー12に対し軸線方向に変位しないように固
定されている。
この目的のために、最終駆動装置31のクラツ
チの歯付きスリーブ39はスプライン軸32の前
記延長部の適所に設定され、そのクラツチの歯付
きケーシング40は最終駆動装置31の駆動歯車
42の軸41に固定されている。
前記駆動歯車42は最終駆動装置31の遊び歯
車列(図示なし)を介して連続カタピラ12a
(第3図)にかゝる駆動スプロケツト43に回転
を与えるが反対に、前記カタピラ12aは前記カ
タピラの引張りを調節する作用をなす遊び車44
を包囲している。
駆動スプロケツト43と遊び車44の間で軌道
ボギー12の枠17に軌道支持ローラ(図示な
し)が設置されそのローラを介して管敷設クレー
ンがカタピラ12a上に乗つている。カタピラ1
3aをもつ他方のボギー13も同様に配置されて
いる。
この発明により、スプライン軸32を軌道ボギ
ー12の行う設定運動進行中、伸縮自在にする。
この目的のために、スプライン軸32の遊動端部
をこれと同軸の静止固定案内45に、前記案内に
対し軸線方向運動を行なうことができるように取
付ける。前記案内45は中空車軸としてつくら
れ、その車軸の一端部はスプライン軸32と同軸
であり且つ最終駆動装置31とは反対側で最終駆
動減速装置34のハウジング33に設けられた開
放端穴内に取付けられ、前記中空車軸の他端部は
クレーン骨組2に固定されたブラケツト46に取
付けられる。
案内45は、スプライン軸32が管敷設クレー
ンのアンダキヤリツジ1の軌間ゲージ“H”を最
小にした状態でスプライン軸32を収容できるほ
どの長さをもつ必要がある。
スプライン軸32が傾斜して設定されたり、案
内45の内面を傷つけたりすることなく案内45
に沿うて滑べることができるようにするために、
前記スプライン軸32の遊動端部は案内45に沿
うて摺動することのできる球ピボツト47を備え
ている。
この発明の管敷設クレーンは次のように作動す
る。
第1図に示した最初の(輸送の)状態にあると
きの管敷設クレーンでは、そのアンダキヤリツジ
1の軌間ゲージは最小の軌間ゲージ“H”になつ
ている。この場合、油圧シリンダ14の棒15
と、入子式ビーム20の伸縮自在の部材22と、
スプライン軸32とは第3および第5図に示す最
右端位置にある。
管敷設クレーンがこの状態にある場合、アンダ
キヤリツジ1の軌間ゲージ“H”は輸送状態のこ
の機械の外形寸法が鉄道貨物すきまゲージに適応
し、クレーンを、そのアンダキヤリツジを取外す
ことなくトレーラまたは鉄道で輸送できるように
する。
管敷設クレーンは従来の方法で推進される。機
関3を起動するとトルクは機関3から伝達装置4
を介して軌道ボギー12と13のカタピラ12a
と13aに与えられる。
トルクは最終駆動減速装置34のスプライン軸
32(第7図)に、その駆動歯車38からそのハ
ブ37、歯付きスリーブ36、及びクラツチの一
方のものの歯付きケーシング35を介して伝達さ
れ、スプライン軸32からトルクは歯付きスリー
ブ39及び他方のクラツチの歯付きケーシング4
0を介して最終駆動装置31の駆動歯車42の軸
41に与えられ、この駆動歯車42はトルクを遊
び歯車列(図示なし)を介して駆動スプロケツト
43に更に伝達し、駆動スプロケツト43は軌道
ボギー12のカタピラ12aを回転させる。
軌道ボギー13のカタピラ13aへのトルク伝
達は軌道ボギー13のカタピラ13aのトルク伝
達パターンにおいて非伸縮的になつているという
スプライン軸32の構造の面でのみ、軌道ボギー
12のカタピラ12aへのトルク伝達と異なつて
いる。
管敷設クレーンを輸送状態(第1図)から作業
状態(第2図)に移すためには、装荷ブーム6を
支持する軌道ボギー12を他方の軌道ボギー13
から横方向に遠去けて、事実上両ボギー間の距離
である軌間ゲージ“H”を増すようにしなければ
ならない。
軌道ボギー12を油圧シリンダ14により最左
端位置(第2、第4および第6図で見て)まで移
動し、この場合油圧シリンダ14の棒15をシリ
ンダ胴18から伸ばしてその最右端位置(第5
図)を最左端位置(第6図)に変える。軌道ボギ
ー12と一緒にビーム20の伸縮自在の部材22
も同一方向に走行し、伸縮自在の部材22はこの
目的のためにそれらの案内21に沿つて摺動し、
また、伝達装置4の最終駆動減速装置34のスプ
ライン軸32も同様に移動し、この場合このスプ
ライン軸32はその球ピボツト47と共に案内4
5上をすべりながら案内45から伸びる。
管敷設クレーンが輸送装置(第1図)にある場
合、軌道ボギー12と13は第3図に示す如く骨
組2の縦軸線“O―O”に関し対称的に配置さ
れ、ブーム6が無負荷のときはクレーンの重心は
軸線“O―O”に近い。
また、クレーンユニツトの残部をすべて支持す
る他方の軌道ボギー13に対し装荷ブーム6を支
持する軌道ボギー12を最左端位置(第2図)に
変位させることによつて、クレーンのアンダキヤ
リツジの軌間ゲージ“H”を拡大すること(これ
はそのこと自体、クレーンの安定性モーメントを
増す)とは別に、クレーンを骨組2の縦軸線“O
―O”に関し非対称的にする。
この事実により、管敷設クレーンの全重量は軌
道ボギー12と13に対し再配分されることにな
り、その重心は線“O―O”からつりあいおもり
8の方に片寄る。それにより、管敷設クレーンの
安定性モーメントは高められ、従つてその負荷能
力が高められる。
この理由として、クレーンは作業位置(第2
図)にある間、輸送位置(第1図)にあるクレー
ンの吊上げる負荷よりも大変重い負荷を吊上げる
ことができるからである。
クレーンの荷揚能力を更に高めるためには、第
2図に示すようにアンダキヤリツジ8をそのブラ
ケツトのまわりにわきまで旋回させるのが良い。
上記の管敷設クレーンの搭載装置の操作は周知
のクレーンの操作と実質的に異なる所はない。
地上の横たわる管(図示なし)または積まれた
管から一本の管をワイヤロープによりハンガー7
(第2図)のフツクに固定する。次にその管をぐ
いぐいと引いて吊上げ、ハンガー7、装荷ブーム
をそれぞれ制御するテークル装置11,10のワ
イヤロープの長さを(ホイストにより)適宜変え
て溝又は壕内におろす。その結果、管敷設クレー
ンの重心は運搬中の管の重量のために装荷ブーム
の方に片寄る。
然し、クレーンの重心の変化がクレーンの転倒
の危険の限度内で起こる。というのは、このクレ
ーンが同じ重量の従来設計の管敷設クレーンと比
較して高い安定性モーメントを備えているからで
ある。
作業状態(第2図)から輸送状態(第1図)に
管敷設クレーンを移すには、上記手順を逆に行
う。
〔発明の効果〕
従つて、この発明の管敷設クレーンは作業状態
にある場合に同じ重量の既知のクレーンよりは大
きな荷揚能力を備え、しかるに輸送状態にある場
合にはこの発明のクレーンをそのアンダキヤリツ
ジを取外すことなく鉄道またはトレーラーで輸送
することができ、それによつて現代の大直径
(1420mm以上)のパイプライン敷設への用途に適
することとなることは勿論、その他の部門の建設
技術の運搬作業用にも極めて効率的にそのクレー
ンを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は輸送状態(すなわちアンダキヤリツジ
の軌間ゲージを最小にした状態)にあるこの発明
による管敷設クレーンの概略図である。第2図は
作業状態(すなわち、アンダキヤリツジの軌間ゲ
ージを最大にした状態)にある管敷設クレーンを
示す図である。第3図はブーム支持軌道ボギー
(搭載装置は故意に図示していない)の無限軌道
チエーンを一部切取つてある第1図の矢印“A”
に面する図である。第4図は一部切取つた(搭載
装置は故意に図示していない)図でブーム支持軌
道ボギーの無限軌道チエーンを示す、第2図の矢
印“B”に面する図である。第5図は第1図の線
―における断面図である。第6図は第2図の
線―における断面図である。第7図は伝達装
置の最終駆動減速装置のスプライン軸に沿つて見
た第3図の区域“C”の縦断面拡大図である。 1……アンダキヤリツジ、2……骨組、3……
機関、4……伝達装置、5……装荷ブーム、1
2,13……軌道ボギー、“H”……アンダキヤ
リツジ軌間ゲージ、“O―O”……骨組の縦軸線
(長手方向軸線)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 機関3及び伝達装置4を支持し且つ長手方向
    軸線O―Oを備えた骨組2と、該骨組を支持した
    アンダキヤリツジ1とを有し、該アンダキヤリツ
    ジが前記骨組の両側に配置された2つの区分され
    た軌道ボギー12,13で構成されており、該軌
    道ボギーの双方が枠17,19を有し、そして油
    圧シリンダ14及び該油圧シリンダと平行に配置
    された2つの伸縮自在の入子式ビーム20によつ
    て相互に連結されており、前記軌道ボギーのうち
    の一方12が前記骨組に対して固定された他方の
    軌道ボギー13に対して設定運動し、それによつ
    て前記アンダキヤリツジの軌間ゲージHを変える
    ことの出来るように、前記油圧シリンダが一方の
    軌道ボギーの枠に関節式に連結された棒15と、
    他方の軌道ボギーの枠に関節式に連結された胴部
    18とを有し、且つ前記ビームが前記一方の軌道
    ボギーの枠に連結された伸縮自在な部材22と、
    前記他方の軌道ボギーの枠に連結された第1の端
    部を備えた、前記伸縮自在な部材のための案内2
    1とを有しており、各案内が前記第1の端部と反
    対側に、互いにしつかりと連結されて骨組を支持
    するのに役立つ遊動端部を有し、さらに、前記軌
    道ボギーを相互に連結し、そして2つの直立部材
    27,28で形成された屈伸自在のガントリと、
    骨組に対して固定された軌道ボギーに対し設定運
    動しうる軌道ボギーに片持ち式に取りつけられた
    装荷ブーム6、取り扱われるべき管を把持すべく
    前記装荷ブームで支持されたハンガー7、骨組に
    対して固定された軌道ボギーに片持ち式に取りつ
    けられたつりあいおもり8、骨組に対して固定さ
    れた軌道ボギーに取りつけられたホイスト9、及
    び、前記軌道ボギーの任意の相対位置において前
    記装荷ブームの角度を制御すべく前記ホイストと
    前記ガントリと前記装荷ブームと前記ハンガーと
    を相互に連結するためのテークル装置10,11
    とを有し、前記伝達装置は、骨組に対して固定さ
    れた軌道ボギーに対し設定運動しうる軌道ボギー
    にトルクを伝えるようになつた伸縮自在の出力ユ
    ニツトを備えていることを特徴とする管敷設クレ
    ーン。
JP4339677A 1977-04-15 1977-04-15 Crane for installing pipe Granted JPS53128847A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4339677A JPS53128847A (en) 1977-04-15 1977-04-15 Crane for installing pipe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4339677A JPS53128847A (en) 1977-04-15 1977-04-15 Crane for installing pipe

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53128847A JPS53128847A (en) 1978-11-10
JPS6233113B2 true JPS6233113B2 (ja) 1987-07-18

Family

ID=12662615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4339677A Granted JPS53128847A (en) 1977-04-15 1977-04-15 Crane for installing pipe

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS53128847A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62129708U (ja) * 1986-02-07 1987-08-17

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5890716A (ja) * 1981-11-25 1983-05-30 松下電器産業株式会社 3相コンデンサ装置
JP6220187B2 (ja) * 2013-08-13 2017-10-25 株式会社神戸製鋼所 クローラクレーン

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4843527U (ja) * 1971-09-27 1973-06-06
JPS506700A (ja) * 1972-11-21 1975-01-23

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4843527U (ja) * 1971-09-27 1973-06-06
JPS506700A (ja) * 1972-11-21 1975-01-23

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62129708U (ja) * 1986-02-07 1987-08-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53128847A (en) 1978-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4132317A (en) Pipe laying crane
US3645406A (en) Gantry cranes
US4147263A (en) High lift loader with extended transfer
US2473628A (en) Winding device or winch
US3247974A (en) Grab stabilizer for cranes
US4646875A (en) Articulated boom structure
US5203442A (en) Cantilever conveying techniques
US4273242A (en) Stabilizing device
EP0048076A1 (en) Mobile crane structure
JP2005528304A (ja) クレーンアセンブリ
US4276917A (en) Mobile apparatus for fluid transfer
MX2007013265A (es) Grua de elevacion movil con contrapeso de posicion variable.
US3602375A (en) Piggyback load handling crane
US4054210A (en) Apparatus for transporting and handling pipe
US3029954A (en) Adjustable boom crane
US5222613A (en) Pivotally-mounted reeved counterweight system
US4050589A (en) Pipe laying machines
US4166544A (en) Pipe-laying machine for oil pipelines, conduits and the like
JPS6055400B2 (ja) 液体貨物を移送する装置
JP4073537B2 (ja) 機械的キャタピラ駆動を備えたクローラ車両
US4993911A (en) Mobile crane
JPS6233113B2 (ja)
US3059781A (en) Material handling device
CN110789426A (zh) 管道施工运布管车
US3848751A (en) Side boom pipe laying machine