JPS623281Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS623281Y2 JPS623281Y2 JP2381281U JP2381281U JPS623281Y2 JP S623281 Y2 JPS623281 Y2 JP S623281Y2 JP 2381281 U JP2381281 U JP 2381281U JP 2381281 U JP2381281 U JP 2381281U JP S623281 Y2 JPS623281 Y2 JP S623281Y2
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- JP
- Japan
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- bead
- rim
- tire
- seat
- seal body
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 70
- DOSMHBDKKKMIEF-UHFFFAOYSA-N 2-[3-(diethylamino)-6-diethylazaniumylidenexanthen-9-yl]-5-[3-[3-[4-(1-methylindol-3-yl)-2,5-dioxopyrrol-3-yl]indol-1-yl]propylsulfamoyl]benzenesulfonate Chemical compound C1=CC(=[N+](CC)CC)C=C2OC3=CC(N(CC)CC)=CC=C3C(C=3C(=CC(=CC=3)S(=O)(=O)NCCCN3C4=CC=CC=C4C(C=4C(NC(=O)C=4C=4C5=CC=CC=C5N(C)C=4)=O)=C3)S([O-])(=O)=O)=C21 DOSMHBDKKKMIEF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 8
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 7
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Landscapes
- Tires In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、チユーブレスタイヤとリムとの組合
せ体に係り、リムビード座に嵌合着座されたタイ
ヤビード部のシール効果の促進とタイヤビード部
の浮上り及びタイヤ軸方向内方への移動を防止し
て走行の安全性を図つた低圧チユーブレスタイヤ
ホイール組立体を提供することを目的とする。
せ体に係り、リムビード座に嵌合着座されたタイ
ヤビード部のシール効果の促進とタイヤビード部
の浮上り及びタイヤ軸方向内方への移動を防止し
て走行の安全性を図つた低圧チユーブレスタイヤ
ホイール組立体を提供することを目的とする。
深底形のリム上へのチユーブレス空気タイヤの
通常の組立においては、タイヤの空気抜けがタイ
ヤのビード部をリムフランジからタイヤ軸方向内
方へ移動させようとするので、ビード部がリムの
深底内に動き、組合せ体の方向制御を失うことに
なり非常に危険な事態を招き、人身事故の原因と
なつている。
通常の組立においては、タイヤの空気抜けがタイ
ヤのビード部をリムフランジからタイヤ軸方向内
方へ移動させようとするので、ビード部がリムの
深底内に動き、組合せ体の方向制御を失うことに
なり非常に危険な事態を招き、人身事故の原因と
なつている。
特に、コーナリングにさいしてはタイヤトレツ
ド、サイドウオールにタイヤ軸方向の力が作用
し、リムビード座に嵌合着座されたタイヤビード
部が浮上り現象を呈し、空気抜けの頻度が大とな
つていたのであり、この傾向はタイヤ内圧がリム
セツト後において0.1〜0.3Kg/cm2という所謂低圧
タイヤにおいて大となつている。
ド、サイドウオールにタイヤ軸方向の力が作用
し、リムビード座に嵌合着座されたタイヤビード
部が浮上り現象を呈し、空気抜けの頻度が大とな
つていたのであり、この傾向はタイヤ内圧がリム
セツト後において0.1〜0.3Kg/cm2という所謂低圧
タイヤにおいて大となつている。
斯る問題を解決するため英国特許第890959号、
特公昭52−18961号公報等が提案されているも、
いずれも普通乗用の所謂高圧チユーブレスタイヤ
(リムセツト後のタイヤ内圧1.2〜2.0Kg/cm2)に
おいての問題点として捉えられており、従つて低
圧タイヤにおいてはその技術を導入することは低
圧タイヤの特殊性、つまり、タイヤ内圧が低く、
シール効果の減少が僅かな外力でも生じることを
加味すれば最早採用できないものであつた。
特公昭52−18961号公報等が提案されているも、
いずれも普通乗用の所謂高圧チユーブレスタイヤ
(リムセツト後のタイヤ内圧1.2〜2.0Kg/cm2)に
おいての問題点として捉えられており、従つて低
圧タイヤにおいてはその技術を導入することは低
圧タイヤの特殊性、つまり、タイヤ内圧が低く、
シール効果の減少が僅かな外力でも生じることを
加味すれば最早採用できないものであつた。
本考案は以上の見地に鑑み、主として低圧チユ
ーブレス空気タイヤとリムとの組合せ体として有
効な技術の提供を図ろうとするものである。
ーブレス空気タイヤとリムとの組合せ体として有
効な技術の提供を図ろうとするものである。
以下、本考案の実施例を図を参照して詳述す
る。第1図は、本考案の組立体一例を示し、1は
リム、2はチユーブレスタイヤである。リム1は
所謂割形リムであり、リムビード座3は外方上向
に傾斜しその外端にリムフランジ4を有し、更
に、図示しないが空気等の注入バルブ装置を備え
ている。
る。第1図は、本考案の組立体一例を示し、1は
リム、2はチユーブレスタイヤである。リム1は
所謂割形リムであり、リムビード座3は外方上向
に傾斜しその外端にリムフランジ4を有し、更
に、図示しないが空気等の注入バルブ装置を備え
ている。
タイヤ2は対のビード部5、該ビード部5より
立上つたサイドウオール部6およびサイドウオー
ル部6をシヨルダ部7を介して互いにつないだト
レツド部8を備えて成り、ゴムその他の弾性材料
をもつて所謂トロイダル形に作成されている。而
して、タイヤ2のシヨア硬度は52〜70、望ましく
は58〜65である。更に、ビード部5にはビードコ
ア、即ち伸張阻止機能がある円環状芯体9が埋設
されているとともに、トレツド部8には本例にあ
つてはブロツクパターンの突起10が一体に形成
されるとともにサイドウオール部6には円環リブ
11が形成されている。また、芯体9に巻掛けら
れるとともに対の芯体間にわたつて本例ではタイ
ヤコード12が周設されているが、このタイヤコ
ード12は第5図に例示する如く必ずしも設けな
くともよい。また、円環状芯体9の形状、個数は
任意である。
立上つたサイドウオール部6およびサイドウオー
ル部6をシヨルダ部7を介して互いにつないだト
レツド部8を備えて成り、ゴムその他の弾性材料
をもつて所謂トロイダル形に作成されている。而
して、タイヤ2のシヨア硬度は52〜70、望ましく
は58〜65である。更に、ビード部5にはビードコ
ア、即ち伸張阻止機能がある円環状芯体9が埋設
されているとともに、トレツド部8には本例にあ
つてはブロツクパターンの突起10が一体に形成
されるとともにサイドウオール部6には円環リブ
11が形成されている。また、芯体9に巻掛けら
れるとともに対の芯体間にわたつて本例ではタイ
ヤコード12が周設されているが、このタイヤコ
ード12は第5図に例示する如く必ずしも設けな
くともよい。また、円環状芯体9の形状、個数は
任意である。
13は円環状シール体であり、タイヤ2より柔
軟なゴムその他弾性材、即ち、JISシヨア硬度35
〜60望しくは40〜50よりなり、ビード部5のかか
と部5Aとつま先部5Bに亘り、かつ、リムビー
ド座3に対面して全周に設けられている。第2図
に示す実施例では、円環状シール体13はビード
つま先部5Bに係合する支え部14とリムフラン
ジ4に衝合する立上り部15を一体に備えた嵌支
溝16を周設したものであり、当該嵌支溝16に
タイヤビード部5が嵌合されてなる。すなわち、
円環状シール体13は弾性材のみからなり、リム
1のビード座3上にビード部5で挟まれた楔作用
で圧縮変形を介して密着嵌合される密着嵌合部1
3Aとタイヤビード部5のつま先部5Bにおける
内周壁に係合され着座嵌合部13Aの内端より径
方向外方に一体に突出されてフリー状態とされて
いる支え部14とを有する断面L形の円環体とさ
れている。また、第3図に示す実施例では嵌支溝
16に段部を形成してタイヤ軸方向の係合部17
を設けたものを示し、当該係合部17をタイヤ軸
方向に関して複数列設したものであつてもよい。
軟なゴムその他弾性材、即ち、JISシヨア硬度35
〜60望しくは40〜50よりなり、ビード部5のかか
と部5Aとつま先部5Bに亘り、かつ、リムビー
ド座3に対面して全周に設けられている。第2図
に示す実施例では、円環状シール体13はビード
つま先部5Bに係合する支え部14とリムフラン
ジ4に衝合する立上り部15を一体に備えた嵌支
溝16を周設したものであり、当該嵌支溝16に
タイヤビード部5が嵌合されてなる。すなわち、
円環状シール体13は弾性材のみからなり、リム
1のビード座3上にビード部5で挟まれた楔作用
で圧縮変形を介して密着嵌合される密着嵌合部1
3Aとタイヤビード部5のつま先部5Bにおける
内周壁に係合され着座嵌合部13Aの内端より径
方向外方に一体に突出されてフリー状態とされて
いる支え部14とを有する断面L形の円環体とさ
れている。また、第3図に示す実施例では嵌支溝
16に段部を形成してタイヤ軸方向の係合部17
を設けたものを示し、当該係合部17をタイヤ軸
方向に関して複数列設したものであつてもよい。
而して、第2図、第3図のいずれの実施例であ
つても、第2図で代表して例示する如く円環状シ
ール体13の嵌支溝16にタイヤビード部5を嵌
合したもとで、円環状シール体13の着座嵌合部
13Aをリム1に嵌合せしめ、図外バルブ装置を
介してタイヤ2内に例えば0.5〜1.0Kg/cm2圧のエ
アを注入することにより、ビード部5と円環状シ
ール体13が一体となつて軸方向外方へ互いに離
間する方向つまり、矢示A方向に移動するととも
にタイヤ全体が拡大されてリムビード座3上に所
謂楔作用により圧縮変形され、円環状シール体1
3を介してリムビード座3上にビード部5を嵌合
着座するとともに、ビードつま先部5Bにシール
体13と一体に突隆周設した支え部14が係合す
るのであり、このセツト後において、タイヤ内圧
を0.1〜0.3Kg/cm2に調整するのである。
つても、第2図で代表して例示する如く円環状シ
ール体13の嵌支溝16にタイヤビード部5を嵌
合したもとで、円環状シール体13の着座嵌合部
13Aをリム1に嵌合せしめ、図外バルブ装置を
介してタイヤ2内に例えば0.5〜1.0Kg/cm2圧のエ
アを注入することにより、ビード部5と円環状シ
ール体13が一体となつて軸方向外方へ互いに離
間する方向つまり、矢示A方向に移動するととも
にタイヤ全体が拡大されてリムビード座3上に所
謂楔作用により圧縮変形され、円環状シール体1
3を介してリムビード座3上にビード部5を嵌合
着座するとともに、ビードつま先部5Bにシール
体13と一体に突隆周設した支え部14が係合す
るのであり、このセツト後において、タイヤ内圧
を0.1〜0.3Kg/cm2に調整するのである。
即ち、第2図に示す実施例ではビード側壁5C
が立上り部15を介してリムフランジ4に衝合
し、円環状シール体13の圧縮変形の復元作用に
てビード部5の全周にわたつて均等のシール機能
を営むとともに、弾発復元作用に基くシール体1
3とビード座3の摩擦力の増大を図り、かつ、シ
ール体13とビード部5間のシール効果をも併せ
て奏するのである。また、ビードつま先部5Bに
係合するシール体13と一体に突隆周設の支え部
14は、シール体13に比べ圧縮変形度合が小で
所謂フリーな状態であることから、タイヤトレツ
ド部8、サイドウオール部6等に軸方向の外力が
作用してビード部5をビード座3及びリムフラン
ジ4より浮上らそうとしても、支え部14を圧縮
変形してこれを圧縮限界を超えて浮上らない限り
ビード部5の離脱はなく、従つて、シール体13
と相まつて空気抜けを阻止しつつ軸方向内方への
移動を効果的に阻止し、ここに安定かつ安全な走
行を確保することになる。
が立上り部15を介してリムフランジ4に衝合
し、円環状シール体13の圧縮変形の復元作用に
てビード部5の全周にわたつて均等のシール機能
を営むとともに、弾発復元作用に基くシール体1
3とビード座3の摩擦力の増大を図り、かつ、シ
ール体13とビード部5間のシール効果をも併せ
て奏するのである。また、ビードつま先部5Bに
係合するシール体13と一体に突隆周設の支え部
14は、シール体13に比べ圧縮変形度合が小で
所謂フリーな状態であることから、タイヤトレツ
ド部8、サイドウオール部6等に軸方向の外力が
作用してビード部5をビード座3及びリムフラン
ジ4より浮上らそうとしても、支え部14を圧縮
変形してこれを圧縮限界を超えて浮上らない限り
ビード部5の離脱はなく、従つて、シール体13
と相まつて空気抜けを阻止しつつ軸方向内方への
移動を効果的に阻止し、ここに安定かつ安全な走
行を確保することになる。
特に、コーナリングにさいして前記軸方向の外
力は強力に作用することになるが、円環状シール
体13及び支え部14が全周均等にシール効果と
浮上り防止機能を奏することからその利点は大で
ある。
力は強力に作用することになるが、円環状シール
体13及び支え部14が全周均等にシール効果と
浮上り防止機能を奏することからその利点は大で
ある。
更に、第4図に示す実施例にあつては、タイヤ
ビード部5のかかと部5Aとつま先部5Bにわた
つて比較的肉厚大なる円環状シール体13及び支
え部14の構成材、つまり、円環体18を加硫接
着したものであり、これをリム1上にタイヤ内に
エア注入することによつて円環状シール体13を
圧縮変形するとともにつま先部5Bに一体係合す
る支え部14を形成したもので、基本構成におい
て前述した各実施例と同様な作用を奏する。
ビード部5のかかと部5Aとつま先部5Bにわた
つて比較的肉厚大なる円環状シール体13及び支
え部14の構成材、つまり、円環体18を加硫接
着したものであり、これをリム1上にタイヤ内に
エア注入することによつて円環状シール体13を
圧縮変形するとともにつま先部5Bに一体係合す
る支え部14を形成したもので、基本構成におい
て前述した各実施例と同様な作用を奏する。
而して、従来例にあつては、第6図で示す如く
リムビード座Dにセツトされたチユーブレスタイ
ヤTのビード部Eは例えばコーナーリングにおけ
る軸方向の外力が作用すれば、ビード部Eがリム
フランジFより離間するとともにビード部Eが矢
示で示す如く浮上り状となつて空気抜けを生じて
いたのである。
リムビード座Dにセツトされたチユーブレスタイ
ヤTのビード部Eは例えばコーナーリングにおけ
る軸方向の外力が作用すれば、ビード部Eがリム
フランジFより離間するとともにビード部Eが矢
示で示す如く浮上り状となつて空気抜けを生じて
いたのである。
その点、本考案にあつては前記詳述した通り、
リムビード座3の外端にリムフランジ4を有する
リム1と、前記リムフランジ4に担持される側壁
5Cと前記リムビード座3に着座され、かつ、円
環状芯体9を埋設したビード部5を含むチユーブ
レスタイヤ2と、よりなる低圧チユーブレスタイ
ヤホイール組立体において、タイヤ2より柔軟な
弾性材のみよりなる円環状シール体13が、前記
ビード部5のかかと部5Aとつま先部5Bに亘
り、かつリムビード座3上にビード部5で挟まれ
た楔作用で密着嵌合される着座嵌合部13Aとビ
ード部5のつま先部5Bにおける内周壁に係合さ
れ着座嵌合部13Aの内端より径方向外方に一体
に突出されてフリー状態とされている支え部14
と、を有する断面L形の円環体とされており、該
円環状シール体13を介してタイヤ2のビード部
5がリムビード座3に着座嵌合されていることを
特徴とする低圧チユーブレスタイヤホイール組立
体であることから円環状シール体13における着
座嵌合部13Aによる全周の均等な圧縮変形に伴
うシール効果の増長と、その弾性復元力による摩
擦力の増長により、タイヤ2とリム1との相対的
軸移動がないのである。特に、実公昭53−10001
号公報に開示されているように、タイヤより柔軟
なビードストツパをタイヤビード部に周方向間隔
をおいて設けたものにあつては、ビードストツパ
を設けた部分と設けていない部分においてシール
効果の段差、つまり、不均等さが起りこれに伴い
空気抜けの可能性大であるのに対し、本考案の円
環状シール体13の着座嵌合部13Aはリムビー
ド座3の全周に楔作用で密着嵌合され、このシー
ル体13を介してタイヤビード部5を着座してい
るから、タイヤ軸方向における周方向全体は均等
なシール作用を営むし、又、タイヤ2とリム1を
交換するとき、リムビード座3に多少の傷があつ
てもこれをシール体13における着座嵌合部13
Aの弾性変形を介して補正吸収できて結局、空気
抜けのない組立体にできるのである。
リムビード座3の外端にリムフランジ4を有する
リム1と、前記リムフランジ4に担持される側壁
5Cと前記リムビード座3に着座され、かつ、円
環状芯体9を埋設したビード部5を含むチユーブ
レスタイヤ2と、よりなる低圧チユーブレスタイ
ヤホイール組立体において、タイヤ2より柔軟な
弾性材のみよりなる円環状シール体13が、前記
ビード部5のかかと部5Aとつま先部5Bに亘
り、かつリムビード座3上にビード部5で挟まれ
た楔作用で密着嵌合される着座嵌合部13Aとビ
ード部5のつま先部5Bにおける内周壁に係合さ
れ着座嵌合部13Aの内端より径方向外方に一体
に突出されてフリー状態とされている支え部14
と、を有する断面L形の円環体とされており、該
円環状シール体13を介してタイヤ2のビード部
5がリムビード座3に着座嵌合されていることを
特徴とする低圧チユーブレスタイヤホイール組立
体であることから円環状シール体13における着
座嵌合部13Aによる全周の均等な圧縮変形に伴
うシール効果の増長と、その弾性復元力による摩
擦力の増長により、タイヤ2とリム1との相対的
軸移動がないのである。特に、実公昭53−10001
号公報に開示されているように、タイヤより柔軟
なビードストツパをタイヤビード部に周方向間隔
をおいて設けたものにあつては、ビードストツパ
を設けた部分と設けていない部分においてシール
効果の段差、つまり、不均等さが起りこれに伴い
空気抜けの可能性大であるのに対し、本考案の円
環状シール体13の着座嵌合部13Aはリムビー
ド座3の全周に楔作用で密着嵌合され、このシー
ル体13を介してタイヤビード部5を着座してい
るから、タイヤ軸方向における周方向全体は均等
なシール作用を営むし、又、タイヤ2とリム1を
交換するとき、リムビード座3に多少の傷があつ
てもこれをシール体13における着座嵌合部13
Aの弾性変形を介して補正吸収できて結局、空気
抜けのない組立体にできるのである。
また、弾性材のみよりなる円環状シール体13
はその着座嵌合部13Aの内端にビードつま先部
5Bの内周壁に係合するフリー状態の支え部14
が一体とされて径方向外方に突出された断面L形
とされていることから、この支え部14と着座嵌
合部13Aとの協働でタイヤビード部5とリムビ
ード座3との相対的摩擦力が増大し、軸方向の相
対ズレを阻止するし、支え部14にてビード部5
の浮上りを防止できることからしてもタイヤ2に
軸方向外方が作用してもリム外れのない安全な運
行を保証できる。
はその着座嵌合部13Aの内端にビードつま先部
5Bの内周壁に係合するフリー状態の支え部14
が一体とされて径方向外方に突出された断面L形
とされていることから、この支え部14と着座嵌
合部13Aとの協働でタイヤビード部5とリムビ
ード座3との相対的摩擦力が増大し、軸方向の相
対ズレを阻止するし、支え部14にてビード部5
の浮上りを防止できることからしてもタイヤ2に
軸方向外方が作用してもリム外れのない安全な運
行を保証できる。
更に、円環状シール体13は弾性材のみよりな
るから、組立状態においての走行中でも、着座嵌
合部13Aの弾性圧縮と復元作用が生じ、この作
用を営むシール体13を介して嵌合されたタイヤ
ビード部5のシール効果は抜群であり、ここに低
圧タイヤホイール組立体として特に意義がある。
るから、組立状態においての走行中でも、着座嵌
合部13Aの弾性圧縮と復元作用が生じ、この作
用を営むシール体13を介して嵌合されたタイヤ
ビード部5のシール効果は抜群であり、ここに低
圧タイヤホイール組立体として特に意義がある。
第1図は本考案組立体の断面図、第2図はその
要部の拡大断面図、第3図は同他例を示す断面
図、第4図は同変形例のリムセツト前後を示す断
面図、第5図は本考案組立体の他例を示す断面
図、第6図は従来例の断面図である。 1……リム、2……チユーブレスタイヤ、3…
…リムビード座、4……リムフランジ、5……ビ
ード部、5A……かかと部、5B……つま先部、
9……円環状芯体、13……円環状シール体、1
4……支え部。
要部の拡大断面図、第3図は同他例を示す断面
図、第4図は同変形例のリムセツト前後を示す断
面図、第5図は本考案組立体の他例を示す断面
図、第6図は従来例の断面図である。 1……リム、2……チユーブレスタイヤ、3…
…リムビード座、4……リムフランジ、5……ビ
ード部、5A……かかと部、5B……つま先部、
9……円環状芯体、13……円環状シール体、1
4……支え部。
Claims (1)
- リムビード座3の外端にリムフランジ4を有す
るリム1と、前記リムフランジ4に担持される側
壁5cと前記リムビード座3に着座され、かつ、
円環状芯体9を埋設したビード部5を含むチユー
ブレスタイヤ2と、よりなる低圧チユーブレスタ
イヤホイール組立体において、タイヤ2より柔軟
な弾性材のみよりなる円環状シール体13が、前
記ビード部5のかかと部5Aとつま先部5Bに亘
り、かつリムビード座3上にビード部5で挟まれ
た楔作用で密着嵌合される着座嵌合部13Aとビ
ード部5のつま先部5Bにおける内周壁に係合さ
れ着座嵌合部13Aの内端より径方向外方に一体
に突出されてフリー状態とされている支え部14
と、を有する断面L形の円環体とされており、該
円環状シール体13を介してタイヤ2のビード部
5がリムビード座3に着座嵌合されていることを
特徴とする低圧チユーブレスタイヤホイール組立
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2381281U JPS623281Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2381281U JPS623281Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57137505U JPS57137505U (ja) | 1982-08-27 |
JPS623281Y2 true JPS623281Y2 (ja) | 1987-01-26 |
Family
ID=29821558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2381281U Expired JPS623281Y2 (ja) | 1981-02-20 | 1981-02-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS623281Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5689789B2 (ja) * | 2009-02-17 | 2015-03-25 | 株式会社ブリヂストン | タイヤの製造方法 |
KR102388855B1 (ko) * | 2020-10-20 | 2022-04-22 | 금호타이어 주식회사 | 착탈 가능한 림프로텍터부재를 구비하는 공기입 타이어 |
-
1981
- 1981-02-20 JP JP2381281U patent/JPS623281Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57137505U (ja) | 1982-08-27 |
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